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整形外科

人工股関節の基礎知識と術後の留意点

人工股関節の手術は、変形性関節症や関節リウマチなどで股関節の軟骨がすり減り、保存的な治療では症状が改善しない場合に行われる手術です。手術では、損傷した股関節を人工の関節に置き換えます。人工股関節は、骨盤の臼蓋を置換するカップと、大腿骨の骨頭と頚部を置換するステムで構成されています。 人工股関節の手術には、骨セメントを使用する方法と、骨セメントを使用しない方法の2つがあります。骨セメントを使用する方法では、人工股関節と骨を骨セメントで固定します。この方法は、術後早期から固定力が強く、術直後の固定性が良いというメリットがあります。骨セメントを使用しない方法では、骨と人工股関節が直接接するようになります。人工股関節の表面には、骨が浸潤しやすいよう特殊加工が施されています。手術後数週経過してから、骨と人工股関節が固定されます。この方法は、骨との親和性が高くゆるみにくいというメリットがあります。 人工股関節の手術には、細菌感染、人工材料に対するアレルギー反応、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症、出血、脱臼、人工関節の摩耗、坐骨神経障害、大腿神経障害などの合併症のリスクがあります。
その他

看護師が知っておくべき社会的入院とは?

社会的入院とは、治療の必要がない患者が長期間、入院し続けることを指す。大別して、高齢者の介護施設代わりとして利用されるケースと、精神科領域における社会的入院の2つのケースがある。 高齢者の介護施設代わりとして利用されるケースは、高齢者が自宅で生活することが困難になり、介護施設に入所するまでの間、一時的に病院に入院するケースである。しかし、介護施設の不足や、経済的な理由などから、長期間入院し続けるケースが増えている。 精神科領域における社会的入院とは、精神疾患のために社会復帰が困難な患者が、長期間入院し続けるケースである。精神疾患は完治が難しく、社会復帰には長い時間がかかるケースが多い。しかし、精神科病院のベッド数が不足していることや、経済的な理由などから、長期間入院し続けるケースが増えている。 社会的入院は、患者の健康状態の悪化や、医療費の増加など、さまざまな問題を引き起こす。また、病院のベッド数が不足し、他の患者が入院できなくなるという問題も発生している。社会的入院の問題を解決するためには、介護施設の増設や、精神科病院のベッド数の増加など、さまざまな対策が必要である。
呼吸器

看護師に知っておいてほしい『呻吟』とは

呻吟とは、文字通り「苦痛や痛みを表現する呻き声」を意味します。医学的には、声門を閉じた状態で呼気を吐くことで生じる呻き声の呼吸障害を意味する場合もあります。この状態は、気道を塞いでいる腫瘍や分泌物などがある場合に起こることがあります。また、呻吟は、脳卒中や睡眠時無呼吸症候群などの疾患の症状として現れることもあります。 呻吟は、呼吸障害の一種であるため、呼吸困難や酸素不足などの症状を伴うことがあります。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。 呻吟は、さまざまな疾患の症状として現れる可能性があるため、呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を正確に把握し、適切な医療処置を行うことが重要です。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。
精神科

看護師の自己効力感とその活用法

-自己効力感の概要- 自己効力感とは、カナダ人心理学者のアルバート・バンデューラによって提唱された概念で、何らかの課題に直面した際や特定の状況において、「自分ならこれくらいできるのではないか」といった可能性を認知することである。自己効力感は、個人が自分の能力やスキルをどれだけ認識しているかを示すものであり、その人の行動や達成目標に大きな影響を与えることが知られている。自己効力感が高い人は、困難な課題にも挑戦しやすく、最後までやり遂げる可能性が高い。また、自己効力感が低い人は、簡単な課題でも失敗を恐れて挑戦することを避け、結果として目標を達成することが難しくなる。看護師は、患者のケアや健康教育を行う上で、自己効力感の高い患者と低い患者で異なるアプローチが必要となる。自己効力感の高い患者は、看護師の指示を理解しやすく、治療方針にも協力しやすい。一方、自己効力感の低い患者は、看護師の指示を理解するのに時間がかかり、治療方針にも抵抗を示すことがある。そのため、看護師は患者の自己効力感を見極め、それに応じたケアや健康教育を行うことが重要である。
小児科

