看護師業界ウォッチャー

看護技術

長座位とは?その特徴と患者さんへの指導方法

長座位とは、上半身を起こし両足を伸ばした状態の座位を指す。下肢の後面と臀部を基底面にしている。他の座位に比べ、重心がずれやすく、上半身が不安定になりやすい。また、持続した姿勢でいると疲労しやすい。 長座位の特徴は、上半身と下半身の角度が90度であること、両足は伸ばした状態であること、背中はまっすぐであることである。この姿勢は、長時間座っている場合や、立ち仕事が多い場合に疲れにくい姿勢である。また、長座位は、食事や排泄、着替えなどの日常生活動作をしやすい姿勢である。さらに、長座位は、身体を安定させ、転倒を防ぐ効果がある。 長座位は、看護師にとって必須の姿勢である。看護師は、患者のケアを行う際、長時間座っていることが多い。また、患者の状態に合わせて、さまざまな姿勢をとる必要がある。そのため、看護師は、長座位を正しくとることが重要である。長座位を正しくとることで、看護師は、患者のケアを安全かつ効率的に行うことができる。
その他

看護師のための用語解説:好気的

好気性とは、酸素を必要とする生物のことです。好気性生物は、酸素をエネルギー源として利用したり、酸素を呼吸するために酸素を必要とします。好気性生物には、人間、動物、植物などが含まれます。 好気性生物は、酸素を呼吸することによってエネルギーを産生しています。酸素は、肺から血液に入り、血液によって全身の細胞に運ばれます。細胞は、酸素を利用してブドウ糖を分解し、エネルギーを産生します。 好気性生物は、酸素を呼吸することによって二酸化炭素を排出します。二酸化炭素は、血液によって肺に運ばれ、肺から排出されます。 好気性生物は、酸素を必要とするため、酸素のない環境では生きることができません。水中の魚は、水中の酸素を利用して呼吸しています。魚は、エラを使って水中の酸素を呼吸します。 植物は、光合成によって酸素を産生しています。植物は、太陽の光を利用して二酸化炭素と水をブドウ糖と酸素に変換しています。植物が産生した酸素は、大気中に放出されます。
内分泌・代謝・栄養

看護師に不可欠な用語『エストロゲン』について

エストロゲンの役割と働き エストロゲンは、女性ホルモンとして最も重要な役割を果たし、卵胞期から排卵期にかけて、卵巣から分泌されるホルモンです。エストロゲンには、主に女性らしい身体の発達を促す働きがあります。思春期にエストロゲンの分泌量が増えると、女性らしい身体の特徴が現れます。乳房の発達や子宮の成長、骨盤が広がることなどが、エストロゲンの働きによるものです。 また、エストロゲンは月経周期にも関与しています。卵胞期にエストロゲンが分泌されることで、子宮内膜が厚くなり、妊娠しやすい状態になります。排卵期になると、エストロゲンの分泌量が減少し、代わりにプロゲステロンの分泌量が増加します。プロゲステロンは、子宮内膜を維持する働きがあり、妊娠が成立すると、胎盤から分泌されるようになります。 エストロゲンは、女性にとって欠かせないホルモンです。エストロゲンが不足すると、月経不順や不妊症、更年期障害などの症状が現れることがあります。また、エストロゲンの過剰分泌は、乳がんや子宮がんのリスクを高める可能性があります。
職種・資格

看護職にも知っておきたい『柔道整復師』

柔道整復師と医師は、どちらもケガや病気の治療に携わる専門家ですが、その役割や業務には違いがあります。柔道整復師は、骨や関節、筋肉などの損傷に対して、手技による整復や固定を行うことで治療を行います。一方、医師は、薬物や手術による治療を行うことができます。柔道整復師は、医師の同意のもと、保険請求が可能ですが、慢性的な肩こりや内臓疾患による腰痛や体の痛みの場合は、保険適用外となります。また、柔道整復師は、接骨院や整骨院を開業することができますが、医師は、病院やクリニックで勤務することが一般的です。柔道整復師と医師は、それぞれ異なる専門知識と技能を持っており、協力して患者さんの治療にあたることがあります。
呼吸器

