看護師業界ウォッチャー

消化器

看護師に必須の用語『肝脾腫』とその症状

肝脾腫とは、何らかの疾患の症状として、肝臓や脾臓が肥大することである。肝臓が大きくなることを肝腫大、脾臓が大きくなることを脾腫大というため、それらの言葉を合わせて名づけられた。 肝脾腫の原因には、感染症、腫瘍、血行動態異常、代謝異常など、さまざまなものがある。感染症では、肝炎ウイルスやマラリア原虫などに感染した際に、肝臓や脾臓が腫大することがある。腫瘍では、肝臓がんや脾臓がん、白血病などによって肝臓や脾臓が腫大することがある。血行動態異常では、門脈圧亢進症や肝硬変などによって肝臓や脾臓に血液がうっ滞して腫大することがある。代謝異常では、ヘモグロビン症やアミロイドーシスなどによって肝臓や脾臓に異常な物質が蓄積して腫大することがある。 肝脾腫は、肝臓や脾臓が大きくなることで、さまざまな症状を引き起こす。肝臓が大きくなると、腹部の膨満感や痛み、黄疸などが出る。脾臓が大きくなると、腹部の膨満感や痛み、貧血などが出る。また、肝脾腫は、肝硬変や肝不全、脾機能亢進症などの重篤な疾患の症状である場合もある。
整形外科

看護師必携!リーメンビューゲル紐革装具とは?

先天性股関節脱臼の治療に不可欠な装具 リーメンビューゲル紐革装具は、先天性股関節脱臼の乳児の足を固定し、脱臼状態を治療する装具です。一般的に生後間もなく~数か月の乳児が使用しますが、1歳になってから使用する場合もあります。しかし、歩行を始めてから使用すると整復できる確率が低くなることが多いです。 リーメンビューゲル紐革装具を使用すると、乳児は体を著しく固定され、動きを制限されます。そのため、不機嫌な状態、夜泣き、睡眠不足、運動不足による下痢や便秘などの症状が見られることもあります。数か月にわたって治療が及ぶため、栄養管理・健康管理には充分に注意が必要です。 リーメンビューゲル紐革装具で治療しているときも、入浴などの場合には一時的に装具を外すこともできますが、装具を外す時間をなるべく短くする必要があります。リーメンビューゲル紐革装具で脚部を開いたまま固定すると、ベビーカーやチャイルドシートに乗せにくくなることがあります。装具がずれると治療が長引くため、外出する際には脚が正しい状態で固定されているように頻繁に確認することが求められます。また、リーメンビューゲル紐革装具を装着している状態では靴をはかせることができません。冬期の外出時には、足元が冷えないようにカバーオールなどで覆うことが必要になります。
検査・診断

看護師に必須の用語『グルコース』

グルコースとは、ブドウ糖のことである。ブドウ糖は、体内でエネルギー源として利用される重要な栄養素であり、血中から全身の細胞に取り込まれる。グルコースは、体内の多くのホルモンによって調整されており、低血糖発作時に摂取するのもこのブドウ糖である。グルコースは、炭水化物に含まれる栄養素であり、体内でエネルギー源として利用される。ブドウ糖は、果物、野菜、穀物などに含まれており、食事から摂取することができる。ブドウ糖は、体内で分解されてグルコースとなり、血中から全身の細胞に取り込まれる。グルコースは、細胞内でエネルギーとして利用されたり、グリコーゲンとして貯蔵される。グリコーゲンは、筋肉や肝臓に貯蔵されており、エネルギーが必要なときに分解されてグルコースとなり、エネルギーとして利用される。
内分泌・代謝・栄養

看護師の知識:クボステック徴候

クボステック徴候の検査法は、ベッドサイドで簡単に実施することができる。患者を仰臥位に寝かせ、顔面神経が外耳道の直前で走行している部位を指またはハンマーで軽く叩く。すると、同側の鼻の左右両端(鼻翼)やまぶた、上唇などで筋肉がぴくぴく収縮する反射が現れる。この反射は、低カルシウム血症が原因で起こるため、クボステック徴候は低カルシウム血症のスクリーニング検査として用いられる。 クボステック徴候の検査法は、以下の手順で行う。 1. 患者を仰臥位に寝かせる。 2. 患者の顔面神経が外耳道の直前で走行している部位を特定する。 3. 指またはハンマーで、患者の顔面神経を軽く叩く。 4. 同側の鼻の左右両端(鼻翼)やまぶた、上唇などで筋肉がぴくぴく収縮する反射が現れるか観察する。 クボステック徴候は、低カルシウム血症のスクリーニング検査として有用であるが、確定診断には血液検査が必要である。
内分泌・代謝・栄養

