看護師業界ウォッチャー

感染

看護師に必須の用語『感冒』

感冒とは、自然に寛解するウイルス感染症であり、その多くは咳・鼻汁・咽頭痛といった多くの症状を呈するウイルス性上気道炎のことを指しています。感冒は、風邪や鼻かぜとも呼ばれ、毎年冬季に流行する疾患です。感冒の原因となるウイルスには、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、ライノウイルスなどがあります。これらのウイルスは、空気感染や接触感染によって人から人へと感染します。感冒の潜伏期間は2~3日で、症状は通常1週間前後続きます。感冒の症状は、咳、鼻汁、咽頭痛、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などです。感冒の治療法は、対症療法が中心です。解熱剤や鎮痛剤、咳止め薬、鼻水止め薬などが使用されます。感冒を予防するためには、手洗いを励行し、マスクを着用し、十分な休息をとることが大切です。
検査・診断

看護師必見!傍皮質について理解しよう

傍皮質とは、二次リンパ組織のうち、免疫細胞であるT細胞(Tリンパ球)が多く集まる領域のことです。T細胞領域とも呼ばれます。傍皮質には同じく免疫細胞である樹状細胞(抗原をT細胞へ提示する)も含まれており、抗原情報を提示しています。 傍皮質は、リンパ節、扁桃腺、パイエル板などの二次リンパ組織に見られます。リンパ節では、傍皮質は皮質と髄質の間にある帯状の領域に位置しています。扁桃腺では、傍皮質は扁桃腺の表面に位置しています。パイエル板では、傍皮質は小腸の内壁に位置しています。 傍皮質は、免疫応答において重要な役割を果たしています。T細胞は、抗原を認識すると活性化されて、抗体産生細胞や細胞障害性T細胞に分化します。抗体産生細胞は、抗体を産生して病原体を攻撃します。細胞障害性T細胞は、感染細胞やがん細胞を攻撃して破壊します。 傍皮質は、免疫応答において重要な役割を果たす領域です。傍皮質の機能が低下すると、免疫力が低下して感染症やがんにかかりやすくなります。
その他

看護師なら知っておきたい!『プロ』ってなに?

看護師用語『プロ』とは? 医療や看護の現場では、しばしば「プロ」という言葉が使われます。この「プロ」とは、パーセント(%)のことです。パーセントを意味するドイツ語「Prozent」(プロツェント)に由来します。 例えば、5%の濃度のブドウ糖液を「5プロツッカー」などと言います。また、10%の濃度の食塩水は「10プロソルト」と呼ばれます。 「プロ」という単位は、医療や看護の現場では、溶液の濃度や薬の量を表現するために使用されています。また、환者の状態や検査の結果をパーセントで表現することもあります。 「プロ」という単位は、医療や看護の専門用語であり、一般的には使用されません。しかし、医療や看護の現場では、頻繁に使用されるため、看護師は「プロ」の意味を知っておく必要があります。
感染

看護師に必須の用語『mRNA』って知ってる?

mRNA(メッセンジャーRNA)は、遺伝情報を核から細胞質に伝達するRNAの一種です。DNAの塩基配列をコピーしたもので、タンパク質を合成するための指示書のような役割を果たしています。mRNAは、DNAの塩基配列を元に、アミノ酸の配列を決定します。アミノ酸はタンパク質を構成する基本的な単位であり、タンパク質の機能を決定します。 mRNAは、タンパク質を合成する細胞質にあるリボソームに運ばれ、リボソームがmRNAの塩基配列を読み込んでアミノ酸を連ねていきます。この過程を翻訳といいます。翻訳によって、mRNAにコードされたアミノ酸の配列通りにタンパク質が合成されます。 mRNAは、タンパク質の合成に必須の分子であり、生命活動に欠かせないものです。
その他

看護師が知っておきたいハプテンとは?

