看護師業界ウォッチャー

その他

知っておいて損なし!『手術』の用語と豆知識

手術とは、病気や外傷などの患部に対して治療目的に皮膚や粘膜を切り開いて行われる処置のことです。英語のoperation(オペレーション)から、略してオペともいわれています。手術は、患部を直接確認したり、処置を施したりするために必要な処置です。また、患部の切除や修復、組織の移植などにも用いられます。手術は、一般的に病院や診療所で行われます。手術には、全身麻酔や局所麻酔など、さまざまな麻酔方法があります。全身麻酔は、手術中に患者さんが意識を失っている状態を維持するために使用されます。局所麻酔は、手術を行う部位のみを麻痺させる麻酔方法です。
整形外科

看護師必須用語「筋肉痛」を理解しよう

筋肉痛とは、筋肉に痛みを生じることを言います。こむら返りや肉離れなどの筋肉の炎症や損傷など、痛みを引き起こす原因はさまざまあります。痛みがあれば筋肉痛です。一般的に「筋肉痛」と言われるのは、激しい運動後数時間~数日後に生じる筋肉の痛みである「遅発性筋肉痛」のことです。 遅発性筋肉痛は、エキセントリック収縮による筋肉の損傷によって起こると考えられています。エキセントリック収縮とは、筋肉を伸ばしながら収縮させることで、筋力トレーニングなどでよく行われます。遅発性筋肉痛は、筋肉に微小な損傷が起こり、筋肉が回復する過程で炎症が生じて痛みを引き起こすと考えられています。 筋肉痛は、数日から数週間で自然に治ることがほとんどです。しかし、痛みが強い場合や、なかなか治まらない場合は、医師に相談しましょう。筋肉痛を予防するには、運動前に十分なウォーミングアップを行い、運動後はクールダウンを心がけましょう。また、筋肉の疲労を回復させるために、十分な睡眠をとったり、栄養バランスのとれた食事を心がけることも大切です。
呼吸器

看護師に必須の用語『肺拡散能』とは?

肺拡散能とは、肺胞から肺胞の毛細血管に酸素などのガスを供給する能力のことです。通常は一酸化炭素(CO)について測定し、肺胞分圧1mmHg当たり1分間に肺胞気から血中に移行するCOの容積(mL)で表現します(記号DLCO)。これはCOのヘモグロビン親和性がO2の210倍もあり、低濃度で測定でき、かつ肺毛細管内のCOを0とみなせるため、検査が簡単であるからである。肺拡散能は、肺胞と肺胞の毛細血管の間のガス交換の速度を反映しており、肺のガス交換機能を評価する重要な指標となります。
医療機器・設備・器具

留置針:看護師に必須の用語

留置針とは、動静脈の血管内に留置できる注射針のことである。(indwelling needle)。留置針は、患者の状態をモニタリングするために、または点滴や薬剤を投与するために使用される。留置針は、通常、腕の静脈に挿入されるが、他の場所に挿入されることもある。留置針は、長期間留置できるように設計されており、数日から数週間まで留置されることがある。留置針を使用する際には、感染のリスクを減らすために、十分な注意を払うことが重要である。
腎・泌尿器

看護師に必須:ブスコパン®とその役割

看護師のためのブスコパン®基礎知識 ブスコパン®は、抗コリン作用によって消化管蠕動運動を抑制し、胃痛・下痢などの症状を抑える薬剤です。一般名は、ブチルスコポラミン臭化物です。 ブスコパン®は、 錠剤、注坐剤、細粒剤、散剤など、さまざまな剤形があります。錠剤は、10mgと20mgの2種類があります。注坐剤は、5mgと10mgの2種類があります。細粒剤は、5mgと10mgの2種類があります。散剤は、5mgと10mgの2種類があります。 ブスコパン®の用法・用量は、次の通りです。 錠剤成人1回10~20mg、1日3回経口投与。 注坐剤成人1回5~10mg、1日3回肛門投与。 細粒剤成人1回5~10mg、1日3回経口投与。 散剤成人1回5~10mg、1日3回経口投与。 ブスコパン®の主な副作用は、口渇、便秘、眠気、めまい、動悸、発赤などです。また、まれに、アレルギー反応を起こすことがあります。 ブスコパン®を服用する際には、以下の点に注意が必要です。 緑内障のある方は、使用できません。 心不全のある方は、慎重に使用してください。 妊娠中、授乳中は、使用できません。 小児には、使用できません。 他の薬剤を服用している方は、医師または薬剤師にご相談ください。 ブスコパン®は、胃痛・下痢などの症状を緩和する薬剤です。用法・用量を守って正しく服用してください。
呼吸器

