看護師業界ウォッチャー

産婦人科

看護師が知っておくべき後陣痛

後陣痛とは、分娩後、子宮が急速に元の大きさに戻ろうと収縮する時の痛みのことです。通常は、分娩当日から翌日から2~3日間続き、痛みが強いと日常生活にも支障をきたします。後陣痛は、経産婦や授乳などで乳頭が刺激される(オキシトシンの分泌亢進)こと、子宮収縮薬の投与などが原因となって起こります。後陣痛の治療としては、子宮収縮薬が投与されている場合には、子宮収縮を確認して投与の中止を医師に相談します。さらに後陣痛が続く場合には、鎮痛薬の使用を褥婦に説明したうえで、医師の処方を受けます。
整形外科

看護師が知っておくべき『理学療法』基礎知識

-理学療法とは何か?- 理学療法とは、身体に障害のある者に対し、運動療法や物理療法などを用いて、基本的動作能力の回復を図る治療法である。理学療法は、医師の指示のもとで行われることが多く、理学療法士によって実施される。理学療法の目的は、障害のある方の基本的動作能力を回復させ、自立した生活を送れるようにすることである。理学療法は、脳卒中や骨折、関節炎、筋萎縮症などの様々な障害のある方に対して行われる。理学療法士は、患者の状態に合わせて、適切な運動療法や物理療法を選択し、実施する。運動療法には、関節可動域訓練、筋力増強訓練、バランス訓練、歩行訓練などがある。物理療法には、電気療法、温熱療法、水療法などがある。理学療法は、患者の状態に合わせて、長期にわたって行われることが多く、患者の回復をサポートする上で重要な役割を果たしている。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべきロイコトリエン

ロイコトリエンとは、ロイコサイト(白血球)からトリエン酸を合成して作られる生理活性物質の一種です。脂肪酸代謝によって生じるエイコサノイドの一種であり、ロイコトリエンは炎症反応において重要な役割を果たしています。好中球の走化性を活性化し、好中球が炎症部位に集まるように働きます。また、気管支収縮作用、血管拡張作用、血管透過性の亢進などを担い、炎症反応を促進します。ロイコトリエンは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患や、関節リウマチ、乾癬などの炎症性疾患に関与していると考えられています。
医療機器・設備・器具

看護師必見!人工心肺装置について解説

人工心肺装置とは、心臓と肺の機能を代行する医療機器のことです。CPB(cardio-pulmonary bypass)とも呼ばれています。心臓を手術する際には、心臓の拍動を止め、心臓と肺に流れている血液を遮断する必要があります。その間は、機器により呼吸(肺)と循環(心臓)の機能を代行しなければなりません。人工心肺装置は、心臓に代わって全身に血を巡らせるポンプ作用と、肺の代わりとして二酸化炭素を排除し、酸素を取り込むガス交換作用を持っています。 人工心肺装置は、心臓手術や肺手術、心臓移植手術など、さまざまな心臓外科手術で使用されています。また、心臓や肺の機能が低下している患者さんの集中治療室でも使用されています。人工心肺装置は、患者の命を救うために欠かせない医療機器です。
循環器

機械弁を深掘り!種類から合併症まで徹底解説

機械弁とは、心臓弁膜症、先天性心疾患、感染性心内膜炎などの疾患により心臓弁の機能が低下した場合に、弁を人工物に置き換える心臓弁置換術で使用される弁のことです。機械弁は、主に炭素繊維やチタンなどの耐久性に優れた人工材料で作られています。機械弁は、生体由来の組織で作られた生体弁と異なり、耐久性に優れているという長所がありますが、血栓が生じやすく、抗凝固剤(ワーファリン)の服用が必要になるという短所があります。
感染

看護師に必須の用語「感染症」について

感染症とは、細菌、ウイルス、真菌、原虫、寄生虫などの病原体が体内で増殖し、症状を引き起こすことです。感染症は、接触感染、飛沫感染、空気感染、経口感染、経皮感染、性感染などの感染経路によって広がります。感染症の症状は、感染した部位や病原体によって異なりますが、発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、発疹、筋肉痛、関節痛などの症状が現れることが多いです。感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物で治療することができることが多いですが、中には治療法がなく、死に至ることもある感染症もあります。感染症を防ぐためには、手洗い、マスクの着用、ワクチンの接種などの予防策を講じることが大切です。
皮膚科