ハプテンとは、抗体と結合するが、分子量が小さいため単独では抗体産生を惹起する活性を示さない物質のことです。不完全抗原とも呼ばれます。ハプテンは、タンパク質、糖質、脂質、核酸など、さまざまな種類の分子で構成されている可能性があります。ハプテンは、単独では免疫応答を惹起しませんが、キャリアタンパク質またはキャリア分子と結合すると免疫応答を惹起することがあります。キャリアタンパク質は、免疫系によって認識され、免疫応答を惹起するタンパク質です。キャリアタンパク質に結合したハプテンは、キャリアタンパク質のエピトープとして機能し、免疫系によって認識されます。免疫系は、ハプテンに対する抗体を産生し、ハプテンを中和します。ハプテンは、さまざまなアレルギー反応の原因となる可能性があります。例えば、花粉、ホコリ、ダニなどのアレルゲンは、ハプテンとして機能し、免疫系によってアレルギー反応を引き起こすことがあります。また、ハプテンは、薬剤などの化学物質が原因となる薬物アレルギーの原因となる可能性もあります。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい『ナチュラルキラー細胞』の基礎知識

ナチュラルキラー細胞とは、自然免疫の主要因子として、前感作や活性化することなく標的細胞を傷害するリンパ球のことである。NK細胞ともいう。NK細胞は、白血球の一種であり、骨髄で産生され、血液中を循環している。NK細胞は、がん細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を認識して、攻撃する。NK細胞の攻撃は、細胞傷害性タンパク質やサイトカインを放出して行われる。細胞傷害性タンパク質は、異常細胞の細胞膜を破壊し、サイトカインは、異常細胞の増殖を抑制する。NK細胞は、自然免疫の重要な役割を果たしており、がんや感染症から身体を守るのに役立っている。
産婦人科

看護師が知っておくべき体外受精の基礎知識

体外受精とは、採取した卵子と精子を体外で受精させる生殖補助医療技術である。体外受精後に受精した胚を女性の子宮内に戻す(胚移植)ことで不妊治療が成立する。 体外受精は、1978年、ロンドンにある私立不妊治療専門クリニックのロバート・エドワーズ博士とパトリック・ステプトー博士が世界で初めて成功させた。その後、体外受精の技術は世界中に広まり、現在では広く行われている不妊治療である。 体外受精は、精子が卵子に到達して受精するまでの過程を体外で行う方法です。体外受精の目的は、精子と卵子を体外で受精させ、受精卵を女性の体内に移植して妊娠させることです。 体外受精は、精子量や精子質に問題がある男性や、卵管が詰まったり、損傷したりしている女性など、さまざまな原因で不妊症に苦しむカップルにとって有効な治療法となり得る。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたいテストステロンの基礎知識

テストステロンとは、精巣から分泌されるホルモンの一種です。男性ホルモンとして知られ、男性の性徴の発達や維持に重要な役割を果たしています。また、筋肉量や骨量を増やし、赤血球の生成を促進する作用もあります。テストステロンは、男性の健康維持に欠かせないホルモンです。 テストステロンは、視床下部から分泌されたゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が、下垂体の黄体形成ホルモン(LH)の産生を刺激することによって分泌されます。そして、黄体形成ホルモンが、精巣でのテストステロンの分泌を促します。
内分泌・代謝・栄養

抗ARS抗体とは何か?その働きと関わる疾患について

-抗ARS抗体の概要- 抗ARS抗体とは、アミノアシルtRNA合成酵素(ARS)に対する自己抗体である。ARSは、タンパク質合成に必要なアミノ酸をtRNAに結合させる酵素である。抗ARS抗体は、ARSを認識して結合し、ARSの機能を阻害することができる。その結果、タンパク質合成が阻害され、細胞が正常に機能できなくなる。 抗ARS抗体は、自己免疫疾患である膠原病の一種である、混合性結合組織病(MCTD)の患者に高頻度に存在する。MCTDは、関節炎、皮膚病変、間質性肺疾患、腎障害などの多彩な症状を呈する疾患である。抗ARS抗体は、MCTDの診断マーカーとして有用である。 また、抗ARS抗体は、がんの患者にも高頻度に存在する。抗ARS抗体は、がん細胞の増殖を促進することができ、がんの悪性化に関与していると考えられている。 抗ARS抗体は、自己免疫疾患やがんの診断や治療に有用なバイオマーカーとして期待されている。
その他

