看護師業界ウォッチャー

内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語

アルドステロンは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。体内の水分とナトリウムのバランスを調節する役割があり、血圧を上昇させる働きも持って います。アルドステロンは、レニン・アンジオテンシン系によって分泌が調節されています。レニン・アンジオテンシン系は、血圧が低下すると活性化され、アルドステロンの分泌を促します。アルドステロンの分泌が過剰になると、高血圧、低カリウム血症、浮腫などの症状が現れます。 アルドステロンは、尿細管でナトリウムの再吸収を促進し、カリウムの排泄を促進します。これにより、体内の水分とナトリウムのバランスが保たれます。また、アルドステロンは、血管を収縮させて血圧を上昇させます。アルドステロンは、血圧を調節する重要な役割を果たしているホルモンです。
感染

抗体検査とは?

抗体検査とは、抗体を検体から検出することにより、過去に対象となる微生物に感染していたかどうかを診断する検査である。抗体は、感染症に対する免疫反応として、体内で産生されるタンパク質である。そのため、抗体検査は、感染症の診断や、感染症に対する免疫状態を調べるために広く用いられている。 抗体検査には、さまざまな種類があるが、代表的なものとして、酵素免疫測定法(ELISA)や、化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)などがある。これらの検査は、採血や採尿などによって得られた検体に、抗体に対する抗体を反応させ、抗体の量を測定することで、感染症の有無や、感染症に対する免疫状態を診断する。 抗体検査は、感染症の早期診断や、感染症に対する免疫状態を調べるために有用な検査である。しかし、抗体検査は、感染症の診断に100%正確な検査ではないことに注意が必要である。感染症にかかっていても、抗体がまだ産生されておらず、抗体検査で感染症が診断できない場合がある。また、感染症にかかったことがあっても、抗体がすでに消失している場合があり、抗体検査で感染症が診断できない場合もある。
消化器

看護師が知っておくべき胃炎の基礎知識

胃炎とは、胃粘膜が炎症を起こす病気です。胃の粘膜は、胃酸や消化液から胃を守っています。胃炎が起こると、胃の粘膜が炎症を起こして、胃酸や消化液から胃を守ることができなくなります。その結果、胃の粘膜が傷つき、胃痛や吐き気、嘔吐などの症状が現れます。胃炎には、急性と慢性の2つのタイプがあります。急性胃炎は、一時的な胃炎で、通常は数日から数週間で治ります。慢性胃炎は、長期にわたって続く胃炎で、治癒することが難しいです。胃炎の原因は、ピロリ菌感染、薬物、アルコール、喫煙、ストレスなどがあります。胃炎の症状は、胃痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、体重減少、下痢、便秘などがあります。胃炎と診断された場合は、医師の指示に従って治療を受けることが大切です。
呼吸器

看護師に必須!喘鳴について知っておくべきこと

喘鳴(ぜんめい)とは、聴診器を用いなくても聴取できる異常な呼吸音のことである。喘鳴は、気道が狭窄したり、分泌物で詰まったりしたときに起こる。喘鳴は、呼吸困難、胸痛、咳などの症状を伴うことがある。喘鳴の原因には、喘息、気管支炎、肺炎、気胸、肺水腫などがある。喘鳴は、重篤な疾患のサインである可能性があるため、早めに医師の診察を受ける必要がある。 喘鳴には、様々な種類がある。最もよく見られる喘鳴は、喘息によって引き起こされる喘鳴である。喘息は、気管支が炎症を起こし、狭くなる病気である。喘鳴は、喘息発作の際に起こり、呼吸困難、胸痛、咳などの症状を伴う。また、気管支炎や肺炎によっても喘鳴が起こることがある。気管支炎は、気管支に炎症が起こる病気であり、肺炎は、肺に炎症が起こる病気である。気管支炎や肺炎は、細菌やウイルスによって引き起こされることが多く、咳、痰、発熱などの症状を伴う。また、気胸や肺水腫によっても喘鳴が起こることがある。気胸は、肺が破れて空気が漏れる病気であり、肺水腫は、肺に水がたまる病気である。気胸や肺水腫は、呼吸困難、胸痛、咳などの症状を伴う。
循環器