看護師に必須の用語『扁桃腺炎』

扁桃腺とは、喉の奥にある小さなリンパ組織です。扁桃腺は、細菌やウイルスなどの病原体を捕まえ、体を守る働きをしています。扁桃腺は、口蓋扁桃腺、咽頭扁桃腺、舌扁桃腺、耳管扁桃腺の4つに分類されます。口蓋扁桃腺は、喉の奥の両側に位置する扁桃腺で、扁桃腺と言った場合、通常は口蓋扁桃腺を指します。咽頭扁桃腺は、鼻の奥にある扁桃腺で、アデノイドとも呼ばれます。舌扁桃腺は、舌の根元に位置する扁桃腺で、リンパ輪とも呼ばれます。耳管扁桃腺は、耳管の奥にある扁桃腺です。 扁桃腺は、体の免疫システムの一部であり、細菌やウイルスなどの病原体を捕まえて体内に入らないようにする役割をしています。また、扁桃腺は、抗体と呼ばれるタンパク質を産出して、病原体と戦う働きもしています。しかし、扁桃腺は、細菌やウイルスなどの病原体に感染して炎症を起こすことがあり、扁桃腺炎と呼ばれる病気になります。扁桃腺炎は、細菌やウイルスなどの病原体に感染して扁桃腺が炎症を起こした状態です。扁桃腺炎になると、喉の痛み、発熱、頭痛、悪寒、咳などの症状が現れます。扁桃腺炎は、通常は軽症ですが、重症化すると扁桃腺周囲膿瘍や敗血症などの合併症を引き起こすことがあります。
呼吸器

ブリンクマン指数とは~がんとの関係を知ろう~

ブリンクマン指数とは、健康と喫煙の関係を示す指数である。喫煙が人体に与える影響は今までに吸った煙草の量に関係しており、目安としてブリンクマン指数が用いられる。この指数が大きいほどがんの発病率が高いことが知られている。 ブリンクマン指数は、1982年にドイツの疫学者であるディーター・ブリンクマンによって考案された。ブリンクマン指数は、1日に吸うタバコの量と喫煙歴を掛け合わせて計算される。具体的には、1日に吸うタバコの数を喫煙歴の年数で掛け合わせた値である。例えば、1日に20本吸っていて、喫煙歴が10年であれば、ブリンクマン指数は200となる。 ブリンクマン指数は、喫煙がもたらす健康被害の程度を評価するのに役立つ。ブリンクマン指数が高いほど、肺がん、心臓病、脳卒中などの発症リスクが高くなる。また、ブリンクマン指数が高いほど、喫煙による早死のリスクも高くなる。 ブリンクマン指数は、喫煙の健康被害を認識し、禁煙を促すために広く用いられている。禁煙を検討している人は、ブリンクマン指数を計算して、喫煙が自分にもたらす健康被害の程度を認識することが重要である。
検査・診断

心係数の理解 – 看護師のための重要な指標

心係数とは、心拍出量を個々人の体格差を補正するために、体表面積当たりに換算した心機能を表す指標のことです。心拍出量とは、1分間に心臓から送り出される血液の量であり、心機能の重要な指標となります。しかし、心拍出量は個人差が大きく、体格によって異なるため、そのままでは心機能を比較することができません。 そこで、心係数は心拍出量を体表面積で割ることで、個人差を補正しています。体表面積とは、体重と身長から算出される値であり、その人の体格を表す指標となります。心係数は、L/min/m2という単位を用いて表されます。正常値は2.5~4.0L/min/m2であり、これより低い場合は心機能が低下している可能性があります。 心係数は、血行動態学を把握する指標の一つであり、心臓のポンプ機能や末梢血管抵抗などを評価するために使用されます。心不全やショックなどの疾患では、心係数が低下することが多く、その重症度を評価するために使用されます。また、心臓手術やカテーテル検査などの際に、心機能をモニタリングするためにも使用されます。
その他