看護師に必須の用語『ラップ療法』と管理方法

ラップ療法とは、擦過傷のような創傷、熱傷、褥瘡などの皮膚潰瘍の治療に行われる湿潤療法の一つである。ラップ療法は、創傷に湿潤環境を作り出し、創傷の治癒を促進する。ラップ療法は、創傷を覆うことで、創傷から水分が蒸発するのを防ぎ、創傷を湿润に保つ。また、ラップ療法は、創傷を保護し、感染を防ぐ効果もある。ラップ療法は、創傷の治癒を促進し、創傷の痛みを軽減する効果がある。ラップ療法は、創傷の治療に広く用いられている。
血液・造血

造血幹細胞移植の基礎知識

造血幹細胞とは、赤血球、白血球、血小板など、血液細胞のすべてのもとになる細胞のことです。骨髄に存在し、常に新しい血液細胞を産生しています。造血幹細胞は、骨髄を採取して移植することで、血液疾患や免疫不全疾患の治療に利用されます。 造血幹細胞は、おもに骨髄に存在していますが、末梢血や臍帯血にも存在します。骨髄が採取できない場合には、末梢血や臍帯血から造血幹細胞を採取して移植することもできます。造血幹細胞移植は、白血病、悪性リンパ腫、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの血液疾患や、重症複合免疫不全症候群(SCID)などの免疫不全疾患の治療に用いられています。 造血幹細胞移植は、化学療法や放射線療法などの前処置を行い、患者の骨髄を破壊した後、健康なドナーから採取した造血幹細胞を患者の体内に移植します。移植された造血幹細胞は、患者の骨髄に定着して新しい血液細胞を産生し始め、造血機能を回復させます。
腎・泌尿器

WOCナースとは

WOCナースは、創傷、ストーマ、失禁のケアに特化した看護師です。褥瘡などの創傷のケア、人工肛門や人工膀胱などのストーマの管理、失禁への対応など、排泄に関する専門的な知識と技術を持っています。また、患者や家族の自己管理やセルフケアを支援する役割も担っています。 WOCナースは、病院だけでなく、訪問看護ステーションやクリニック、介護施設など、さまざまな場所で活躍しています。患者や家族の生活の質向上に貢献できるやりがいのある仕事です。
脳・神経

看護師に必須の用語『血液脳脊髄液関門』とは

血液脳脊髄液関門の構造 血液脳脊髄液関門は、脈絡叢上皮細胞によって構成される。脈絡叢とは、脳室内の壁にある毛細血管ネットワークであり、脳脊髄液を産生する。脈絡叢上皮細胞は、脳脊髄液と血液の間にタイトジャンクションと呼ばれる密接な結合を形成しており、この結合が物質の通過を制限している。また、脈絡叢上皮細胞は、物質を能動輸送するポンプタンパク質を多く含んでおり、これらのタンパク質が血液から脳脊髄液への物質の移行を制御している。 血液脳脊髄液関門は、脳を有害な物質から守る重要な役割を果たしている。血液中に存在する細菌やウイルス、毒素などは、血液脳脊髄液関門によって脳脊髄液に侵入することを防がれている。また、血液脳脊髄液関門は、脳に必要な栄養素や酸素を脳脊髄液に供給する役割も果たしている。 血液脳脊髄液関門は、まだ解明されていない部分も多く、現在も研究が進められている。血液脳脊髄液関門の研究は、脳の病気を治療するための新しい薬剤の開発や、脳の機能をより深く理解することにつながると期待されている。
組織・制度

国際看護師協会とは?

国際看護師協会(ICN)は、世界最大の看護師団体であり、世界で初めて結成された国際的看護師団体である。1899年にスイスのジュネーブに本部を置き、設立された。ICNは、世界中130カ国の看護師協会が加盟しており、総勢1,300万人の看護師を代表している。 ICNの設立目的は、看護師の社会的地位の向上、国際的な連帯、広域及び地域社会での健康医療政策に積極的に参加することである。ICNは、看護師の専門性を守り、看護師の倫理を確立し、看護師の教育を促進するために活動している。また、ICNは、世界保健機関(WHO)や国連児童基金(UNICEF)などの国際機関と協力して、世界の健康問題の解決に取り組んでいる。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき横溢性尿失禁