看護師必須のスワンガンツカテーテル

スワンガンツカテーテルとは、肺動脈カテーテルのことである。エドワーズライフサイエンス社の商品名から、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多い。カテーテルの先端にバルーンが付いた、バルーンカテーテルの一つで、心機能の測定に使われる医療機器、検査方法である。静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入、先端の圧を測定する。 スワンガンツカテーテルは、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。略してガンツと呼ばれることもある。
看護技術

看護師のためのスキンケアガイド

-スキントラブルの原因と対策- スキントラブルは、さまざまな原因によって引き起こされます。主な原因には、乾燥、紫外線、ストレス、栄養不足、睡眠不足などがあります。 -乾燥- 乾燥は、スキントラブルの最も一般的な原因です。乾燥は、皮膚の水分が失われることで起こり、皮膚が荒れて、かゆみや痛みなどの症状を引き起こします。乾燥を防ぐためには、保湿剤を塗ったり、加湿器を使用したりすることが大切です。 -紫外線- 紫外線は、皮膚にダメージを与え、シミやしわ、たるみなどの症状を引き起こします。紫外線から皮膚を守るためには、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を使用したりすることが大切です。 -ストレス- ストレスは、皮膚のターンオーバーを乱し、スキントラブルを引き起こします。ストレスを軽減するためには、適度な運動や入浴、音楽鑑賞などを行うことが大切です。 -栄養不足- 栄養不足は、皮膚の健康を維持するために必要な栄養素が不足することで起こり、スキントラブルを引き起こします。栄養不足を防ぐためには、バランスの良い食事をとることが大切です。 -睡眠不足- 睡眠不足は、皮膚のターンオーバーを乱し、スキントラブルを引き起こします。睡眠不足を防ぐためには、質の良い睡眠をとることが大切です。
消化器

看護師に必須!『痔瘻』について徹底解説

痔瘻とは、肛門周囲に穴が開いている状態のことをいいます。この穴を瘻管と呼び、瘻管から膿が排出されることで、痛みや腫れ、出血などの症状が現れます。痔瘻は、肛門周囲膿瘍が自然に破裂したり、切開したりして瘻管が形成されることで起こります。肛門周囲膿瘍とは、肛門の周囲に膿が溜まる病気で、細菌感染が原因で起こります。痔瘻は、男性に多く、20~40歳代に発症することが多いです。 痔瘻は、肛門周囲膿瘍が自然に破裂したり、切開したりして瘻管が形成されることで起こります。肛門周囲膿瘍とは、肛門の周囲に膿が溜まる病気で、細菌感染が原因で起こります。痔瘻は、男性に多く、20~40歳代に発症することが多いです。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき横溢性尿失禁

横溢性尿失禁は、尿排出障害のため、膀胱内に顕著な残尿があり、常に膀胱が充満した状態となるために膀胱内の尿があふれ、少しずつ漏れる状態のことである。溢流性尿失禁(overflow incontinence)ともいう。 横溢性尿失禁の原因は、前立腺肥大症、尿道狭窄、神経因性膀胱など、尿路の閉塞や尿排出障害がある場合に起こることが多い。また、糖尿病、脳卒中、パーキンソン病などの神経疾患や、薬の副作用でも起こることがある。 横溢性尿失禁の症状は、尿意があっても排尿できない、排尿が困難である、尿が勢いよく出ない、尿が途中で切れる、残尿感がある、尿失禁が起こるなどである。 横溢性尿失禁は、残尿が多くなることで膀胱が常に膨満した状態となり、膀胱の機能が低下して尿失禁が起こる。また、残尿が多くなることで膀胱炎や腎盂腎炎などの感染症を起こしやすくなる。 横溢性尿失禁の治療は、まず原因となっている疾患の治療を行うことが重要である。前立腺肥大症や尿道狭窄の場合には、手術や薬物療法を行う。神経因性膀胱の場合には、排尿補助具の使用や薬物療法を行う。また、残尿を減らすために、定期的に導尿を行う場合もある。
検査・診断

看護師に必須の用語『検体検査』とは?