新生児:その特徴とケア

新生児の特徴とは 新生児は、生後28日未満の子どもを指します。この期間は、赤ちゃんが母親の子宮の外の世界に適応していく重要な時期です。新生児は、呼吸、食事、排泄など、基本的な生命活動を維持するために必要な器官が十分に発達していません。そのため、特別なケアが必要です。 新生児の特徴としては、まず、頭が大きく、胴体が小さいということが挙げられます。これは、脳が急速に発達しているためです。また、皮膚は薄く、シワが多いのも特徴です。これは、皮下脂肪が少ないためです。さらに、新生児は、呼吸が速く、脈拍も速いです。これは、酸素の需要量が多いためです。 新生児は、母乳またはミルクを主食としています。母乳には、赤ちゃんが成長するために必要な栄養素がすべて含まれています。また、母乳には、赤ちゃんを感染症から守る抗体も含まれています。母乳で育てられた赤ちゃんは、人工乳で育てられた赤ちゃんよりも、感染症にかかりにくいことがわかっています。 新生児は、1日に16~20時間睡眠をとります。睡眠は、赤ちゃんの成長にとって重要です。睡眠中に、赤ちゃんは成長ホルモンを分泌します。成長ホルモンは、赤ちゃんの骨や筋肉を成長させます。 新生児は、生後数週間で首がすわり始めます。生後3~4ヶ月で、うつ伏せから仰向けに返ることができるようになります。生後6~7ヶ月で、お座りができるようになります。生後9~10ヶ月で、ハイハイができるようになります。生後12~15ヶ月で、歩けるようになります。 新生児は、生後数週間で泣き始めます。泣き声は、赤ちゃんの意思表示です。赤ちゃんは、泣き声によって、空腹、眠気、不快感などを伝えます。親は、赤ちゃんの泣き声に注意深く耳を傾け、赤ちゃんのニーズを理解することが大切です。
精神科

看護師の昇華-受け入れがたい状況への対処法-

昇華は、受け入れがたい状況に晒された際に、欲求に対する葛藤や不安を軽減させるための防御機能の一つです。昇華は、欲求を社会的に許容される、または賞賛されるような形式に転換することによって行われます。昇華は、芸術、スポーツ、学問、社会奉仕活動など、さまざまな分野で行われる可能性があります。昇華は、個人にとっての利益だけでなく、社会にとっても利益をもたらす可能性があります。例えば、芸術における昇華は、新しい芸術作品を生み出し、社会を豊かにすることができます。スポーツにおける昇華は、身体的および精神的な健康を促進し、社会に貢献することができます。学問における昇華は、新しい知識を生み出し、社会を向上させることができます。社会奉仕活動における昇華は、社会に貢献し、社会をより良い場所にすることができます。
呼吸器

看護師必携!吃逆の知識と対応方法

吃逆とは、横隔膜の収縮運動と合わせて、気道(空気の通り道)中の声門が閉塞すると起こる現象のことである。しゃっくりともいう。一定間隔で“ヒック”という音が出ることが特徴。症状が続く場合、睡眠が妨げられたり体力が失われたりすることで生活に支障が出るため、治療が必要である。 吃逆は、横隔膜の収縮運動が強すぎたり、弱すぎたり、不規則になったりすることで起こる。横隔膜は、胸腔と腹腔を隔てる筋肉で、呼吸をコントロールしている。横隔膜が収縮すると、胸腔が拡大して空気を吸い込む。横隔膜が弛緩すると、胸腔が縮小して空気を吐き出す。 吃逆が起こると、横隔膜が不規則に収縮して、気道中の声門が閉塞する。これにより、息を吸おうとしたときに“ヒック”という音がする。吃逆は、通常は数分以内に自然に治まるが、中には数時間から数日続く場合もある。
小児科

