看護師業界ウォッチャー

その他

看護師に必須の用語『ナトリウム』

ナトリウムは、細胞外液中の陽イオンの90%を占める重要な電解質です。血漿浸透圧、酸塩基平衡、細胞外液量の調整に重要な役割を果たしています。 血漿浸透圧は、細胞の脱水や浮腫を防ぐために一定に保たれている必要があります。ナトリウムは、細胞外液の浸透圧を維持するのに役立ちます。また、ナトリウムは、酸塩基平衡を維持するのにも役立ちます。酸塩基平衡とは、血液のpH値を一定に保つことです。pH値が酸性に傾くと、ナトリウムは水素イオンと結合して中和し、pH値を上げようとします。逆に、pH値がアルカリ性に傾くと、ナトリウムは水酸化物イオンと結合して中和し、pH値を下げようとします。 さらに、ナトリウムは、細胞外液量の調整にも役立ちます。細胞外液量とは、細胞の外側にある液体の量のことです。細胞外液量は、細胞の脱水や浮腫を防ぐために一定に保たれている必要があります。ナトリウムは、細胞外液量を維持するのに役立ちます。
小児科

看護師なら知っておきたい!モロー反射とは

モロー反射とは、乳児の頭部の位置の不意の変化、温度の不意の変化、突然の騒音などにより誘発される原始反射である。両手と両足を左右対称に外側に伸ばし、それからゆっくり手を前で交差するように抱え込む運動をする。抱きつき反射ともいう。 モロー反射は、新生児の脳がまだ十分に発達していないために起こる。生後4~6ヶ月頃になると、脳の発達とともにモロー反射は消失する。モロー反射は、乳児の神経系の発達を評価するために使用される。モロー反射が正常にみられない場合、脳に何らかの異常がある可能性がある。
脳・神経

看護師に欠かせない脊髄とは?

脊髄とは、脳から延長した円柱状の神経の束であり、中枢神経の一部分である。脊髄は、脳から身体の各部分へと神経信号を伝達する役割を担っている。また、身体から脳へと感覚情報を伝達する役割も担っている。脊髄は、脊椎によって保護されており、31対の脊髄神経が脊髄から分岐している。 脊髄は、頸髄、胸髄、腰髄、仙髄の4つの部分に分かれている。頸髄は、首の部分にある脊髄で、8対の脊髄神経が分岐している。胸髄は、胸の部分にある脊髄で、12対の脊髄神経が分岐している。腰髄は、腰の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。仙髄は、お尻の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。 脊髄は、身体の各部分の筋肉や臓器を支配している。例えば、頸髄は、首の筋肉や腕の筋肉を支配している。胸髄は、胸の筋肉やお腹の筋肉を支配している。腰髄は、腰の筋肉や足の筋肉を支配している。仙髄は、お尻の筋肉や膀胱や直腸を支配している。
脳・神経

看護師に必須!『球麻痺』を理解しよう

球麻痺とは、脳幹の下部にある延髄と呼ばれる部分に位置する脳神経核が障害される病気です。この障害により、口、舌、喉の運動が困難になり、構音障害(呂律が回らない)や嚥下障害(食べ物を飲み込むのが困難になる)などの症状が現れます。また、呼吸や循環が困難になることもあります。球麻痺は、脳卒中、外傷、腫瘍、感染症などが原因で起こることがあります。球麻痺の症状は、その原因や重症度によってさまざまです。構音障害や嚥下障害は、比較的軽度の症状ですが、呼吸や循環の障害は、生命を脅かす可能性があります。球麻痺の治療法は、その原因によって異なります。脳卒中が原因の場合、血栓を溶解する薬剤や血圧を下げる薬剤などが用いられます。外傷が原因の場合、外科手術が必要になることがあります。腫瘍が原因の場合、放射線療法や抗がん剤治療が行われます。感染症が原因の場合、抗菌薬や抗ウイルス薬などが用いられます。球麻痺は、早期に発見され適切な治療を受ければ、症状が改善したり、進行を遅らせることができる病気です。
その他

