血液・造血

看護師必須の用語『HLA』とは

HLAとは、ヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigen)の略で、ヒトの主要組織適合遺伝子複合体(MHC)である。第6染色体に存在する遺伝子によって決定され、1954年に白血球の血液型として発見された。その後、ほぼすべての細胞に発現していることが判明した。HLAは、細胞が自己と非自己を認識するために必要な分子であり、臓器移植や輸血の際に拒絶反応が起こらないようにするための重要な役割を果たしている。また、HLAは感染症や自己免疫疾患の発症にも関与している。
組織・制度

看護師に必須の用語『アドボケーター』について

アドボケーターとは、自分の意見や権利を上手く伝えることのできない患者の代わりに、意見や権利を主張する代弁者のことです。 アドボケーターは、患者が医療サービスを受ける際に、患者の意思を尊重し、患者の権利を保護するために活動します。また、患者が医療サービスを受ける際に、患者が理解できる言葉で説明を行い、患者の不安や疑問を解消する役割も担っています。 アドボケーターは、医療従事者や医療機関に対して、患者の権利を擁護し、患者の利益を最優先に行動することを求めます。また、患者に対しては、患者の権利や医療サービスに関する情報を提供し、患者の意思決定を支援します。 アドボケーターは、医療の現場で重要な役割を果たしており、患者の権利を保護し、患者の利益を最優先に行動するために活動しています。
脳・神経

看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。硬膜外腔には、脊髄液、脂肪組織、血管、リンパ管などが含まれている。硬膜外腔は、脊髄を保護し、脊髄液の循環を助ける役割を果たしている。 硬膜外腔は、脊椎の椎体の間にある小さな穴、椎間孔を通って、脊柱管とつながっている。硬膜外腔には、硬膜外カテーテルを挿入することができる。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減するために使用される。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減するために使用される一般的な麻酔方法である。硬膜外腔ブロックを行なう場合、医師は脊椎の腰部にある椎間孔に硬膜外針を挿入する。硬膜外針は、硬膜外腔に到達すると、硬膜外カテーテルを挿入する。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減する。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減する安全で効果的な方法である。ただし、硬膜外腔ブロックには、頭痛、吐き気、嘔吐などの副作用が起こる可能性がある。
血液・造血

急性骨髄性白血病を理解する

急性骨髄性白血病とは、骨髄系細胞のがんの一種です。骨髄は、血液細胞が作られる組織です。急性骨髄性白血病では、未分化な骨髄系細胞(骨髄芽球)が制御不能に増殖し、正常な血液細胞の産生を妨げてしまいます。これにより、感染症や出血などのさまざまな症状が現れます。 急性骨髄性白血病は、年間10万人あたり3.5人~4人程度の発症率であり、男性に多いといわれています。発症率は年齢が上がるに従って増加し、65歳以上の高齢者が半数以上を占めています。 急性骨髄性白血病の原因は、骨髄細胞の遺伝子異常です。この遺伝子異常により、骨髄細胞が制御不能に増殖するようになります。急性骨髄性白血病の遺伝子異常には、分化に関わる遺伝子の欠損や、細胞の異常増殖を促進する遺伝子の活性化などがあります。 急性骨髄性白血病の症状は、進行度や病状によってさまざまです。初期の症状としては、疲労感、体重減少、食欲不振などがあります。進行すると、感染症、出血、貧血、発熱などの症状が現れます。 急性骨髄性白血病は、早期に診断し、適切な治療を行うことが重要です。急性骨髄性白血病の治療法としては、化学療法、放射線療法、造血幹細胞移植などがあります。
検査・診断

看護師が知っておくべき染色体検査について

染色体検査とは、染色体異常を検索する臨床検査の一つであり、先天的染色体異常・変化と後天的染色体異常を検査する。染色体とは、細胞核内にある、DNAとタンパク質が結合した糸状の構造体であり、遺伝情報を担っている。染色体異常とは、染色体の数や構造に異常がある状態であり、生まれつきのものと、後天的なものがある。先天的染色体異常は、受精卵の段階で 染色体が正常に分裂せず、染色体の数が変化したり、染色体の構造が変化したりして起こる。後天的染色体異常は、細胞分裂の過程で染色体が正常に分裂せず、染色体の数が変化したり、染色体の構造が変化したりして起こる。染色体検査は、染色体異常を検索する臨床検査の一つであり、先天的染色体異常・変化と後天的染色体異常を検査する。
眼科

