眼科

看護師に必須の用語『眼瞼下垂』を徹底解説

眼瞼下垂とは、目を開けた時に正常位置よりも瞼縁(けんえんまぶたのふち)が下がる病態のことです。眼瞼下垂は、眼瞼挙上筋または、その支配神経の障害により起こります。眼瞼挙上筋は、まぶたを持ち上げる筋肉です。眼瞼下垂は、片目だけに起こる場合もあれば、両目に起こる場合もあります。また、程度にも差があり、軽度の場合にはほとんど気にならない程度のものから、重度の場合にはまぶたが完全に閉じたままで、目を開けることが困難になるものまであります。 眼瞼下垂は、先天性と後天性に分類されます。先天性眼瞼下垂は、生まれつき眼瞼挙上筋が弱かったり、支配神経に異常があったりして起こります。後天性眼瞼下垂は、加齢、外傷、腫瘍、脳卒中、糖尿病などの病気によって起こります。 眼瞼下垂の症状は、まぶたが下がること以外にも、眼精疲労、頭痛、肩こり、複視(ものが二重に見える)などの症状が現れることがあります。眼瞼下垂は、見た目にも影響を与えるため、コンプレックスを感じてしまう人もいます。また、重度の場合には、視界が狭くなり、日常生活に支障をきたすこともあります。
医療機器・設備・器具

トロッカーとは?看護師が知っておきたい基礎知識

トロッカーとは、胸腔内に留置され、気胸や胸水、膿胸などの治療としてドレナージ等の目的に使われる管(ドレーン)のことである。総称としては胸腔ドレーンと呼ばれるが、気胸に対する脱気を目的とした場合に特にトロッカーと呼称することが多い。 トロッカーは、胸腔内に直接挿入して、胸腔内の空気や液体を排出・導入する役割を担う医療機器である。気胸の場合には、胸腔内に溜まった空気を排出するために使用され、胸水の場合は、胸腔内に溜まった液体を排出するために使用される。また、膿胸の場合は、胸腔内に溜まった膿を排出するために使用される。 トロッカーは、様々な太さや長さがあり、胸腔内の状態に合わせて適切なものを選択する必要がある。また、トロッカーを挿入する際には、感染症予防のため、無菌的操作を遵守する必要がある。
腎・泌尿器

看護師必見!尿比重とその意味

尿比重とは、尿中のナトリウム、尿素、糖、タンパク質などの溶質成分の含まれる量を示す、尿の検査項目の一つです。尿比重は、尿の濃縮度合いを示す指標であり、尿の溶質濃度の高さを測定することで、尿の濃縮度を評価することができます。尿比重は、通常1.000~1.030の範囲にあり、1.000に近いほど尿が希釈され、1.030に近いほど尿が濃縮されていることを示しています。尿比重は、腎臓の機能を評価する上で重要な検査項目であり、腎臓が尿を濃縮したり希釈したりする能力を評価するために使用されます。また、尿比重は、脱水症や水分の過剰摂取などの水分代謝の異常を評価する際にも使用されます。
その他

看護師が覚えておきたい!ツッカとは?

ツッカとは、ブドウ糖、ブドウ糖液を意味する業界用語である。ドイツ語の「Zucker(糖)」に由来する。看護の現場や医薬品業界で使われ、医療業界で広く使用されている用語である。ツッカはブドウ糖を主成分とする輸液剤であり、エネルギー補給や脱水の治療に使用される。また、薬剤を溶解したり、点滴の速度を調整したりするためにも使用される。ツッカの濃度は5%、10%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%などがあり、患者の状態に合わせて適切な濃度のツッカを選択する必要がある。
呼吸器

捻髪音とは何か?看護師が覚えておきたい肺の異常音

捻髪音とは、肺を聴診したときに聞こえる異常な呼吸音のうち、高音で細かな断続音を指す。吸気の後半に出現し、「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」と表現されることが多い。主に肺疾患の患者で多く聞かれ、気道内の貯留物と無関係なため、咳をしても、この音は消失しない。髪をこすり合わせる音に似ていることが、名前の由来とされている。 捻髪音は、肺の小さな気道が閉塞したり、狭窄したりしたときに発生する。閉塞や狭窄の原因としては、肺水腫、肺炎、肺気腫、間質性肺疾患、肺癌などが挙げられる。捻髪音は、これらの疾患の診断や経過観察に役立つ重要な聴診所見である。 捻髪音は、肺の聴診を行うことで検出することができる。聴診の際には、聴診器を患者の背中に当て、吸気と呼気を注意深く聴く。捻髪音は、吸気の後半に「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」という音として聞こえる。捻髪音は、肺の異常を示す重要な聴診所見であるため、これを聴取した場合には、速やかに医師に報告することが必要である。
脳・神経

