看護師業界ウォッチャー

小児科

看護師なら知っておきたい!モロー反射とは

モロー反射とは、乳児の頭部の位置の不意の変化、温度の不意の変化、突然の騒音などにより誘発される原始反射である。両手と両足を左右対称に外側に伸ばし、それからゆっくり手を前で交差するように抱え込む運動をする。抱きつき反射ともいう。 モロー反射は、新生児の脳がまだ十分に発達していないために起こる。生後4~6ヶ月頃になると、脳の発達とともにモロー反射は消失する。モロー反射は、乳児の神経系の発達を評価するために使用される。モロー反射が正常にみられない場合、脳に何らかの異常がある可能性がある。
脳・神経

看護師に必須の用語「観念失行」とは?

観念失行とは、失行の一種で、物の名前や用途は説明できるのに、慣れているはずの物の使用、日常の一連の動作を順序正しく行えないのが特徴です。歯ブラシを見せて「これは何ですか?」と質問すると「歯を磨くものです」と答えるにもかかわらず、「使ってみてください」というと耳に入れようとしたりします。優位半球(多くは左半球)、または頭頂葉に障害が起きると生じる(高次脳機能障害)です。アルツハイマー病でも同様の症状を示すことがあります。 観念失行は、高次脳機能障害の一種で、脳の損傷によって生じます。高次脳機能とは、言語、記憶、注意、実行機能など、複雑な認知機能のことを指します。観念失行の場合、脳の損傷によって、物体の使用方法や動作の順序を理解することが困難になります。そのため、慣れているはずの物を使ったり、動作をしたりすることができなくなります。 観念失行の症状は、人によってさまざまです。軽度の場合、物の使い方を忘れたり、動作の順序を間違えたりすることがあります。重度の場合、全く物を使えなくなったり、動作ができなくなったりすることがあります。また、観念失行は、言語障害や記憶障害を伴うこともあります。 観念失行の治療法は、脳の損傷を回復させることはできません。しかし、リハビリテーションによって、症状を軽減することができる場合があります。リハビリテーションでは、物体の使用方法や動作の順序を再学習したり、代償手段を身につけたりします。
小児科

看護師必須用語『蒙古斑』の豆知識

蒙古斑とは、新生児期から学童期に、主に腰部から殿部にかけて認められる境界がやや不鮮明の青色斑のことである。モンゴル人種に多く認められることからこの名前がついたが、人種を問わず認められる。 蒙古斑は、メラニン色素が皮膚の真皮層に沈着したもので、青色に見えるのはメラニン色素が光を散乱するためである。蒙古斑は良性のものであり、自然に消えていくことが多いが、まれに成人まで残ることもある。 蒙古斑は、通常は痛みもかゆみもなく、健康に害を及ぼすものではない。しかし、まれに蒙古斑が大きくなりすぎたり、形が不規則になったりした場合は、悪性腫瘍の可能性もあるため、医師の診察を受ける必要がある。
精神科

看護師の昇華-受け入れがたい状況への対処法-

昇華は、受け入れがたい状況に晒された際に、欲求に対する葛藤や不安を軽減させるための防御機能の一つです。昇華は、欲求を社会的に許容される、または賞賛されるような形式に転換することによって行われます。昇華は、芸術、スポーツ、学問、社会奉仕活動など、さまざまな分野で行われる可能性があります。昇華は、個人にとっての利益だけでなく、社会にとっても利益をもたらす可能性があります。例えば、芸術における昇華は、新しい芸術作品を生み出し、社会を豊かにすることができます。スポーツにおける昇華は、身体的および精神的な健康を促進し、社会に貢献することができます。学問における昇華は、新しい知識を生み出し、社会を向上させることができます。社会奉仕活動における昇華は、社会に貢献し、社会をより良い場所にすることができます。
呼吸器

ブリンクマン指数とは~がんとの関係を知ろう~

ブリンクマン指数とは、健康と喫煙の関係を示す指数である。喫煙が人体に与える影響は今までに吸った煙草の量に関係しており、目安としてブリンクマン指数が用いられる。この指数が大きいほどがんの発病率が高いことが知られている。 ブリンクマン指数は、1982年にドイツの疫学者であるディーター・ブリンクマンによって考案された。ブリンクマン指数は、1日に吸うタバコの量と喫煙歴を掛け合わせて計算される。具体的には、1日に吸うタバコの数を喫煙歴の年数で掛け合わせた値である。例えば、1日に20本吸っていて、喫煙歴が10年であれば、ブリンクマン指数は200となる。 ブリンクマン指数は、喫煙がもたらす健康被害の程度を評価するのに役立つ。ブリンクマン指数が高いほど、肺がん、心臓病、脳卒中などの発症リスクが高くなる。また、ブリンクマン指数が高いほど、喫煙による早死のリスクも高くなる。 ブリンクマン指数は、喫煙の健康被害を認識し、禁煙を促すために広く用いられている。禁煙を検討している人は、ブリンクマン指数を計算して、喫煙が自分にもたらす健康被害の程度を認識することが重要である。
腎・泌尿器

