その他

看護師の必需品『カーデックス』

カーデックスとは、看護現場(主に病棟)で使われる記録類のひとつです。患者に関する情報や治療内容、実際に行われた処置、看護計画などを、患者ごとに1枚の紙にまとめ、病棟の患者全員分の用紙を専用ファイルにはさんだものです。申し送りと並ぶ、看護師間の情報伝達手段とされています。 カーデックスの語源は、本来、ファイルの1つの商品名でした。しかし、看護の現場でこのような特有の使い方をしたのが定着し、現在では記録方法の1つとして浸透したといわれています。カーデックスは、取り外しのできるカード(用紙)からできており、カードの端が一枚ごとに少しずつずれて見出しのようになっているので、そこに患者名などが書きこまれ、個々の患者のカードを開いて見る際に便利になっています。
脳・神経

看護師に必須の用語『クランプ』とは?

クランプとは、医療では「遮断する」といった意味で使用されることが多い。本来は、ドイツ語で鉗子や留め具・クリップのことを指す。手術や医療処置を行う際に、出血や組織液の漏れを防ぐために、血管や導管を遮断したり、留置したりする目的で使用される。クランプにはさまざまな種類があり、使用される部位や目的に応じて適切なものを選択する必要がある。 最もよく知られているクランプのひとつに、血管クランプがある。血管クランプは、手術中に血管を遮断して出血を防ぐために使用される。血管クランプには、さまざまなサイズと形状があり、遮断する血管の太さに合わせて選択される。また、血管を完全に遮断するクランプと、部分的に遮断して血流を制限するクランプがある。 もうひとつのよく知られたクランプは、臍帯クランプである。臍帯クランプは、新生児の臍帯を遮断して出血を防ぐために使用される。臍帯クランプは、プラスチック製または金属製であり、臍帯を挟んで締め付けることで使用される。 クランプは、手術や医療処置を行う際に欠かせない器具であり、適切に使用することで、出血や感染を防ぐことができる。
眼科

看護師必見!眼球とは?

眼球の構造は複雑で、さまざまな組織や器官から構成されています。眼球の外側は、白目の部分を覆う強膜、その内側は、虹彩と瞳孔がある角膜、眼球の後ろの部分を覆う網膜があります。眼球の内容物は、水晶体、硝子体、毛様体、ぶどう膜などです。 水晶体は、眼球のレンズの役割を果たしています。水晶体の形状を変えることで、ピントを合わせて物を見るようにしています。硝子体は、眼球の大部分を占める透明なゼリー状の物質です。硝子体は、眼球の形を維持し、光を網膜に届ける役割を果たしています。毛様体は、水晶体の形状を調節する役割を果たしています。また、毛様体からは、房水という液体が分泌されており、房水は、眼球の圧力を調節し、栄養を供給する役割を果たしています。ぶどう膜は、眼球の虹彩、毛様体、脈絡膜を総称したもので、眼球の血管を多く含んでいます。ぶどう膜は、眼球に栄養を供給し、眼球の圧力を調節する役割を果たしています。
組織・制度

看護師が知っておくべき「総合病院」の基本情報

総合病院とは、内科や外科以外に各種診療科が存在することや、やや病床規模が大きいこと、救急診療を実施していることなど、地域医療の基幹となる病院を指します。また、病院の固有名称として「〇〇総合病院」を用いている医療機関は多数あります。かつては診療科や病床規模、検査などの施設機能に関する規定が医療法によって定められていましたが、1997年の同法の改正に伴ってその名称に関する規定はなくなりました。しかし、すでに一般社会に広く浸透した名称であるため、現在でも一般的に用いられる傾向があります。
整形外科

ロキソニン®の正しい使い方と副作用

-ロキソニン®とはどんな薬?- ロキソニン®は、第一三共株式会社が発売している非ステロイド系消炎鎮痛薬で、成分はロキソプロフェン(ろきそぷろふぇん、Loxoprofen)です。ロキソニン®は、関節痛、筋肉痛、腰痛、肩こり、頭痛、生理痛、歯痛などの痛みや炎症を緩和するために使用されます。ロキソニン®は、錠剤、細粒、坐薬、テープ、クリームなどの剤型で販売されており、服用方法や用法・用量は、それぞれの剤型によって異なります。ロキソニン®は、一般的に安全に使用できますが、胃腸障害や肝機能障害などの副作用が起こる可能性があります。そのため、ロキソニン®を服用する際は、医師や薬剤師の指示に従って、用法・用量を守ることが大切です。
組織・制度

