看護師業界ウォッチャー

検査・診断

看護師用語『Dx』について知っておこう!

看護師が患者の状態や病気を正確に把握し、適切なケアを提供するためには、患者の症状や身体所見、検査結果などを基に診断を下す必要があります。その際、患者の状態を簡潔かつ正確に記録するための略語として「Dx(診断の略語)」がよく使用されます。 Dxは、英語の「Diagnosis」に由来する略語で、診療録や看護記録に患者の状態を記録する際に使用されます。例えば、「Dx糖尿病」のように、患者の病名を記載したり、「Dx肺炎」のように、患者の症状を記載したりすることができます。患者の状態が変化した場合には、「Dx○○から××に変更」のように、変化した状態を記録することができます。 Dxは、患者の状態を簡潔かつ正確に記録するための重要な略語です。看護師はこの略語を正しく理解し、適切に使用する必要があります。 Dxのなかでも、臨床診断と最終診断は特に重要です。臨床診断は、患者の症状や身体所見を基に下される診断で、最終診断は、検査結果や病理学的所見を基に下される診断です。 臨床診断は、患者の病気を早期に発見し、適切な治療を開始するために行われる診断です。最終診断は、患者の病気を確定し、適切な治療を継続するために行われる診断です。 看護師は、患者の状態を正確に把握し、適切なケアを提供するためには、臨床診断と最終診断の両方を理解する必要があります。
呼吸器

看護師に必須の用語『僧帽筋』とは?

僧帽筋とは、肩関節の運動に寄与する上背部に位置する筋肉です。菱形状をしており、英語名のTrapeziusはその形状の「台形」に由来します。和名の「僧帽筋」は、カトリック教フランシスコ会の一派であるカプチン修道会の修道士がかぶる長頭巾(ながときん)に似ていることが由来です。僧帽筋は、外後頭隆起、項靱帯、上項線、第十二胸椎までの棘突起と周辺の靭帯による正中線から起始し、両側の鎖骨の外側3分の1、肩峰、肩甲骨の肩甲棘に停止します。上部より起始する筋線維は下方に向かい、その後横に向かって走行します。下部より起始する筋線維は上方に向かい、その後横に向かって走行します。全体としては肩甲骨・鎖骨外側端を脊柱に向かって引く働きをするが、起始する部位により各筋線維の走行が違うためさまざまな動作が可能となっています。上部は肩甲骨と鎖骨の肩峰端を上内方へ引き上げ、中部は肩甲骨を内側へ引き、下部は肩甲骨を内下方に引き下げる。また、僧帽筋は強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部となります。支配神経は副神経と頚神経叢が司り、拮抗筋は前鋸筋と広背筋です。
精神科

看護師が知っておくべきエスとは

エスとは、人間の精神機能を説明する言葉の一つであり、本能的な欲求や生理的衝動のことを指す。イド(id)ともいう。エスは、フロイトの精神分析理論において、人間の心の最も深い部分とされる無意識の部分に存在する。エスは、生得的なものであり、人間の行動の原動力となる。エスの欲求は、快楽原則に従っていて、その欲求が満たされないと不快感が生じる。エスの欲求は、性欲や食欲、排泄欲など、人間の生存に必要な欲求である。エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。エスは、人間の精神機能の中で最も基本的な部分であり、人間の行動の原動力となる。しかし、エスは、現実原則に従わないため、その欲求をそのまま満たすことはできない。そのため、エスは、自我や超自我によって抑制される。
組織・制度

スタンダードプリコーションとは?知っておくべき感染予防の基本

スタンダードプリコーションとは、医療従事者が感染から身を守るために、患者との接触時に必ず行う基本的な感染予防策のことです。患者の汗以外の分泌物(血液、体液)、排泄物、傷のある皮膚、粘膜などを感染の危険のあるものとみなして、その取扱いに注意します。 スタンダードプリコーションは、感染症の有無を問わず、すべての患者を対象に、またどのような場合においても実施する必要があります。具体的には、手指衛生、手袋やガウンの適切な使用・廃棄、器具や器材の適切な消毒・滅菌などの取り扱い、患者の隔離などが挙げられます。 スタンダードプリコーションは、医療従事者と患者を感染の危険から守るために重要な感染予防策です。医療従事者は、スタンダードプリコーションを正しく理解し、実践することが求められます。
呼吸器

肺胞-毛細管ブロック症候群とは?

