看護師業界ウォッチャー

医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『心電図』

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録したものである。心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。 心電図は、心臓の健康状態を調べるための検査として広く使用されている。心電図では、心臓の拍動のリズム、心拍数、心臓の大きさ、心臓の筋肉の厚さ、心臓の血流の状態などを調べることができる。 心電図検査は、痛みを伴わず、短時間で終了する検査である。心電図検査を受ける際には、上半身の裸になり、胸、腕、足に電極を取り付ける。電極は、心臓の電気的興奮を感知して、心電図の波形を記録する。 心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。心電図の波形には、P波、QRS波、T波の3つがある。 * P波は、心房の興奮を表している。 * QRS波は、心室の興奮を表している。 * T波は、心室の回復を表している。
血液・造血

骨髄移植とは?その仕組みと特徴

骨髄移植のしくみ 骨髄移植は、血液難病の患者に、提供者(ドナー)の骨髄細胞を静脈内に注入して移植する造血幹細胞移植の一種です。造血幹細胞は、骨髄の中にある細胞で、赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を生み出しています。骨髄移植では、患者の骨髄を破壊した後に、ドナーの骨髄細胞を移植することで、患者の血液細胞が正常に作られるようにします。 骨髄移植を行うには、まずドナーと患者の適合性を検査します。ドナーは、患者のHLA型と一致している必要があります。HLA型とは、白血球の表面にあるタンパク質のことです。HLA型が一致していると、患者の体がドナーの骨髄細胞を異物として攻撃する反応が弱まり、移植が成功する可能性が高くなります。 ドナーが決定したら、ドナーから骨髄細胞を採取します。骨髄細胞は、骨盤の骨髄から採取されます。採取した骨髄細胞は、患者の静脈内に注入されます。骨髄細胞は、患者の骨髄に移動して、血液細胞を作り始めます。通常、移植後1~2週間で、患者の血液細胞が正常に作られるようになります。 骨髄移植は、血液難病の患者にとって、根治の可能性がある治療法です。しかし、骨髄移植は、ドナーの負担が大きい治療法でもあります。ドナーは、骨髄細胞を採取するために、全身麻酔下で手術を受ける必要があります。また、骨髄細胞を採取した後も、しばらくの間は痛みやだるさなどの症状が現れます。
検査・診断

看護師必須の用語『WT1』とは

ウィルムス腫瘍は、小児に最も多くみられる腎臓の悪性腫瘍です。その原因遺伝子の一つとして発見されたのがWT1遺伝子です。WT1遺伝子は、染色体11p13に位置する全長約50kbの遺伝子であり、その産物は転写因子として機能します。WT1遺伝子は、腎臓や性腺などの発生に重要な役割を果たしており、その異常がウィルムス腫瘍の発症に関与していると考えられています。 WT1遺伝子は、1990年に、小児の腎腫瘍であるウィルムス腫瘍の原因遺伝子の一つとして発見されました。WT1遺伝子は、染色体11p13に位置する全長約50kbの遺伝子であり、その産物は転写因子として機能します。WT1遺伝子は、腎臓や性腺などの発生に重要な役割を果たしており、その異常がウィルムス腫瘍の発症に関与していると考えられています。 WT1遺伝子は、1990年に、小児の腎腫瘍であるウィルムス腫瘍の原因遺伝子の一つとして発見されました。WT1遺伝子は、染色体11p13に位置する全長約50kbの遺伝子であり、その産物は転写因子として機能します。WT1遺伝子は、腎臓や性腺などの発生に重要な役割を果たしており、その異常がウィルムス腫瘍の発症に関与していると考えられています。
検査・診断

看護師に必須の用語『白血球数』

白血球数とは、血球成分の一種である白血球の数のことである。WBCと記載される場合が多い。白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を攻撃・排除する役割を担っており、免疫システムの一翼を担っている。白血球数は、健康な成人男性では4,000~10,000/μL、女性では3,500~9,000/μLが正常範囲とされている。白血球数が正常範囲から外れると、何らかの病気が隠れている可能性があるため、注意が必要である。白血球数が高い場合は、感染症や炎症、白血病の可能性がある。白血球数が低い場合は、免疫不全や再生不良性貧血の可能性がある。白血球数は、血液検査で測定することができる。
検査・診断