前立腺肥大症の基礎知識と看護

前立腺肥大症とは、加齢に伴い前立腺が大きくなることで排尿障害を引き起こす疾患です。前立腺は男性の生殖器のひとつで、膀胱の出口付近にあります。前立腺が肥大すると、尿道が圧迫され、排尿が困難になります。前立腺肥大症は、50歳以上の男性によくみられます。前立腺肥大症の症状には、排尿困難、残尿感、夜間頻尿、尿失禁などがあります。前立腺肥大症の治療には、薬物療法、手術療法などがあります。薬物療法では、排尿をスムーズにする薬や前立腺の肥大を抑える薬などが用いられます。手術療法では、前立腺を切除する手術が行われます。前立腺肥大症は、早期に治療を開始すれば、排尿障害を改善することができます。
循環器

WPW症候群とは?症状や治療法を解説

WPW症候群とは、先天的に心房と心室の間に正常な刺激伝導路以外に副伝導路が存在する疾患である。「副伝導路」とは、心臓の洞房結節、房室結節など以外の部位から心室に通じる刺激伝導路である。この副伝導路を介して電気信号が心室に伝達されるため、心拍が速くなる発作が起こりやすくなる。この発作を「WPW症候群発作」という。 WPW症候群の発作は、通常は数秒から数分間続くが、まれに数時間以上続くこともある。発作中は、動悸、息切れ、胸痛、めまい、失神などの症状が現れる。
職種・資格

診療情報管理士とは?その役割と資格

診療情報管理士とは、電子カルテを始めとする各種診療情報を管理する職種のことである。診療情報管理士の資格は民間資格であり、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が共同で付与する認定資格である。診療情報管理士と1996年に名称変更される前の診療録管理士とで合わせて、33,306人が全国で認定を受けている(2017年5月現在)。 診療情報管理士の主な業務は、カルテや看護記録、検査伝票など診療に関わる記録を収集し、漏れや誤記がないかを確認した上で保存することである。また、上記の診療記録のデータベース化や、データベースを生かした「情報の有効活用」などを行う。特に近年、WHOが定めた国際的な疾病分類基準(ICD)を用いた疾病データ管理が普及していることから、これに沿った疾病の分類作業(コーディング)は診療情報管理士の重要な業務の一つとなっている。
呼吸器

看護師必見!肺がんに関する用語を徹底解説

肺がんとは、気管支や肺胞の細胞ががん化したものである。肺がんは、部位別で見ると、最も死亡率が高いがんである。大部分が上皮性の腫瘍であり、そのほとんどが気道粘膜上皮より発生する。 肺がんは、大きく分けて、小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2つに分類される。小細胞肺がんは、肺がんの中では比較的まれなタイプであるが、進行が早く、治療が難しい。非小細胞肺がんは、肺がんの中で最も一般的なタイプであり、進行が遅く、治療が比較的容易である。 肺がんの症状は、進行具合によって異なる。初期の段階では、ほとんど症状が現れないが、進行するにつれて、咳、痰、息切れ、胸の痛み、体重減少などの症状が現れる。 肺がんの治療法は、進行具合や患者の状態によって異なる。早期の段階であれば、手術で切除することができる。進行した肺がんの場合は、抗がん剤や放射線治療、免疫療法などが行われる。
血液・造血

慢性骨髄性白血病とは?症状や治療法を解説

慢性骨髄性白血病(CML)は、造血幹細胞の遺伝子の変異により、造血幹細胞が腫瘍化し、主に顆粒球系細胞(好中球、好酸球、好塩基球)が無制限に増殖する骨髄増殖性疾患のひとつです。白血病の約20%を占め、急性骨髄性白血病が慢性化した疾患ではなく、別の病態です。 CMLは、一般的に慢性期、加速期、芽球移行期の3つの段階をたどります。慢性期では、顆粒球系細胞が過剰に増殖しますが、比較的症状は軽微です。加速期になると、白血球数が増加し、貧血や血小板減少症などの症状が現れます。芽球移行期になると、白血病細胞が骨髄や血液に大量に侵入し、発熱、出血、感染症などの重篤な症状が現れます。 CMLの治療は、病期や患者の状態に合わせて行われます。慢性期では、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)が第一選択薬として使用されます。TKIは、白血病細胞の増殖を阻害する薬剤で、服用することで慢性期を長期に維持することができます。加速期や芽球移行期では、TKIに加えて、化学療法や骨髄移植などの治療が行われます。
検査・診断