肺胞-毛細管ブロック症候群は、肺胞と毛細管の間でガス交換が障害される状態です。この障害は、肺胞の炎症や浮腫、毛細管の狭窄や閉塞など、さまざまな原因によって引き起こされます。 肺胞-毛細管ブロック症候群の原因としては、以下のものが挙げられます。 * 肺炎や肺水腫などの肺の感染症 * 間質性肺炎などの肺の炎症性疾患 * 肺塞栓症などの肺の血管閉塞性疾患 * 心不全や腎不全などの全身性疾患 * 薬剤や毒物の影響 肺胞-毛細管ブロック症候群は、肺のガス交換を障害するため、低酸素血症や高二酸化炭素血症を引き起こします。また、肺胞の炎症や浮腫は、肺コンプライアンスの低下や気道の閉塞を招き、呼吸困難を引き起こすこともあります。 肺胞-毛細管ブロック症候群の治療は、原因となる疾患の治療を基本とします。肺の感染症であれば抗菌薬、間質性肺炎であればステロイド薬や免疫抑制剤、肺塞栓症であれば血栓溶解薬や抗凝固薬を使用します。また、低酸素血症や高二酸化炭素血症を改善するために、酸素投与や機械的人工呼吸を行うこともあります。
組織・制度

リエゾンナースとは?

リエゾンナースとは、精神看護専門看護師のことです。「リエゾン(liaison)」とは、橋渡しをする・連携する・つなげるという意味であり、リエゾンナースは精神科看護の卓越した知識や技術を持ち、障害や疾患をもつ患者とその家族に精神的ケアを行う看護師です。 リエゾンナースは、他診療科の看護師などと連携し、質の高い看護ケアを提供する役割を果たしています。また、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動も行なっています。 リエゾンナースは、精神保健分野のスペシャリストであり、患者とその家族に寄り添い、心のケアを提供しています。
眼科

看護師に必須の用語『眼瞼アネミア』とは?

眼瞼アネミアの原因と症状 眼瞼アネミアの原因としては、貧血、低血圧、低体温、ショックなどが考えられます。貧血は、鉄分やビタミンB12などの不足により、赤血球の数が減少したり、赤血球の機能が低下したりして起こる病気です。低血圧は、何らかの原因で血圧が低下した状態を指し、ショックは、突然血圧が低下した状態を指します。 眼瞼アネミアの症状としては、まぶたの裏側が白っぽくなる、目のかすみ、めまい、息切れ、動悸、疲労感などがあります。貧血が原因の場合は、皮膚や爪が白っぽくなり、唇や舌が蒼白になることもあります。低血圧が原因の場合は、立ちくらみや失神を起こすこともあります。 眼瞼アネミアは、貧血や低血圧などの underlying medical condition の兆候である可能性があります。この兆候がある場合は、医師の診察を受けることが重要です。
精神科

看護師に必須の用語『感情』とは?

感情とは、喜怒哀楽、快・不快などの自我の状態です。感情は、私たちの考え、行動、そして他者との関係に大きな影響を与えます。また、感情は私たちが他者とコミュニケーションをとる方法にも影響を与えます。感情をうまく管理することができれば、人間関係を良好に保ち、より良い人生を送ることができます。 感情は、大きく分けて2つの種類に分類されます。1つは、基本感情と呼ばれるもので、喜び、怒り、悲しみ、恐怖などの感情です。基本感情は、人間が進化の過程で身につけてきた感情であり、すべての文化に共通しています。もう1つは、複合感情と呼ばれるもので、2つ以上の基本感情が組み合わさった感情です。例えば、愛情は喜びと悲しみが組み合わさった感情であり、憎しみは怒りと悲しみが組み合わさった感情です。 感情は、私たちが他者とコミュニケーションをとる方法にも影響を与えます。例えば、私たちは、喜びを感じているときは笑顔になり、怒りを感じているときは眉間にしわを寄せます。また、私たちは、感情を言葉で表現することもできます。感情をうまく言葉で表現することができれば、他者とより良いコミュニケーションをとることができます。
皮膚科