看護師に必須の用語『虹彩』

虹彩とは、水晶体の前面にある薄くて色のついた膜であり、瞳孔の中央にあります。虹彩は、眼に色を与え、瞳孔を調節して光が眼に入る量を制御しています。虹彩の色は、メラニン色素の量によって決まり、茶色、青色、緑色などがあります。虹彩には、毛様体筋と括約筋の2つの筋肉があり、瞳孔の大きさを調節しています。毛様体筋は、瞳孔を拡張させ、括約筋は、瞳孔を収縮させます。瞳孔の大きさが変化することで、眼に入る光の量を調節し、視界を鮮明にしています。虹彩は、眼の重要な構造物であり、視覚に重要な役割を果たしています。
その他

看護師必須!パフォーマンスステータスを知る

パフォーマンスステータスとは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標です。アメリカの腫瘍学団体の1つECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多いです。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多いです。 PSは、患者の身体的、精神的、社会的な機能を総合的に評価して決定されます。PSが低いほど、患者の全身状態が悪く、日常生活動作が制限されています。逆に、PSが高いほど、患者の全身状態が良く、日常生活動作が自立しています。 PSは、がんの治療計画を立てる際に重要な情報となります。PSが低い患者は、より集中的な治療が必要になるかもしれません。また、PSが低い患者は、治療の副作用に耐える力が弱い可能性があります。 PSは、患者の予後を予測する指標としても使用されます。PSが低い患者は、予後が悪い傾向にあります。しかし、PSが低い患者でも、適切な治療を受けることで、予後を改善することが可能です。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!糖尿病網膜症を理解する

糖尿病網膜症とは、糖尿病を患っている方に起こりうる合併症のひとつです。糖尿病が原因で高血糖が長く続くと、網膜の細い血管が障害されて、網膜や硝子体に異常をきたしてしまいます。糖尿病網膜症は、糖尿病の三大合併症のひとつであり、わが国では成人の失明原因の上位に常にランクインしています。 糖尿病網膜症は、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、進行すると視力低下、視野狭窄、飛蚊症などの症状が現れます。また、糖尿病網膜症は失明に至る可能性もあるため、早めの診断と治療が大切です。 糖尿病網膜症の治療法は、糖尿病の血糖値をコントロールすることです。血糖値をコントロールすることで、糖尿病網膜症の進行を遅らせたり、合併症のリスクを下げることができます。また、糖尿病網膜症の進行が著しい場合には、レーザー治療や硝子体手術などの外科的治療が行われることもあります。
消化器

看護師に必須の用語『鉄分』

鉄分とは、生物に必須な微量元素であり、体内で様々な役割を果たしています。鉄分は酸素を運ぶヘモグロビンや、エネルギーを産生するミトコンドリアの酵素の構成成分であり、また免疫機能や認知機能を担う酵素の構成成分でもあります。鉄分は、鉄分の吸収を助けるビタミンCや、鉄分を貯蔵するフェリチンと相互に作用して、体内でバランスを保っています。 鉄分の重要性は、貧血を防ぐことです。貧血は、鉄分が不足することで起こる症状で、息切れ、動悸、倦怠感などの症状が現れます。また、鉄分は、免疫機能や認知機能を正常に保つためにも重要です。鉄分が不足すると、免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、疲労感や集中力の低下などの症状が現れたりします。また、鉄分は、胎児の発育や、子どもの成長にも重要です。
組織・制度

看護師必須!三次救急とは?

三次救急とは、一次救急や二次救急では対応が困難な重篤疾患や多発外傷に対する医療のことである。三次救急機関は、高度な設備と専門知識を持つ医師や看護師が配置され、24時間体制で患者を受け入れている。三次救急では、集中治療室(ICU)や手術室、高度な画像診断装置などの設備が整っており、重篤な疾患や外傷の患者に対して救命処置や手術、投薬などの治療を行うことができる。三次救急機関は、大学病院や救命センター、基幹病院などが指定されており、患者は、一次救急や二次救急機関から三次救急機関に搬送される。三次救急機関では、重篤な疾患や外傷の患者に対して救命処置や手術、投薬などの治療を行い、患者の生命を救うことを目的としている。
消化器

看護師に必須!内臓痛とは?