看護師必見!換気モードの基本知識とその種類

換気モードとは、人工呼吸器の設定を指し、患者の呼吸をどのように補助するかによって分類されます。人工呼吸器は、患者の呼吸を補助したり、完全に代替したりする医療機器です。換気モードは、患者の呼吸状態や病態に合わせて選択されます。換気モードは大きく分けて、強制換気モードと補助換気モードの2種類に分類されます。強制換気モードは、人工呼吸器が患者の呼吸を完全に代替するモードです。補助換気モードは、人工呼吸器が患者の呼吸を補助するモードです。補助換気モードには、持続的陽圧換気(CPAP)、気道内陽圧換気(IPPV)、二相性陽圧換気(BIPAP)などがあります。
脳・神経

看護師に必須の用語『血液脳脊髄液関門』とは

血液脳脊髄液関門の構造 血液脳脊髄液関門は、脈絡叢上皮細胞によって構成される。脈絡叢とは、脳室内の壁にある毛細血管ネットワークであり、脳脊髄液を産生する。脈絡叢上皮細胞は、脳脊髄液と血液の間にタイトジャンクションと呼ばれる密接な結合を形成しており、この結合が物質の通過を制限している。また、脈絡叢上皮細胞は、物質を能動輸送するポンプタンパク質を多く含んでおり、これらのタンパク質が血液から脳脊髄液への物質の移行を制御している。 血液脳脊髄液関門は、脳を有害な物質から守る重要な役割を果たしている。血液中に存在する細菌やウイルス、毒素などは、血液脳脊髄液関門によって脳脊髄液に侵入することを防がれている。また、血液脳脊髄液関門は、脳に必要な栄養素や酸素を脳脊髄液に供給する役割も果たしている。 血液脳脊髄液関門は、まだ解明されていない部分も多く、現在も研究が進められている。血液脳脊髄液関門の研究は、脳の病気を治療するための新しい薬剤の開発や、脳の機能をより深く理解することにつながると期待されている。
その他

看護師に欠かせない用語「ナート」

ナートとは、縫合、もしくは縫合する、という意味の業界用語です。「縫う」を意味するドイツ語、Nahtに由来しており、医療現場で利用されています。処置に関する業界用語としては、他に、ホウコウやアンプタなどが挙げられます。ナートは、主に外科手術や傷の治療において使用されます。例えば、外科手術では、切開した部分を縫合して元の状態に戻すためにナートが行われます。また、傷の治療においても、傷口を縫合することで傷の治癒を促進することができます。ナートを行う際には、まず、傷口を洗浄して消毒します。次に、傷口の両端を縫合針で固定します。最後に、縫合針を糸で結んで縫合を完了させます。ナートは、医療従事者によって行われる処置であり、患者さんの安全と健康を守るために重要な役割を果たしています。
腎・泌尿器

看護師必須!排尿について

排尿のメカニズム 排尿は、体外に尿を放出する行為であり、膀胱と尿道(男性では前立腺を含む)および尿道括約筋といった下部尿路の機能である。排尿のメカニズムは複雑で、神経系、筋肉、ホルモンが関与している。 排尿は、左右の尿管から尿が膀胱内に流れ込み、膀胱内の尿量が増加し、150~200mLを超えると膀胱内圧が上昇することから始まる。膀胱内圧が上昇し、膀胱壁が引き伸ばされることで膀胱壁内の伸展受容器が感知した刺激が求心性神経(骨盤神経)を通じて胸腰髄交感神経中枢と仙髄にあるOnuf(オヌフ)核を興奮させ尿が膀胱内に蓄えられる。また、この刺激は脊髄を上行し橋の排尿中枢と大脳皮質に伝わり、尿意を生じる。 しかし、大脳皮質が橋排尿中枢を抑制するためすぐには排尿反射は起こらない。橋排尿中枢が抑制されている間は、膀胱では交感神経が優位に働き、畜尿される。 大脳皮質で排尿することを決定すると、橋排尿中枢に対する抑制が解除され、胸腰髄交感神経とOnuf核を抑制し、仙髄副交感神経中枢を活性化する。その刺激は副交感神経を通じて膀胱の排尿平滑筋を収縮させ、不随意筋の内尿道括約筋が弛緩させる。 また、外尿道括約筋を弛緩させ、腹圧がかかることで排尿が起こる。
略語