看護師必須!カクテル療法の基礎知識

カクテル療法とは、複数の薬を、患者の症状や病気の進行度などに応じて組み合わせて使う治療法のことです。カクテル療法を行うことで、相乗効果で薬の効き目が高まるとともに、1つ1つの薬の使用量が少なく済むこともあり、副作用が現れにくいというメリットがあります。カクテル療法は、後天性免疫不全症候群(エイズ)や原発性糸球体腎炎などの治療に用いられます。 カクテル療法は、複数の薬を組み合わせることによって、それぞれの薬の効き目を高めることができます。これは、各薬剤が異なる機序で作用することによって、病原菌やがん細胞をより効果的に攻撃することができるからです。また、カクテル療法は、1つ1つの薬の使用量を少なくすることができるため、副作用が現れにくくなります。これは、それぞれの薬剤の副作用が異なるため、複数の薬剤を組み合わせることによって、副作用を相殺することができるからです。 カクテル療法は、エイズや原発性糸球体腎炎などの治療に広く用いられています。エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が引き起こす感染症であり、免疫機能が低下して様々な感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。カクテル療法は、複数の抗ウイルス薬を組み合わせてHIVの増殖を抑えることで、エイズの進行を遅らせることができます。原発性糸球体腎炎は、糸球体が炎症を起こすことで腎機能が低下する病気です。カクテル療法は、複数の免疫抑制剤を組み合わせて炎症を抑えることで、原発性糸球体腎炎の進行を遅らせることができます。
その他

看護師に必須の用語『POMR』

POMRとは、問題志向型診療録のことである。患者の抱える問題に目を向け、患者の問題を中心に行う医療(POM;problem oriented medical)の考え方に合わせた記録方法のことをいう。POMRは、患者の問題を明確にし、その問題を解決するための介入を計画し、その介入の効果を評価するためのツールとして使用される。POMRは、医師、看護師、ソーシャルワーカーなど、患者のケアに関わるすべての職種が共通して使用する記録であり、患者のケアの継続性と協調性を確保するために重要である。POMRは、患者の病歴、身体診察、検査結果、診断、治療計画、ケアの結果などを記録する。POMRには、問題リスト、SOAPノート、ケアプランなどの構成要素があり、問題リストには患者の問題を明確に記載し、SOAPノートには患者の状態、介入、アウトカムを記載する。ケアプランには、患者の問題を解決するための介入を計画する。POMRは、患者のケアの継続性と協調性を確保するために重要なツールである。
整形外科

亀背とは?日常の姿勢による機能的後彎と病的構築性後彎について

亀背とは、背骨が丸くなる状態のことです。日常的な姿勢不良による機能的後弯と、病的な理由によって背骨が丸くなる構築性後弯の2種類があります。機能的後弯は、日常の姿勢を正すことで矯正が可能ですが、構築性後弯は、何らかの治療が必要となります。 機能的後弯とは、姿勢不良によって背骨が丸くなる状態です。長時間座りっぱなしや、前かがみの姿勢を続けることで起こりやすくなります。機能的後弯は、日常の姿勢を正すことで矯正が可能です。 構築性後弯とは、病的な理由によって背骨が丸くなる状態です。生まれつきの奇形や、骨粗しょう症、椎間板ヘルニア、脊椎分離症などによって起こります。構築性後弯は、何らかの治療が必要となります。治療法は、後弯の程度や原因によって異なります。 亀背は、見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。亀背になると、肺や心臓が圧迫されて呼吸困難や動悸が起こりやすくなります。また、腰痛や肩こり、頭痛などの症状を引き起こすこともあります。
検査・診断