検体検査とは、人体から得られた検体を用いて行う検査のことです。検体とは、人体から採取、もしくは排泄された検査の対象となる物質です。検体検査は、病気の診断、治療、経過観察、健康状態の確認など、様々な目的で行われます。検体検査の種類は、血液検査、尿検査、便検査、喀痰検査、画像検査、心電図検査など、多岐にわたります。 検体検査は、医師の指示によって行われます。医師は、患者の症状や既往歴、身体診察の結果などを総合的に判断し、必要な検体検査を指示します。検体検査の結果は、医師が診断を下すための重要な情報となります。 検体検査は、痛みを伴うものもあれば、痛みを伴わないものもあります。血液検査や尿検査などは、痛みを伴わない検査です。一方、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査は、痛みを伴う検査です。検体検査を受ける際には、医師から検査の説明を受け、検査を受ける際の注意事項を確認しておきましょう。
循環器

看護師の必須用語『ペースメーカー』とは?役割や特徴・使用法を知る!

ペースメーカーとは、心臓の脈拍が低下した際、心臓に刺激を与えて脈拍を一定数以下にならないようにする医療機器です。ペースメーカーで心臓に人工的な電気刺激を与えることをペーシングと呼びます。 ペースメーカーは、心臓の脈拍が減少したり、停止したりする病気に使用されます。こうした病気には、洞不全症候群、房室ブロック、心房細動、心室細動などがあります。ペースメーカーは、心臓の脈拍を正常に保ち、患者の症状を改善し、生命を維持するのに役立ちます。 ペースメーカーは、胸の皮膚の下に埋め込まれる小さな機器です。ペースメーカーは、心臓の電気信号を感知して、必要に応じて心臓に電気刺激を与えます。ペースメーカーは、心臓の脈拍を調整して、正常な脈拍を維持します。 ペースメーカーの使用法は、患者の状態によって異なります。ペースメーカーは、一定の脈拍を維持するために使用される場合もあれば、不整脈を治療するために使用される場合もあります。ペースメーカーは、患者の状態に応じて、さまざまな設定でプログラムされます。
感染

看護師必須!HIVって何?

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のことを指し、レトロウイルスの一種です。レトロウイルスとは、RNA型のエンベロープウイルスの一種であり、その遺伝物質はRNAで構成されています。HIVは、主に性行為、血液や体液を介して感染するウイルスで、免疫システムを破壊することにより、AIDS(後天性免疫不全症候群)を引き起こします。AIDSは、HIVに感染した人が、免疫力が低下し、様々な日和見感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。HIVは、世界中で感染者が存在し、特にアフリカや東南アジアで感染者が多く報告されています。日本でもHIV感染者は増加しており、2020年末時点での推定感染者数は約1万2千人となっています。HIV感染は、早期発見と治療により、発症を遅らせることができます。そのため、HIV感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
産婦人科

卵円孔とは何か?看護師が知っておくべき心臓の穴

卵円孔とは、胎児期の心臓に存在する穴のことである。胎児期は肺が機能していないため、左心房と右心房を卵円孔がつなぐことで血液の循環が行われる。 通常は出生後、肺機能の活動開始および呼吸の開始と共に卵円孔は自然に閉鎖する。しかし、何らかの原因で卵円孔が閉鎖せず、開き続ける状態を卵円孔開存という。 卵円孔開存は、大多数の人は無症状であるが、一部の人では息切れ、動悸、失神、脳梗塞などの症状が現れる場合がある。 卵円孔開存の治療法は、症状がない場合は経過観察となるが、症状がある場合は経カテーテル的卵円孔閉鎖術(PFO閉鎖術)という手術が行われる。
小児科