看護師に必須の用語『白血球数』

白血球数とは、血球成分の一種である白血球の数のことである。WBCと記載される場合が多い。白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を攻撃・排除する役割を担っており、免疫システムの一翼を担っている。白血球数は、健康な成人男性では4,000~10,000/μL、女性では3,500~9,000/μLが正常範囲とされている。白血球数が正常範囲から外れると、何らかの病気が隠れている可能性があるため、注意が必要である。白血球数が高い場合は、感染症や炎症、白血病の可能性がある。白血球数が低い場合は、免疫不全や再生不良性貧血の可能性がある。白血球数は、血液検査で測定することができる。
消化器

看護師に知っておいてほしい!血便とは?

血便の原因はさまざまです。最も一般的な原因のひとつは、痔です。痔は、肛門の静脈が腫れて炎症を起こす病気で、排便時に刺激を受けて出血することがあります。大腸炎や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患も、血便の原因となる可能性があります。これらの疾患は、腸の粘膜に炎症を起こし、出血につながることがあります。また、憩室炎や大腸ポリープなどの大腸の病気が原因となる場合もあります。 血便の症状は、出血の量や原因によって異なります。少量の出血では、便に血が混じっていることに気付かない場合もあります。大量の出血では、便が血のように見えることがあり、腹痛、下痢、嘔吐などの症状を伴うこともあります。痔が原因の血便は、通常は痛みを伴いませんが、他の疾患が原因の血便は、痛みを伴うことがあります。
その他

看護師に必須の用語『KOT』とは?

KOTとは、大便を意味する業界用語です。ドイツ語のKotに由来しており、カルテなどで「KOT-3」(3日間排便なし)というように記載されることがあります。この用語は、看護師が患者さんの排便状況を記録する際に使用することが多く、排便の頻度や量、形状などを記録するのに役立ちます。また、KOTの有無は、患者さんの健康状態を判断する上で重要な指標となるため、看護師はKOTの記録を正確に行うことが求められます。
消化器

内鼠径ヘルニアとは?その特徴を解説

内鼠径ヘルニアとは、Hesselbach三角という下腹壁動静脈の内側の抵抗の弱まった部分から、腹膜の袋が押し出されて外鼠径輪(そけいりん)に脱出する病気です。Hesselbach三角は、下腹壁の中で最も抵抗の弱い部分であり、ここに腹膜の袋が押し出されやすくなります。外鼠径輪とは、太ももの付け根にある筋肉と靱帯の隙間で、精管や血管が通る場所です。内鼠径ヘルニアは、この外鼠径輪を通り抜けて、鼠径部に脱出します。内鼠径ヘルニアは、鼠径ヘルニアの一種ですが、鼠径ヘルニアの中では比較的まれな病気です。男性に多く、女性はまれです。内鼠径ヘルニアは、鼠径部の膨らみや痛み、吐き気や嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。また、内鼠径ヘルニアは、嵌頓(かんとん)を起こすことがあります。嵌頓とは、ヘルニアが脱出した後に元の位置に戻らなくなる状態のことです。嵌頓を起こすと、ヘルニアが壊死を起こして、腹膜炎や敗血症を引き起こすことがあります。内鼠径ヘルニアは、手術によって治療します。手術は、腹腔鏡手術で行うことが多いです。腹腔鏡手術とは、腹部に小さな穴を開けて、そこからカメラや手術器具を挿入して手術を行う方法です。腹腔鏡手術は、従来の手術よりも侵襲が少なく、術後の回復が早いというメリットがあります。
医療機器・設備・器具

知っておきたい心電図モニターの基礎知識

心電図モニターとは、心電図波形を持続的にモニター画面に表示する医療機器、またはそのシステムのことである。胸部と手足に電極を装着して心臓活動電位を計測し、そのデータを有線または無線でモニターに送信している。心電図モニターは、患者の心機能をモニタリングし、不整脈や心臓発作などの異常を早期に発見することができる。また、心電図モニターは、手術中の患者の心機能をモニタリングするためにも使用される。 心電図モニターは、主に以下の3つの部分で構成されている。 1. 電極患者の胸部と手足に装着して、心臓活動電位を計測する。 2. レコーダー電極から送信されたデータを記録する。 3. ディスプレイレコーダーに記録されたデータを波形として表示する。 心電図モニターは、患者の心機能をモニタリングし、不整脈や心臓発作などの異常を早期に発見することができる。また、心電図モニターは、手術中の患者の心機能をモニタリングするためにも使用される。
整形外科