トファシチニブ:関節リウマチの治療に使用される分子標的治療薬

トファシチニブ(とふゃしにちぶ、Tofacitinib)とは、分子標的治療薬の一種である。商品名はゼルヤツ®。主に関節リウマチの治療に使用される。トファシチニブは細胞のシグナル伝達を阻害することで、炎症反応を抑制する。関節リウマチの治療に用いられるが、他の疾患にも使用される可能性がある。トファシチニブの主な副作用は、上気道感染症、下痢、頭痛などである。トファシチニブは、関節リウマチの症状を改善し、関節の破壊を遅らせる効果が期待される。トファシチニブは、他の薬剤との併用が推奨される。トファシチニブは、関節リウマチの治療において、有効性と安全性が確認されている。トファシチニブの長期的な安全性は、まだ十分に確立されていない。トファシチニブは、関節リウマチの治療において、有効な薬剤である。トファシチニブは、他の薬剤との併用が推奨される。トファシチニブは、関節リウマチの治療において、有効性と安全性が確認されている。トファシチニブの長期的な安全性は、まだ十分に確立されていない。
その他

看護師に必要な現病歴の理解

現病歴とは、現在の病気(主訴)が、いつから、どのように始まり、どのような経過をとってきたのか、前医ではどのような治療を受けたのか、どのように症状が変化したのか、といった情報をまとめたものです。現病歴は、患者の病気を理解し、適切な治療方針を立てるために必要な情報です。 現病歴の聴取は、問診によって行われます。問診では、患者に現在の病気について詳しく尋ねます。いつから病気の症状が現れたのか、どのような症状があるのか、症状はどのように変化したのか、前医ではどのような治療を受けたのか、といったことを尋ねます。 現病歴を聴取する際には、患者の話をよく聞き、患者の症状を正確に理解することが大切です。また、患者の話を遮ったり、患者の話を否定したりしないように注意が必要です。患者の話をよく聞くことで、患者の病気を理解し、適切な治療方針を立てることができます。
その他

看護師必見!待機的手術を徹底解説

-待機的手術のメリット・デメリット- 待機的手術には、緊急手術に比べて多くのメリットがあります。まず、患者への十分な説明と同意を得ることができるため、患者の不安を軽減することができます。また、手術前の全身状態の精査や管理を行うことができるため、合併症のリスクを軽減することができます。さらに、医療者による術前計画や処置を行うことができるため、手術の成功率を高めることができます。 一方、待機的手術には、緊急手術に比べてデメリットもあります。まず、手術までの待ち時間が長くなるため、患者の負担が大きくなります。また、手術までの間に患者の状態が悪化する可能性があるため、手術が延期または中止になることがあります。さらに、待機的手術は緊急手術よりも費用がかかることが多いです。 待機的手術を受けるかどうかは、患者と医師が相談して決める必要があります。メリットとデメリットをよく比較検討し、最善の選択をすることが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき糖尿病足病変

糖尿病足病変とは、糖尿病の合併症の一つで、足に現れる病変のことです。神経障害や末梢血流障害を伴っており、感染症や潰瘍、深部組織の破壊などが特徴です。病変自体を略して「足壊疽」と呼ぶこともあります。神経障害(末梢神経障害、自律神経障害)と血管障害はそれぞれ独立した危険因子になっています。 糖尿病足病変は、糖尿病患者の約15%に発症すると言われています。発症率は、糖尿病の罹患期間が長いほど、血糖値のコントロールが悪いほど高くなります。また、高血圧、脂質異常症、喫煙などの合併症がある場合も発症リスクが高まります。 糖尿病足病変は、初期の段階では痛みや痺れなどの症状が現れます。進行すると、足に潰瘍ができて治りにくくなったり、感染症を起こしたりすることがあります。悪化すると、足の一部が壊死して切断が必要になることもあります。 糖尿病足病変を防ぐためには、血糖値のコントロールを良好に保つことが重要です。また、足に傷や潰瘍ができたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。
循環器