看護師に必須の用語『pH』

pHとは、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す水素イオン濃度の指標です。pHの値は、0から14までの範囲で表され、7が中性、7未満が酸性、7より大きいのがアルカリ性です。血液中のpHは、肺の機能を反映する動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)と腎臓の機能を反映する重炭酸イオン(HCO3⁻)によって影響を受けます。 pHの値が7より低いと、酸性度が高くなります。酸性度は、組織や細胞を損傷させ、生命を脅かす可能性があるため、身体は血液のpHを正常な範囲に保つために様々な仕組みを持っています。 これらの仕組みには、肺による二酸化炭素の排出、腎臓による重炭酸イオンの排出、肝臓による代謝産物の処理などがあります。これらの仕組みが正常に機能している限り、血液のpHは正常な範囲に保たれます。
検査・診断

看護師に必須の用語『内視鏡検査』とは

内視鏡検査とは、直接目で見ることができない人体内部を観察することを目的とした医療機器である内視鏡を用いた検査のことです。内視鏡には、消化管内を観察する胃カメラや大腸カメラ、気管支内を観察する気管支鏡、尿路内を観察する膀胱鏡、関節内を観察する関節鏡など、さまざまな種類があります。内視鏡検査は、主に消化器系の疾患や呼吸器系の疾患、泌尿器系の疾患、関節の疾患などを診断するために使用されます。 内視鏡検査は、一般的に以下の手順で行われます。 1. 検査前日の夜から絶食を行います。 2. 検査当日は、朝食を食べずに来院します。 3. 口腔内を洗浄し、鎮静剤を投与します。 4. 内視鏡を挿入します。 5. 内視鏡を操作して、観察したい部位を撮影します。 6. 検査終了後、内視鏡を挿入します。 内視鏡検査は、体に負担をかけることなく、人体内部を詳細に観察することができる検査です。そのため、疾患の早期発見や治療に役立てることができます。
その他

ラリンゴの基礎知識とその活用法

ラリンゴの実施方法 ラリンゴマイクロサージェリーは、全身麻酔下で行われます。まず、金属の筒状の器械を喉頭に挿入し、声帯を直接見ながら、双眼顕微鏡で拡大します。次に、患部を切開あるいは切除します。切開や切除の方法は、患部の状態によって異なります。 ラリンゴマイクロサージェリーは、喉頭がんや声帯ポリープ、声帯結節などの治療によく用いられます。また、声帯麻痺や声帯機能不全などの治療にも用いられます。 ラリンゴマイクロサージェリーは、比較的安全な手術ですが、合併症が起こる可能性があります。合併症としては、出血、感染、声帯麻痺、声帯機能不全などが挙げられます。
検査・診断

看護師必見!『マルク』の基礎知識

マルクとは、骨髄もしくは骨髄穿刺のことである。骨髄を意味するドイツ語Knochenmarkに由来する。骨髄穿刺とは、骨髄液を採取する検査であり、血液疾患や白血病などの診断に用いられる。マルクとは、骨髄を意味するドイツ語Knochenmarkに由来する。骨髄は、骨の中の空洞にある組織であり、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞が作られる場所である。マルクとは、骨の中にある組織であり、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞が作られる場所である。マルクは、骨髄、骨髄穿刺、骨髄移植などの医療分野でよく用いられる用語である。
呼吸器

