脳・神経

看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。脊髄は、脳から仙骨まで伸びる神経の束であり、身体の感覚や運動を制御している。硬膜外腔は、脊髄を保護し、栄養を供給している。また、硬膜外腔には、神経根や血管が通っている。 硬膜外腔は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気によって圧迫されることがある。硬膜外腔が圧迫されると、脊髄や神経根が損傷し、痛みや麻痺などの症状が出現する。 硬膜外腔は、麻酔の際に薬を注入する場所としても使用される。硬膜外腔に麻酔薬を注入すると、脊髄や神経根に作用して、痛みをブロックすることができる。硬膜外麻酔は、帝王切開や下半身の手術などの際に、よく使用される。
呼吸器

CPAPとは?仕組みや効果、使い方などを解説

CPAPとは、持続陽圧呼吸療法の略で、気道に機械で持続的に圧力をかける機器、もしくは気道に圧力をかけて空気の通り道を確保する治療法を指します。睡眠時無呼吸症候群や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸障害を治療するために使用されます。 CPAPは、鼻や口にマスクを装着し、そのマスクから気道を介して一定の気圧を送り込み、気道を広げて呼吸を楽にします。これにより、睡眠時無呼吸症候群患者の睡眠中の無呼吸や低呼吸を軽減し、COPD患者の呼吸困難を軽減することが期待できます。 CPAPは、在宅治療として使用することができ、医師の指示に従って、毎日一定の時間、CPAPを使用することで、呼吸障害の症状を改善することができます。ただし、CPAPはあくまでも治療法の一環であり、根本的な病気を治すものではありません。そのため、CPAPを使用しながら、医師の指示に従って、薬物治療や生活習慣の改善など、他の治療法も併用することが大切です。
整形外科

看護師必須用語『大胸筋』

大胸筋とは、前胸部に位置する厚い扇状形の筋肉です。肩帯を形成する肩関節前方の筋肉の一つであり、上腕の内転・屈曲・内旋などを行う働きがあります。また、強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなっています。大胸筋は、鎖骨内側・胸骨と真肋の肋軟骨・腹直筋鞘から始まり、上腕骨大結節稜に向かって筋線維が収束して停止します。起始部から3つの部位にわかれており、鎖骨内側より起始する大胸筋鎖骨部、胸骨と肋軟骨から起始する大胸筋胸肋部、腹直筋鞘から起始する大胸筋腹部の3つが大胸筋を構成しています。支配神経は腕神経叢の枝である外側胸筋神経(C5-7)と内側胸筋神経(C8-Th11)です。身体の前面に位置する筋肉であり、最も目立つ筋肉であることから、上肢を使用する労働者やスポーツ選手などでは良く発達しています。
検査・診断

大動脈内バルーンパンピング法とは?

IABPとは、急性心筋梗塞などで心臓の左心室が機能不全に陥ったとき、大動脈内バルーンを胸部下行大動脈に留置することで、心電図または動脈圧と同期し、膨張・収縮させ、心機能を補助する機械的補助循環法の一つである。IABPは、心臓のポンプ機能を補助することで、心筋梗塞後の心不全の症状を改善し、死亡率を低下させる効果がある。IABPは、経皮的冠動脈形成術(PCI)や冠動脈バイパス術(CABG)などの心臓手術前後に施行されることが多いが、心不全の治療法として長期的に使用されることもある。
整形外科

看護師必須!穿刺の基礎知識

穿刺とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことである。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。穿刺には、静脈穿刺、動脈穿刺、硬膜外穿刺、腹腔穿刺など、さまざまな種類がある。静脈穿刺は、静脈に針を刺して血液を採取する方法である。動脈穿刺は、動脈に針を刺して血液を採取する方法である。硬膜外穿刺は、脊椎の硬膜外腔に針を刺して薬剤を注入する方法である。腹腔穿刺は、腹部に針を刺して腹水を採取する方法である。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。
その他

看護師に必須の用語『二次性』について

二次性とは、ある疾患に関連して発生する病気や症状のことである。続発性ともいう。対義語は特発性、または原発性である。二次性は、原発疾患の経過中に起こるものであり、原発疾患の治療により消失することが多い。しかし、中には二次性が原発疾患よりも重篤な場合もあり、注意が必要である。 感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患、薬剤など、二次性を引き起こす原因はさまざまです。また、二次性は、原発疾患と同じ臓器や組織に起こる場合と、異なる臓器や組織に起こる場合がある。 二次性は、原発疾患の症状を悪化させたり、新たな症状を引き起こしたりすることがある。そのため、二次性を早期に発見し、適切な治療を行うことが重要である。二次性を疑う症状がある場合は、医師に相談することが大切である。
整形外科