看護師に必須!口唇ヘルペスについて学ぼう

口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の感染、もしくは再活性化によって口唇やその周囲に水疱ができる疾患である。口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症である。単純ヘルペスウイルスは、2つのタイプ、HSV-1とHSV-2がある。HSV-1は、口唇ヘルペスを引き起こし、HSV-2は、性器ヘルペスを引き起こす。口唇ヘルペスは、感染した人とのキス、食器やタオルの共有、さらには空気感染によっても広がる。口唇ヘルペスは、痛みやかゆみ、灼熱感などの症状を引き起こす。通常、口唇ヘルペスは数週間で治癒するが、再発を繰り返す場合もある。口唇ヘルペスの再発は、ストレス、疲労、日光への曝露、月経などによって引き起こされる。口唇ヘルペスの治療法は、抗ウイルス薬である。抗ウイルス薬は、口唇ヘルペスの症状を軽減し、再発を防ぐのに役立つ。
看護技術

看護師必須の[側臥位]を徹底解説!

手術室での側臥位の注意点 手術室での側臥位では、褥瘡や神経障害が発生する可能性があるため注意が必要です。褥瘡予防のためには、耳介部、肩峰部、胸部側面、大転子部、膝の内側顆や外側顆など、褥瘡ができやすい部位にあらかじめフィルムドレッシングを貼付することや、接触面との間にリモイス®パッド、手術台の上にソフトナース®というクッション性に優れた素材のパッドを敷くことで予防を行います。 また、神経障害を予防するためには、上腕神経叢、橈骨神経、尺骨神経、正中神経、腕神経叢、総腓骨神経など、神経障害が起こりやすい部位に注意が必要です。(1)上腕神経叢については、手術台と身体との接触面に腋窩枕を挿入することで静脈叢のうっ血や神経障害を予防します。(2)橈骨・尺骨・正中神経については、前腕は回内・回外中間位として肘関節の過伸展や圧迫を避け、(3)腕神経叢については、頭と脊柱が水平になるように枕の高さを調整し頚部の過伸展を防ぎ、肩関節外転の角度を90度以下とします。(4)総腓骨神経については、腓骨小頭への圧迫を避けるようにします。
精神科

看護師が知っておきたい摂食障害

摂食障害とは、摂食行動に関わることに問題が現れる精神疾患です。中枢性摂食異常症とも呼ばれます。摂食障害には、神経性食欲不振症、神経性過食症、過食性障害、異食症などがあります。 摂食障害は、身体的にも精神的にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。身体的には、栄養失調、脱水症状、電解質異常、骨粗しょう症、貧血、心臓発作、脳卒中などにつながる可能性があります。精神的には、うつ病、不安障害、強迫性障害、パニック障害などにつながる可能性があります。 摂食障害の原因は、まだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因、心理的要因、社会的要因などが関与していると考えられています。摂食障害は、思春期や青年期に発症することが多く、女性に多い傾向があります。 摂食障害の治療は、栄養失調の改善、精神療法、薬物療法などを組み合わせて行われます。摂食障害は、早期に発見して治療を開始することが重要です。
略語

看護師に必須の用語『v.d.E』とは?