看護師が知っておくべきアルブミンの基礎知識

アルブミンは血漿タンパク質の中で最も多く存在し、約60%を占めています。アルブミンは肝臓で合成され、血漿中に存在します。アルブミンは、血漿浸透圧の維持、栄養素の運搬、老廃物の排泄、免疫機能の維持など、さまざまな役割を果たしています。 アルブミンは血漿浸透圧の維持に重要な役割を果たしています。血漿浸透圧とは、血漿中にある溶質の濃度のことです。血漿浸透圧が高いと、水分が血管内から血管外に移動し、むくみが起こります。逆に、血漿浸透圧が低いと、水分が血管外から血管内に移動し、脱水症状が起こります。アルブミンは血管内の水分を保持し、血漿浸透圧を維持する働きがあります。 アルブミンは栄養素の運搬にも重要な役割を果たしています。アルブミンは、アミノ酸、脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を肝臓から全身の組織や細胞に運搬します。また、アルブミンは老廃物を肝臓や腎臓に運搬し、排泄を促しています。 アルブミンは免疫機能の維持にも重要な役割を果たしています。アルブミンは、細菌やウイルスなどの病原体を認識し、免疫細胞に攻撃する働きがあります。また、アルブミンは、免疫細胞が活性化するのを助ける働きもあります。
組織・制度

看護師に必須の用語『NANDA』とは

NANDA(なんだ)とは、北米看護診断協会(North American Nursing Diagnosis Association)のことである。2002年以降はNANDA-International(NANDA-I)へ改名されている。NANDA-Iは、看護診断を研究し、診断レベル、定義、診断指標、関連因子などの項目について、看護診断ごとに詳細な取り決めを行い、看護における定義の統一化を目的としている。NANDA-Iによって定められた看護診断のことを、NANDA-I看護診断という。 NANDA-I看護診断は、患者の健康状態を評価し、看護ケアの計画を立てるために使用される。NANDA-I看護診断は、看護師が患者の健康状態を評価する際に、患者の訴えや症状、身体検査所見、検査結果などを考慮して、患者の健康状態を正確に把握するために使用される。また、NANDA-I看護診断は、看護師が患者の看護ケアの計画を立てる際に、患者の健康状態に合った適切な看護ケアを提供するために使用される。 NANDA-I看護診断は、看護師が患者の健康状態を評価し、看護ケアの計画を立てるために使用される重要なツールである。NANDA-I看護診断を使用することで、看護師は患者の健康状態を正確に把握し、患者の健康状態に合った適切な看護ケアを提供することができる。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語解説『副腎皮質』

副腎皮質は、副腎の外層部分であり、副腎全体の80~90%を占める黄褐色をした内分泌性組織です。副腎皮質は、球状層、束状層、網状層の3層に区別されており、それぞれの層で異なるステロイドホルモンがつくられます。それらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと呼びます。副腎皮質ホルモンは、生命維持に欠かせない重要な役割を果たしており、糖質、タンパク質、脂質の代謝、電解質のバランス、免疫反応、ストレスへの応答などに関与しています。
循環器

看護師が知っておきたい動悸の基礎知識

動悸とは、自身の心臓の鼓動を、不快感を伴って自覚する症状のことです。正常よりも鼓動を大きく感じる、脈が飛ぶ、脈が速い、などと感じるものはすべて動悸に含まれます。動悸は、不整脈や生理的な心拍数の増加など、さまざまな原因で起こります。不整脈とは、心臓の鼓動のリズムが乱れることで、脈が飛んだり、速くなったり、遅くなったりすることがあります。生理的な心拍数の増加は、運動や緊張、ストレスなどによって起こります。動悸は、健康な人でも起こることがありますが、心臓疾患や他の病気が原因で起こることもあります。動悸が続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。
感染

看護師必須!HIVって何?

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のことを指し、レトロウイルスの一種です。レトロウイルスとは、RNA型のエンベロープウイルスの一種であり、その遺伝物質はRNAで構成されています。HIVは、主に性行為、血液や体液を介して感染するウイルスで、免疫システムを破壊することにより、AIDS(後天性免疫不全症候群)を引き起こします。AIDSは、HIVに感染した人が、免疫力が低下し、様々な日和見感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。HIVは、世界中で感染者が存在し、特にアフリカや東南アジアで感染者が多く報告されています。日本でもHIV感染者は増加しており、2020年末時点での推定感染者数は約1万2千人となっています。HIV感染は、早期発見と治療により、発症を遅らせることができます。そのため、HIV感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
整形外科