看護師が知っておきたいアルミ副子の基礎知識

-アルミ副子の種類- アルミ副子は、手指用、前腕用、下肢用と使用する部位によって異なる製品が用意されています。それぞれアルミの厚さや強度などが異なるので、手指に使用するときは手指用、下肢に使用するときは下肢用などと専用のものを使用します。 * -手指用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。手首や指の可動範囲を制限し、固定することで痛みを軽減します。 * -前腕用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。肘と手首の間を固定し、前腕の動きを制限することで痛みを軽減します。 * -下肢用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。膝と足首の間を固定し、下肢の動きを制限することで痛みを軽減します。
消化器

看護師が理解しておくべき門脈圧亢進症とは

門脈圧亢進症は、肝臓に血液を供給する門脈の血圧が上昇する病気です。門脈圧亢進症の原因には、肝硬変、血栓、腫瘍などがあります。肝硬変とは、肝臓の細胞が破壊され、線維化が進んだ状態です。血栓は、血管内に血の塊ができて血流が阻害される状態です。腫瘍は、組織や器官にできる異常な組織の塊です。 門脈圧亢進症の症状としては、腹水、下肢浮腫、脾腫、食道静脈瘤などが挙げられます。腹水とは、腹腔内に水が貯まる状態です。下肢浮腫とは、下肢がむくむ状態です。脾腫とは、脾臓が腫大した状態です。食道静脈瘤とは、食道の静脈が拡張した状態です。
呼吸器

気管支肺胞洗浄の基礎知識

気管支肺胞洗浄とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL(Bronchoalveolar Lavage)とも呼ばれる。気管支鏡を肺の奥まで挿入して洗浄液を注入し、肺胞内の細胞や物質を回収する。回収された細胞や物質は、顕微鏡で観察したり、培養したりして検査を行う。気管支肺胞洗浄は、肺がん、肺炎、結核などの診断に有用な検査である。また、肺の炎症やアレルギー反応の程度を評価するためにも使用される。気管支肺胞洗浄は、比較的安全な検査だが、まれに気管支鏡の挿入による気道損傷や出血などの合併症が起こることもある。
その他

看護師の必須用語『リストン』とは?

リストンとは、爪切り鉗子の一種であり、医療、看護現場で使用される器具である。リストンの名称は、この器具を考案したスコットランドの外科医ジョセフ・リストンに由来している。リストンは、主に外科手術で使用される鉗子として考案したが、現在では、医療、看護現場で広く使用されている。 リストンの特徴は、先端が鋭利で、爪切りのように切り取ることができる形をしていることである。このため、ガーゼや包帯、テープなどの医療材料を切ったり、組織を切除したりするのに適している。また、リストンは先端が細く、繊細な作業にも適している。例えば、創傷の縫合や、動脈や静脈の切除などにも使用することができる。 リストンは、医療、看護現場で必須の器具である。しかし、使用の際には、十分な注意が必要である。先端が鋭利なため、誤って自分の手を切ったり、患者の組織を損傷したりすることがある。また、リストンは使い捨ての器具ではないため、使用後は必ず洗浄して消毒する必要がある。
医療機器・設備・器具

外科系集中治療室のすべて

外科系集中治療室(Surgical Intensive Care Unit)とは、外科手術後の患者の術後管理をするための集中治療室のことである。主に全身麻酔を受けた患者を対象としている。英表記のSurgical Intensive Care Unitの頭文字をとり、SICUとも呼ばれる。 外科系集中治療室では、術後に合併症が生じた場合に迅速に対応することができるよう、高度な医療機器を備えている。また、看護師や医師などの医療スタッフも常駐しており、24時間体制で患者のケアにあたっている。 外科系集中治療室に入院する患者の多くは、重大な病態にある。そのため、集中治療室での治療は、患者の命を救うための重要な役割を果たしている。外科系集中治療室の医療スタッフは、患者の状態を常に監視し、必要に応じて治療方針を変更するなど、最善の治療を提供するために努めている。
血液・造血