-v.d.Eとは?- v.d.Eとは、食前を意味する略語である。カルテや処方箋に記す際に使われる。ドイツ語のvor dem Essenに由来し、vdEとも書かれる。ちなみに食後はn.d.Eである。 v.d.Eは、医師や薬剤師が患者に薬をいつ服用するかを指示するために使用する。例えば、医師が患者に「朝はv.d.Eに1錠、夜はn.d.Eに1錠服用してください」と言えば、患者は朝は朝食の前に1錠、夜は夕食の後で1錠薬を服用する必要があることを理解できる。 v.d.Eは、医療従事者と患者とのコミュニケーションを円滑にするために重要な用語である。
眼科

知っておきたい看護師必須用語『前房』

前房とは、角膜と虹彩の間にある部分を指します。別名「前眼房」とも呼ばれています。この部分には、房水と呼ばれる液体が満たされており、水晶体や角膜に栄養を与えています。房水は、毛様体で作られ、後房から瞳孔を通って前房に流れます。前房の深さは、角膜側から約3.5mm、虹彩側から約4.5mmです。前房には、様々な構造物が含まれています。角膜、虹彩、瞳孔、水晶体、毛様体などが含まれています。また、前房には、房水と呼ばれる液体が満たされており、水晶体や角膜の栄養供給や、眼圧を維持する役割を果たしています。
医療機器・設備・器具

看護師必須!鼻カニューレってなに?

鼻カニューレとは、鼻腔を通じて酸素を供給する装置のことです。両側鼻腔から酸素を送り込むことで、呼吸困難の緩和や身体各器官の機能の酸素供給を正常に保つことを目的として使用されます。通常、鼻カニューレは、3~5mmほどの内径のカニューレが使用されます。酸素流量は、目安として5L/分までで、吸入酸素濃度は約40%までとなります。また、鼻カニューレは、長時間使用しても不快感が少なく、患者の負担が少ないという特徴があります。
循環器

看護師に必須の用語『アレスト』について

看護師に必須の用語『アレスト』の基本を解説 アレストとは、心停止を意味する業界用語である。停止を意味するarrestより。正確にはcardiac arrestと言います。心臓が突然停止し、血液が体内に流れなくなる状態を指します。アレストは、心臓発作、窒息、溺水、感電など、さまざまな原因で引き起こされる可能性があります。 アレストが起きると、脳やその他の臓器に酸素が供給されなくなり、数分以内に死に至る可能性があります。そのため、アレストが発生した場合は、すぐに心肺蘇生(CPR)と除細動を実施する必要があります。 CPRは、心臓マッサージと人工呼吸を組み合わせた蘇生法です。除細動は、心臓に電気ショックを与えて正常な心拍を回復させる治療法です。 アレストは、看護師が遭遇する可能性のある最も緊急かつ深刻な状況の1つです。そのため、看護師は、アレストが発生した際に迅速かつ適切な対応ができるよう、CPRと除細動の訓練を受けることが必須です。 アレストの兆候としては、以下のようなものがあります。 * 意識がない * 呼吸がない * 脈がない アレストの兆候が見られた場合は、すぐに119番に通報し、CPRと除細動を開始してください。
産婦人科

看護師必見!垂直感染とは?

垂直感染とは、病原体が親から子どもに伝播される感染様式のことである。垂直感染を起こしうる疾患には、風疹・梅毒・ヘルペス・B型肝炎・HIV感染症などがある。 垂直感染は、妊娠中の胎内感染、出産時の産道感染、出生後の経母乳感染などによって起こる。胎内感染は、妊娠中に母親が感染症にかかった場合に、胎盤を通じて胎児に感染する。産道感染は、出産時に母親の産道を通過する際に、胎児が感染する。経母乳感染は、出生後に母親の母乳を通じて、乳児が感染する。 垂直感染は、子どもに重篤な健康被害をもたらす可能性がある。例えば、風疹の胎内感染は、先天性風疹症候群を引き起こし、聴覚障害、視覚障害、心臓疾患などの障害を引き起こす可能性がある。梅毒の胎内感染は、先天性梅毒を引き起こし、皮膚障害、骨障害、神経障害などの障害を引き起こす可能性がある。 垂直感染を防ぐためには、妊娠中の母親が感染症にかからないように予防することが大切である。妊娠中に感染症にかかってしまった場合は、適切な治療を受けることが大切である。また、出産後は、母乳で育てないことが望ましい。
皮膚科