看護師に必須の用語『SOAP』とは

SOAPとは、問題指向型診療録(POMR)の一つであり、問題志向型医療(POS)の考え方によって得られたデータを内容ごとに分類・整理した上で、下記のようにS、O、A、Pの4つの項目に分けて考える分析手法である。 S(主観的データ)は、患者の主観的な訴えや症状、不安や希望など。 O(客観的データ)は、患者の身体所見や検査結果、バイタルサインなど。 A(アセスメント)は、SとOを総合的に判断して、患者の問題点を明らかにすること。 P(プラン)は、患者の問題点を解決するための治療計画や看護計画を立てること。
検査・診断

看護師のバイブル!『ワイル・フェリックス反応』を徹底解説.

ワイル・フェリックス反応とは、リケッチア感染症に対して行われるスクリーニング検査である。リケッチアとは、細菌とウイルスの中間の性質を持つ微生物である。リケッチア感染症は、主にダニやノミなどの吸血昆虫によって媒介される感染症である。 ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症患者の血清が、疾患に応じてプロテウス属(ヒトの腸内に常在するグラム陰性桿菌の一つ)のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対して凝集素を持つという性質を利用して行われる。凝集素とは、粒子を集めて凝集させる抗体のことである。 ワイル・フェリックス反応は、以下の手順で行われる。 1. リケッチア感染症が疑われる患者の血清を採取する。 2. プロテウス属のOX-19株、OX-2株、OX-K株の菌体を懸濁液にする。 3. 患者血清と菌体懸濁液を混ぜて、37℃で一定時間反応させる。 4. 反応後、菌体懸濁液に凝集がみられるかどうかを調べる。 菌体懸濁液に凝集がみられる場合は、リケッチア感染症が疑われる。 ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症のスクリーニング検査として有用である。しかし、ワイル・フェリックス反応は感度と特異性が低いため、確定診断には別の検査が必要である。
腎・泌尿器

透析患者のシャント機能不全とは?

シャント機能不全とは、人工的に作られた血管や体液を流すためのチューブが、つまってしまったり、漏れたりして、必要な働きができなくなってしまう状態のことを指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者などを対象に行われるが、手術後一定期間が経つと、シャント機能不全が起こることがある。原因としては、血栓の形成、感染、ステノシス(狭窄)、破裂などがあり、症状としては、発熱、疼痛、腫脹、皮疹などがあらわれる。治療法としては、薬物療法、外科的処置、シャント再建術などがある。シャント機能不全は、重症化すると生命を脅かすこともあるため、定期的な検査やモニタリングを行い、早期に発見・治療することが重要である。
感染

看護師に必須の用語『マイコプラズマ』とは

マイコプラズマとは、細胞壁を持たない一般細菌よりも小さい微生物である。細菌よりも小さく、ウイルスよりも大きい。直径が0.1~0.3マイクロメートルで、細胞壁がないため、他の細菌とは異なってグラム染色も受けない。マイコプラズマは、あらゆる環境で発見されているが、特に動物と植物の粘膜に生息している。ヒトでは、肺炎、尿路感染症、性感染症などの原因となる。マイコプラズマは、抗生物質に耐性を持つことが多く、治療が難しい場合がある。 マイコプラズマは、その小さなサイズと細胞壁がないという特徴のため、他の細菌とは異なる性質を持っている。マイコプラズマは、細胞壁がないため、他の細菌のように分裂することができない。そのため、他の細菌のように増殖することができず、宿主細胞に寄生して増殖する。マイコプラズマは、宿主細胞に寄生すると、宿主細胞の栄養素を奪って増殖する。マイコプラズマの感染は、宿主細胞に損傷を与え、さまざまな症状を引き起こす。 マイコプラズマの感染は、さまざまな症状を引き起こす。肺炎、尿路感染症、性感染症などの原因となる。マイコプラズマ肺炎は、咳、発熱、倦怠感などの症状を引き起こす。マイコプラズマ尿路感染症は、排尿時の痛み、頻尿、下腹部痛などの症状を引き起こす。マイコプラズマ性感染症は、性器の痛み、分泌物の増加、排尿時の痛みなどの症状を引き起こす。 マイコプラズマの感染は、抗生物質で治療することができる。しかし、マイコプラズマは、抗生物質に耐性を持つことが多く、治療が難しい場合がある。マイコプラズマの感染を予防するためには、手洗いを励行し、性交渉の際にはコンドームを使用することが大切である。
検査・診断