-内臓痛とは?- 内臓痛とは、内臓に由来する痛みです。内臓は、胸腔と腹腔にある器官の総称です。内臓痛は、内臓の炎症、損傷、または機能障害によって引き起こされることがあります。 内臓痛は、鈍痛、灼熱感、圧迫感、または絞扼感として感じられることがあります。また、悪心、嘔吐、下痢、または便秘を伴うこともあります。内臓痛は、通常、特定の内臓の場所に限定されず、広範囲に広がることもあります。 内臓痛は、さまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。最も一般的な原因は、内臓の炎症です。炎症は、感染症、外傷、またはその他の要因によって引き起こされることがあります。内臓痛は、また、内臓の損傷または機能障害によって引き起こされることもあります。 内臓痛の治療は、原因によって異なります。炎症が原因の場合は、抗炎症薬が処方されることがあります。外傷が原因の場合は、手術が必要になることもあります。機能障害が原因の場合は、生活様式の変更または薬物が処方されることがあります。
循環器

看護師に必須の用語『動脈血』とは

動脈血の特徴 動脈血は、肺から心臓へ入る肺静脈と、心臓から全身へ送り出す大動脈を流れている血液です。酸素を多く含み、鮮やかな紅色をしています。動脈血は、肺で酸素と二酸化炭素を交換して、新鮮な酸素を全身に送り届ける役割を果たしています。 動脈血の酸素飽和度は、95~100%と非常に高く、ヘモグロビンと酸素がしっかりと結合しています。そのため、全身の組織や細胞に酸素を効率的に供給することができます。また、動脈血のpHは、7.35~7.45と弱アルカリ性を示しています。これは、体内の酸性物質を中和し、体の恒常性を維持するのに役立っています。 動脈血の検査は、呼吸器疾患や循環器疾患、貧血などの疾患の診断や治療に役立ちます。動脈血ガスの検査では、動脈血中の酸素分圧(PaO2)、二酸化炭素分圧(PaCO2)、pH、HCO3-濃度などを測定します。これらの数値を測定することで、呼吸器や循環器の機能を評価することができるのです。 動脈血は、生命を維持するために欠かせない血液です。動脈血の特徴を理解することで、健康管理や疾患の予防・治療に役立てることができるでしょう。
感染

ペニシリンのすべて

ペニシリンの歴史は1920年代初頭にさかのぼります。スコットランドの細菌学者であるアレクサンダー・フレミングは、1928年に細菌の培養皿にアオカビが偶然生え、その周りで細菌の増殖が抑制されていることに気づきました。フレミングは、カビが細菌の増殖を阻害する物質を生成しているのではないかと考え、その物質をペニシリンと名付けました。 ペニシリンは、その抗菌作用が研究され、1940年代初頭には臨床で使用されるようになりました。ペニシリンは、肺炎、梅毒、淋病などの様々な感染症の治療に効果的で、世界中で数百万人の命を救いました。ペニシリンの発見は、抗生物質の開発における画期的な出来事であり、フレミングは1945年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。 ペニシリンは、その抗菌作用が強い一方で、副作用が少なく安全性の高い薬剤です。しかし、ペニシリンに対して耐性を獲得した細菌も出現しており、ペニシリンの乱用は耐性菌の出現を促進する恐れがあります。ペニシリンは、医師の指示に従って正しく服用することが大切です。
皮膚科

看護士に必須の用語:あせもの基礎知識

あせもは、エクリン汗腺が閉塞することで汗がうっ滞し、発症する皮疹です。医学用語では汗疹(かんしん)と呼ばれます。あせもは、主に夏季に多くみられますが、冬場でも、暖房の効いた室内など、汗をかきやすい環境では発症する可能性があります。 あせもの主な原因は、汗をかくことによって皮膚の表面に汗がたまり、汗腺が閉塞することです。汗腺が閉塞すると、汗が皮膚の下にたまってしまい、炎症を起こしてあせもになります。また、あせもは、汗をかいたまま放置したり、汗をふき取らずにいたりすると、悪化することがあります。 あせもの症状は、主に、皮膚の赤み、かゆみ、小さな水ぶくれ、発疹などです。あせもは、主に、首、背中、胸、おなか、太ももなど、汗をかきやすい部位に発症します。あせもは、かゆみやかぶれを引き起こすことがありますが、通常は、数日で治癒します。
腎・泌尿器

腎臓の機能を表す検査値、糸球体濾過量とは?