看護師が知っておくべき『リツキシマブ』の基礎知識

リツキシマブ(一般名リツキシマブ)とは、非ホジキンリンパ腫の治療に用いられる抗がん剤です。この薬は、B細胞の表面にあるタンパク質であるCD20に結合し、B細胞を死滅させることで作用します。リツキシマブは、再発性または難治性の非ホジキンリンパ腫の患者に単剤で、または他の薬剤との併用で投与されます。この薬はまた、慢性リンパ性白血病や急性リンパ性白血病など、他の種類のがんにも使用されます。 リツキシマブは、1回の30分間の点滴として投与されます。この薬の投与量は、患者の体重とがんの種類によって異なります。リツキシマブの一般的な副作用には、発熱、悪寒、倦怠感、頭痛、吐き気、下痢などがあります。これらの副作用は通常、数日で消失します。しかし、リツキシマブは、深刻な副作用を引き起こす可能性もあります。これらの副作用には、重度の感染症、低血圧、腎不全、心臓発作、脳卒中などがあります。リツキシマブを投与する前に、医師にこれらすべての副作用について知らせることが重要です。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『心電図』

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録したものである。心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。 心電図は、心臓の健康状態を調べるための検査として広く使用されている。心電図では、心臓の拍動のリズム、心拍数、心臓の大きさ、心臓の筋肉の厚さ、心臓の血流の状態などを調べることができる。 心電図検査は、痛みを伴わず、短時間で終了する検査である。心電図検査を受ける際には、上半身の裸になり、胸、腕、足に電極を取り付ける。電極は、心臓の電気的興奮を感知して、心電図の波形を記録する。 心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。心電図の波形には、P波、QRS波、T波の3つがある。 * P波は、心房の興奮を表している。 * QRS波は、心室の興奮を表している。 * T波は、心室の回復を表している。
皮膚科

押さえておきたい帯状疱疹の基礎知識

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスに感染歴のある者に起こる、神経節に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する疾患である。水痘帯状疱疹ウイルスは、水痘(みずぼうそう)の原因となるウイルスである。水痘に感染すると、ウイルスは神経節に潜伏する。その後、何らかのきっかけでウイルスが再活性化すると、帯状疱疹を発症する。帯状疱疹は、主に50歳以上の高齢者に多くみられる。 帯状疱疹の症状は、大きく皮膚症状と神経症状に分けられる。皮膚症状としては、水ぶくれを伴う赤い発疹が現れる。発疹は、体の片側に帯状に分布することが多い。神経症状としては、痛み、しびれ、かゆみなどがみられる。痛みは、焼けるような痛みや、ズキズキする痛みなど、さまざまな種類がある。しびれは、体の片側に広がることもある。かゆみは、発疹のある部位にみられることが多い。 帯状疱疹には、特殊な病型も存在する。汎発性帯状疱疹は、帯状疱疹の発疹が全身に広がるタイプである。Ramsay-Hunt(ラムゼイ・ハント)症候群は、帯状疱疹ウイルスが顔面神経に感染して起こるタイプである。Ramsay-Hunt症候群では、顔面神経麻痺、耳の痛み、難聴などの症状がみられる。
循環器

看護師の必須用語『ペースメーカー』とは?役割や特徴・使用法を知る!

ペースメーカーとは、心臓の脈拍が低下した際、心臓に刺激を与えて脈拍を一定数以下にならないようにする医療機器です。ペースメーカーで心臓に人工的な電気刺激を与えることをペーシングと呼びます。 ペースメーカーは、心臓の脈拍が減少したり、停止したりする病気に使用されます。こうした病気には、洞不全症候群、房室ブロック、心房細動、心室細動などがあります。ペースメーカーは、心臓の脈拍を正常に保ち、患者の症状を改善し、生命を維持するのに役立ちます。 ペースメーカーは、胸の皮膚の下に埋め込まれる小さな機器です。ペースメーカーは、心臓の電気信号を感知して、必要に応じて心臓に電気刺激を与えます。ペースメーカーは、心臓の脈拍を調整して、正常な脈拍を維持します。 ペースメーカーの使用法は、患者の状態によって異なります。ペースメーカーは、一定の脈拍を維持するために使用される場合もあれば、不整脈を治療するために使用される場合もあります。ペースメーカーは、患者の状態に応じて、さまざまな設定でプログラムされます。
産婦人科