看護師必携の医学用語:僧帽筋

僧帽筋とは、上背部に位置し、肩関節の運動に寄与する筋肉です。僧帽筋の起始は、後頭部、首の後ろ、第12胸椎までの背骨です。停止は、鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲骨の肩甲棘です。僧帽筋は、肩甲骨と鎖骨を上方に引き上げたり、肩甲骨を外側や内側に動かしたりする働きがあります。また、僧帽筋は、強制的に息を吸い込むときの呼吸補助筋にもなります。僧帽筋は、副神経と頚神経叢が支配しており、拮抗筋は前鋸筋と広背筋です。
循環器

看護師必見!動脈について徹底解説

動脈の特徴 動脈は、心臓から全身の組織に血液を送り出す血管であり、静脈は全身の組織から心臓に戻る血管です。動脈は3層構造になっており、内膜、中膜、外膜から構成されています。内膜は内皮細胞と内弾性板で構成され、中膜は平滑筋線維の層で構成され、外膜は結合組織の層で構成されています。 動脈の特徴として、心臓の鼓動に一致する脈拍を持ち、内部には高い圧力がかかることが挙げられます。これは、全身や肺へ向かって心臓が押し出した血液が流れるためです。そのため、静脈に比べ、動脈は血管壁が厚く、弾力性に富んでいます。 動脈は、全身の組織に酸素と栄養素を供給する役割を果たしています。また、老廃物を回収する役割も果たしています。動脈に異常が生じると、全身の組織に酸素や栄養素が行き渡らなくなり、さまざまな病気が発生します。例えば、動脈硬化症は動脈の壁が厚くなり、硬くなる病気です。動脈硬化症になると、動脈が狭窄したり、閉塞したりして、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。
整形外科

看護師に必須の用語『足趾』とは?

足趾とは、足の指のことである。足趾は、足首から下にある5本の指のことである。足趾は、親指、人差し指、中指、薬指、小指の5本ある。親指は、足趾の中で最も太く、最も長い。人差し指、中指、薬指は、ほぼ同じ長さである。小指は、足趾の中で最も細く、最も短い。足趾は、それぞれ3つの関節がある。第一関節は、足趾の付け根にある関節である。第二関節は、足趾の真ん中にある関節である。第三関節は、足趾の先端にある関節である。足趾は、歩く、走る、ジャンプするなどの動作に重要な役割を果たしている。
その他

看護師に必須の用語『KOT』とは?

KOTとは、大便を意味する業界用語です。ドイツ語のKotに由来しており、カルテなどで「KOT-3」(3日間排便なし)というように記載されることがあります。この用語は、看護師が患者さんの排便状況を記録する際に使用することが多く、排便の頻度や量、形状などを記録するのに役立ちます。また、KOTの有無は、患者さんの健康状態を判断する上で重要な指標となるため、看護師はKOTの記録を正確に行うことが求められます。
呼吸器

ストライダーを理解する:看護師のためのガイド

ストライダーとは、喉頭や中枢側の気管支の狭窄や閉塞により生じる、連続性ラ音の一つである。吸気相に「グーグー」や「ゼーゼー」など低調な音が聞こえるのが特徴である。乳幼児では、喉頭軟骨の発育不全や気管支軟化症、扁桃肥大、アデノイド肥大、クループなどが原因となることが多い。成人では、喉頭癌、気管癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などが原因となることが多い。 ストライダーは、気道の狭窄や閉塞の程度によって、その重症度が異なる。軽度であれば、呼吸困難やチアノーゼなどの症状はみられないが、重度になると、呼吸困難やチアノーゼ、意識障害などの症状がみられる。ストライダーがみられる場合は、早急に医療機関を受診する必要がある。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいてほしい抗アレルギー薬

抗アレルギー薬の種類 抗アレルギー薬には、第一世代、第二世代、第三世代の3種類があります。 ・第一世代抗アレルギー薬は、最も古くから使用されている抗アレルギー薬で、ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンなどが含まれます。第一世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出やすいのが特徴です。 ・第二世代抗アレルギー薬は、第一世代抗アレルギー薬よりも副作用が少ないのが特徴です。ロラタジンやセチリジンなどが含まれます。第二世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。 ・第三世代抗アレルギー薬は、第二世代抗アレルギー薬よりもさらに副作用が少ないのが特徴です。フェキソフェナジンやデズロラタジンなどが含まれます。第三世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。
消化器