糸球体濾過量とは、腎臓の機能を表す検査値です。腎臓は、血液をろ過して老廃物を尿として排出する臓器です。糸球体濾過量とは、腎臓が1分間にろ過する血液の量のことです。糸球体濾過量は、腎機能の指標として重要で、腎機能が低下すると糸球体濾過量も低下します。糸球体濾過量が低下すると、老廃物が体内に蓄積され、さまざまな症状を引き起こします。糸球体濾過量が低下する原因には、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心臓病などがあります。糸球体濾過量の低下が疑われる場合は、血液検査や尿検査で糸球体濾過量を測定します。糸球体濾過量が低下している場合は、腎機能を改善するための治療が必要です。
腎・泌尿器

看護師必見!点滴静注腎盂造影とは?

点滴静注腎盂造影(DIP)とは、静脈から造影剤を点滴して腎機能や腎盂・尿管・膀胱の形態を調べる検査のことである。DIPは、腎不全、尿路感染症、腎結石などの疾患の診断に用いられる。造影剤を点滴すると、腎臓は尿に造影剤を排泄する。造影剤は尿の通り道である腎盂、尿管、膀胱に貯まる。レントゲンを撮影すると、造影剤が貯まった部分が白く写る。DIPは、腎臓の形態や機能を調べるのに有用な検査である。しかし、造影剤に対するアレルギー反応を起こす可能性があるため、事前に医師に相談することが大切である。
組織・制度

看護師必見!CRAとは?

CRA(しーあーるえー、Clinical Research Associate)とは、適切に治験(臨床試験)が行われているかモニタリングする職業のことである。臨床開発モニターや、モニターとも呼ばれる。 CRAは、治験の計画立案から実施、データ収集、解析まで、すべてのプロセスに関与する。また、治験参加者の安全と権利を守るため、治験の実施状況をモニターし、問題が発生した場合は適切な措置を講じる。 CRAの仕事は、責任が重く、幅広い知識とスキルが求められる。CRAになるには、薬学、看護学、医学などの医療系学部を卒業し、医薬品開発や臨床試験の経験を積む必要がある。また、CRAとして働くには、CRA認定試験に合格することが必要である。 CRAは、新薬の開発において重要な役割を担っている。CRAが適切に治験を実施することで、新薬の安全性と有効性が確認され、患者に安全な薬が届けられるようになる。
その他

知っておいて損なし!『手術』の用語と豆知識

手術とは、病気や外傷などの患部に対して治療目的に皮膚や粘膜を切り開いて行われる処置のことです。英語のoperation(オペレーション)から、略してオペともいわれています。手術は、患部を直接確認したり、処置を施したりするために必要な処置です。また、患部の切除や修復、組織の移植などにも用いられます。手術は、一般的に病院や診療所で行われます。手術には、全身麻酔や局所麻酔など、さまざまな麻酔方法があります。全身麻酔は、手術中に患者さんが意識を失っている状態を維持するために使用されます。局所麻酔は、手術を行う部位のみを麻痺させる麻酔方法です。
呼吸器

看護師が知っておくべき『肺挫傷』とは?

肺挫傷とは、胸部打撲や強い圧迫などの外力が肺に作用して、肺の組織が損傷する状態をいいます。肺挫傷は、交通事故や転落事故、スポーツ中の事故などで起こることが多く、重症度によって軽症から重症までさまざまです。軽症の肺挫傷は、肺の一部分に小さな傷ができる程度ですが、重症の肺挫傷になると、肺が広く損傷したり、肺がつぶれてしまうこともあります。肺挫傷になると、咳やくしゃみなどの症状が出たり、呼吸困難や胸痛を伴うこともあります。また、肺挫傷が重症になると、肺に水がたまったり、肺が感染症を起こしたりすることもあります。肺挫傷の治療は、軽症の場合は安静と鎮痛剤の投与を行います。重症の場合は、人工呼吸器による呼吸管理や、肺にたまった水を抜く手術が必要になることもあります。
その他