看護師必携『動脈硬化』を理解する

動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態のことを指す。血管の老化ともいえる状態であるが、加齢だけでなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病も動脈硬化を進行させる要因となる。動脈硬化が進行すると、動脈が狭くなったり詰まったりして、脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの重篤な疾患を引き起こす。 動脈硬化の初期症状としては、動脈が硬くなり、血管が詰まりやすくなる。そのため、脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの重篤な疾患を引き起こすリスクが高くなる。動脈硬化の進行に伴い、動脈の内腔が狭くなり、血流がスムーズに行かなくなる。その結果、脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの重篤な疾患を引き起こすリスクが高くなる。 動脈硬化を予防するためには、生活習慣病の改善が重要である。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は動脈硬化を進行させる要因となるため、これらの疾患を予防することが重要である。生活習慣病の改善には、健康的な食生活、適度な運動、禁煙などが挙げられる。また、動脈硬化を進行させないためには、定期的な健康診断を受け、動脈硬化の早期発見、早期治療を心がけることも重要である。
産婦人科

看護師が知っておきたい『梅毒検査法:STS』

STS(えすてぃーえす、Serologic Test for Syphilis)とは、梅毒検査法の一つで、カルジオピリン、レシチンなどのリン脂質を抗原とする脂質抗原を用いて感染の有無を診断する方法である。脂質抗原法ともいう。 STSは、梅毒感染による抗体の有無を調べる検査である。梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症である。梅毒は、初期の段階では、痛みを伴わない潰瘍として現れる。その後、皮膚の発疹、リンパ節の腫れ、発熱、疲労などの症状が現れる。梅毒が進行すると、心血管系、神経系、眼などに障害が出ることもある。 STSは、梅毒の初期段階でも感染を検出することができる。そのため、梅毒の早期診断と治療に役立つ検査である。STSは、血液検査で行う。血液中に梅毒抗体が含まれている場合、STSの結果は陽性となる。STSの結果が陽性の場合、梅毒の治療を行う必要がある。
血液・造血

看護師が知るべき全身性硬化症とは?

全身性硬化症の概要 全身性硬化症(全身性強皮症とも呼ばれる)は、全身性の結合組織の疾患です。結合組織は、体内の臓器や組織を支え、つなぎとめる役割を果たしています。全身性硬化症では、この結合組織が線維化して硬くなり、臓器や組織の機能が障害されます。 全身性硬化症は、比較的まれな病気で、10万人あたり2~3人に発症します。女性に多く、30~50代の年齢で発症することが多いです。 全身性硬化症の主な症状は、皮膚の硬化、関節痛、レイノー現象、肺線維症、腎障害などです。皮膚の硬化は、顔や手足から始まり、全身に広がることがあります。関節痛は、手足の関節に起こることが多く、痛みや腫れを伴うことがあります。レイノー現象とは、寒さやストレスによって手足の指先が白くなり、しびれや痛みを伴う症状です。肺線維症は、肺の組織が線維化して硬くなり、呼吸困難や咳などの症状を引き起こします。腎障害は、腎臓の機能が低下して、むくみや高血圧などの症状を引き起こします。 全身性硬化症は、進行性の病気で、治療法はありません。しかし、症状を緩和したり、進行を遅らせたりするための治療は可能です。治療法としては、薬物療法、理学療法、作業療法、栄養療法などが行われます。
その他