看護師が知っておくべきDPC制度

DPC制度とは、平成15年に導入された、急性期入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度のことである。DPC/PDPSとも呼ばれ、英表記は、diagnosis procedure combination/ per-diem payment systemである。 DPC制度は、従来の出来高払い制度では、医療機関が提供した医療サービスの量に応じて診療報酬が支払われていたが、この制度では、医療機関が提供した医療サービスの質に応じて診療報酬が支払われることになる。 DPC制度では、医療機関が提供した医療サービスを、診断群分類(DPC)に基づいて分類し、各診断群分類ごとに診療報酬が定められている。医療機関は、患者が入院した際に、患者の診断群分類を決定し、その診断群分類に応じた診療報酬を請求することになる。 DPC制度は、医療機関の経営効率化を促進し、医療の質を向上させることを目的としている。
医療機器・設備・器具

看護師の知識として取り入れよう!『キント』とは?

キントとは、「小児科」を示す用語である。ドイツ語で、子供をKindといい、そこから派生したものである。英語ではpediatricsといい、PEDと呼ばれることもある。小児科は、乳幼児から思春期までの子供たちの健康管理と治療を行う診療科である。一般的には、生後1か月から15歳までの子供たちを対象としている。小児科医は、子供たちの成長発達を診て、病気やケガの治療を行う。また、予防接種や健康診断も行う。キントは、子供たちの健康を守るために欠かせない診療科である。
略語

看護師必須!s.c.ってなあに?

s.c.とは、皮下注射を意味する略語である。皮下組織内に薬液を注入する方法を指示する際に、カルテへの記入に使われる。英語のsubcutaneous injection(皮下注射)の略であり、scと記されることもある。 皮下注射とは、皮下組織に薬液を注入する注射法である。皮下組織とは、皮膚と筋肉の間に存在する組織である。皮下注射は、筋肉注射よりも吸収が遅く、持続時間が長い。そのため、持続的に薬物が必要な場合や、筋肉注射が困難な場合に使用される。 皮下注射は、一般的に上腕の外側や太ももの外側に注射する。注射部位は、清潔に保つことが重要である。針を刺す前に、注射部位をアルコール綿などで消毒する。注射針を皮下組織に垂直に刺す。薬液をゆっくりと注入し、針を抜く。注射後は、注射部位を軽く押さえて、出血を防ぐ。 皮下注射は、比較的安全な注射法である。しかし、注射部位の感染や、薬液の漏れなど、まれに合併症が起こることがある。合併症を防ぐためには、注射部位を清潔に保ち、正しい方法で注射することが重要である。
血液・造血

看護師に必須!鉄欠乏性貧血とは?

鉄欠乏性貧血とは、体内に鉄分が不足し、赤血球が正常に産生されなくなることで起こる貧血です。赤血球は、肺から取り込まれた酸素を全身の細胞に運ぶ役割を担っています。鉄分は、赤血球のヘモグロビンという成分を構成する重要な元素です。ヘモグロビンは、酸素と結合して全身の細胞に酸素を運ぶ働きをしています。そのため、鉄分が不足すると、ヘモグロビンの産生が低下し、赤血球が正常に産生されなくなります。その結果、酸素を全身の細胞に十分に運ぶことができなくなり、貧血が起こります。貧血は、疲労感、息切れ、めまい、立ちくらみ、動悸、倦怠感、頭痛、食欲不振、体重減少などの症状を引き起こすことがあります。
産婦人科

アウスとは?看護師に必須の用語をわかりやすく解説

アウスの歴史は古く、紀元前から行われていたと考えられています。古代ギリシャや古代ローマでは、中絶は違法とされていましたが、それでも密かに行われていました。中世になると、キリスト教の影響で中絶はますます厳しく禁止されるようになりました。しかし、それでも中絶は根絶できず、19世紀になると再び合法化されるようになりました。 日本では、1948年に公布された優生保護法によって、中絶は合法化されました。しかし、中絶は依然としてタブーとされており、中絶を受ける女性たちは差別や偏見にさらされていました。1996年に公布された母体保護法によって、中絶の条件が緩和され、中絶を受ける女性たちはさらに増えました。 現在、日本では中絶は合法ですが、それでも中絶を受ける女性たちは社会的な偏見にさらされています。また、中絶を禁止する条例を制定している自治体もあります。中絶をめぐる議論は今後も続いていくものと思われます。
その他