看護師が知っておくべき体外受精の基礎知識

体外受精とは、採取した卵子と精子を体外で受精させる生殖補助医療技術である。体外受精後に受精した胚を女性の子宮内に戻す(胚移植)ことで不妊治療が成立する。 体外受精は、1978年、ロンドンにある私立不妊治療専門クリニックのロバート・エドワーズ博士とパトリック・ステプトー博士が世界で初めて成功させた。その後、体外受精の技術は世界中に広まり、現在では広く行われている不妊治療である。 体外受精は、精子が卵子に到達して受精するまでの過程を体外で行う方法です。体外受精の目的は、精子と卵子を体外で受精させ、受精卵を女性の体内に移植して妊娠させることです。 体外受精は、精子量や精子質に問題がある男性や、卵管が詰まったり、損傷したりしている女性など、さまざまな原因で不妊症に苦しむカップルにとって有効な治療法となり得る。
医療機器・設備・器具

ハーバード浴について

ハーバード浴とは、寝たきり患者の入浴方法のひとつである。入浴用のストレッチャーに移動し、リフトを使用し臥床状態で湯船に浸かることができる。ハーバード浴の他にチェアインバス、ボランテなどもある。 ハーバード浴は、寝たきり患者の入浴を容易にするために開発された方法である。従来の入浴方法では、患者を浴槽まで移動させる必要があり、介助者の負担が大きかった。ハーバード浴では、入浴用のストレッチャーを使用することで、患者の移動を容易にし、介助者の負担を軽減することができる。 ハーバード浴は、患者の身体的な負担も軽減することができる。従来の入浴方法では、患者は浴槽の中で長時間立っている必要があり、身体的な負担が大きかった。ハーバード浴では、患者は臥床状態で入浴することができるため、身体的な負担を軽減することができる。 ハーバード浴は、患者の精神的な負担も軽減することができる。従来の入浴方法では、患者は介助者の助けを借りて入浴しなければならず、精神的な負担が大きかった。ハーバード浴では、患者は自分で入浴することができるため、精神的な負担を軽減することができる。 ハーバード浴は、寝たきり患者の入浴を容易にし、患者の身体的・精神的な負担を軽減することができる有用な方法である。
検査・診断

看護師のための心電図の基本

-心電図の基礎知識- 心電図とは、心臓の電気的活動を記録したグラフのことです。心臓が拍動する際に、心筋細胞に電気的な興奮が生じます。この興奮は、体表面に電極を当てることで捉えることができ、心電図として記録されます。心電図は、心臓の働きを評価する上で重要な検査です。 心電図は、P波、QRS波、T波の3つの波で構成されています。P波は心房の収縮を示し、QRS波は心室の収縮を示し、T波は心室の拡張を示します。心電図の波形を解析することで、心臓の拍動数、心拍リズム、心筋梗塞の有無などを診断することができます。 心電図は、安静時と運動時の2つの状態で行われます。安静時心電図は、安静時に心電図を記録したもので、心臓の基礎的な働きを評価します。運動時心電図は、運動中に心電図を記録したもので、心臓が運動に耐えられるかどうかを評価します。 心電図は、心臓の働きを評価する上で重要な検査ですが、あくまでも補助的な検査であることに注意が必要です。心電図だけで心臓の病気を診断することはできません。心臓の病気を診断するためには、問診、身体診察、血液検査、画像検査など、様々な検査を組み合わせて総合的に判断する必要があります。
その他

看護師に必須の用語『障害者』とは?

障害者とは、「障害者基本法」によると、「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害がある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるもの」と定義されています。 障害者の定義は、障害の種類や程度、社会的障壁などによって異なるため、一律に定義することは困難です。 しかし、障害者の定義を明確にすることで、障害者の権利や支援の必要性を明確にし、障害者差別を防止するための法的根拠を整備することができます。また、障害者の定義を明確にすることで、障害者を取り巻く社会環境を改善し、障害者が社会参加しやすい社会づくりを進めることができます。
脳・神経

ALSとは何か?原因と症状、治療法を解説

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、四肢脱力のほかに呼吸筋を含めた全身の筋肉の萎縮・脱力をきたす疾患群の総称です。進行性の神経難病であり、筋肉の機能が悪化し、運動障害や呼吸障害などが現れる病気です。ALSは、運動ニューロンが障害されて起こる病気です。運動ニューロンは、脳や脊髄から筋肉に信号を送る神経細胞で、筋肉の動きを制御しています。ALSでは、運動ニューロンが障害されることで、筋肉に信号が正しく伝わらず、筋肉の動きが悪くなってしまいます。ALSは、発症する年齢や進行の速度、症状の出方に個人差があり、ALSを発症した人の症状もさまざまです。ALSは、どのような病気かがわかっていないため、根本的な治療法はありません。しかし、ALSの進行を遅らせたり、症状を緩和したりするための治療法はあります。ALSは、筋萎縮性側索硬化症の略語です。
整形外科