横溢性尿失禁は、尿排出障害のため、膀胱内に顕著な残尿があり、常に膀胱が充満した状態となるために膀胱内の尿があふれ、少しずつ漏れる状態のことである。溢流性尿失禁(overflow incontinence)ともいう。 横溢性尿失禁の原因は、前立腺肥大症、尿道狭窄、神経因性膀胱など、尿路の閉塞や尿排出障害がある場合に起こることが多い。また、糖尿病、脳卒中、パーキンソン病などの神経疾患や、薬の副作用でも起こることがある。 横溢性尿失禁の症状は、尿意があっても排尿できない、排尿が困難である、尿が勢いよく出ない、尿が途中で切れる、残尿感がある、尿失禁が起こるなどである。 横溢性尿失禁は、残尿が多くなることで膀胱が常に膨満した状態となり、膀胱の機能が低下して尿失禁が起こる。また、残尿が多くなることで膀胱炎や腎盂腎炎などの感染症を起こしやすくなる。 横溢性尿失禁の治療は、まず原因となっている疾患の治療を行うことが重要である。前立腺肥大症や尿道狭窄の場合には、手術や薬物療法を行う。神経因性膀胱の場合には、排尿補助具の使用や薬物療法を行う。また、残尿を減らすために、定期的に導尿を行う場合もある。
皮膚科

看護師に必須の用語『保湿』について

保湿とは、皮膚の水分を補ったり、水分の蒸発を防いだりして、皮膚の湿度を一定に保つことである。スキンケアの基本となる。 皮膚は常に乾燥にさらされており、水分が失われやすい。そのため、皮膚を健康に保つためには、保湿が欠かせない。保湿には、以下のような効果がある。 * 皮膚の乾燥を防ぐ * 皮膚の弾力を維持する * 皮膚のシワを防ぐ * 皮膚を柔らかくする * 皮膚の炎症を抑える 保湿には、様々な方法がある。最も簡単な方法は、保湿クリームや乳液を使用することである。保湿クリームや乳液は、皮膚に水分を補い、水分の蒸発を防ぐ。また、皮膚のバリア機能をサポートする成分が含まれていることが多い。 保湿に効果的な成分としては、以下のようなものがある。 * セラミド * ヒアルロン酸 * スクワラン * グリセリン * ワセリン 保湿クリームや乳液を使用する際には、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切である。乾燥肌の人は、油分の多い保湿クリームや乳液が適している。オイリー肌の人は、油分の少ない保湿クリームや乳液が適している。 また、保湿クリームや乳液は、お風呂上りや洗顔後に使用するようにしよう。お風呂上りや洗顔後は、皮膚が乾燥しやすい状態にあるため、保湿剤を塗ることで、皮膚の水分をキープすることができる。 保湿は、スキンケアの基本である。保湿をしっかりと行うことで、皮膚を健康に保つことができる。
医療機器・設備・器具

新生児室とは?役割としくみをご紹介

新生児室は、分娩直後から退院まで、新生児のケアを行う部屋のことである。新生児室は、新生児の健康状態を監視し、必要なケアを提供するための重要な場所である。新生児室には、新生児の健康状態を監視するための機器や、新生児のケアに必要な設備が揃っている。また、新生児室には、新生児のケアを専門とする看護師が常駐しており、新生児の健康状態を24時間体制で監視し、必要なケアを提供している。 新生児室は、新生児の健康を守るために重要な役割を果たしている。新生児は、生後まもない時期は、免疫力が弱く、感染症にかかりやすい。また、新生児は、体温調節機能が未発達であり、低体温や高体温になりやすい。さらに、新生児は、呼吸器系や消化器系が未発達であり、呼吸困難や消化器系のトラブルを起こしやすい。そのため、新生児は、出生後すぐに新生児室でケアを受ける必要がある。 新生児室では、新生児の健康状態を監視し、必要なケアを提供している。新生児室には、新生児の健康状態を監視するための機器や、新生児のケアに必要な設備が揃っている。また、新生児室には、新生児のケアを専門とする看護師が常駐しており、新生児の健康状態を24時間体制で監視し、必要なケアを提供している。新生児室では、新生児の健康状態を監視し、必要なケアを提供することで、新生児の健康を守っている。
皮膚科

グラインダーとは?看護師に必須の爪の研磨器具を解説

グラインダーとは、分厚くなった爪や皮膚を研磨して治療するための用具のことです。爪白癬や胼胝、疣贅、爪甲鉤彎症などの治療に使用されます。爪白癬とは、爪が白く濁ったり、ボロボロに崩れたりする病気です。胼胝とは、皮が厚く硬くなった状態のことです。疣贅とは、ウイルス感染によってできるイボのことです。爪甲鉤彎症とは、爪が巻いてしまう病気です。 グラインダーは、爪や皮膚を研磨することで、厚みや硬さを軽減します。また、爪や皮膚の表面を滑らかにすることで、感染症を防ぐ効果もあります。グラインダーは、医療機関や美容院などで使用されています。爪白癬や胼胝、疣贅、爪甲鉤彎症などの治療を希望される方は、医療機関を受診してください。
皮膚科