看護師に必須の用語『結核』について

結核とは、結核菌による感染症である。結核菌は、抗酸菌群に属する細菌の一つである。ヒトのさまざまな臓器に感染し症状を呈する。 結核は、空気感染する細菌性感染症である。感染した人の咳やくしゃみなどによって放出された結核菌を健康な人が吸い込むことで感染する。結核菌は、肺に感染することが最も多く、肺結核と呼ばれる。肺結核の症状は、咳、痰、発熱、倦怠感などである。 結核菌は、肺以外にも、リンパ節、骨、腎臓、脳などさまざまな臓器に感染することがある。肺以外の臓器に感染した結核は、肺外結核と呼ばれる。肺外結核の症状は、感染した臓器によって異なる。 結核は、適切な治療を受ければ治癒する。結核の治療には、抗結核薬が使用される。抗結核薬は、結核菌を殺菌または増殖を抑える薬である。結核の治療は、通常6~9ヶ月間行われる。 結核は、予防することができる。結核予防には、以下のことが重要である。 * 結核のワクチンを接種する。 * 結核患者と接触しないようにする。 * 結核患者から出た痰や咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込まないようにする。 * 換気をよくする。 * 手をよく洗う。 結核は、適切な治療を受ければ治癒する。結核の予防には、ワクチン接種や感染予防策が重要である。
その他

スクレロを知ろう!看護師必須の用語

スクレロ(硬化療法)とは、硬化剤を静脈に注入して静脈瘤を硬化させる治療法である。日本では1995年に保険適応となり、現在では静脈瘤治療の標準的な方法として広く行われている。スクレロ療法には、液体硬化剤と泡状硬化剤の2種類があり、静脈瘤の状態に合わせて選択される。液体硬化剤は、静脈壁を直接硬化させる作用がある。泡状硬化剤は、静脈壁に泡を形成して硬化させる作用がある。スクレロ療法は、局所麻酔下で行われるため、痛みはほとんどない。また、日帰り手術で行うことができるため、入院の必要はない。スクレロ療法の合併症として、注射部位の痛み、内出血、血栓症などがある。まれに、アレルギー反応を起こす場合もある。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき糖尿病足病変

糖尿病足病変とは、糖尿病の合併症の一つで、足に現れる病変のことです。神経障害や末梢血流障害を伴っており、感染症や潰瘍、深部組織の破壊などが特徴です。病変自体を略して「足壊疽」と呼ぶこともあります。神経障害(末梢神経障害、自律神経障害)と血管障害はそれぞれ独立した危険因子になっています。 糖尿病足病変は、糖尿病患者の約15%に発症すると言われています。発症率は、糖尿病の罹患期間が長いほど、血糖値のコントロールが悪いほど高くなります。また、高血圧、脂質異常症、喫煙などの合併症がある場合も発症リスクが高まります。 糖尿病足病変は、初期の段階では痛みや痺れなどの症状が現れます。進行すると、足に潰瘍ができて治りにくくなったり、感染症を起こしたりすることがあります。悪化すると、足の一部が壊死して切断が必要になることもあります。 糖尿病足病変を防ぐためには、血糖値のコントロールを良好に保つことが重要です。また、足に傷や潰瘍ができたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。
整形外科

看護師に必須の用語『跛行』とは?

-跛行とは何か- 跛行とは、何らかの障害により、正常な歩行ができない状態を指します。つまり、かばうように歩いたり、足をひきずったりとした異常歩行のことです。跛行は、一時的なものもあれば、永続的なものもあります。さまざまな原因で起こり得ますが、最も一般的なのは、下肢の筋肉や関節の痛み、神経障害、血管障害などです。 跛行は、歩行の際に痛みや不快感を伴うことが多く、日常生活に支障をきたすこともあります。また、転倒や骨折のリスクが高まることもあります。そのため、跛行があった場合は、原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。 跛行の原因としては、以下のようなものが挙げられます。 * 下肢の筋肉や関節の痛み変形性関節症、関節炎、筋肉痛、肉離れなど * 神経障害末梢神経障害、脳卒中、脊髄損傷など * 血管障害閉塞性動脈硬化症、動脈瘤、静脈瘤など * その他外傷、腫瘍、感染症など 跛行の治療法は、原因によって異なります。しかし、多くの場合、理学療法や運動療法、薬物療法などが行われます。また、杖や松葉杖などの歩行補助具を使用することもあります。 跛行がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
検査・診断

看護師に必須!炭酸ガス分圧を理解しよう

炭酸ガス分圧とは、血液中の二酸化炭素の濃度を測定する数値です。血ガス分析で測定され、通常は mmHg(ミリメートル水銀)で示されます。炭酸ガス分圧は、呼吸器系がどれだけうまく二酸化炭素を排出しているかを示す指標となります。二酸化炭素は、細胞の代謝によって生成される老廃物です。血液中に蓄積すると、呼吸困難や意識障害などの症状を引き起こす可能性があります。正常な炭酸ガス分圧は、35~45 mmHgです。炭酸ガス分圧が高すぎたり低すぎたりすると、呼吸器系のトラブルやその他の健康上の問題が考えられます。
内分泌・代謝・栄養