小児科で活躍する看護師に必須の用語集

小児科とは、新生児から15歳前後を対象とする臨床医学の分野をさします。小児科医は、この年齢層の子どもたちの健康状態や発達を診る専門家です。小児科医は、子どもたちの健康状態や発達を診る専門家です。小児科医は、子どもの病気の診断と治療、予防接種、健康診断、育児相談などを行います。 小児科医は、子どもの病気の診断と治療、予防接種、健康診断、育児相談などを行います。小児科医は、子どもの病気の診断と治療、予防接種、健康診断、育児相談などを行います。小児科医は、子どもの病気の診断と治療、予防接種、健康診断、育児相談などを行います。小児科医は、子どもの病気の診断と治療、予防接種、健康診断、育児相談などを行います。
呼吸器

看護師必須用語『呻吟(しんぎん)』について

呻吟とは、苦しんで呻くこと、また、その音のことである。この言葉から、声門を閉めて息を吐くことで呼気時に呻き声が聞こえる呼吸障害を、呻吟呼吸と呼ぶ。 呻吟は、身体的な苦痛や精神的な苦痛など、さまざまな原因によって引き起こされる。身体的な苦痛としては、痛み、呼吸困難、吐き気、嘔吐などがあげられる。精神的な苦痛としては、不安、抑うつ、恐怖などがあげられる。 看護においては、呻吟は患者の状態を把握するための重要な情報である。呻吟は、患者の苦痛を訴える方法のひとつであり、患者の状態が悪化していることを示すサインである可能性がある。そのため、看護師は患者の呻吟に注意を払い、患者の状態を把握することが重要である。 また、看護師は患者の呻吟を軽減するためのケアを行う必要がある。呻吟を軽減するためのケアとしては、鎮痛剤の投与、呼吸器ケア、心理的なサポートなどが挙げられる。看護師は、患者の状態に応じて適切なケアを行うことで、患者の呻吟を軽減し、患者の苦痛を和らげることが重要である。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておきたい術野とは

-術野(じゅつや)の意味と概要- 術野とは、手術を行っている、目で見える部分のことである。例えば、手術の際、手元を視認できるように腹壁や臓器等をカギ状の医療器具で押さえることを、「術野を広げる」という。 術野の範囲は、手術の種類や部位によって異なる。また、術野を広げる方法も、手術の種類や部位によって異なる。例えば、腹部の手術では、腹壁を切開して広げる。胸部の手術では、胸壁を切開して広げる。 術野を広げる際には、組織や血管を傷つけないように注意する必要がある。また、術野を清潔に保つことも重要である。術野が汚染されると、感染症を引き起こす可能性がある。 術野の範囲と広げ方は、手術の成功に大きく影響する。そのため、医師や看護師は、術野を十分に理解し、適切に広げる必要がある。
循環器

看護師に必須の用語『心房頻拍』

心房頻拍は、洞結節以外の心房内から電気的興奮が発生する頻脈の一種です。心房リズムは整で100〜250/分となります。房室伝導能が低下していない時は、心房からの興奮が全て心室へ伝導され、心房レートと心室レートは同じ頻拍となります。心房興奮が200/分を超えるような高頻拍になったら、全ての心房興奮を房室結節は心室に伝導できなくなる、いわゆる房室ブロックを伴った心房頻拍(PAT with block)となります。 心房頻拍は、心房内から発生する電気的興奮が正常な経路を通らずに伝導されることによって引き起こされます。この異常な伝導経路は、心房内にある異常な細胞や組織によって形成されます。心房頻拍は、心臓が速く拍動するため、動悸や息切れ、胸痛などの症状を引き起こすことがあります。また、心房頻拍が持続すると、心不全や心臓発作などの重篤な合併症を引き起こすこともあります。 心房頻拍の治療には、薬物療法やカテーテルアブレーションなどの外科的治療法があります。薬物療法は、心拍数を低下させたり、異常な電気的興奮をブロックしたりするために使用されます。カテーテルアブレーションは、異常な電気的興奮を発生させている心房内の細胞や組織を破壊する外科的治療法です。
産婦人科

