病理検査

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耳鼻咽喉科

真珠腫性中耳炎とは?

真珠腫性中耳炎は、扁平上皮細胞が本来存在しない中耳の鼓室内に侵入して起こる病気です。発生機序によって、先天性と後天性に分類されます。 先天性真珠腫は、胎児期に扁平上皮が鼓室内に迷入し、緩徐に増大する病態です。鼓膜は正常であるため、耳鏡所見では鼓膜を透して鼓室内に白色塊がみえます。小児期の定期健診で見つかることが多い病気です。 後天性真珠腫は、鼓室など中耳は本来粘膜上皮に覆われており、外耳道は扁平上皮で覆われています。この間は鼓膜で境されています。すなわち本来中耳には扁平上皮が存在しません。耳管機能不全により鼓室内の陰圧の状態が持続すると、鼓膜が陥凹し鼓膜の扁平上皮細胞が外耳道に移動できず扁平上皮が蓄積して真珠腫を形成します。その他、鼓膜穿孔から外耳道や鼓膜の扁平上皮が鼓室内に侵入して真珠腫を形成します。
消化器

看護師が知っておくべきクローン病の基礎知識

クローン病とは、消化管のどの部位にも起こりうる炎症性腸疾患の一種で、特に回盲部に好発し、非連続性の病巣形成(skip lesion)および全層性炎症となることが特徴的です。10歳代後半から20歳代の若年者に好発して、やや男性に多いとされています。 クローン病は、腹痛(特に右下腹部痛)、下痢、発熱、体重減少などの主症状が認められます。また、肛門部病変(肛門周囲膿瘍、痔瘻)を合併することが多く、ほかに関節炎、虹彩炎、結節性紅斑などの腸管外合併症も起こることがあります。血液検査では貧血、CRP上昇、赤沈上昇などが認められます。 クローン病の診断は、臨床像に合わせて画像、特に内視鏡検査での特徴的所見を認めることが有用とされています。内視鏡所見としては、縦走潰瘍(長軸方向に4~5cm以上の長さを有する潰瘍)や敷石像(cobblestone appearance)、アフタ・不整型潰瘍などが重要です。また、内視鏡で病変部の生検を行い、病理学的に非乾酪性肉芽腫の形成を認めることも診断に有用となります。 クローン病の治療は、栄養療法と薬物療法を組み合わせて寛解導入とその維持を行うことが基本となります。栄養療法としては一般的に低脂肪・低残渣食が薦められていますが、症例に応じた栄養療法を行います。薬物療法としては5-ASA製剤(メサラジン)、副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬などの内服薬が用いられます。また、これらの治療に反応しない場合は抗TNFα製剤が使用されます。高度狭窄、消化管穿孔、膿瘍などの合併が起きた際には外科的加療の適応となります。
職種・資格

看護師に必須の用語『臨床検査技師』

臨床検査技師とは、病院、診療所といった医療機関において、医師または歯科医師の指示の下に、各種検査を行う専門職です。臨床検査技師は、国家資格である。臨床検査技師の主な業務は、血液検査、尿検査、便検査、喀痰検査、画像検査など各種検査を行い、その結果を医師に報告することです。また、臨床検査技師は、検査結果をもとに、医師が適切な診断や治療方針を決定できるよう、アドバイスを行うこともあります。臨床検査技師は、医療機関において重要な役割を担っており、患者さんの健康に大きく貢献しています。 臨床検査技師になるためには、まず臨床検査技師養成校に入学し、国家試験に合格する必要があります。臨床検査技師養成校は、全国に数多くありますが、いずれも入学試験があり、競争率は高くなっています。臨床検査技師養成校では、臨床検査技師に必要な知識や技能を学びます。臨床検査技師養成校を卒業後、国家試験に合格すると、臨床検査技師として働くことができます。臨床検査技師として働く場所は、病院、診療所、検診センター、大学病院などさまざまです。