非経口栄養法とは?その必要性と種類について簡単に

非経口栄養法とは、口から食べ物を摂取せずに栄養を得る方法のことである。栄養補給方法の一つであり、主に消化器系の疾患や、意識障害、摂食障害などの患者に対して行われる。非経口栄養法には、静脈栄養法と経腸栄養法の2種類があり、それぞれに異なる特徴がある。 静脈栄養法は、末梢静脈または中心静脈に栄養剤を注入して栄養補給する方法である。経口摂取ができない場合や、経口摂取だけでは十分な栄養が得られない場合に選択される。静脈栄養法は、栄養剤を直接体内に注入するため、消化器系の負担が少なく、短期間で大量の栄養を補給することができる。しかし、感染症のリスクや、末梢静脈の場合は血管炎を起こすリスクがある。 経腸栄養法は、胃や小腸に栄養剤を注入して栄養補給する方法である。消化器系の機能が低下している場合や、経口摂取が困難な場合に選択される。経腸栄養法は、栄養剤を直接消化器系に注入するため、消化器系の機能を維持することができる。しかし、下痢や嘔吐などの消化器症状を起こすリスクがある。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『声』の重要性

声の3要素とコミュニケーションへの影響 声は、人から発せられる音であり、意思疎通の手段の一つである。声は、高さ、音質、強さの3要素からなる。高さは、声の高低を示し、音質は、声の響きや特徴を示し、強さは、声の大きさや強弱を示す。 高さは、コミュニケーションに様々な影響を与える。例えば、高い声は、興奮や緊張、怒りなどの感情を表現するのに使われることが多く、低い声は、落ち着きや信頼、自信などの感情を表現するのに使われることが多い。 音質は、コミュニケーションに様々な影響を与える。例えば、明るい音質は、前向きな感情やポジティブな雰囲気を表現するのに使われることが多く、暗い音質は、後ろ向きな感情やネガティブな雰囲気を表現するのに使われることが多い。 強さは、コミュニケーションに様々な影響を与え。例えば、強い声は、力強さや自信を表現するのに使われることが多く、弱い声は、優しさや謙虚さを表現するのに使われることが多い。 声の3要素は、コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしている。声の高さ、音質、強さを意識することで、より効果的にコミュニケーションを行うことができる。
産婦人科

看護師に必須の用語:ダウン症とは?

ダウン症とは、特徴的な顔貌、多発奇形、中等度から重度の精神発達遅滞を特徴とする染色体異常症候群です。21番染色体が1本過剰に存在する(トリソミー)ことが原因で、これは親の配偶子が減数分裂をする過程で不分離が起こることによるものです。発症頻度は妊婦年齢に依存し、1970年代には1000人に1人とされていましたが、近年高齢出産の増加により発生頻度も増加傾向にあります。 ダウン症は、染色体の異常によって引き起こされる疾患です。染色体は、遺伝情報を保存する細胞の構造であり、通常、人は46本の染色体を持っています。ダウン症では、21番染色体が1本過剰に存在するため、合計47本の染色体を持っています。この染色体の異常が、ダウン症の特徴的な顔貌、多発奇形、精神発達遅滞などの症状を引き起こします。 ダウン症は、出生前診断や出生後の検査によって診断されます。出生前診断では、母親の血液や羊水を検査して、ダウン症の疑いがあるかどうかを調べます。出生後の検査では、染色体検査や身体検査を行って、ダウン症かどうかを確定診断します。 ダウン症の治療法はありませんが、早期に支援や療育を行うことで、症状を軽減し、生活の質を向上させることができます。支援や療育には、特別支援学校や特別支援学級への就学、言語訓練、理学療法、作業療法などがあります。
その他

看護師の必須用語『リストン』とは?

リストンとは、爪切り鉗子の一種であり、医療、看護現場で使用される器具である。リストンの名称は、この器具を考案したスコットランドの外科医ジョセフ・リストンに由来している。リストンは、主に外科手術で使用される鉗子として考案したが、現在では、医療、看護現場で広く使用されている。 リストンの特徴は、先端が鋭利で、爪切りのように切り取ることができる形をしていることである。このため、ガーゼや包帯、テープなどの医療材料を切ったり、組織を切除したりするのに適している。また、リストンは先端が細く、繊細な作業にも適している。例えば、創傷の縫合や、動脈や静脈の切除などにも使用することができる。 リストンは、医療、看護現場で必須の器具である。しかし、使用の際には、十分な注意が必要である。先端が鋭利なため、誤って自分の手を切ったり、患者の組織を損傷したりすることがある。また、リストンは使い捨ての器具ではないため、使用後は必ず洗浄して消毒する必要がある。
組織・制度