看護師に欠かせない用語「ラパ」の意味と関連する手術

ラパとは、腹腔鏡(ふくくうきょう)のことである。腹腔鏡とは、お腹の中を調べるためのカメラのことである。お腹に小さな穴を開けて、カメラを入れることで、お腹の中の様子をモニターで見ることができる。腹腔鏡は、胆嚢摘出手術や子宮摘出手術など、さまざまな手術に使用されている。 腹腔鏡を指すLaparoskopie(ドイツ語)の頭の言葉をとって、ラパと呼ばれるようになった。腹腔鏡を使った胆嚢摘出手術のことをラパ胆などと呼ぶ。 ラパは、腹腔鏡下手術の際に使用される器具の一種である。腹腔鏡下手術とは、腹腔鏡を使って行う手術のことである。ラパは、腹腔内に挿入して、カメラの映像をモニターに映し出す役割を果たす。 ラパには、さまざまな種類がある。最も一般的なのは、硬性ラパで、これは、先端が固定されたラパである。また、軟性ラパは、先端が曲がるラパである。軟性ラパは、狭い場所にも挿入することができるため、より複雑な手術に使用される。 ラパは、腹腔鏡下手術において重要な役割を果たす器具である。ラパを使用することで、医師は、お腹の中の様子をモニターで見ることができ、安全かつ正確に手術を行うことができる。
脳・神経

知って得する!看護師に必須の用語『前頭葉(ぜんとうよう)』とは

前頭葉とは、脳の前部にある重要な器官です。前頭葉は、運動、言語、感情をつかさどっています。前頭葉は、司る領域によってさらに「前頭連合野」「ブローカ野」「運動前野」「補足運動野」「前頭眼野」「一次運動野」に分けられます。各領域は担っている機能が異なるため、障害によって引き起こされる症状も異なります。例えば、「前頭連合野」は、複雑な思考や判断をつかさどっています。「ブローカ野」は、言語の理解や発話を司っています。「運動前野」は、随意運動を計画して実行する役割を果たしています。また、「補足運動野」は、運動の協調やバランスを保つ働きをしています。「前頭眼野」は、眼球の動きをコントロールしています。「一次運動野」は、筋肉の動きを直接制御しています。前頭葉は、脳の他の領域と密接に関連しており、脳全体の働きを調節する重要な役割を果たしています。
整形外科

看護師が知っておきたい廃用症候群とは?

廃用症候群とは、身体を動かせないことにより、筋骨格系、呼吸器・循環器系、精神神経系などに障害(機能低下)を起こし、日常生活自立度が低下した状態のことである。廃用症候群は、長期の入院や、寝たきり、車椅子生活など、身体を動かす機会が極端に少なくなることで起こることが多い。廃用症候群になると、筋力が低下し、関節が固くなり、呼吸機能や循環器機能が低下する。また、精神状態も不安定になり、うつ病や認知症を発症しやすくなる。廃用症候群は、生活の質を低下させ、死亡リスクをを高める。そのため、廃用症候群を予防することが重要である。廃用症候群の予防には、身体を動かす機会を増やすことが重要である。具体的には、毎日30分程度の散歩や、軽い運動を行うように心がける。また、栄養バランスの良い食事を摂り、十分な睡眠をとることも重要である。
消化器

看護師に必須の用語『肝炎』について

肝炎とは、肝臓に生じる炎症の総称で、原因によってA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎などに分けられます。A型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。B型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。C型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。D型肝炎は、B型肝炎に感染している人が、D型肝炎ウイルスに感染することで発症するウイルス性肝炎です。E型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。
循環器

看護師に必須の用語『生体弁』とは?種類や長所・短所を解説

生体弁は、異種生体弁、同種生体弁、自己生体弁の3種類に分けられる。 -異種生体弁-は、人間以外の動物の生体材料でつくった生体弁である。主にウシの心膜やブタの心臓弁が使用され、ヒトの心臓に使用するため入念に処理される。臨床で最も使用される生体弁である。 -同種生体弁-は、ヒトの死体、または脳死体から摘出した弁を凍結処理したものである。通称ホモグラフト -自己生体弁-は、患者の肺動脈弁を大動脈弁に移植する。オートグラフトとも呼ばれる。
その他