看護師必須用語集:手湿疹

手湿疹とは、手に触れる物質による刺激や、物質に対するアレルギー反応によって引き起こされる手の皮膚炎のことです。手湿疹は、手荒れとも呼ばれ、手や指の皮膚が赤く腫れたり、かゆくなったり、ひび割れたり、水疱ができたりします。手湿疹は、生活に支障をきたすだけでなく、見た目が悪く、不快感や痛みを伴うこともあります。 手湿疹の原因には、石鹸や洗剤、消毒薬などの化学物質による刺激、金属やゴム、植物などのアレルギー反応、乾燥や紫外線、ストレスなどがあります。手湿疹は、主婦や美容師、医療従事者などの手に触れる物質や刺激が多い職業の人や、アトピー性皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患の人、ストレスを多く抱えている人などに多くみられます。 手湿疹の症状は、手や指の皮膚が赤く腫れたり、かゆくなったり、ひび割れたり、水疱ができたりします。手湿疹がひどくなると、皮膚がただれて出血したり、感染症を起こしたりすることもあります。手湿疹の治療には、原因となる物質を特定し、その物質に触れないようにすることが重要です。また、保湿剤やステロイド剤、抗ヒスタミン薬などの薬を塗ったり、飲んだりして、症状を緩和します。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『トレッドミル』とは?

トレッドミルとは、室内でランニングやウォーキングを行うための器具のことです。動くベルトコンベアー上を歩いたり走ったりするもので、ルームランナーやランニングマシンとも呼ばれています。医療用語で「トレッドミル」という場合は、「トレッドミル運動負荷試験」の略語として使う場合が一般的です。 トレッドミルは、フィットネスやリハビリテーション、医療などさまざまな目的に使用されています。フィットネスでは、有酸素運動によるカロリー消費や筋力強化、心肺機能の向上などを目的として使用されます。リハビリテーションでは、歩行困難な患者さんの歩行能力を回復させるために使用されます。医療では、心臓や肺の機能を評価するための検査として使用されます。 トレッドミルを使用する際には、正しい姿勢とフォームを心がけることが大切です。また、運動強度や運動時間は、個人の体力や目的に応じて調整する必要があります。トレッドミルを使用した運動は、健康維持や増進に効果的ですが、無理をせず、安全に運動することが大切です。
その他

薬剤でリウマチをコントロール~抗リウマチ薬とは~

抗リウマチ薬とは、疾患修飾性抗リウマチ薬(disease modifying anti-rheumatic drugsDMARDs)とも呼ばれるリウマチの活動を抑制する薬剤である。リウマチは、関節の滑膜に炎症が起こり、関節が腫れたり、痛んだりする病気である。抗リウマチ薬は、滑膜の炎症を抑えることで、関節の腫れや痛みを軽減し、リウマチの進行を遅らせる効果がある。 抗リウマチ薬には、様々な種類があり、それぞれに異なる作用機序を持っている。そのため、リウマチの症状や病態に合わせて、適切な抗リウマチ薬を選択することが重要である。抗リウマチ薬は、一般的に長期にわたって服用する必要がある。抗リウマチ薬には、副作用が起こる可能性がある。最も一般的な副作用は、胃腸障害である。また、発疹、肝機能障害、腎機能障害、骨髄抑制などの副作用が起こる可能性がある。抗リウマチ薬を服用する際には、副作用に注意し、定期的に医師の診察を受ける必要がある。
血液・造血

看護師に欠かせない用語:溶血

溶血とは、寿命を迎える前の赤血球が何らかの原因により破壊されることを言います。赤血球の寿命は約120日と言われています。寿命が尽きると肝臓に運ばれ処理されます。溶血が起きると、赤血球が未熟な状態で破壊されてしまいます。このため、赤血球の寿命が120日未満と短くなってしまい、赤血球の不足などで体に様々な影響を及ぼします。溶血は血液検査でLDH、AST、カリウムの異常な上昇を認めた場合に疑うことが多いです。代表的な溶血の原因は自己免疫疾患、輸血による不適合、感染症、薬剤の副作用などです。溶血が起こると、貧血、黄疸、疲労、息切れなどの症状が現れます。重症化すると、腎不全や心不全を引き起こすこともあります。溶血の治療法は、原因によって異なります。自己免疫疾患が原因の場合は、ステロイド薬や免疫抑制剤を使用します。輸血による不適合が原因の場合は、適切な輸血を行います。感染症が原因の場合は、抗菌薬を使用します。薬剤の副作用が原因の場合は、その薬剤の使用を中止します。溶血は、適切な治療を受ければ、多くの場合治癒します。
消化器