プリセプターシップとは?新人看護師のための支援制度を解説

プリセプターシップとは、新人看護師が、職場に適応し、職業人として自立できるよう支援する制度である。新人看護師一人に対して、一定期間、教育・指導をマンツーマンで先輩看護師が行うことで、深刻なリアリティーショックやカルチャーショックを防ぐことを目的として運用される。 プリセプターシップは、新人看護師の教育・指導を目的とした制度であるため、先輩看護師は、新人の指導に当たるための教育・訓練を事前に受ける必要がある。また、プリセプターシップを実施する期間は、新人看護師のニーズや、先輩看護師のスケジュールなどに応じて、施設ごとに設定されるのが一般的である。 プリセプターシップは、新人看護師にとって、職場に適応し、職業人として自立するための貴重な機会である。先輩看護師から、看護師として必要な知識や技能を学ぶことができるだけでなく、先輩看護師の経験談を聞くことで、看護師として働く上での心構えを学ぶことができる。また、プリセプターシップを通じて、先輩看護師と良好な関係を築くことができ、新人看護師にとって、職場での居場所を見つける助けになる。
産婦人科

看護師が知っておくべき小陰唇の基礎知識

看護師が知っておくべき小陰唇の基礎知識 看護師の研究家 小陰唇とは、女性器の一部で陰核包皮から連続して始まる腟口や尿道口を挟むヒダのことです。 看護師になりたい 小陰唇ってどこにあるんですか? 看護師の研究家 小陰唇は、陰核の両側に位置する...
整形外科

看護師に必須の用語『創傷』とは?

創傷とは、皮膚や皮下組織、筋肉や腱、骨などの組織が損傷を受けた状態を指します。創傷は、外傷、熱傷、化学物質によるもの、感染症によるものなど、様々な原因で起こり得ます。創傷は、その深さや広さ、汚染の有無などによって、軽症から重症まで様々な程度のものがあります。 創傷が軽度の場合は、自然治癒する可能性がありますが、重度の創傷の場合は、医療処置が必要になります。医療処置としては、創傷の洗浄、消毒、縫合、ドレッシングなどがあります。創傷の治療には、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物療法や、手術療法などが行われます。 創傷は、感染症や敗血症を引き起こす可能性があるため、早急な治療が必要です。創傷に気づいたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
職種・資格

看護師必見!パラメディカルとは?

パラメディカルとは、医師や歯科医師以外の医療従事者を指す言葉です。パラメディカルの「パラ(para)」には、側面や補強という意味があり、文字通り、医師や歯科医師といった医療担当者に対して補助をするスタッフを意味しています。パラメディカルスタッフとも呼ばれます。 パラメディカルには、さまざまな職種があります。その中でも代表的な職種として、看護師、助産師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、ソーシャルワーカーなどがあげられます。 パラメディカルは、医師や歯科医師と協力して、患者の健康を維持・増進するための役割を担っています。患者の状態を把握し、適切なケアを提供したり、患者の家族に説明やサポートを行ったりします。また、医療機関の運営や管理にも携わっています。
皮膚科

看護師に必須の用語『毛孔性苔癬』とは?

毛孔性苔癬とは、毛孔に円錐形の角化した粟1~3mm程度の小さな丘疹が鳥肌のように多数みられる皮膚疾患です。毛孔性角化症とも呼ばれます。毛孔性苔癬は、遺伝的な要因や、乾燥肌、栄養不足、ホルモンバランスの乱れなどが原因と考えられています。毛孔性苔癬は、主に上腕、太もも、お尻などの部位に発症します。毛孔性苔癬は、通常は良性ですが、かゆみや炎症を伴う場合があります。毛孔性苔癬の治療は、保湿剤、角質軟化剤、レチノイドなどの外用薬などが用いられます。
耳鼻咽喉科