看護師が知っておくべき子宮内膜症の知識

子宮内膜症とは、子宮腔内面以外の場所で子宮内膜様組織が発生し、疼痛や不妊等の症状を引き起こす疾患である。子宮内膜症は、子宮筋層、卵巣、卵管、腹膜など、子宮以外の様々な場所に発生し、痛みや不妊だけでなく、月経異常や排便痛、性交痛などの症状を引き起こすこともある。子宮内膜症は、月経血が逆行して子宮以外の場所に流れ着き、そこで子宮内膜組織が発生することによって起こると考えられている。子宮内膜症は、子宮腺筋症や子宮外妊娠と混同されることがあるが、いずれも異なる疾患である。子宮腺筋症は、子宮筋層内に子宮内膜様組織が発生する疾患であり、子宮外妊娠は、受精卵が子宮腔内ではなく、子宮以外の場所に発生する疾患である。
消化器

看護師必須!消化管穿孔について知ろう!

消化管穿孔とは、何らかの原因で消化管に孔が開き、腸管の内容物が腹腔内に漏れることで、腹膜炎を引き起こす疾患である。緊急手術が必要となる場合も多い。多くは、急激または持続的な腹痛によって発見される。悪心や嘔吐、食欲不振も見られ、腸音は減弱または消失する。 消化管穿孔の原因は、さまざまなものがあり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、憩室炎、腸閉塞、外傷などがあげられる。中でも、胃潰瘍や十二指腸潰瘍によるものが最も多い。また、ステロイド薬や非ステロイド性抗炎症薬などの薬剤の使用によっても起こることがある。 消化管穿孔の症状は、腹痛、発熱、悪心、嘔吐、食欲不振などである。腹痛は、急激または持続的なもので、次第にひどくなったり、広がったりする。また、悪心や嘔吐、食欲不振も見られ、腸音は減弱または消失する。 消化管穿孔が疑われる場合は、すぐに病院を受診することが大切である。診断には、X線検査やCT検査、内視鏡検査などが行われる。治療は、基本的に手術が必要となる。手術では、穿孔部を塞いだり、腸を切除したりする。また、抗菌薬や輸液などの治療も行われる。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須!腎機能不全の基礎知識

腎機能不全は、腎臓の働きが悪く、不十分な状態のことをいいます。急性腎不全と慢性腎不全の2種類があり、急性腎不全は短期間で進行し、慢性腎不全は長期間にわたって進行します。腎機能不全の原因は様々ですが、主なものは糖尿病、高血圧、慢性腎炎、自己免疫疾患などです。腎機能不全が進行すると、血液中の老廃物が体内に蓄積して、さまざまな症状を引き起こします。代表的な症状としては、むくみ、倦怠感、食欲不振、吐き気、かゆみ、息切れ、血圧上昇などがあります。腎機能不全の治療法は、原因となる疾患の治療と、腎機能を低下させないための食事療法や薬物療法が中心となります。腎機能不全が進行すると、人工透析や腎移植が必要になることもあります。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい自律性膀胱のすべて

自律性膀胱とは、仙髄の排尿中枢もしくは末梢神経障害(特に骨盤神経障害)により膀胱~仙髄の求心路と遠心路の両方が障害されることで起こる疾患である。自律性神経因性膀胱、非反射性膀胱ともいう。 排尿は、膀胱が尿を蓄積して一定量を超えると、仙髄の排尿中枢が刺激されて膀胱括約筋が弛緩し、尿道括約筋が収縮して排尿が行われる。しかし、自律性膀胱では、仙髄の排尿中枢もしくは末梢神経障害により、膀胱~仙髄の求心路と遠心路の両方が障害されるため、排尿が正常に行われなくなる。 自律性膀胱の症状としては、尿閉、尿失禁、残尿感、頻尿、夜間頻尿などがある。また、排尿困難による腎盂腎炎や膀胱炎などの合併症を引き起こすこともある。 自律性膀胱の治療法としては、薬物療法、手術療法、膀胱造設術などがある。薬物療法では、膀胱括約筋を弛緩させる薬や、尿道を拡張する薬などが使用される。手術療法では、膀胱を拡張したり、尿道を拡張したりする手術が行われる。膀胱造設術では、膀胱の機能を代替する人工膀胱を造設する手術が行われる。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『心電図』