看護師が知っておきたい腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、脊椎の椎骨と椎骨の間にある椎間板が、本来の位置から飛び出して神経を圧迫する状態です。腰痛の原因として最も多くみられ、男性に多く発症します。椎間板は、椎骨と椎骨の間のクッションのような役割を果たしており、椎骨の動きをスムーズにする働きをしています。しかし、加齢や外傷などによって椎間板が弱くなると、椎間板の中にある髄核という柔らかい部分が飛び出して、神経を圧迫するようになります。これが腰椎椎間板ヘルニアです。 腰椎椎間板ヘルニアは、主に30~50代の男性に多く発症し、職業的に重い荷物を運んだり、長時間座り続けるような仕事をしている人に多くみられます。また、肥満や喫煙、遺伝的な要因も発症のリスクを高めるといわれています。 腰椎椎間板ヘルニアの症状は、腰痛や下肢の痛み、しびれ、筋力低下などです。腰痛は、椎間板が神経を圧迫することによって起こるもので、下肢の痛みやしびれは、神経が圧迫される部位によって症状が異なります。また、筋力低下は、神経が圧迫されることで筋肉がうまく働かなくなるために起こります。 腰椎椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術療法の2種類があります。保存療法は、薬物やリハビリテーション、コルセット療法などで症状を緩和する治療法です。手術療法は、飛び出した椎間板を取り除く手術で、症状が強い場合や保存療法で改善しない場合に行われます。
その他

看護師必見!「ラウンド」とは?

ラウンドとは、病棟や病室内の見回りを意味する業界用語である。看護師が行う場合に使うのが一般的だが、医師の回診を「ラウンド」と呼ぶ施設もある。 ラウンドを行う目的は、患者の状態を確認し、必要なケアを提供することである。看護師は、ラウンド時に患者のバイタルサインや意識レベルをチェックし、患者の訴えを聴取する。また、患者の服薬状況や食事摂取状況を確認し、必要に応じてケアを調整する。 ラウンドは、患者の状態を把握し、適切なケアを提供するために重要な業務である。看護師は、ラウンド時によく患者の状態を観察し、必要なケアを的確に提供できるように努める必要がある。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき関節炎の基礎知識

関節炎とは、関節に炎症が起きている病態である。関節は、骨と骨が接する部分であり、身体を動かすために重要な役割を果たしている。関節炎になると、関節が腫れたり、痛んだり、動かしにくくなるなどの症状が現れる。関節炎には、さまざまな種類があり、原因や症状も異なる。主な関節炎の種類には、変形性関節症、リウマチ性関節炎、痛風、感染性関節炎などがある。変形性関節症は、関節の軟骨がすり減って起こる関節炎である。リウマチ性関節炎は、関節の滑膜に炎症が起こる関節炎である。痛風は、血液中の尿酸値が高いことで起こる関節炎である。感染性関節炎は、細菌やウイルスなどが関節に感染することで起こる関節炎である。関節炎の治療法は、種類によって異なるが、一般的には薬物療法、物理療法、運動療法などが行われる。
呼吸器

看護士必見! 乾性咳嗽とは? 原因と対策

乾性咳嗽とは、喀痰を伴わない乾いた咳のことです。咳は、喉の奥や気管支を刺激する物質が排出されるために起こる反射です。乾性咳嗽は、風邪、インフルエンザ、アレルギー、気管支炎、肺炎などの様々な原因で起こることがあります。 乾性咳嗽の症状は、乾いた咳、喉の痛み、声枯れなどです。また、胸の痛み、息切れ、喘鳴を伴うこともあります。乾性咳嗽は、通常は数日から数週間で治りますが、数ヶ月続くこともあります。 乾性咳嗽が続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。医師は、乾性咳嗽の原因を特定し、適切な治療法を処方します。乾性咳嗽の治療法は、原因によって異なりますが、一般的には、鎮咳薬や抗ヒスタミン薬、気管支拡張薬などが使用されます。
精神科

看護師に必須の用語『自己愛・ナルシシズム』とは?