看護師が知っておきたい『白斑』について

白斑とは、皮膚の色が白く抜けていった斑のことです。原因は様々ですが、最も多いのは自己免疫疾患によるものです。自己免疫疾患とは、自分の免疫システムが自分の体の一部を攻撃してしまう病気です。白斑の場合は、免疫システムがメラノサイトを攻撃してしまいます。メラノサイトとは、皮膚の色素であるメラニンを作る細胞です。メラニンがなくなると、皮膚の色が白くなります。 白斑は、体のどこにでも発症する可能性があります。しかし、最も多いのは顔、首、手、腕です。白斑は、単発で発症することもあれば、複数個発症することもあります。また、白斑の大きさは様々で、小さなものから大きなものまであります。 白斑は、患者のQOLを低下させる可能性があります。白斑があると、見た目を気にしたり、人目を気にしたりして、外出を控えたり、社会活動に参加しづらくなったりすることがあります。また、白斑は、日光に当たると炎症を起こしやすくなるため、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったりするなど、紫外線対策を徹底する必要があります。
腎・泌尿器

看護師必見!膀胱訓練を徹底解説

膀胱訓練とは、尿意を感じてから排尿をなるべく我慢し、少しずつ排尿間隔を延長させることで膀胱容量を増やし、畜尿症状を改善させる訓練法のことです。広義の膀胱訓練としては、定時排尿、習慣排尿法、排尿促進法とあわせて計画療法と呼ばれています。膀胱訓練は、過活動膀胱(OAB、overactive bladder)などで行動療法の一つとして行われます。そのほか、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、混合性(切迫性+腹圧性)尿失禁の治療としても有効です。 膀胱訓練を実施する際には、排尿間隔を少しずつ伸ばしていくことが大切です。最初は1~2分程度我慢し、徐々に5分、10分と伸ばしていきます。また、排尿する際はできるだけゆっくりと行い、膀胱を完全に空っぽにするようにしましょう。膀胱訓練には、排尿を我慢することで膀胱の筋肉を強化する効果があります。また、尿意を感じてから排尿するまでの時間をコントロールできるようになり、尿失禁の予防にもつながります。
循環器

看護師のための完全置換型人工心臓(TAH)の基礎知識

完全置換型人工心臓(Total Artificial Heart、TAH)とは、患者の心臓の代わりに全身の血液循環を担うポンプ装置のことです。患者の心臓を完全に取り除き、人工心臓を元の位置に入れて心臓の代わりとして使用します。TAHは、1982年より臨床使用され、心臓移植を行うまでの心臓機能の代用として使用されてきました。現在でも、欧米における末期心不全患者に対する心臓移植までのブリッジ(つなぎ)としての使用が主ですが、近年では必ずしも移植を目的とせず、最終的な在宅治療を目的としたTAHの使用も開始されています。日本では、TAHは使用されたことがありません(2017年6月現在)。
整形外科

看護師が知っておきたい義足の基礎知識

-義足の定義と種類- 義足とは、欠損した箇所につなげて装着する人工の足のことです。義足の材料や構造は、欠損の程度や患者のライフスタイルに合わせて選択されます。義足には主に以下の4種類があります。 * 硬性義足足首が固定されており、膝を曲げることはできません。最も単純な構造であり、安価で軽量なため、一時的な使用や歩行能力が低い患者に適しています。 * 関節義足足首が可動式になっており、膝を曲げることができます。硬性義足よりも歩行が自然になり、活動範囲が広がりますが、高価であり、メンテナンスが必要になります。 * マイクロプロセッサ制御義足コンピュータ制御の義足で、歩行速度や路面状況に合わせて自動的に調整されます。高価であり、メンテナンスが必要になりますが、最も自然な歩行が可能になります。 * ハイブリット義足硬性義足と関節義足の両方の特徴を備えた義足です。足首は可動式ですが、膝を曲げることはできません。硬性義足よりも歩行が自然になり、メンテナンスも容易ですが、関節義足ほど高価ではありません。 義足の選択は、患者のライフスタイルや活動レベル、経済状況などによって異なります。医師や義肢装具師と相談して、最適な義足を選択することが大切です。
血液・造血