看護師に必須の用語『サクション』

サクションとは、痰がからんで吐き出せない場合や、気管に物を詰まらせてしまった場合などに、痰の吸引をすることを言います。サクションを行うことで気道を確保し、呼吸困難に至るような状況を避ける目的があります。サクションは、口や鼻から挿入するチューブを用いて行われます。チューブの先端には吸引力が働き、痰や異物を吸引します。サクションは、医療現場だけでなく、介護現場でも広く行われています。 サクションを行う際には、まず患者さんの状態を確認します。意識があるか、呼吸状態はどうなっているかなどを確認します。次に、サクションを行うための準備をします。チューブや吸引器を用意し、チューブの先端を吸引力が働くようにセッティングします。準備ができたら、患者さんの口または鼻からチューブを挿入します。チューブを挿入する際には、患者さんに痛みを与えないように注意します。チューブを挿入したら、吸引器をオンにして、痰や異物を吸引します。吸引時間は、患者さんの状態に合わせて調整します。吸引が終わったら、チューブを抜いて、患者さんの口や鼻を清潔にします。 サクションは、呼吸器系の疾患のある患者さんにとって、重要な処置です。サクションを行うことで、気道を確保し、呼吸困難に至るような状況を避けることができます。また、サクションは、痰や異物を吸引することで、患者さんの不快感を軽減し、生活の質を向上させる効果があります。
精神科

看護師が知っておくべきエスとは

エスとは、人間の精神機能を説明する言葉の一つであり、本能的な欲求や生理的衝動のことを指す。イド(id)ともいう。エスは、フロイトの精神分析理論において、人間の心の最も深い部分とされる無意識の部分に存在する。エスは、生得的なものであり、人間の行動の原動力となる。エスの欲求は、快楽原則に従っていて、その欲求が満たされないと不快感が生じる。エスの欲求は、性欲や食欲、排泄欲など、人間の生存に必要な欲求である。エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。エスは、人間の精神機能の中で最も基本的な部分であり、人間の行動の原動力となる。しかし、エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。
血液・造血

看護師必須用語「移植片対腫瘍効果」とは?

移植片対腫瘍効果とは、ドナー由来の免疫担当細胞(主にT細胞)がレシピエント(患者)体内に残存する腫瘍細胞を攻撃し、原病の治癒や制御がもたらす現象のことをいう。同種造血幹細胞移植で期待される、抗腫瘍効果である。移植片対白血病・リンパ腫効果、GVT(graft versus tumor effect)ともいう。 移植片対腫瘍効果は、T細胞が腫瘍細胞を認識して攻撃することで発揮される。T細胞は、腫瘍細胞表面に発現している抗原を認識して活性化され、腫瘍細胞を破壊する。この反応は、移植片対宿主反応(GVHD)の一種である。GVHDとは、ドナー由来の免疫担当細胞がレシピエントの正常細胞を攻撃することで起こる反応である。移植片対腫瘍効果は、GVHDの副作用の一つであるが、同時に、腫瘍を治癒する可能性を秘めた治療法でもある。 移植片対腫瘍効果は、白血病やリンパ腫などの血液のがん患者に対して行われる同種造血幹細胞移植で期待される抗腫瘍効果である。同種造血幹細胞移植とは、患者とHLA(ヒト白血球抗原)が一致したドナーから造血幹細胞を移植する治療法である。造血幹細胞は、骨髄や末梢血に存在する細胞であり、白血球、赤血球、血小板などの血液細胞に分化することができる。同種造血幹細胞移植を行うことで、患者の造血機能を回復させ、がん細胞を排除することができる。
検査・診断

看護師必須用語『EPS』とは?電気生理学的検査について徹底解説

EPS(電気生理学的検査)とは、心臓の電気信号を詳しく調べる検査のことです。電極カテーテルと呼ばれる細い管を、心臓の血管に挿入して心臓の電気信号を測定します。EPSは、心臓の不整脈の原因を診断するためや、不整脈の治療法を決定するために実施されます。 EPSは、一般的に局所麻酔下で行われます。電極カテーテルは、足の付け根にある静脈から挿入されます。カテーテルは、心臓の各部に挿入され、心臓の電気信号が測定されます。 EPSは、心臓の電気信号を詳しく調べることができるため、不整脈の原因を診断する上で非常に有用です。また、EPSは、不整脈の治療法を決定するためにも役立ちます。EPSによって、不整脈の原因が特定できれば、その原因を治療することで不整脈を改善することができるのです。