自己愛・ナルシシズムとは? 自己愛(じこあい)・ナルシシズムとは、本来の意味は自分自身を性愛の対象とすることです。疼痛や危険を避けようとすることや、ありのままの自分を受け入れることも自己愛の一種と考えられます。 自己愛は、健康的なものと病的なものの2つに分けられます。健康的な自己愛は、自分の価値観や目標を知り、それに向かって努力することです。また、自分のことを大切にし、自分を尊重することでもあります。病的な自己愛は、自分のことを過大評価し、他人を軽視することです。また、常に賞賛を求め、批判に耐えられないことも特徴です。
整形外科

看護師に知っておきたい『痛風』について

痛風とは、尿酸という物質が体内(主に関節部分)に析出することで引き起こされた関節炎のことである。風が当たるなどのわずかな刺激でも強い痛みが生じるということから「痛風」と呼ばれる。尿酸は、プリン体という物質が分解されてできる老廃物である。プリン体は、レバー、イワシ、サンマなどの魚介類、大豆製品、ビールなどに多く含まれている。痛風は、プリン体を含む食品の摂取量が多すぎたり、尿酸の排泄がうまくいかなかったりすることで起こる。痛風は、男性に多く、40歳以降に発症する人が多い。痛風の発作は、突然、足の親指の付け根の関節に激しい痛みを伴って起こる。痛みは、数時間から数日続く。その後、痛みが治まるが、また発作が起こる。痛風の発作を繰り返すことで、関節が変形したり、尿路結石ができたりする。
呼吸器

看護師必須用語『胸郭動揺』について

胸郭動揺とは、複数の骨折した肋骨や胸骨が奇異呼吸を生じる状態のことです。 フレイルチェスト、胸壁動揺とも呼ばれます。 胸郭動揺は、交通事故や転落事故などの外傷によって生じることが最も多いです。 しかし、骨粗鬆症や癌などの疾患によって生じることもあります。 胸郭動揺になると、呼吸が困難になり、痛みや咳などの症状が生じます。 また、肺挫傷や血胸などの合併症を引き起こすこともあります。 胸郭動揺の治療は、骨折した肋骨や胸骨を固定することによって行われます。 固定には、ギプスやコルセット、手術などが用いられます。 胸郭動揺の予後は、骨折した肋骨や胸骨の数や位置、合併症の有無などによって異なります。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語「尿毒症」について

尿毒症とは、腎機能の低下により、尿中に排泄されるべき代謝老廃物などが血液の中に蓄積されている状態のことで、さまざまな症状を呈する疾患です。腎機能が低下すると、尿素窒素、クレアチニン、カリウム、リン酸などが血液中に蓄積するようになり、これらの老廃物が全身に悪影響を及ぼします。症状としては、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、皮膚のかゆみ、むくみ、高血圧、貧血、意識障害などがみられます。尿毒症は、腎不全の最終段階であり、治療がなければ死に至る危険性があります。 腎機能が10分の1以下になると尿毒症となります。尿毒症は、腎臓の機能が低下し、血液中の老廃物が蓄積する状態です。尿毒症の主な症状は、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、皮膚のかゆみ、むくみ、高血圧、貧血、意識障害などです。尿毒症は、腎不全の最終段階であり、治療がなければ死に至る危険性があります。尿毒症の治療法は、腎臓移植、血液透析、腹膜透析などがあります。
小児科

『小児の死亡(しぼう)は、新生児死亡率、乳児死亡率、乳幼児死亡率などで表現される。』

小児の死亡とは、20歳未満の死亡のことを指します。小児の死亡は、新生児死亡率、乳児死亡率、乳幼児死亡率などで表現されます。 新生児死亡率とは、生後4週間未満の新生児の死亡率のことです。乳児死亡率とは、生後1年未満の死亡率のことです。乳幼児死亡率とは、5歳までに死亡する確率のことです。 小児の死亡は、先進国と発展途上国で大きな格差があります。先進国では、小児の死亡率は非常に低く、1000人あたり数人程度です。しかし、発展途上国では、小児の死亡率は非常に高く、1000人あたり数百人にも上ることがあります。 小児の死亡には、様々な原因があります。最も多い死因は、感染症です。肺炎、下痢、マラリアなどが主な感染症です。栄養失調も、小児の死亡の原因の一つです。また、事故や怪我も、小児の死亡につながることがあります。 小児の死亡を減らすためには、様々な対策が必要です。感染症を予防するためには、ワクチン接種が重要です。また、栄養失調を予防するためには、栄養価の高い食事をとることが重要です。事故や怪我を予防するためには、安全な環境を作る必要があります。