看護師が知っておきたいヘマトーマの基礎知識

ヘマトーマとは、血腫のことである。血腫とは、血管壁が損傷して血管外に血液が流れ出し、組織内に貯留した状態のことである。血腫は、外傷によって血管が損傷する場合と、内科的な疾患によって血管が損傷する場合がある。外傷による血腫は、打撲や切り傷などによって血管が損傷する場合に起こる。内科的な疾患による血腫は、高血圧や糖尿病などによって血管壁が弱くなり、血管が損傷する場合に起こる。血腫は、組織を圧迫することで、痛みや腫れ、機能障害を引き起こすことがある。また、血腫が感染すると、敗血症などの重篤な合併症を引き起こすことがある。血腫の治療は、血腫の大きさや場所、原因などによって異なる。小規模な血腫であれば、安静や湿布で自然に治癒する場合がある。大きな血腫や、重要な組織を圧迫している血腫の場合は、外科手術で血腫を除去することがある。
消化器

看護師に必須!経皮経肝的胆嚢ドレナージ

経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)とは、右肋間の皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として採用される。 PTGBDは、胆嚢の機能が低下して胆汁が排出されなくなった場合に行われる。胆汁が排出されないと、胆汁が胆嚢に溜まって胆嚢炎や閉塞性黄疸を引き起こす。PTGBDは、胆汁を排出することでこれらの症状を改善することができる。 PTGBDは、局所麻酔下で行われる。右肋間に小さな切開を入れ、そこから肝臓を介して胆嚢に細い管を入れる。この管を通して胆汁を体外に排出する。PTGBDは、通常数日から数週間行われる。 PTGBDは、一般的に安全な治療法である。しかし、まれに合併症が起こる可能性がある。合併症としては、出血、感染症、胆管損傷などがある。
皮膚科

看護師が知っておくべきほくろの知識

ほくろとは、メラニン色素を含む細胞(母斑細胞)が増殖して集まることで形成される母斑の一種です。ほくろは、医学的には色素細胞母斑、母斑細胞母斑、小型色素性母斑とも呼ばれています。ほくろは、皮膚のあらゆる部位に出現する可能性があり、色は黒、茶色、赤、青など様々です。ほくろのサイズは、小さなものから大きなものまで様々です。ほくろには、先天性のものと後天性のものがあり、先天性のほくろは、出生時に存在するほくろのことです。後天性の場合、成長期や思春期になってから出現することが多いです。ほくろは、良性の場合と悪性の場合があります。良性のほくろは、皮膚の表面に平らに隆起しているか、盛り上がっているのが特徴です。悪性のほくろは、色が不均一で、形が不規則で、境界が不明瞭なのが特徴です。ほくろは、通常、無害ですが、悪性の場合、癌に変化する可能性があります。そのため、ほくろに変化があった場合は、皮膚科を受診して検査を受ける必要があります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき!腫瘍マーカーってなに?

腫瘍マーカーとは、主に悪性腫瘍(がん)が存在している時に血液の中に産生される物質のことです。腫瘍マーカーは、がん細胞から分泌されたり、がん細胞が正常細胞を破壊した際に放出されたりして、血液中に出現します。腫瘍マーカーを測定することで、が んの早期発見や診断、経過観察、治療効果の判定などに役立てることができます。 腫瘍マーカーは、がんの種類によって産生される物質が異なるため、がんの種類を特定するためにも使用されます。例えば、肺がんの場合はCEA(癌胎児性抗原)、大腸がんの場合はCEAとCA19-9(炭水化物抗原19-9)、乳がんの場合はCA15-3(癌抗原15-3)、前立腺がんの場合はPSA(前立腺特異抗原)などが腫瘍マーカーとして使用されます。 腫瘍マーカーの測定は、血液検査で行われます。採血をして、血液中の腫瘍マーカーの濃度を測定します。腫瘍マーカーの濃度が正常範囲を超えている場合は、がんの存在が疑われます。ただし、腫瘍マーカーの濃度が正常範囲内であっても、がんが存在しないとは言い切れません。腫瘍マーカーは、がんの早期発見に役立ちますが、がんの診断を確定するためには、組織検査や画像検査などの他の検査も必要です。
循環器

看護師の必須用語『ペースメーカー』とは?役割や特徴・使用法を知る!