看護師に必須!クロマチンの役割

クロマチンとは、真核生物の細胞核にあるDNAとタンパク質(ヒストン)の複合体のことです。染色質とも呼ばれます。クロマチンは、遺伝情報を格納し、伝達する役割を担っています。 クロマチンの構造は、DNAの巻き付き方によって異なります。DNAは、ヒストンと呼ばれるタンパク質の周りに巻き付いており、この構造をヌクレオソームと呼びます。ヌクレオソームは、さらに凝縮されて、クロマチン繊維を形成します。クロマチン繊維は、さらに凝縮されて、染色体を形成します。 染色体は、細胞分裂の際に、細胞の両極に移動して、遺伝情報を分配します。また、染色体は、遺伝子の発現を制御する役割も担っています。
その他

看護師必須!パフォーマンスステータスを知る

パフォーマンスステータスとは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標です。アメリカの腫瘍学団体の1つECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多いです。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多いです。 PSは、患者の身体的、精神的、社会的な機能を総合的に評価して決定されます。PSが低いほど、患者の全身状態が悪く、日常生活動作が制限されています。逆に、PSが高いほど、患者の全身状態が良く、日常生活動作が自立しています。 PSは、がんの治療計画を立てる際に重要な情報となります。PSが低い患者は、より集中的な治療が必要になるかもしれません。また、PSが低い患者は、治療の副作用に耐える力が弱い可能性があります。 PSは、患者の予後を予測する指標としても使用されます。PSが低い患者は、予後が悪い傾向にあります。しかし、PSが低い患者でも、適切な治療を受けることで、予後を改善することが可能です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき!腫瘍マーカーってなに?

腫瘍マーカーとは、主に悪性腫瘍(がん)が存在している時に血液の中に産生される物質のことです。腫瘍マーカーは、がん細胞から分泌されたり、がん細胞が正常細胞を破壊した際に放出されたりして、血液中に出現します。腫瘍マーカーを測定することで、が んの早期発見や診断、経過観察、治療効果の判定などに役立てることができます。 腫瘍マーカーは、がんの種類によって産生される物質が異なるため、がんの種類を特定するためにも使用されます。例えば、肺がんの場合はCEA(癌胎児性抗原)、大腸がんの場合はCEAとCA19-9(炭水化物抗原19-9)、乳がんの場合はCA15-3(癌抗原15-3)、前立腺がんの場合はPSA(前立腺特異抗原)などが腫瘍マーカーとして使用されます。 腫瘍マーカーの測定は、血液検査で行われます。採血をして、血液中の腫瘍マーカーの濃度を測定します。腫瘍マーカーの濃度が正常範囲を超えている場合は、がんの存在が疑われます。ただし、腫瘍マーカーの濃度が正常範囲内であっても、がんが存在しないとは言い切れません。腫瘍マーカーは、がんの早期発見に役立ちますが、がんの診断を確定するためには、組織検査や画像検査などの他の検査も必要です。
その他

看護師に必須の用語『プライマリーナーシング』

プライマリーナーシングとは、患者の入院から退院まで一人の看護師が担当する看護方式です。患者の健康状態や治療計画、看護計画などをすべて担当する看護師はプライマリーナースと呼ばれ、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。 プライマリーナーシングは、1970年代に米国のミネソタ大学病院の内科病棟で試行されたことから始まりました。その後、日本でも導入されるようになり、現在では多くの医療施設で採用されています。従来の看護方式では、複数の看護師がシフト制で患者を担当していました。そのため、患者は毎回違う看護師にケアされることになり、看護師も患者のことを深く理解することができませんでした。 プライマリーナーシングでは、一人の看護師が患者を担当することで、患者の状態を深く理解し、きめ細やかな看護を提供することができます。また、患者との信頼関係を築きやすく、患者も安心感を持って看護を受けることができます。プライマリーナーシングは、患者満足度の向上や看護師の働きがい向上につながるとして、多くの医療施設で導入されています。
循環器

看護師に必須の用語『プルス』とは?