看護師に必須!炭酸ガス分圧を理解しよう

炭酸ガス分圧とは、血液中の二酸化炭素の濃度を測定する数値です。血ガス分析で測定され、通常は mmHg(ミリメートル水銀)で示されます。炭酸ガス分圧は、呼吸器系がどれだけうまく二酸化炭素を排出しているかを示す指標となります。二酸化炭素は、細胞の代謝によって生成される老廃物です。血液中に蓄積すると、呼吸困難や意識障害などの症状を引き起こす可能性があります。正常な炭酸ガス分圧は、35~45 mmHgです。炭酸ガス分圧が高すぎたり低すぎたりすると、呼吸器系のトラブルやその他の健康上の問題が考えられます。
検査・診断

看護師が知っておきたいグリア細胞とは?

グリア細胞とは、中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞のことです。神経膠細胞とも呼ばれ、哺乳類では、神経細胞の数倍から数十倍の数のグリア細胞が存在します。グリア細胞は、ニューロンの支持や栄養補給、免疫反応、情報伝達など、さまざまな役割を果たしています。 グリア細胞には、大きく分けて4種類あります。アストロサイト、オリゴデンドロサイト、シュワン細胞、ミクログリアの4種類です。アストロサイトは、ニューロンの周囲を取り囲み、支持や栄養補給を行っています。オリゴデンドロサイトは、ニューロンの軸索を覆うミエリンを産生しています。シュワン細胞は、末梢神経の軸索を覆うミエリンを産生しています。ミクログリアは、免疫反応を担っています。 グリア細胞は、中枢神経系の重要な構成細胞であり、ニューロンの機能をサポートしています。グリア細胞の異常は、さまざまな神経疾患を引き起こす可能性があります。
血液・造血

悪性貧血とは?原因と症状を解説

悪性貧血とは、ビタミンB12欠乏によって引き起こされる大球性貧血の一種です。大球性貧血とは、赤血球の平均容積が100fLを超える貧血のことです。悪性貧血は、胃の粘膜が萎縮して内因子を十分に分泌できなくなることが原因で、ビタミンB12が体内に吸収されなくなることが原因です。内因子とは、胃で分泌される物質で、ビタミンB12が小腸で吸収されるのを助けます。悪性貧血は、貧血、疲労感、息切れ、めまい、頭痛、下痢、便秘、舌の肥大、味覚障害などの症状を引き起こします。また、悪性貧血は、神経障害や精神障害を引き起こすこともあります。悪性貧血は、ビタミンB12注射や経口摂取によって治療されます。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい『リンパ節』のすべて

リンパ節とは、免疫系に関連する小さな器官で、全身に分布しています。一般的に、そら豆のような形状をしており、大きさは通常1cm未満です。リンパ節は、リンパ管の交差点に位置しており、リンパ液が通過する際に異物を捕まえる働きをしています。 リンパ液は、リンパ管を流れる透明な液体で、細胞や老廃物、細菌やウイルスなどの異物が含まれています。リンパ節は、リンパ液中の異物をろ過し、捕まえることで、血液中に入るのを防いでいます。また、リンパ節は、免疫細胞の移動や反応の場にもなっており、免疫細胞が異物に対して攻撃を行う場所となっています。さらにリンパ節では、リンパ液が濃縮され、余分な水分や老廃物が除去されています。
小児科