看護師に必須の用語『3-3-9度方式』

3-3-9度方式(さんさんくどほうしき)とは、日本の意識障害の評価方法である。ジャパンコーマスケール(JCS〈Japan Coma Scale〉)ともいう。1974年に日本医師会が定めたもので、現在では日本の医療現場で広く用いられている。 3-3-9度方式は、意識障害の重症度を3段階(軽度、中等度、重度)に分類している。評価項目は、眼を開けるか、声をかけると反応するか、痛み刺激に対して反応するか、の3つである。 * -軽度- 眼を開けるか、声をかけると反応する。 * -中等度- 痛み刺激に対して反応する。 * -重度- 痛み刺激に対して反応しない。 3-3-9度方式は、意識障害の重症度を迅速かつ簡単に評価することができるため、救急医療現場や一般の医療現場で広く用いられている。
その他

スクレロを知ろう!看護師必須の用語

スクレロ(硬化療法)とは、硬化剤を静脈に注入して静脈瘤を硬化させる治療法である。日本では1995年に保険適応となり、現在では静脈瘤治療の標準的な方法として広く行われている。スクレロ療法には、液体硬化剤と泡状硬化剤の2種類があり、静脈瘤の状態に合わせて選択される。液体硬化剤は、静脈壁を直接硬化させる作用がある。泡状硬化剤は、静脈壁に泡を形成して硬化させる作用がある。スクレロ療法は、局所麻酔下で行われるため、痛みはほとんどない。また、日帰り手術で行うことができるため、入院の必要はない。スクレロ療法の合併症として、注射部位の痛み、内出血、血栓症などがある。まれに、アレルギー反応を起こす場合もある。
その他

奏効率を知る!がん治療の効果を測る指標

奏効率とは、あるがん治療法を患者に用いた際、その治療を実施した後にがん細胞が縮小もしくは消滅した患者の割合を示したものです。治療法の評価の基準として用いられます。 奏効率は、臨床試験において、治療法の有効性を評価するために使用されます。臨床試験では、参加した患者を治療群と対照群に分けて、治療法を比較します。治療群では、新しい治療法を受け、対照群では、従来の治療法またはプラセボを受けます。 臨床試験の結果、治療群の奏効率が対照群の奏効率よりも高い場合、新しい治療法は従来の治療法よりも有効であると判断されます。奏効率は、がん治療法の有効性を評価する上で重要な指標です。
脳・神経

看護師が知っておくべきワゴトニ―とは?

ワゴトニ―とは、迷走神経反射のことである。迷走神経は、脳幹から心臓、肺、胃、腸などの内臓まで伸びる神経で、消化器系の働きや心拍数、血圧をコントロールしている。ワゴトニ―が起こると、迷走神経の働きが過剰になり、心拍数が遅くなったり、血圧が低下したり、消化器系の働きが低下したりする。 ワゴトニ―は、様々な原因で起こりうる。例えば、長時間同じ姿勢でいる、強いストレスを受ける、過度の飲酒をする、などの原因があげられる。また、ワゴトニ―は、糖尿病や甲状腺機能低下症などの病気によっても引き起こされることがある。 ワゴトニ―の症状は、人によって様々である。主な症状としては、めまい、立ちくらみ、失神、心拍数低下、血圧低下、消化器系の不調(腹痛、下痢、便秘など)があげられる。 ワゴトニ―の治療法は、原因によって異なる。原因がストレスであれば、ストレスを取り除く治療を行う。原因が病気であれば、その病気の治療を行う。ワゴトニ―の症状が強い場合は、薬物療法やペースメーカーの埋め込みなどの治療が行われることもある。
脳・神経

看護師必須の用語「脈絡叢」とは?

脈絡叢とは、脳室に存在する、血管に富んだ組織のことです。左右の側脳室、第三脳室、第四脳室にそれぞれ存在し、脳脊髄液を産生、分泌しています。脳脊髄液は、脳や脊髄を保護し、栄養を供給する重要な役割を果たしています。脈絡叢は、脳脊髄液の量を調節し、脳への栄養と酸素の供給を維持する役割も担っています。脈絡叢は、脳の血管と密接に関連しており、脳の血流の変化に敏感に反応します。そのため、脈絡叢の異常は、脳の疾患の早期発見や治療に役立つ可能性があります。
アレルギー・膠原病