看護師に必須!舌下腺の基礎知識

舌下腺は、口腔底の粘膜直下、下顎骨の内面に位置する大唾液腺の一つです。顎下腺とは顎舌骨筋によって隔てられています。舌下腺の構造は、腺葉、排泄管、間質の3つからなる基本的な唾液腺の構造を持っています。 腺葉は、唾液を産生する部分で、腺房と腺管から構成されます。腺房は、杯細胞と非杯細胞という2種類の細胞で構成されています。杯細胞は、唾液を産生する細胞であり、非杯細胞は、杯細胞を支える細胞です。腺管は、唾液を排泄する管で、小腺管、中腺管、大腺管の3つに分かれています。小腺管は、腺房から唾液を集める管で、中腺管は、小腺管から唾液を集める管で、大腺管は、中腺管から唾液を集めて口腔内に排出する管です。 間質は、腺葉や排泄管を支持する組織で、血管、神経、リンパ管などが含まれます。 舌下腺の役割は、唾液を分泌することです。唾液は、食物の消化を助け、口内を清潔に保つ役割があります。また、唾液には、抗菌作用があり、口腔内の細菌の繁殖を防ぐ役割もあります。
アレルギー・膠原病

肥満細胞(マスト細胞)の役割と機能

肥満細胞とは、骨髄系細胞由来の免疫細胞の一種です。末梢血の顆粒球の一種である好塩基球に類似した性質を持ちます。肥満細胞の顆粒内には、ヒスタミン、ロイコトリエン、血症板活性化因子、セロトニン、ヘパリンなどのケミカルメディエーターと呼ばれる物質が含まれています。これらのケミカルメディエーターは、アレルギーや炎症反応などに関与しています。 肥満細胞は、体内のさまざまな組織に分布しています。特に、皮膚、気道、消化管、子宮などの粘膜組織に多く分布しています。これらの組織は、外界からの異物の侵入を受けやすく、アレルギーや炎症反応を起こしやすい場所です。そのため、肥満細胞はこれらの組織に多く分布していると考えられています。
脳・神経

看護師に必須!多臓器不全とは?

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が同時に機能不全に陥る状態のことです。重症感染症、外傷、手術、薬剤の副作用など、さまざまな原因で起こり得ます。多臓器不全は、生命を脅かす非常に深刻な状態であり、早期診断と治療が重要です。 多臓器不全の症状は、臓器によって異なります。心臓の機能不全では、息切れ、動悸、胸痛、疲労感などがみられます。腎臓の機能不全では、尿量減少、浮腫、むくみなどがみられます。肺の機能不全では、息切れ、喀痰、呼吸困難などがみられます。肝臓の機能不全では、黄疸、腹水、肝硬変などがみられます。中枢神経の機能不全では、意識障害、けいれん、昏睡などがみられます。
アレルギー・膠原病

看護師が知るべきシックハウス症候群とは

シックハウス症候群とは、住宅などの屋内で発生した化学物質やダニやカビなどの微生物、またはストーブから発生した一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物、タバコ煙などによる室内空気汚染によって引き起こされる健康障害の総称です。欧米ではシックビル症候群(sick building syndrome)といい、シックハウス症候群は和製造語です。 シックハウス症候群の症状は人によって異なりますが、一般的な症状としては、頭痛、めまい、吐き気、目の痛み、のどの痛み、咳、鼻水、皮膚の乾燥や湿疹、疲労感、倦怠感などがあります。また、シックハウス症候群が原因で、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が悪化することもあります。 シックハウス症候群を引き起こす化学物質は、壁紙や接着剤、合板、塗料など、あらゆる建築材料から発生します。また、ダニやカビなどの微生物は、湿気のある環境で繁殖しやすいため、シックハウス症候群を引き起こす原因となります。さらに、ストーブから発生した一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物、タバコ煙なども、シックハウス症候群を引き起こす原因となります。 シックハウス症候群を防ぐためには、室内の空気の換気をよくし、湿気を溜めないようにすることが大切です。また、化学物質を発生しやすい建材や家具の使用を避け、ダニやカビの繁殖を防ぐことも大切です。
医療機器・設備・器具

看護師のための膿盆の徹底解説

膿盆とは、医療器具のひとつで、ソラマメ型をした皿のことです。主にステンレス製ですが、MRI室で使用できるよう磁気に反応しない加工をしたものや、プラスチックや紙製の使い捨てのものもあります。形が似たものにガーグルベースンがありますが、こちらはベッド上でうがいをしたり、嘔吐物を受けたりするのに使います。在宅でも用いることができるため、介護用品として分類されます。 膿盆の用途は、膿や嘔吐物、手術で摘出した臓器・腫瘍などを入れたり、処置器具を置いたりすることです。用途に応じてサイズや深さを使い分けます。例えば、外科手術では、大きな膿盆が必要になる一方、採血では、小さな膿盆で十分です。また、膿盆は、患者さんの吐瀉物を受けたり、洗浄したりするのにも使用されます。 膿盆は、医療現場で欠かせない医療器具です。さまざまな用途で使用され、患者のケアに役立っています。
内分泌・代謝・栄養

看護師に重要な用語『インスリン』

インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンです。血糖を低下させる作用があり、高血糖のときに、血中から肝臓、筋肉、脂肪などへ糖を吸収させる働きがあります。インスリンの分泌障害が起きたり、インスリンに対する抵抗性が生じたりして、高血糖が持続してしまうと糖尿病となります。進行した糖尿病患者では、インスリン分泌障害が起こるため、皮下注射を行う必要があります。インスリンは内服した場合、胃で分解されてしまうので、注射での投与が必要となります。
呼吸器

看護師が知っておくべき用語『一回換気量』とは?