看護師に必須の用語『BTシャント』

BTシャントとは、心臓に欠陥があり、肺へ十分な血液が流れない心臓病児を対象とした手術のことです。鎖骨下動脈と肺動脈をつなぐことで、肺血流を増やし、心臓にかかる負担を軽減します。BTシャント術とも呼ばれ、手術を考案した医師のブラロック(Blalock)とタウシグ(Taussig)の頭文字にちなんで名付けられました。 BTシャントは、心臓の欠陥の種類や重症度によっては、生後数ヶ月以内に手術が行われることもあります。手術は全身麻酔で行われ、胸を開いて鎖骨下動脈と肺動脈をつなぎます。手術時間は通常1~2時間ほどですが、心臓の欠陥の程度によって長くなることもあります。 BTシャントは、肺血流を増やし、心臓にかかる負担を軽減する有効な手術ですが、合併症のリスクもあります。合併症としては、出血、感染症、血栓症、肺動脈狭窄などがあります。合併症のリスクを減らすためには、術後の経過を注意深く観察し、適切な治療を行うことが重要です。 BTシャントは、心臓病児の治療に欠かせない重要な手術です。手術によって、肺血流が増加し、心臓にかかる負担が軽減されることで、心臓病児の生存率を向上させることができます。
組織・制度

認定看護師とは – その役割と重要性

認定看護師とは、看護の専門性を発展させるために、看護師が特定の分野で高度な知識と技術を取得して、認定された看護師のことである。認定看護師は、看護の質の向上、看護実践の促進、看護教育の強化に貢献するために、さまざまな役割を果たしている。認定看護師の役割には、次の3つがある。 1. 実践個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。 2. 指導看護実践を通して看護者に対し指導を行う。 3. 相談看護者に対しコンサルテーションを行う。 認定看護師は、臨床現場での看護の質を上げるため、特定分野における知識や技術を駆使して、実際に質の高い看護を提供したり、一般看護師への指導を行ったりする。同じ日本看護協会が認定する資格制度である専門看護師は、保健医療福祉の発展に貢献し、看護学の向上をはかることを制度の目的とするが、認定看護師は看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを制度の目的とし、より現場での実践を重視するという違いがある。認定看護師として活躍するためには、認定看護師教育課程を修了し、実務研修を積む必要がある。
組織・制度

小児慢性特定疾患治療研究事業とは?

小児慢性特定疾患治療研究事業とは、小児慢性疾患のうち長期にわたって治療が必要な特定疾患の治療方法の研究や、患者の医療費負担の軽減などを目的とした事業である。運営主体は都道府県や指定都市、中核市となっている。 この事業は、小児慢性疾患の治療方法の研究や、患者の医療費負担の軽減を目的としている。対象となる疾患は、指定難病疾患、国の指定がない難病疾病及び都道府県が指定する難病疾病などであり、これらの疾患にかかっている子どもが対象となる。事業内容は、小児慢性疾患の治療方法の研究、患者の医療費負担の軽減、患児の療養生活の支援などである。病状や治療状況などにより、医療費の助成額が異なる場合がある。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『出血性膀胱炎』とは

出血性膀胱炎は、出血を伴って発症する膀胱の炎症です。出血(血尿)を伴って発症する膀胱の炎症である。症状としては血尿、頻尿、排尿時痛である。膀胱炎の原因は、細菌感染症、ウイルス感染症、外傷、薬剤、腫瘍など様々である。出血性膀胱炎を発症した場合、早期に治療することが重要である。治療は原因に応じて行われるが、通常は抗菌薬や抗ウイルス薬などが用いられる。出血性膀胱炎は、適切な治療を受ければ、多くの場合治癒する。
その他

看護師に必須の用語『陳旧性』とは

陳旧性とは、医療現場において時間の経過の程度を表す言葉である。急性期や亜急性期よりも時間が経過した状態を指す。陳旧性の期間は、疾患や病態によって異なるが、一般的には3か月以上経過した状態を陳旧性と呼ぶことが多い。 陳旧性に至るまでの経過期間は、疾患や病態によって大きく異なる。例えば、急性心筋梗塞の場合、発症から3か月以内の状態を急性期、3か月以上経過した状態を陳旧期と呼ぶ。一方、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合、発症から数年以上経過した状態を陳旧期と呼ぶことが多い。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『副腎皮質ステロイド』とは?