知っておきたい睡眠時間の意味と重要性

睡眠時間とは、睡眠している時間のことである。睡眠とは生理的な必要性から発生し、周期的に意識が消失する状態のことをいう。昏睡との違いは、他者により簡単に覚醒が得られることである。睡眠は、脳と身体を休ませ、回復させるために必要なものだ。睡眠時間を十分に確保することで、疲労回復、集中力向上、免疫力アップなどの効果が期待できる。 睡眠時間は、年齢や個人差によって異なるが、一般的には、成人は7~8時間、小児は9~10時間、乳幼児は10~12時間が目安とされている。しかし、現代社会においては、仕事や育児、介護など、さまざまな要因で睡眠時間を十分に確保できない人が増えている。 睡眠時間を十分に確保できないと、疲労感が抜けにくくなったり、集中力が低下したり、免疫力が低下したりするなど、さまざまな健康上の問題を引き起こすおそれがある。また、睡眠不足は、肥満、糖尿病、心臓病などの生活習慣病のリスクを高めることもわかっている。 睡眠時間を確保するためには、規則正しい生活リズムを心がけ、寝る前のカフェインやアルコールの摂取を避け、適度な運動をするなど、睡眠の質を高める工夫をすることが大切である。また、どうしても睡眠時間が確保できない場合は、昼寝をとるなどして、睡眠時間を補うようにしよう。
略語

看護師が知るべき『リハ』の基礎情報

リハビリテーションとは、医学的・心理的・社会的な観点から、病気や障害によって失われた機能を回復させ、日常生活や社会生活に復帰するための活動を支援するプロセスである。リハビリテーションは、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、義肢装具療法など、さまざまな専門職によって行われる。 リハビリテーションの目的は、患者の自立と社会復帰を支援することであり、そのためには、患者の身体的・精神的・社会的な状態を総合的に評価し、その結果に基づいてリハビリテーション計画を作成する必要がある。リハビリテーション計画は、患者の状態に合わせて変更されることがあり、そのためには、患者の状態を定期的に評価することが重要である。
脳・神経

看護師に必須の用語『クランプ』とは?

クランプとは、医療では「遮断する」といった意味で使用されることが多い。本来は、ドイツ語で鉗子や留め具・クリップのことを指す。手術や医療処置を行う際に、出血や組織液の漏れを防ぐために、血管や導管を遮断したり、留置したりする目的で使用される。クランプにはさまざまな種類があり、使用される部位や目的に応じて適切なものを選択する必要がある。 最もよく知られているクランプのひとつに、血管クランプがある。血管クランプは、手術中に血管を遮断して出血を防ぐために使用される。血管クランプには、さまざまなサイズと形状があり、遮断する血管の太さに合わせて選択される。また、血管を完全に遮断するクランプと、部分的に遮断して血流を制限するクランプがある。 もうひとつのよく知られたクランプは、臍帯クランプである。臍帯クランプは、新生児の臍帯を遮断して出血を防ぐために使用される。臍帯クランプは、プラスチック製または金属製であり、臍帯を挟んで締め付けることで使用される。 クランプは、手術や医療処置を行う際に欠かせない器具であり、適切に使用することで、出血や感染を防ぐことができる。
その他

あなたの命を守る「意識障害の評価方法」〜グラスゴーコーマスケールとは?〜

グラスゴーコーマスケール(GCS)は、世界中の医療従事者、特に看護師が意識障害の程度を評価するために使用される国際的な標準です。GCSは、1974年にスコットランドのグラスゴーで開発され、それ以来、意識障害の評価に広く使用されています。このスケールは、患者の意識状態、反応、および動作能力を評価することで、意識障害の重症度を定量化します。GCSは、頭部外傷、脳卒中、薬物の過剰摂取、およびその他の医学的状態によって引き起こされる意識障害の評価に特に役立ちます。GCSのスコアは、後の治療や予後の決定に役立てることができます。 GCSは、医療従事者にとって必須のツールであり、意識障害のある患者を評価するための信頼性の高い方法を提供します。このスケールの使用により、医療従事者は患者の意識状態を正確に評価し、適切なケアを提供することができます。
血液・造血