看護師に必須の用語『ダーメンコルセット(腰の痛みをやわらげるコルセットの一種)』

ダーメンコルセットとは、腰の動きを制限したり腰の負担をやわらげたりするために用いられるコルセットの一種です。腰痛症のほか、腰部の外傷や手術後などの腰椎病変(胸椎病変の場合も有)に対して用いられます。 ダーメンコルセットは、硬性、半硬性、軟性のものがあり、その中でも軟性コルセットのことをダーメンコルセットといいます。また、ダーメンコルセットの中には胸椎用と腰椎用があり、患者の状態に合わせたコルセットを選択することが望ましいです。 ダーメンコルセットは、腹圧を高め脊柱にかかる負担を軽減します。脊柱の動きを制限することで身体の動きによる痛みをやわらげることができます。 ダーメンコルセットは、腰痛症、椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、変形性脊椎症、根性坐骨神経痛、骨粗鬆症などの疾患に適応しています。
脳・神経

脳動脈瘤とは?知っておくべき看護師必須の用語

脳動脈瘤とは、脳の動脈の壁の一部が膨らんで弱くなった状態で、脳卒中の原因となる可能性があります。脳動脈瘤は、脳のどの動脈でも発生する可能性がありますが、最も一般的なのは、脳の底部にある動脈です。脳動脈瘤は、しばしば何の症状もありませんが、大きくなってくると、頭痛、視覚障害、複視、麻痺などの症状を引き起こすことがあります。脳動脈瘤は、くも膜下出血を引き起こす可能性があり、これは脳を覆う膜に出血が起こる状態です。くも膜下出血は、重篤な状態であり、死に至ることもあります。脳動脈瘤の治療には、外科手術、血管内治療、放射線治療などがあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき『不明熱』

不明熱とは、原因不明の高熱が続く症状である。具体的には、以下の症状を伴う。 1) 発熱が3週間を超えて続く 2) 38℃以上の発熱が何度か認められる 3) 外来で3回、入院で3日間の適切な検査(2日間の血液などの培養を含む)を行っても原因が判明しないもの 不明熱の原因は様々であり、感染症、膠原病、悪性腫瘍、薬剤熱、その他不明なものなどが挙げられる。不明熱の患者は、まずは問診と身体診察を行い、感染症や膠原病などの明らかな原因がないかを確認する。その後、血液検査、尿検査、レントゲン検査などの検査を行い、原因を特定する。 不明熱の原因が特定できれば、それに応じた治療を行う。しかし、原因が特定できない場合は、対症療法を行う。対症療法では、解熱剤や鎮痛剤を使用したり、安静を保つように指示したりする。また、感染症を予防するために抗菌薬を投与することもある。 不明熱は、原因が特定できないことが多く、治療が難しい病気である。しかし、早期に診断を行い、適切な治療を行うことで、症状を軽減し、予後を改善することができる。
呼吸器

看護師に必須の用語『結核』について

結核とは、結核菌による感染症である。結核菌は、抗酸菌群に属する細菌の一つである。ヒトのさまざまな臓器に感染し症状を呈する。 結核は、空気感染する細菌性感染症である。感染した人の咳やくしゃみなどによって放出された結核菌を健康な人が吸い込むことで感染する。結核菌は、肺に感染することが最も多く、肺結核と呼ばれる。肺結核の症状は、咳、痰、発熱、倦怠感などである。 結核菌は、肺以外にも、リンパ節、骨、腎臓、脳などさまざまな臓器に感染することがある。肺以外の臓器に感染した結核は、肺外結核と呼ばれる。肺外結核の症状は、感染した臓器によって異なる。 結核は、適切な治療を受ければ治癒する。結核の治療には、抗結核薬が使用される。抗結核薬は、結核菌を殺菌または増殖を抑える薬である。結核の治療は、通常6~9ヶ月間行われる。 結核は、予防することができる。結核予防には、以下のことが重要である。 * 結核のワクチンを接種する。 * 結核患者と接触しないようにする。 * 結核患者から出た痰や咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込まないようにする。 * 換気をよくする。 * 手をよく洗う。 結核は、適切な治療を受ければ治癒する。結核の予防には、ワクチン接種や感染予防策が重要である。