副腎皮質ステロイドとは、副腎皮質から産生されるステロイドホルモンの一種です。副腎皮質は、腎臓の上にある小さな臓器で、コルチゾール、アルドステロン、アンドロゲンなどのホルモンを産生しています。 コルチゾールは、糖質、タンパク質、脂質の代謝を調節し、ストレスに対抗する働きをしています。また、抗炎症作用や免疫抑制作用もあります。アルドステロンは、ナトリウムとカリウムのバランスを調節し、血圧を維持する働きをしています。アンドロゲンは、男性ホルモンの一種で、筋肉や骨の発達、性欲の維持などに作用しています。 副腎皮質ステロイドは、様々な疾患の治療に使用されています。例えば、関節リウマチ、気管支喘息、炎症性腸疾患、膠原病などの治療に使用されています。また、がんの治療や臓器移植後の免疫抑制にも使用されています。 副腎皮質ステロイドは、強力な薬ですが、副作用も少なくありません。主な副作用としては、高血圧、高血糖、体重増加、骨粗鬆症、消化管潰瘍、感染症などがあります。そのため、副腎皮質ステロイドを使用する際には、慎重な投与が必要です。
産婦人科

知っておきたい看護師の必須用語『クベース』

クベースとは、早産児・未熟児を対象とした保育器のことである。NICU(えぬあいしーゆー/Neonatal Intensive Care Unit)で使われる。透明な箱状のケースで外から手を入れる部分があり、外界と遮断し、内部の温度、湿度、酸素濃度を調整することができるとともに、感染を防ぐことができる。 クベースは、早産児・未熟児の生存率を向上させるために重要な役割を果たしている。早産児・未熟児は、肺や心臓などの臓器が未発達なため、呼吸困難や低体温、感染症などのリスクが高い。クベースは、これらのリスクを軽減し、早産児・未熟児の成長を促すために使用される。 クベースは、医療機器の一種であり、医師や看護師によって管理される。クベースの内部の温度や湿度、酸素濃度は、早産児・未熟児の状態に合わせて調整される。また、クベースは定期的に清掃や消毒が行われ、感染症を防ぐための対策がとられている。
感染

急性胆管炎を理解する

急性胆管炎とは、胆管の感染によって引き起こされる急性の炎症性疾患です。胆管とは、肝臓から胆汁を運ぶ細い管のことです。胆汁は、脂肪の消化を助ける役割をしています。急性胆管炎は、胆石が胆管を塞いだり、細菌が胆管に侵入したりすることで起こります。 急性胆管炎の症状には、右上腹部の痛み、発熱、悪寒、吐き気、嘔吐などがあります。また、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)を伴うこともあります。急性胆管炎は、重症化すると敗血症や肝不全を引き起こすこともあるため、早期の診断と治療が必要です。 急性胆管炎の治療には、抗菌薬による治療と、胆石を除去するための手術などが行われます。抗菌薬による治療は、通常1~2週間行われます。胆石を除去するための手術には、腹腔鏡手術や開腹手術などがあります。腹腔鏡手術は、お腹に小さな穴を開けて行う手術で、開腹手術よりも傷が小さく、回復も早いのが特徴です。開腹手術は、お腹を大きく切開して行う手術で、腹腔鏡手術よりも侵襲が大きいですが、大きな胆石や胆管の異常がある場合などに行われます。
腎・泌尿器