看護師に必須の用語『肝炎』について

肝炎とは、肝臓に生じる炎症の総称で、原因によってA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎などに分けられます。A型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。B型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。C型肝炎は、感染者の血液や体液に触れたり、母子感染によって感染するウイルス性肝炎です。D型肝炎は、B型肝炎に感染している人が、D型肝炎ウイルスに感染することで発症するウイルス性肝炎です。E型肝炎は、汚染された水を飲んだり、感染者の便に触れたりすることで感染するウイルス性肝炎です。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『出血性膀胱炎』とは

出血性膀胱炎は、出血を伴って発症する膀胱の炎症です。出血(血尿)を伴って発症する膀胱の炎症である。症状としては血尿、頻尿、排尿時痛である。膀胱炎の原因は、細菌感染症、ウイルス感染症、外傷、薬剤、腫瘍など様々である。出血性膀胱炎を発症した場合、早期に治療することが重要である。治療は原因に応じて行われるが、通常は抗菌薬や抗ウイルス薬などが用いられる。出血性膀胱炎は、適切な治療を受ければ、多くの場合治癒する。
検査・診断

看護師が知っておくべきウィルヒョウ転移

ウィルヒョウ転移とは、消化器癌などが左鎖骨の上のくぼみにあるリンパ節(左鎖骨上窩リンパ節)に転移することである。胃癌が代表である。左鎖骨上窩リンパ節は、リンパ管が大静脈に合流する静脈角の近くのリンパ節であり、そこに転移があることは、癌がかなり進行した状態を示す。 ウィルヒョウ転移は、19世紀ドイツの病理学者ルードルフ・ウィルヒョウによって最初に報告された。ウィルヒョウは、胃癌の患者で、左鎖骨上窩リンパ節に転移が見られることが多いことに気づいた。彼は、この転移が癌の進行を示す重要な徴候であることを主張した。 ウィルヒョウ転移は、胃癌だけでなく、食道癌、膵癌、大腸癌、胆嚢癌など、他の消化器癌でも見られることがある。また、乳癌や肺癌でも、まれに見られることがある。 ウィルヒョウ転移が見つかった場合、癌がかなり進行している可能性が高い。そのため、早期に治療を開始することが重要である。治療法としては、手術、化学療法、放射線療法などがある。
呼吸器

看護師に欠かせない!禁煙外来を徹底解説

禁煙外来とは、日本において、禁煙を支援するための専門外来科目です。主な介入は、禁煙指導と薬剤処方です。平成18年度診療報酬の改定により、一定の基準を満たす患者に対する禁煙治療が保険適用となり、それによりニコチン依存症管理料の算定や薬剤の保険適用が認められました。 禁煙外来では、まず、患者さんのニコチン依存症の程度を評価し、それに応じた禁煙治療計画を立てます。禁煙治療計画には、禁煙指導、禁煙補助薬の処方、フォローアップなどが含まれます。 禁煙指導では、禁煙のメリットや禁煙方法について説明し、患者さんが禁煙を成功させるためのサポートを行います。禁煙補助薬には、ニコチンガムやニコチンパッチ、バレニクリン、チャンピックスなどがあります。これらは、ニコチンの渇望や離脱症状を軽減する効果があり、禁煙を成功させるための助けになります。 フォローアップでは、禁煙外来に通院している患者さんの禁煙状況を確認し、必要に応じて禁煙指導や禁煙補助薬の処方を調整します。禁煙外来は、禁煙を成功させたい人にとって、頼りになる施設です。
消化器

看護師が知っておきたい『門脈』とは?

門脈とは、消化管を流れた血液が集まって肝臓に注ぐ部分の血管のことである。肝門脈ともいう。門脈には胃、小腸、大腸、膵臓、脾臓、胆嚢などの消化器から流れ出る静脈が集まっており、腸管で吸収されたアミノ酸、膵臓で作られたインスリンをはじめとしたホルモン、脾臓から排出された分解物などを肝臓に運ぶ。 門脈は肝臓の右葉と左葉の間で分枝し、多数の毛細血管に分かれる。毛細血管は肝細胞の間を流れて肝細胞に酸素や栄養素を供給し、肝細胞から排出された老廃物を回収する。老廃物は門脈を介して肝臓から排出され、最終的には腎臓でろ過されて尿として体外に排出される。 門脈は消化器系の重要な血管であり、肝臓の働きに欠かせない。門脈に何らかの異常が生じると、肝機能障害や消化器系の疾患を引き起こすことがある。