看護師必見!ビスホスホネートの基礎知識

ビスホスホネートとは? ビスホスホネートとは、骨粗鬆症や悪性腫瘍による高カルシウム血症や多発性骨髄腫、固形癌骨転移による骨病変の治療として用いられる薬剤です。骨粗鬆症は、骨の密度が低下して骨折しやすくなる病気です。悪性腫瘍による高カルシウム血症は、悪性腫瘍が骨を破壊してカルシウムが血液中に溶け出してくる病気です。多発性骨髄腫は、骨髄腫細胞が骨を破壊する病気です。固形癌骨転移による骨病変は、固形癌が骨に転移して骨を破壊する病気です。ビスホスホネートは、骨の破壊を防ぎ、骨密度を上昇させることで骨折のリスクを低下させます。また、カルシウムが血液中から骨に沈着するのを促進することで、高カルシウム血症を改善します。また、ビスホスホネートは悪性腫瘍細胞の増殖を抑制し、骨病変を改善する効果もあります。
呼吸器

看護師必須用語『人工心肺装置』とは

人工心肺装置とは、心臓手術を行う際、心臓の拍動を止めて心臓と肺に流れている血液を遮断する間、心臓と肺の機能を代行する医療機器のことです。人工心肺装置は、心臓に代わって全身に血を巡らせるポンプ作用と、肺の代わりとして二酸化炭素を排除し、酸素を取り込むガス交換作用を持っています。人工心肺装置は、心臓手術を安全に行うために欠かせない医療機器です。人工心肺装置は、一般的には、心臓手術を行う際に使用されます。心臓手術を行う際には、心臓の拍動を止め、心臓と肺に流れている血液を遮断する必要があります。その間、人工心肺装置が心臓と肺の機能を代行し、全身に血を巡らせています。心臓手術が終了したら、人工心肺装置は取り外されます。
組織・制度

診療所とは?看護師に必須の用語を解説

診療所とは、医師または歯科医師が医療行為を行う場所のことです。一般に医院やクリニックとも呼ばれ、医療法では、患者が入院する施設を伴わないもの(無床診療所)、または19人以下の患者が入院できる施設を伴うもの(有床診療所)を診療所、20人以上の患者を入院できる医療施設を病院と定義されています。 診療所は、一般診療所と歯科診療所の2種類に分けられます。 一般診療所とは、医師または歯科医師が、医業または歯科医業を行う場所であり、患者の入院施設を伴わないものまたは患者19 人以下の入院施設を伴うものです。 歯科診療所とは、歯科医師が歯科医業を行う場所であり、患者の入院施設を伴わないものまたは患者19 人以下の入院施設を伴うものです。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『尿閉』

尿閉とは、膀胱内に尿が多量に貯留しており、尿をしたいという気持ち(尿意)があっても排尿できない状態を指します。尿閉は、前立腺肥大や尿道閉塞などの原因で尿道が狭くなったり、膀胱の神経障害や筋肉の麻痺などで膀胱が収縮できなくなったりすると起こります。尿閉になると、膀胱が膨張して痛みを伴うことがあります。また、尿が膀胱内に貯留することで、細菌が繁殖しやすく、膀胱炎や腎盂腎炎などの感染症を起こすリスクが高まります。尿閉は、男性よりも女性の方が起こりやすく、高齢者にも多く見られます。尿閉の症状としては、尿意があるのに排尿できない、排尿が困難、排尿時の痛み、下腹部痛、頻尿、残尿感などがあります。尿閉が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。尿閉の原因を特定し、適切な治療を受けることで、症状を改善することができます。
その他