プルスとは、脈拍を意味する医療業界の用語である。脈拍を意味するドイツ語のPulsに由来しており、医療現場で使われる言葉としては他に、アネミ( Anemia貧血)、ラプ(Rupture破裂)、ニューロ(Neuro神経)などがある。 脈拍とは、心臓が拍動するたびに血管を流れる血液の波動である。通常、成人の脈拍数は安静時に1分間に60~100回程度である。脈拍数によって、心臓の状態や健康状態を判断することができる。脈拍が速い場合は、心臓が速く拍動していることを示し、心臓に負担がかかっている可能性がある。脈拍が遅い場合は、心臓がゆっくりと拍動していることを示し、心臓が十分に血液を送り出せていない可能性がある。 脈拍は、手首、首、足首などの動脈を指で押さえることで測ることができる。脈拍を測る際には、指で動脈を軽く押し当て、1分間に何回心臓が拍動するかを数える。
呼吸器

看護師に必須の用語『過換気症候群』とは

過換気症候群とは、呼吸が速くなりすぎてしまう病気です。呼吸が速くなりすぎると、体内の二酸化炭素濃度が下がり、さまざまな症状が現れます。過換気症候群の主な症状は、息切れ、動悸、めまい、胸痛、手足のしびれ、脱力感などです。過換気症候群は、ストレス、不安、疲労、睡眠不足、カフェインの過剰摂取などが原因で起こることが多いです。過換気症候群は、命に関わる病気ではありませんが、症状が強い場合は、医療機関を受診することが大切です。過換気症候群の治療は、原因となっているものを取り除くことが大切です。また、呼吸法を身につけたり、リラックス法を身につけたりすることも有効です。
その他

看護師必見!PAO2とは何か?

PAO2は肺胞気酸素分圧の略称で、肺胞内の酸素の分圧を表しています。単位はTorr(トルチュエリの略)またはmmHg(ミリメートルエッチジー)です。日本では、生体内の圧力の単位としてTorrを、血圧を示す単位としてmmHgを使うことが慣習です。 PAO2は、肺胞気酸素分圧(PAO2)=(大気圧〈PB〉-飽和水蒸気圧)✕ 吸入酸素濃度(FiO2)-動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)÷呼吸商」の式で定義されます。健常人であれば、PB=760 Torr、飽和水蒸気圧=47 Torr、呼吸商=0.8で求められます。 PAO2は、吸入酸素濃度(FiO2)とPaCO2から求められます。FiO2とは吸入される酸素濃度のことで、吸入される酸素濃度が大きくなればPAO2も大きくなります。PaCO2は動脈血液ガス分析で測定され、健常人であればPaCO2=40 Torrで一定です。 PAO2は、A-aDO2(肺胞気動脈血酸素分圧較差)を計算する際に有用です。A-aDO2は、肺胞のガス交換の状態を示し、この値で低酸素血症の原因が鑑別できます。A-aDO2は、A-aDO2=肺胞気酸素分圧(PAO2)-動脈血酸素分圧(PaO2)」の式で定義されます。
その他

【看護師必須】キャリアラダーを理解してスキルアップを目指そう!

キャリアラダーとは、自らが主体的にキャリアアップを目指せるよう能力開発を支援する仕組みのことです。キャリアは「経歴」、ラダーは「梯子(はしご)」のことです。身近な一例として、看護師としての専門的な実践能力や管理的能力を段階的に身につけ発揮されるよう計画された、キャリア開発プランが挙げられます。 キャリアラダーは、看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力していくための指針となります。キャリアラダーを意識することで、看護師は自分のスキルや知識を伸ばすための具体的な行動をとることができ、キャリアアップの可能性を広げることができます。 また、キャリアラダーは、看護師のモチベーションを高める効果もあります。看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力している実感を持つことで、仕事への意欲ややりがいが向上します。
検査・診断

骨髄検査ってどんな検査?

骨髄検査とは、骨を穿刺して骨髄を採取する検査のことである。骨髄液を採取する骨髄穿刺と、骨組織を含め骨髄全体を採取する骨髄生検がある。骨髄は、骨の内部にある海綿状の組織で、血液細胞を産生する役割を果たしている。骨髄検査は、血液疾患や骨髄疾患の診断や治療経過の観察のために実施される。 骨髄穿刺は、局所麻酔をして骨髄針を骨に刺して骨髄液を採取する検査である。骨髄生検は、局所麻酔をして骨髄針で骨髄を採取する検査である。骨髄針は、細い針状のもので、先端が鋭利になっている。骨髄検査は、痛みを伴う検査であるが、通常は数分程度で終了する。骨髄検査の結果は、数日後に判明する。
内分泌・代謝・栄養

看護師必携!ピロリ菌て知ってる?