看護師に役立つ巨細胞性動脈炎の知識

巨細胞性動脈炎の概要 巨細胞性動脈炎(GCA)は、中高年に多く発症する血管炎の一種です。頭部や首の動脈に炎症が起こって狭窄した結果、頭痛、顎の痛み、視力低下などの症状を引き起こします。GCAは、早期に診断して適切な治療を受けないと、失明や脳卒中などの重篤な合併症をきたす可能性があります。 GCAの症状は、活動期と寛解期を繰り返しながら進行します。活動期には、頭痛、顎の痛み、視力低下、倦怠感、発熱などの症状が現れます。寛解期には、症状が軽快したり、消失したりします。 GCAの診断には、血液検査、画像検査、病理検査などが行われます。血液検査では、炎症反応を示すCRPやESRの上昇、赤血球沈降速度の亢進などがみられます。画像検査では、動脈の炎症や狭窄が確認されます。病理検査では、動脈の壁に巨細胞性炎細胞が浸潤していることが確認されます。 GCAの治療は、ステロイド薬を投与することによって炎症を抑制することが中心となります。ステロイド薬は、症状が軽快するまで投与され、その後は徐々に減量していきます。ステロイド薬に加えて、免疫抑制剤や抗凝固剤などの薬剤も併用されることがあります。 GCAは、早期に診断して適切な治療を受ければ、症状を改善させ、合併症を防ぐことができます。しかし、GCAは再発することが多い疾患であるため、定期的な通院と検査が必要となります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ステロイド』とは?

ステロイドとは、広義では性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどのステロイド骨格を有する化合物の総称である。狭義では副腎で合成されるステロイドホルモンを配合した副腎皮質ステロイド薬(ステロイド薬)を意味し、ステロイドとよぶ際には後者を指すことが多い。 ステロイド骨格とは、炭素17個からなる4つの環状炭化水素構造を持つ分子のことで、コレステロールやステロイドホルモン、ビタミンDなどがこの構造を持っている。ステロイドホルモンは、副腎皮質から分泌されるコルチコステロイド(副腎皮質ホルモン)と、生殖腺から分泌される性ホルモンに大別される。コルチコステロイドは、抗炎症作用、免疫抑制作用、糖質代謝調節作用などを持つ。性ホルモンは、男性ホルモンと女性ホルモンに分けられ、生殖機能や第二性徴の発達を調節する。 副腎皮質ステロイド薬は、コルチコステロイドを合成した薬剤で、抗炎症作用、免疫抑制作用、抗アレルギー作用などを持つ。主に、リウマチ、喘息、アトピー性皮膚炎などの疾患の治療に使用される。ステロイド薬は、副作用として、体重増加、浮腫、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症などを引き起こすことがある。そのため、医師の指示に従って適切に使用することが重要である。
組織・制度

看護師に必須の用語『オープン病院』とは何か

オープン病院とは、地域の中核病院と診療所が登録契約を結び、中核病院のベッドや設備を診療所の医師(登録医)に開放するシステムである。オープンシステム病院、開放病院、開放型病院、オープンベッド(開放病床)ともいう。 オープン病院制度は、1972年に医療法の一部改正によって創設された。それまでは、診療所の医師は、中核病院に入院させる患者がいれば、その患者を中核病院に紹介するしかなかった。しかし、オープン病院制度の導入により、診療所の医師は、中核病院のベッドや設備を借り受けて、自分の患者の治療を行うことができるようになった。 オープン病院制度は、地域医療の充実を図るために導入された。診療所の医師が中核病院のベッドや設備を利用できるようになれば、診療所の医師が患者を入院させることができるようになる。そのため、患者の入院先を探すのに苦労することが少なくなり、患者の医療へのアクセスが改善される。また、診療所の医師が中核病院のベッドや設備を利用できるようになれば、診療所の医師が患者を専門医に紹介する必要が少なくなる。そのため、患者の医療費が軽減される。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ME機器』

ME機器とは、Medical Engineering(医用工学)の頭文字を取った略称で、工学技術を応用して開発された医療機器のことです。特に患者の診断や治療、監視に使用する医療機器をいうことが多いです。 近年では、日々進歩する医療技術にともない、医療機器安全管理責任者の設置、保守計画の策定と実施、保守点検記録の保存が義務化されました。そのため、多くの病院では院内にME機器管理室を設置し、医師の指示のもと臨床工学技士が高度な医療機器の操作や保守点検、管理業務などを行っています。 ME機器の例としては、血液浄化装置や人工呼吸器などの生命維持管理装置、患者監視モニター、手術室やICUなどで心臓のポンプ機能の補助に利用する補助循環装置などが挙げられます。
略語

看護師に欠かせない用語『リハ』を解説

リハとは、リハビリテーション(理学療法・作業療法・言語聴覚療法など)、またはリハビリテーション科のことを指す言葉です。診療科目を意味する医療業界の用語であり、ギネ(産婦人科)、アウゲ(眼科)、プシ(精神科)などと同じように使われています。 リハビリテーションとは、病気やケガによって失われた機能を回復させ、日常生活動作を改善することを目的とした医療行為です。理学療法、作業療法、言語聴覚療法などの様々な方法を用いて行われます。リハビリテーション科は、リハビリテーション専門の医師やセラピストが在籍し、患者さんのリハビリテーションを総合的に管理しています。 リハビリテーションは、病気やケガから回復した後の機能回復に役立つだけでなく、障害のある方の生活をより自立したものにするためにも重要です。リハビリテーション科は、患者さんの状態に合わせて最適なリハビリテーションプログラムを作成し、患者さんが日常生活動作を回復できるように支援しています。
救急・ICU