尿道カルンクルの基礎知識

尿道カルンクルとは、女性の尿道にできる良性腫瘤のことです。更年期(中年)以降に発生しやすいとされています。外尿道口付近の尿道後壁から発生するため、外尿道口の肛門よりの方向から発生します。大きさは、大豆と表現されるような形状で、血流が豊富なため赤色を呈しています。 尿道カルンクルは、女性にのみ発生する良性腫瘤です。尿道カルンクルの原因は、加齢、出産、肥満、糖尿病などのさまざまな要因が考えられています。尿道カルンクルの症状は、尿道口の違和感、痛み、出血などです。尿道カルンクルの治療は、症状が軽い場合は経過観察ですが、症状が強い場合は切除手術が行われます。 尿道カルンクルは、女性に多くみられる良性腫瘤ですが、症状が強い場合は治療が必要となるため、早めに医師に相談することが大切です。
耳鼻咽喉科

看護師が知ってておきたいアデノイドの基礎知識

アデノイドとは、鼻腔と咽頭の移行部にあたる上咽頭にある咽頭扁桃のことです。咽頭扁桃は、細菌やウイルスから体を守る役割をしています。アデノイドは、生後6ヶ月頃から大きくなり始め、3~6歳頃に最も大きくなります。その後、徐々に縮小し、成人ではほとんど消失します。 アデノイドが病的に腫大すると、鼻づまり、口呼吸、いびき、中耳炎、睡眠時無呼吸症候群などの症状を引き起こすことがあります。アデノイドの腫大は、アレルギーや感染症が原因であることが多いです。アデノイドの腫大が重症の場合には、手術でアデノイドを切除することがあります。
呼吸器

肺胞-毛細管ブロック症候群とは?

肺胞-毛細管ブロック症候群は、肺胞と毛細管の間でガス交換が障害される状態です。この障害は、肺胞の炎症や浮腫、毛細管の狭窄や閉塞など、さまざまな原因によって引き起こされます。 肺胞-毛細管ブロック症候群の原因としては、以下のものが挙げられます。 * 肺炎や肺水腫などの肺の感染症 * 間質性肺炎などの肺の炎症性疾患 * 肺塞栓症などの肺の血管閉塞性疾患 * 心不全や腎不全などの全身性疾患 * 薬剤や毒物の影響 肺胞-毛細管ブロック症候群は、肺のガス交換を障害するため、低酸素血症や高二酸化炭素血症を引き起こします。また、肺胞の炎症や浮腫は、肺コンプライアンスの低下や気道の閉塞を招き、呼吸困難を引き起こすこともあります。 肺胞-毛細管ブロック症候群の治療は、原因となる疾患の治療を基本とします。肺の感染症であれば抗菌薬、間質性肺炎であればステロイド薬や免疫抑制剤、肺塞栓症であれば血栓溶解薬や抗凝固薬を使用します。また、低酸素血症や高二酸化炭素血症を改善するために、酸素投与や機械的人工呼吸を行うこともあります。
その他

看護師に必須の用語『NC(non-contributory)』とは?

NC(NC(えぬしー、non-contributory)とは、「特記すべきことなし」の意味を持つ言葉である。経過観察などの記録をつける際、特に目立った変化がないことを伝える時に用いる。n.p.(not particular, nothing particular)も同様の意味で用いる。 医療の現場では、患者さんの状態を正確に把握し、適切な処置を施すために、日々の経過観察が欠かせません。その中で、看護師は患者さんの状態を記録する必要があります。その際に、特記すべき変化がないことを伝えるために使用されるのが、NC(non-contributory)という用語です。 NCは、ラテン語の「non」と「contributory」を組み合わせた言葉で、「特記すべきことなし」という意味です。経過観察などの記録をつける際、特に目立った変化がないことを伝える時に使用します。 例えば、患者さんのバイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸数、体温)を測定し、その結果に変化がないことを記録する場合に、「NC」と記載します。また、患者さんの傷口の状態を観察し、特に異常がないことを記録する場合にも「NC」と記載します。 NCは、看護師が患者さんの状態を正確に把握し、適切な処置を施すために欠かせない用語です。