看護師に必須!血液の知識

血液とは、血漿と血球(赤血球、白血球、血小板)を合わせたものです。血液は、体重の約7%にあたる約4~5リットルであり、成人の平均的な血液量は体重の約13分の1になります。血液は動脈、静脈、毛細血管のネットワークを流れ、体の隅々に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収しています。また、血液には、体を守るための役割があります。白血球は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、血小板は、血管が傷ついたときに血を止めるのを助けます。血液は、体にとって欠かせないものです。血液が不足すると、酸素や栄養素が不足して、さまざまな障害が起こります。
その他

看護師必須用語:ライン

ラインとは、血管から点滴や輸血のための道を確保すること、またその道のことです。ラインを確保することで、患者さんに安全かつ効率的に薬剤や輸液を投与することができます。 ラインの確保方法は、血管に針を刺して行う経皮的穿刺と、血管を切開するカットダウン法の2つがあります。経皮的穿刺は、比較的細い血管にラインを確保する方法で、患者さんの負担が少ないのが特徴です。カットダウン法は、太い血管にラインを確保する方法で、大量の輸液や薬剤を投与する必要がある場合に使用されます。 ラインを確保する際には、感染予防のために十分な注意が必要です。ラインの挿入部位は清潔にし、無菌手技で行う必要があります。また、ラインを挿入した後は、定期的に観察して感染の兆候がないかを確認する必要があります。 ラインは、患者さんの治療に欠かせないものです。看護師は、ラインの確保と管理について十分な知識と技術を身につけておく必要があります。
看護技術

看護師のためのスキンケアガイド

-スキントラブルの原因と対策- スキントラブルは、さまざまな原因によって引き起こされます。主な原因には、乾燥、紫外線、ストレス、栄養不足、睡眠不足などがあります。 -乾燥- 乾燥は、スキントラブルの最も一般的な原因です。乾燥は、皮膚の水分が失われることで起こり、皮膚が荒れて、かゆみや痛みなどの症状を引き起こします。乾燥を防ぐためには、保湿剤を塗ったり、加湿器を使用したりすることが大切です。 -紫外線- 紫外線は、皮膚にダメージを与え、シミやしわ、たるみなどの症状を引き起こします。紫外線から皮膚を守るためには、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を使用したりすることが大切です。 -ストレス- ストレスは、皮膚のターンオーバーを乱し、スキントラブルを引き起こします。ストレスを軽減するためには、適度な運動や入浴、音楽鑑賞などを行うことが大切です。 -栄養不足- 栄養不足は、皮膚の健康を維持するために必要な栄養素が不足することで起こり、スキントラブルを引き起こします。栄養不足を防ぐためには、バランスの良い食事をとることが大切です。 -睡眠不足- 睡眠不足は、皮膚のターンオーバーを乱し、スキントラブルを引き起こします。睡眠不足を防ぐためには、質の良い睡眠をとることが大切です。
検査・診断

看護師に必須の用語『内視鏡検査』とは

内視鏡検査とは、直接目で見ることができない人体内部を観察することを目的とした医療機器である内視鏡を用いた検査のことです。内視鏡には、消化管内を観察する胃カメラや大腸カメラ、気管支内を観察する気管支鏡、尿路内を観察する膀胱鏡、関節内を観察する関節鏡など、さまざまな種類があります。内視鏡検査は、主に消化器系の疾患や呼吸器系の疾患、泌尿器系の疾患、関節の疾患などを診断するために使用されます。 内視鏡検査は、一般的に以下の手順で行われます。 1. 検査前日の夜から絶食を行います。 2. 検査当日は、朝食を食べずに来院します。 3. 口腔内を洗浄し、鎮静剤を投与します。 4. 内視鏡を挿入します。 5. 内視鏡を操作して、観察したい部位を撮影します。 6. 検査終了後、内視鏡を挿入します。 内視鏡検査は、体に負担をかけることなく、人体内部を詳細に観察することができる検査です。そのため、疾患の早期発見や治療に役立てることができます。