看護師必見!回復期について知ろう

回復期とは、患者の容態が危機状態(急性期)から脱し、身体機能の回復を図る時期のことである。回復期には、合併症などを予防しつつ、リハビリを行っていく。急性期とは、患者の容態が最も悪く、生命の維持が最優先される時期である。この期間には、患者の容態を安定させるために、集中治療や手術などの積極的な治療が行われる。回復期は、急性期を脱した後に訪れる時期であり、患者の容態が安定し、身体機能の回復を図ることに重点が置かれる。この期間には、リハビリや栄養管理など、患者の回復を促すための様々なケアが行われる。回復期は、急性期と慢性期の間に位置する時期であり、患者の容態が徐々に改善していく時期である。この期間には、患者の回復を促すための様々なケアが行われることで、患者の容態が改善され、日常生活への復帰が目指される。
腎・泌尿器

看護師のための頻尿の基礎知識

頻尿とは、排尿回数が多い症状です。日本泌尿器科学会では、朝起きてから夜就寝するまでの排尿回数が8回以上の場合を頻尿と定義しています。ただ、この回数はあくまで目安であり、患者本人が普段の排尿回数よりも多いと感じること自体も頻尿の症状です。 頻尿は、さまざまな原因で起こります。最も多い原因は、膀胱の容量が小さくなることです。これは、加齢や出産、前立腺肥大症などの原因で起こります。また、尿が膀胱にたまるのを妨げる障害(尿路閉塞)や膀胱の感染症、糖尿病などの代謝性疾患も頻尿の原因となります。 頻尿は、主に日常生活に支障をきたすなどの症状が現れます。例えば、夜中に何度もトイレに行かなければならない、外出先でトイレが近くにあるかを確認する必要がある、トイレに行けないために外出を控えるなどです。また、頻尿は精神的にも負担がかかります。 頻尿の治療は、原因によって異なります。膀胱の容量が小さい場合は、生活習慣の改善や薬物療法、手術療法などを行います。尿路閉塞の場合は、閉塞を解除する治療を行います。膀胱の感染症の場合は、抗菌薬を投与します。糖尿病などの代謝性疾患の場合は、血糖値をコントロールする治療を行います。
消化器

看護師に必須の用語『胆汁(ガーレ)』について

胆汁(ガーレ)とは、肝臓で生成される黄色がかった緑色をした液体です。胆汁は、消化を助ける役割を果たしており、特に脂肪の消化を促進する働きがあります。胆汁は、肝臓で作られた後、胆嚢に貯蔵され、食事をするときに胆嚢から放出されて十二指腸に流れ込みます。胆汁は、胆汁酸、ビリルビン、コレステロール、レシチンなどの成分で構成されています。胆汁酸は、脂肪を乳化させて消化しやすくする働きがあります。ビリルビンは、赤血球が破壊されたときに生じる色素で、胆汁に含まれると便の色を茶色に変えます。コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料となる脂質の一種です。レシチンは、細胞膜の材料となるリン脂質の一種です。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『チェアインバス』とは?

チェアインバスとは、介護用浴槽の一種であり、専用シャワーチェアに座ったまま入浴できるという利点があります。チェアインバスは、身体に負担をかけずに安全に入浴することができ、介助する方の負担も軽減することができます。チェアインバスは、高齢者や障害のある方、ケガをしている方など、様々な方が入浴するために使用することができます。チェアインバスは、介護施設や病院だけでなく、一般家庭にも設置することができます。
循環器

知っておきたい救急の必須用語『5P』

5Pとは、急性動脈閉塞時によく認められる5つの徴候のことであり、それぞれの頭文字を取って5Pと呼ばれています。具体的には、以下の通りです。 * 疼痛 (Pain)患者の痛みです。周辺組織の虚血に起因する、非常に強い痛みを訴えます。 * 冷感 (Pallor)患肢の冷感です。閉塞側の患肢が冷たくなります。 * 麻痺 (Paralysis)患肢の麻痺です。患肢に力が入らなくなります。 * 皮膚斑 (Patch)患肢の皮膚斑です。閉塞側の患肢に、斑状の皮膚変色がみられます。 * Pulsation消失 (Pulsation disappearance)患肢の脈拍消失です。閉塞側の患肢の動脈脈拍が消失します。 これらの症状は、急性動脈閉塞の重要な徴候であり、早期に発見することが重要です。