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録したものである。心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。 心電図は、心臓の健康状態を調べるための検査として広く使用されている。心電図では、心臓の拍動のリズム、心拍数、心臓の大きさ、心臓の筋肉の厚さ、心臓の血流の状態などを調べることができる。 心電図検査は、痛みを伴わず、短時間で終了する検査である。心電図検査を受ける際には、上半身の裸になり、胸、腕、足に電極を取り付ける。電極は、心臓の電気的興奮を感知して、心電図の波形を記録する。 心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。心電図の波形には、P波、QRS波、T波の3つがある。 * P波は、心房の興奮を表している。 * QRS波は、心室の興奮を表している。 * T波は、心室の回復を表している。
産婦人科

看護師に必須の用語『子宮』について

子宮は、生殖器の中心的な器官であり、子宮内膜に着床した受精卵を育てる働きがあります。子宮は、子宮頸部、子宮体部、子宮底の3つの部分から構成されており、それぞれが重要な役割を果たしています。 子宮頸部は、子宮の下部であり、膣とつながっています。受精卵は、膣から子宮頸部を通過して子宮内膜に着床します。また、子宮頸部は、月経血を排出する役割も果たしています。 子宮体部は、子宮の中央部であり、受精卵が着床して育つ場所です。子宮体部は、筋肉で構成されており、受精卵が着床した後に大きくなり、妊娠期間中に胎児の成長に合わせて拡張します。 子宮底は、子宮の上部であり、腸と隣接しています。子宮底は、妊娠期間中に胎児の頭が収まる場所になります。 子宮は、生殖において重要な役割を果たす臓器です。子宮内膜に着床した受精卵が育ち、胎児として成長するのは子宮の中です。また、子宮は、月経血を排出する役割も果たしています。
職種・資格

自衛隊看護師とは?その役割と養成機関について

自衛隊看護師を養成する機関は、防衛医科大学校看護学科です。同校では、保健師、看護師である幹部自衛官の候補生を養成しています。4年間の教育を受け、国家資格を取得した後には、陸海空の幹部候補生学校に入校し、幹部自衛官として必要な知識や技能を身につけることができます。なお、学生は入学すると同時に自衛官の肩書が与えられます。4年間の教育課程では、看護学の基礎から臨床実習まで幅広く学びます。国家資格の取得に加え、自衛官としての基礎知識や技能も身につけることができます。また、学生は入学と同時に自衛官の身分となり、給与や福利厚生を受けることができます。
脳・神経

看護師に必須の用語『指定難病』について

-指定難病とは?- 指定難病とは、厚生労働大臣により定められた医療費助成の対象となる難病のことです。指定難病は、発症する患者数が少なく、治療法が確立されていない、または治療費が高額であるなど、患者が医療費の負担に耐え難い状況にある難病です。 指定難病の患者は、医療費助成を受けることができます。医療費助成の対象となるのは、指定難病の治療に直接必要な医療費で、入院費、外来診療費、薬剤費などです。医療費助成は、患者の所得に応じて、全額助成、一部助成、自己負担の3段階に分かれています。 指定難病は、現在307種類あります。指定難病の例としては、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症(MS)、がんの一種である悪性黒色腫、膠芽腫などがあります。 指定難病は、そのほとんどが原因不明で、治療法も確立されていません。そのため、患者は長期にわたって治療を続ける必要があり、医療費の負担が大きくなります。指定難病の医療費助成は、患者の経済的な負担を軽減し、治療を継続しやすくするための制度です。
脳・神経

看護師が知っておきたい『嗜眠』とは?

嗜眠とは、意識障害(意識混濁)の程度の一つである。放っておくと眠り続け、強い刺激を与えないと覚醒し反応しない状態であり、覚醒してもまたすぐに眠ってしまう。傾眠とほぼ同様の意味を持つが、傾眠と昏迷の間を指す意味として用いられることもある。 嗜眠は、睡眠障害や薬物の影響、脳の損傷など、さまざまな原因で起こる可能性がある。一般的な原因としては、睡眠不足、薬の副作用、アルコールや薬物の乱用、うつ病、不安障害などがあげられる。また、脳卒中、脳腫瘍、外傷性脳損傷、感染症、低血糖症なども嗜眠を引き起こす可能性がある。 嗜眠は、軽度から重度までさまざまな程度がある。軽度の嗜眠では、単に眠気を感じたり、集中力が低下したりする程度である。中等度の嗜眠では、覚醒し続けることが困難になり、強い刺激を与えても反応しないことがある。重度の嗜眠では、覚醒することができず、強い刺激を与えても反応しないことがある。 嗜眠は、意識障害の一種であるため、放置すると生命に関わる可能性がある。嗜眠が疑われる場合は、すぐに医師の診察を受ける必要がある。
精神科

看護師の必須知識!心理的デブリーフィングとは?