ピロリ菌とは、強い酸性下の胃の中でも生育できるらせん状のグラム陰性菌です。正式名称はヘリコバクター・ピロリと言います。ピロリ菌は、胃の粘膜に生息し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となることが知られています。また、ピロリ菌は胃がんのリスクを高める要因の一つと考えられています。ピロリ菌は、口から口への接触、水や食べ物からの感染、汚染された医療器具からの感染など、さまざまな経路で感染します。ピロリ菌の感染は、胃痛、胸焼け、吐き気、嘔吐、下痢などの症状を引き起こすことがあります。ピロリ菌の感染が疑われる場合は、内視鏡検査や血液検査、尿検査などによって診断することができます。ピロリ菌の感染が確認された場合は、抗菌薬を服用して治療を行います。
組織・制度

特別養護老人ホームとは?必要な用語と豆知識

-特別養護老人ホームの概要- 特別養護老人ホームとは、要介護者が長期間入所し、介護サービスを受けながら生活をすることができる、社会福祉法人や地域自治体が経営する公的な福祉施設である。特養とも呼ばれる。老人福祉施設の一つである。2014年時点で全国に9,726の施設がある。在宅復帰を目的とした介護老人保健施設(老健)などとは異なり、終身入居が可能である。 入所条件は、介護保険の要介護認定において、要介護1以上と認定された65歳以上の人である。2015年度以降の新規申込者は、要介護3以上が条件となった。 施設全体で介護を行う従来型と、10人程度を1ユニットとして個人を尊重しながら家庭的な雰囲気でケアを提供するユニット型の2種類がある。 受けられるサービスは、食事や入浴、レクリエーションなどである。食事は身体状況に合わせてきざみやとろみをつけた嚥下食の提供が可能で、寝たきりでも入浴できる設備が整っている。医師は常駐する義務はないが、協力医療機関などを持つ施設がほとんどである。 費用は、入居金などの初期費用はかからず、月額料金として介護サービス費とその他の生活費(住居費、食費など)が発生する。介護サービス費は受けたサービス内容や要介護度によって異なるが、原則として1割負担である。2015年8月に行われた制度改正で、年金のみの収入であれば単身で280万円以上、夫婦で346万円以上の所得がある人は2割負担となった。トータルで、1カ月当たりの月額費用は一般の有料老人ホームよりは安価になるケースが多い。従来型ではひと月にかかる費用が10万円以下、ユニット型でも15万円以下が多い。また、低所得者に対する自己負担の限度額も定められている。
消化器

看護師が理解しておくべき門脈圧亢進症とは

門脈圧亢進症は、肝臓に血液を供給する門脈の血圧が上昇する病気です。門脈圧亢進症の原因には、肝硬変、血栓、腫瘍などがあります。肝硬変とは、肝臓の細胞が破壊され、線維化が進んだ状態です。血栓は、血管内に血の塊ができて血流が阻害される状態です。腫瘍は、組織や器官にできる異常な組織の塊です。 門脈圧亢進症の症状としては、腹水、下肢浮腫、脾腫、食道静脈瘤などが挙げられます。腹水とは、腹腔内に水が貯まる状態です。下肢浮腫とは、下肢がむくむ状態です。脾腫とは、脾臓が腫大した状態です。食道静脈瘤とは、食道の静脈が拡張した状態です。
職種・資格

看護師が知っておくべきはり師の基礎知識

はり師になるには、高校卒業以上の資格を有し、はり師に必要な知識と技能を教える養成所または学校において3年以上かつ既定数の単位を取得することが必要です。一般的にははり師の国家資格受験コースがある専門学校やあん摩マッサージ指圧師とはり師、きゅう師の資格に必要な知識と技能を同時に学べる専門学校で学ぶことが多いです。大学の鍼灸学科、鍼灸短期大学に通って受験資格を取得することも可能です。視覚障害等がある場合は、特別支援学校の理療科に通って受験資格を取得することも多いです。受験資格取得後、はり師国家資格に合格することで資格を取得することができます。