肝機能障害とは?看護師が知っておきたい病態と原因

肝機能障害とは、さまざまな原因により肝臓の機能に異常が起きた状態である。肝臓は、体内で解毒、代謝、タンパク質の合成、胆汁の生成など、さまざまな重要な働きをしている。肝機能障害が起こると、これらの働きが低下し、さまざまな症状が現れる。 肝機能障害の原因には、ウイルス感染、アルコール性肝障害、脂肪肝、自己免疫性肝疾患、遺伝性肝疾患などがある。ウイルス感染による肝機能障害には、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎などがある。アルコール性肝障害は、長期間にわたって大量のアルコールを摂取することで起こる肝機能障害である。脂肪肝は、肝臓に脂肪が蓄積することで起こる肝機能障害である。自己免疫性肝疾患は、免疫システムが肝臓を攻撃することで起こる肝機能障害である。遺伝性肝疾患は、遺伝子の異常によって起こる肝機能障害である。 肝機能障害の症状には、黄疸、倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛、下痢、尿の色の変化、便の色の変化などがある。黄疸は、肝臓で産生されるビリルビンの血中濃度が上昇することで起こる症状で、皮膚や粘膜が黄色くなる。倦怠感は、疲れやすさやだるさのことである。食欲不振は、食欲が低下することである。悪心・嘔吐は、吐き気や嘔吐のことである。腹痛は、腹部の痛みである。下痢は、便がゆるくなることである。尿の色の変化は、尿の色が濃くなることである。便の色の変化は、便の色が淡くなることである。
その他

看護師が知っておきたいケモカインの基本

ケモカインとは、サイトカインの一種であり、主に白血球の遊走を誘導するもののことを指す。細胞から放出され、細胞間の相互作用を媒介するタンパク質である。ケモカインは、様々な細胞から産生され、その種類は40種類以上にもなる。ケモカインは、白血球の遊走を誘導する働きを持つことから、感染症や炎症反応において重要な役割を果たしている。また、ケモカインは、腫瘍の増殖や転移にも関与していることが知られており、近年では、ケモカインをターゲットとした癌治療薬の開発が進んでいる。
血液・造血

魚油(Fish Oil):看護師に必須の用語

魚油とは、原料となる魚(イワシやサバなど)を煮熟し、脂肪分を分離・抽出したものです。その成分の大部分は脂肪酸であり、中でもEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が特に注目されています。EPAとDHAは、体内で生成することができない必須脂肪酸であり、健康維持のために食事から摂取する必要があります。魚油は、魚介類から直接摂取することもできますが、サプリメントとして摂取することも一般的です。近年の研究では、魚油に含まれるEPAとDHAが、心臓病、脳卒中、認知症、うつ病、関節炎などの予防や改善に効果があることが示されています。また、魚油には、抗酸化作用や抗炎症作用もあることが知られています。魚油は、健康維持のために積極的に摂取したい食品の一つです。
呼吸器

看護師必須!湿性咳嗽について

湿性咳嗽とは、喀痰を伴う湿った咳のことである。喀痰とは、気管や気管支、肺から分泌される粘液や異物のことである。湿性咳嗽は、風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症、気管支炎などの呼吸器疾患、喫煙、大気汚染などによって引き起こされる。 湿性咳嗽は、乾性咳嗽とは異なり、喀痰が出るため、咳をすることで喀痰を排出することができる。そのため、乾性咳嗽よりも呼吸器の負担が少なく、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引くと、喀痰が粘りけを帯びて排出されにくくなり、気管や気管支に炎症を引き起こすことがある。また、喀痰が細菌やウイルスを含んでいる場合は、他の感染症を引き起こすこともある。 湿性咳嗽の治療は、原因となっている疾患の治療を行うことが基本である。風邪やインフルエンザなどの感染症の場合は、抗ウイルス薬や抗菌薬を服用する。気管支炎などの呼吸器疾患の場合は、気管支を広げる薬や炎症を抑える薬を服用する。喫煙や大気汚染の場合は、喫煙をやめたり、大気汚染を避けるようにする。 湿性咳嗽は、適切な治療を行うことで、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引いたり、悪化したりする場合は、医師の診察を受ける必要がある。