一回換気量とは、一回の呼吸運動(呼気と吸気)で気道・肺に出入りするガスの量のことを指します。単位はmLで、成人の安静時における一回換気量は「理想体重×6mL/kg」が目安です。人工呼吸器につながれている患者の呼吸を評価する際に必要な考え方で、理想体重の求め方は下記の通りです。 男性(kg)50+0.91×(身長(cm)-152.4) 女性(kg)45.5+0.91×(身長(cm) -152.4) 一回換気量は、その患者の理想体重と身長から算出できる目安量ですが、実際の臨床現場では、患者の状態や疾患によって適正な一回換気量が異なるため注意が必要です。
精神科

看護師に必須の用語『アルコホーリクス・アノニマス』

アルコホーリクス・アノニマス(アルコホーリクス・アノニマス(あるこほーりくす・あのにます)とは、「匿名(anonymous)のアルコール依存症者たち(alcoholics)」と訳される自助グループ(※)の集まりである。(alcoholics anonymousAA)。)は、アルコール依存症から回復するために集まる自助グループであり、世界中で活動しています。1935年にアメリカで設立され、現在では世界150カ国以上に支部があり、200万人以上の会員がいます。 アルコホーリクス・アノニマスでは、メンバーが自分のアルコール依存症について話し合い、お互いにサポートし合うことで、回復を目指しています。ミーティングは通常、週に1回開催され、メンバーは自分の経験や回復の過程について話し合います。また、アルコホーリクス・アノニマスには12のステップと呼ばれる回復プログラムがあり、メンバーはステップに従って回復を目指します。 アルコホーリクス・アノニマスは、アルコール依存症から回復するための効果的なプログラムであることが研究で示されています。アルコホーリクス・アノニマスに参加した人は、参加していない人よりも回復率が高く、再発率が低いことがわかっています。また、アルコホーリクス・アノニマスは、メンバーの社会生活の改善や、家族や友人との関係の改善にも役立つことがわかっています。
略語

看護師が知るべき『リハ』の基礎情報

リハビリテーションとは、医学的・心理的・社会的な観点から、病気や障害によって失われた機能を回復させ、日常生活や社会生活に復帰するための活動を支援するプロセスである。リハビリテーションは、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、義肢装具療法など、さまざまな専門職によって行われる。 リハビリテーションの目的は、患者の自立と社会復帰を支援することであり、そのためには、患者の身体的・精神的・社会的な状態を総合的に評価し、その結果に基づいてリハビリテーション計画を作成する必要がある。リハビリテーション計画は、患者の状態に合わせて変更されることがあり、そのためには、患者の状態を定期的に評価することが重要である。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須!『満月様顔貌』について知っておこう

満月様顔貌とは、顔に脂肪が沈着して満月のように丸くなった状態のことである。ムーンフェイスとも呼ばれる。満月様顔貌は、ステロイド薬の副作用として現れることが多い。ステロイド薬は、炎症を抑える効果があるため、喘息やリウマチなどの治療に使用される。しかし、ステロイド薬を長期にわたって服用すると、満月様顔貌などの副作用が現れることがある。満月様顔貌は、ステロイド薬の服用を中止することで改善することが多い。しかし、ステロイド薬を中止しても改善しない場合は、手術で脂肪を吸引するなどの治療が必要になることもある。
その他

看護師必須語『KOT』ってなに?

看護師が使う『KOT』とは、大便を意味する業界用語です。ドイツ語のKotに由来し、カルテなどで「KOT-3」(3日間排便なし)のように記載されることがあります。看護師は、患者の排便状況を把握するために、排便の回数や量、形状などを観察しています。『KOT』は、排便状況を記録する際に使用される重要な用語なのです。 看護師が『KOT』を使用する理由は、排便状況が患者の健康状態を反映しているからです。例えば、便秘は、消化器系の問題や薬の副作用などが原因で起こることがあります。また、下痢は、感染症や食物中毒などが原因で起こることがあります。看護師は、『KOT』を観察することで、患者の健康状態を把握し、適切なケアを提供することができます。