看護師に必須!転帰とは

転帰とは、疾患や怪我などの治療における症状の経過や結果のことです。治療の効果などを分析する際に重要な要素となります。主に入院時や外来初診日から、退院時や通院終了日までなど、一定期間で判定されることが多いです。例えば、退院の理由や通院終了の原因などが該当します。一般には、診療報酬請求書等の記載要領等で用いられることが多く、その転帰欄には、受診者が診療を終了する原因が記載され、治癒した場合は「治癒」、死亡した場合は「死亡」、治癒してはいないけれど当面治療を見合わせたり、放置しても大丈夫な場合には「中止」、転院した場合には「転医」などと記載されます。病院によって定義が異なる場合があるので確認が必要です。
その他

看護師が知っておくべきV2についての解説

V2とは、12誘導心電図において黄色の電極を使い、第4肋間胸骨左縁から心臓の電気活動を捉える、胸部誘導の1つである。V2は、心臓の左室の電気活動を最もよく反映しているため、心筋梗塞や心筋炎などの心臓疾患の診断に有用である。また、ペースメーカーの機能を評価するのにも用いられる。 V2の正常な波形は、P波、QRS波、T波の3つから構成されている。P波は、心房の収縮によって生じる波であり、QRS波は、心室の収縮によって生じる波である。T波は、心室の拡張によって生じる波である。V2で異常な波形が認められる場合、心疾患の可能性があるため、医師による精査が必要である。
小児科

看護師のための子ども用自動車座席の重要性

子ども用自動車座席とは、乗用車に備え付けられたシートベルトを安全に使用できない乳幼児を安全に自動車に乗せるための装備である。チャイルドシートとも呼ばれる。子ども用自動車座席には、乳児用と幼児用の2種類がある。乳児用は、生後9ヶ月までの子どもを対象としたもので、横向きに取り付けるタイプが一般的である。幼児用は、生後9ヶ月から4歳までの子どもを対象としたもので、前向きに取り付けるタイプが一般的である。 子ども用自動車座席は、万が一の事故の際に、子どもの身体を保護する役割を果たす。特に、乳幼児は首や頭が未発達のため、事故の際に大きな衝撃を受けやすく、重篤なケガをする可能性が高い。チャイルドシートを使用することで、乳幼児のケガのリスクを大幅に軽減することができる。 また、子ども用自動車座席は、子どもが車内で安全かつ快適に過ごすためのアイテムでもある。チャイルドシートには、子どもの身体を固定するハーネスや、頭や首を保護するためのヘッドサポートなどが備わっており、子どもが快適に過ごすことができるよう設計されている。
その他

看護師に必須の用語『観血的』とは?

観血的処置とは、処置中に出血の原因となる操作を伴うことである。一般的には、皮膚や粘膜を切開する外科的手術がこれにあたる。観血的処置には、より侵襲的なものからより侵襲性の低いものまで、さまざまなものがある。もっとも侵襲的な観血的処置には、臓器の切除や組織の移植が含まれる。より侵襲性の低い観血的処置には、小さな切開を行うものや、針を皮膚に刺すものなどがある。 観血的処置は、患者の状態に応じて行われる。例えば、外傷を負った患者には、出血を止めるために観血的処置を施す。感染症を起こしている患者には、感染した組織を切除するために観血的処置を施す。また、がんの患者には、がん組織を切除するために観血的処置を施す。 観血的処置は、出血のリスクを伴うため、慎重に行われる必要がある。医師は、観血的処置を行う前に、患者の状態を慎重に評価し、処置のメリットとリスクを比較検討した上で、処置を行うかどうかを判断する。また、観血的処置を行う際には、感染症のリスクを減らすために、適切な滅菌手順がとられる。