心理的デブリーフィング(Psychological DebriefingPD)とは、トラウマとなる経験をした人々のストレスを緩和する目的で行われる対処方法のことである。 PDは、1980年代に開発され、近年まで、トラウマ後のストレスを軽減するためによく使用されていた。しかし、現在の研究では、PDは効果がないことが判明しており、かえってトラウマの症状を悪化させる可能性があることが示されている。 PDは、トラウマとなった体験の詳細やそのときの感情を語ってもらい、医療者は共感的に聴取していくことで、ストレスの緩和を目指していく。PDは、通常、グループで行われ、1回または数回にわたって実施される。
その他

看護師に必須の用語『終末期(ターミナル期)』とは

終末期(ターミナル期)とは、病気が治る可能性がなく、数週間~半年程度で死を迎えるだろうと予想される時期のことです。この期間は、患者とその家族にとって、肉体的にも精神的にも非常に厳しい時期となります。 終末期の患者に対する看護は、ターミナルケア、終末期医療と呼ばれます。ターミナルケアの目的は、延命ではなく、死を目前にした患者の身体的・精神的苦痛を和らげ、QOL(Quality Of Life)を向上させることです。 ターミナルケアでは、患者の状態に合わせて、様々なケアが行われます。身体的なケアとしては、痛みや吐き気などの症状緩和、栄養管理、排泄ケアなどがあります。精神的なケアとしては、カウンセリングやスピリチュアルケアなどがあります。また、家族へのサポートも重要となります。 ターミナルケアは、患者とその家族が、最期まで尊厳ある人生を送るために欠かせないケアです。適切なターミナルケアを受けることで、患者の苦痛を和らげ、家族の悲しみを軽減することができます。
検査・診断

看護師の必須用語『心電図モニター』

心電図モニターは、心電図波形を持続的にモニター画面に表示する医療機器、またはそのシステムのことである。胸部と手足に電極を装着して心臓活動電位を計測し、そのデータを有線または無線でモニターに送信している。 心電図モニターは、心疾患を持つ患者の状態をモニタリングするために使用される。また、手術中や処置中の患者の状態をモニタリングするためにも使用される。心電図モニターは、患者の心拍数、不整脈、心筋梗塞などの心臓疾患を診断するために使用される。 心電図モニターは、心臓の電気的活動を測定する医療機器である。心電図は、心臓の筋肉が収縮したり弛緩したりする際に発生する電気信号である。心電図モニターは、これらの電気信号を検出して、モニター画面に波形として表示する。 心電図モニターは、患者の心臓の健康状態を評価するために使用される。心電図モニターは、心拍数、心拍リズム、心筋梗塞などの心臓疾患を診断するために使用される。また、心電図モニターは、手術中や処置中の患者の状態をモニタリングするためにも使用される。
職種・資格

診療情報管理士とは?その役割と資格

診療情報管理士とは、電子カルテを始めとする各種診療情報を管理する職種のことである。診療情報管理士の資格は民間資格であり、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が共同で付与する認定資格である。診療情報管理士と1996年に名称変更される前の診療録管理士とで合わせて、33,306人が全国で認定を受けている(2017年5月現在)。 診療情報管理士の主な業務は、カルテや看護記録、検査伝票など診療に関わる記録を収集し、漏れや誤記がないかを確認した上で保存することである。また、上記の診療記録のデータベース化や、データベースを生かした「情報の有効活用」などを行う。特に近年、WHOが定めた国際的な疾病分類基準(ICD)を用いた疾病データ管理が普及していることから、これに沿った疾病の分類作業(コーディング)は診療情報管理士の重要な業務の一つとなっている。