錐体路障害

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脳・神経

バレー徴候とは?

バレー徴候とは、手足の軽い麻痺(錐体路障害)を見出す検査の際に、麻痺を起こした上下肢に認める症状のことである。本検査はバレー試験と呼ばれ、脳梗塞、脳出血、その他の錐体路障害を来す疾患を調べる目的で行われる。 バレー徴候は、フランスの神経学者ジャン=アントワーヌ・バレーが1890年に発表した論文で初めて報告された。バレーは、脳卒中を患った患者を診察している際に、麻痺を起こした手足を動かそうとすると、反対側の手足が不随意に動くことに気づいた。この現象は、バレー徴候と呼ばれ、錐体路障害の重要な徴候とされている。 バレー徴候は、錐体路障害を来す疾患の診断に有用である。錐体路は、脳と脊髄を結ぶ神経線維であり、運動や感覚を制御している。錐体路が障害されると、運動麻痺や感覚障害が生じる。バレー徴候は、錐体路障害の程度を評価するために使用されることが多い。 バレー徴候は、脳卒中、脳出血、外傷性脳損傷、脊髄損傷、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症などの疾患でみられる。バレー徴候がみられた場合は、錐体路障害を来す疾患が疑われるため、詳細な検査が必要である。
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看護師に必須!チャドック反射とは?

チャドック反射とは、バビンスキー反射の変法のひとつです。外果の下を後方から前方にこすり、母指が背屈すると陽性と判断します。正常では認められない反射であり、多くは錐体路障害で出現します。錐体路障害とは、大脳と脊髄を結ぶ神経線維が障害されることで起こる症状です。錐体路障害が起こると、随意運動の障害、筋力低下、反射亢進などの症状が現れます。チャドック反射は、錐体路障害の有無を調べるために使用される反射です。 錐体路障害は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症などの疾患によって起こることがあります。錐体路障害の症状は、障害される部位によって異なります。脳卒中では、片麻痺や構音障害などの症状が現れます。脊髄損傷では、下半身の麻痺や排尿障害などの症状が現れます。多発性硬化症では、運動障害、感覚障害、視力障害などの症状が現れます。 チャドック反射は、錐体路障害の有無を調べるために使用される反射です。チャドック反射が陽性の場合、錐体路障害がある可能性があります。錐体路障害の診断には、チャドック反射に加えて、他の神経学的検査や画像検査が必要です。
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看護師必須!口とがらし反射を徹底解説

口とがらし反射(くちとがらしはんしゃ、Snout)とは、患者の上唇の中央を指先などで軽く叩くと、唇が突出して口をとがらす反射のことである。両側錐体路障害が原因で起こる病的反射である。「口とがらせ反射」とも言う。 錐体路とは、大脳皮質運動野から脊髄運動ニューロンまでを結ぶ神経線維の束のことである。錐体路障害とは、錐体路が損傷されることにより、随意運動障害(運動麻痺、筋力低下、筋緊張亢進など)や腱反射亢進などの症状が現れる状態である。 口とがらし反射は、錐体路障害の症状の一つである。錐体路障害があると、大脳皮質運動野から脊髄運動ニューロンまでの情報伝達が遮断されるため、随意運動障害が起こる。随意運動障害があると、口を閉じる力が弱くなるため、唇が突出して口をとがってしまう。 口とがらし反射は、錐体路障害の早期発見に役立つ重要な病的反射である。锥体路障害は、脳梗塞や脳出血、脊髄損傷などの疾患によって起こることが多い。錐体路障害が疑われる場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要である。