甲状腺機能低下症とは:症状、原因、治療法

甲状腺機能低下症とは 甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌が低下した病態を指します。甲状腺ホルモンは、体の代謝を調整する働きをしており、その分泌量が低下すると、体の代謝が低下して様々な症状が現れます。 甲状腺機能低下症の症状 甲状腺機能低下症の症状は、疲労感、倦怠感、体重増加、便秘、寒がり、肌の乾燥、むくみ、抜け毛、月経不順、うつなどがあります。また、甲状腺機能低下症が進行すると、心臓の機能が低下したり、脳の働きが鈍くなったりするなど、命に関わるような合併症を起こすこともあります。 甲状腺機能低下症は、血液検査で甲状腺ホルモンの値を測定することで診断されます。治療は、甲状腺ホルモンの薬を服用することで行われます。甲状腺ホルモンの薬は、1日1回、朝食前に服用します。薬の服用を続けると、甲状腺機能が正常に戻り、症状が改善していきます。 甲状腺機能低下症は、適切な治療を受ければ、症状をコントロールして健康な生活を送ることができます。ただし、甲状腺機能低下症は、進行すると様々な合併症を引き起こすことがあるため、早期発見と早期治療が大切です。
検査・診断

看護師に必須の移植に関する知識

移植とは、医療の領域では、臓器や組織を移し替えることを意味します。主には健康な臓器や組織を、機能不全に陥った臓器や組織と取り替えることです。移植は、臓器や組織の機能を回復させるための治療法であり、多くの場合、患者の命を救うことができます。 移植には、自己移植と他家移植の2種類があります。自己移植とは、自分の臓器や組織を別の部位に移し替えることです。他家移植とは、他人の臓器や組織を移植することです。自己移植は、他家移植よりも拒絶反応のリスクが低いですが、移植できる臓器や組織の種類は限られます。他家移植は、自己移植よりも拒絶反応のリスクが高いですが、移植できる臓器や組織の種類は豊富です。 臓器の移植としては、最もよく知られているのは心臓移植、肺移植、腎臓移植、肝臓移植などでしょうか。しかし、心臓、肺、腎臓、肝臓よりも多くの臓器が移植されています。 組織の移植とは、例えば、心臓弁の移植、角膜の移植、骨髄の移植などがあります。皮膚の移植、筋肉の移植、靭帯の移植などもあります。 移植の成功率は、移植される臓器や組織の種類、患者の状態、移植手術の技術などによって異なります。しかし、近年では移植手術の技術が進歩しており、移植の成功率は向上しています。
血液・造血

看護師に必須の用語『Rh血液型とは』

Rh血液型とは、血液型の一種で、Rh抗原に対する抗体の有無によって分類されます。Rh抗原は、赤血球の表面にあるタンパク質の一種で、Rh陽性の人はRh抗原を持っていますが、Rh陰性の人はRh抗原を持っていません。 Rh血液型の基礎知識として、まずRh抗原とは、赤血球の表面にあるタンパク質の一種であり、Rh陽性の人はRh抗原を持っていますが、Rh陰性の人はRh抗原を持っていません。Rh血液型は、このRh抗原の有無によって分類され、Rh陽性とRh陰性の2種類に分けられます。 Rh血液型の遺伝は、Rh陽性の遺伝子を2つ持つとRh陽性、Rh陰性の遺伝子を2つ持つとRh陰性、Rh陽性の遺伝子を1つとRh陰性の遺伝子を1つ持つとRh陽性となります。 Rh血液型は、輸血の際に重要となります。Rh陰性の人はRh陽性の血液を輸血されると、Rh抗体を産生してしまい、次回以降のRh陽性の血液の輸血時に輸血反応を起こす可能性があります。そのため、Rh陰性の人にはRh陰性の血液を輸血する必要があります。 また、Rh陰性の女性がRh陽性の男性と子供を妊娠した場合、胎児がRh陽性である可能性があります。この場合、胎児の赤血球が母親の血液に入り込むことで、母親がRh抗体を産生し、胎児に輸血反応を起こす可能性があります。これをRh不適合妊娠と言います。Rh不適合妊娠を防ぐため、Rh陰性の女性にはRh免疫グロブリンを投与します。Rh免疫グロブリンは、Rh抗体の産生を抑える薬剤です。
腎・泌尿器

IgA腎症とは?