ペースメーカーとは、心臓の脈拍が低下した際、心臓に刺激を与えて脈拍を一定数以下にならないようにする医療機器です。ペースメーカーで心臓に人工的な電気刺激を与えることをペーシングと呼びます。 ペースメーカーは、心臓の脈拍が減少したり、停止したりする病気に使用されます。こうした病気には、洞不全症候群、房室ブロック、心房細動、心室細動などがあります。ペースメーカーは、心臓の脈拍を正常に保ち、患者の症状を改善し、生命を維持するのに役立ちます。 ペースメーカーは、胸の皮膚の下に埋め込まれる小さな機器です。ペースメーカーは、心臓の電気信号を感知して、必要に応じて心臓に電気刺激を与えます。ペースメーカーは、心臓の脈拍を調整して、正常な脈拍を維持します。 ペースメーカーの使用法は、患者の状態によって異なります。ペースメーカーは、一定の脈拍を維持するために使用される場合もあれば、不整脈を治療するために使用される場合もあります。ペースメーカーは、患者の状態に応じて、さまざまな設定でプログラムされます。
血液・造血

看護師必須!腹水検査とは

腹水検査とは、腹腔内に腹水が認められる場合に、その性状を確認し原因疾患を推定する目的で行われる検査のことである。腹水とは、腹腔内に貯まる液体のことで、通常は少量しか存在しないが、何らかの原因で腹水が貯まると、腹部の膨満や圧迫感などの症状が現れる。腹水検査は、腹水の原因を診断するために行われ、腹腔内に針を刺して腹水を採取し、その性状を調べる。腹水の色、透明度、粘稠度、細胞数、タンパク質量、糖度、細菌の有無などが調べられ、原因疾患を推定する。腹水検査は、腹腔内感染症、肝硬変、心不全、腎不全、悪性腫瘍など、さまざまな疾患で実施される。
検査・診断

看護師必須!遺伝子変異とは?

遺伝子変異とは、細胞が発がん物質や変異原物質にさらされることで、遺伝子の塩基配列に変化が起きることである。遺伝子の中で、タンパク質の合成に関わる遺伝子情報をコードする領域を「エクソン」、タンパクの合成を制御する部位を「イントロン」という。遺伝子変異は、エクソンやイントロンの塩基配列が変化することで起こる。遺伝子変異は、遺伝情報の変化を引き起こし、時に、機能低下や亢進など、タンパク質の機能の変化が起こる。変異原物質に関係なく遺伝子変異が起こることもある。
その他

看護師に必須の用語『不定愁訴』

不定愁訴とは、漠然とした体調不良などを訴えるが、精査しても原因が分からない状態のことである。不定愁訴の原因は、肉体的、精神的、社会的要因など、さまざまな要因が複雑に絡み合っていると考えられている。 不定愁訴は、患者にとってはつらいものであり、医療従事者にとっては診断と治療が難しいものである。不定愁訴の患者は、全身倦怠感、頭痛、肩こり、腰痛、腹痛、下痢、便秘、不眠など、さまざまな症状を訴える。しかし、これらの症状は、不定愁訴の原因となっている病気を特定するための手がかりとなるようなものではない場合が多い。 そのため、医療従事者は、不定愁訴の患者の病歴や症状を詳しく聞き取り、身体検査や各種検査を行い、不定愁訴の原因となっている病気を特定しなければならない。しかし、不定愁訴の原因となっている病気を特定することは、容易なことではない。そのため、不定愁訴の患者は、長期間にわたって症状に悩まされることが少なくない。