IgA腎症の原因は、まだ完全に解明されていませんが、免疫機能の異常によって引き起こされると考えられています。また、遺伝的要因、感染症、薬物なども原因として考えられています。IgA腎症の症状には、血尿、タンパク尿、むくみ、高血圧などがあります。血尿は、尿に血が混じることで、肉眼的にも確認できる場合があります。タンパク尿は、尿にタンパク質が混じることで、尿検査で検出されます。むくみは、体内に水分が貯留することで起こり、顔や手足が腫れるなどの症状が現れます。高血圧は、血圧が上昇することで、動脈硬化や脳卒中などの合併症を引き起こす可能性があります。
産婦人科

卵円孔とは何か?看護師が知っておくべき心臓の穴

卵円孔とは、胎児期の心臓に存在する穴のことである。胎児期は肺が機能していないため、左心房と右心房を卵円孔がつなぐことで血液の循環が行われる。 通常は出生後、肺機能の活動開始および呼吸の開始と共に卵円孔は自然に閉鎖する。しかし、何らかの原因で卵円孔が閉鎖せず、開き続ける状態を卵円孔開存という。 卵円孔開存は、大多数の人は無症状であるが、一部の人では息切れ、動悸、失神、脳梗塞などの症状が現れる場合がある。 卵円孔開存の治療法は、症状がない場合は経過観察となるが、症状がある場合は経カテーテル的卵円孔閉鎖術(PFO閉鎖術)という手術が行われる。
循環器

看護士に必須の用語『大動脈瘤』について

大動脈瘤とは、大動脈壁の一部の全周ないしは局所が拡張した状態である。大動脈は、心臓から全身に血液を送り出す血管で、動脈の中で最も太い血管である。大動脈瘤は、大動脈の壁が弱くなって膨らみ、破裂する危険性がある。大動脈瘤は、動脈硬化、高血圧、喫煙、糖尿病、家族歴などの要因によって起こる。大動脈瘤は、無症状であることが多く、健康診断などで偶然発見されることが多い。 大動脈瘤の症状として、胸痛、背部痛、腹部痛、呼吸困難、嗄声(させい)、 swallowing 困難、血痰、喀血などが挙げられる。大動脈瘤が破裂すると、失血死や臓器不全を引き起こすことがある。大動脈瘤の治療法としては、薬物療法、血管内治療、外科手術などがある。薬物療法は、血圧を下げたり、動脈硬化を進行させないようにする薬を投与する。血管内治療は、大動脈瘤の中にステントグラフトを挿入して拡張を抑える方法である。外科手術は、大動脈瘤を切除して人工血管を挿入する方法である。
救急・ICU

看護師に必須の用語『緊急室開胸手術』について

緊急室開胸手術とは、初療室等で実施される開胸手術のことである。救急室開胸手術ともいう。手術室まで移動出来ない、一刻をあらそう状態の重篤患者に対して行われる。 緊急室開胸手術は、心臓や肺、食道などの胸部の臓器が損傷した患者に対して行われる。交通事故、転落事故、刺傷、銃撃などの外傷によって胸部を損傷した場合や、心臓発作、肺塞栓症、大動脈解離などの病気によって胸部の臓器が損傷した場合に緊急室開胸手術が行われる。 緊急室開胸手術は、救急医や外科医によって行われる。救急医は、患者の状態を評価し、緊急室開胸手術の必要性を判断する。外科医は、緊急室開胸手術を実施し、損傷した臓器を修復する。 緊急室開胸手術は、救命率の低い手術である。しかし、緊急室開胸手術を受けることで、患者の救命率が高まる場合がある。