脳梗塞とは?|看護師に必須の用語

脳梗塞は、脳動脈の狭窄や閉塞により灌流域の虚血が起こり、脳組織が壊死に陥る疾患である。脳梗塞には、脳血栓症、脳塞栓症、脳出血、脳静脈血栓症などの種類があり、それぞれ原因や症状が異なる。 脳血栓症は、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が原因で脳動脈が狭窄し、血栓が形成されて脳梗塞が起こる。脳塞栓症は、心臓や大動脈から脳動脈に血栓が飛んできて脳梗塞が起こる。脳出血は、脳動脈が破れて脳内に血液が流れ出し、脳組織が圧迫されて脳梗塞が起こる。脳静脈血栓症は、脳の静脈が血栓で閉塞して脳梗塞が起こる。 脳梗塞の症状は、障害部位によりさまざまである。片麻痺や感覚障害、構音障害、失語、失認などの皮質症状や意識障害が見られる。脳梗塞は、早期に治療を開始することで後遺症を軽減することができるため、発症したらすぐに病院を受診することが大切である。
血液・造血

造血幹細胞移植の基礎知識

造血幹細胞とは、赤血球、白血球、血小板など、血液細胞のすべてのもとになる細胞のことです。骨髄に存在し、常に新しい血液細胞を産生しています。造血幹細胞は、骨髄を採取して移植することで、血液疾患や免疫不全疾患の治療に利用されます。 造血幹細胞は、おもに骨髄に存在していますが、末梢血や臍帯血にも存在します。骨髄が採取できない場合には、末梢血や臍帯血から造血幹細胞を採取して移植することもできます。造血幹細胞移植は、白血病、悪性リンパ腫、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの血液疾患や、重症複合免疫不全症候群(SCID)などの免疫不全疾患の治療に用いられています。 造血幹細胞移植は、化学療法や放射線療法などの前処置を行い、患者の骨髄を破壊した後、健康なドナーから採取した造血幹細胞を患者の体内に移植します。移植された造血幹細胞は、患者の骨髄に定着して新しい血液細胞を産生し始め、造血機能を回復させます。
アレルギー・膠原病

看護師が知るべきシックハウス症候群とは

シックハウス症候群とは、住宅などの屋内で発生した化学物質やダニやカビなどの微生物、またはストーブから発生した一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物、タバコ煙などによる室内空気汚染によって引き起こされる健康障害の総称です。欧米ではシックビル症候群(sick building syndrome)といい、シックハウス症候群は和製造語です。 シックハウス症候群の症状は人によって異なりますが、一般的な症状としては、頭痛、めまい、吐き気、目の痛み、のどの痛み、咳、鼻水、皮膚の乾燥や湿疹、疲労感、倦怠感などがあります。また、シックハウス症候群が原因で、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が悪化することもあります。 シックハウス症候群を引き起こす化学物質は、壁紙や接着剤、合板、塗料など、あらゆる建築材料から発生します。また、ダニやカビなどの微生物は、湿気のある環境で繁殖しやすいため、シックハウス症候群を引き起こす原因となります。さらに、ストーブから発生した一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物、タバコ煙なども、シックハウス症候群を引き起こす原因となります。 シックハウス症候群を防ぐためには、室内の空気の換気をよくし、湿気を溜めないようにすることが大切です。また、化学物質を発生しやすい建材や家具の使用を避け、ダニやカビの繁殖を防ぐことも大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『タンパク質』について

タンパク質は、アミノ酸が結合した高分子化合物です。アミノ酸は、炭素、水素、酸素、窒素からなる化合物で、20種類のアミノ酸がタンパク質を構成しています。タンパク質は、細胞内のリボソームで合成され、生体内で様々な機能を果たしています。 タンパク質は、身体の構成成分として筋肉、臓器、骨、皮膚などを作っています。また、酵素、ホルモン、抗体などの働きをするタンパク質もあります。酵素は、化学反応を促進する働きをしており、ホルモンは、体内の様々な機能を調節する働きをしています。抗体は、細菌やウイルスなどの異物を排除する働きをしています。 タンパク質は、食事から摂取することができます。タンパク質を多く含む食品には、肉、魚、卵、乳製品、大豆などがあります。タンパク質が不足すると、筋肉量が低下したり、免疫力が低下したりするなどの症状が現れます。 タンパク質は、生命を維持するために不可欠な栄養素です。タンパク質を十分に摂取することで、健康な身体を維持することができます。
検査・診断

骨髄検査ってどんな検査?

骨髄検査とは、骨を穿刺して骨髄を採取する検査のことである。骨髄液を採取する骨髄穿刺と、骨組織を含め骨髄全体を採取する骨髄生検がある。骨髄は、骨の内部にある海綿状の組織で、血液細胞を産生する役割を果たしている。骨髄検査は、血液疾患や骨髄疾患の診断や治療経過の観察のために実施される。 骨髄穿刺は、局所麻酔をして骨髄針を骨に刺して骨髄液を採取する検査である。骨髄生検は、局所麻酔をして骨髄針で骨髄を採取する検査である。骨髄針は、細い針状のもので、先端が鋭利になっている。骨髄検査は、痛みを伴う検査であるが、通常は数分程度で終了する。骨髄検査の結果は、数日後に判明する。
眼科

看護師に必須の用語『虹彩』

虹彩とは、水晶体の前面にある薄くて色のついた膜であり、瞳孔の中央にあります。虹彩は、眼に色を与え、瞳孔を調節して光が眼に入る量を制御しています。虹彩の色は、メラニン色素の量によって決まり、茶色、青色、緑色などがあります。虹彩には、毛様体筋と括約筋の2つの筋肉があり、瞳孔の大きさを調節しています。毛様体筋は、瞳孔を拡張させ、括約筋は、瞳孔を収縮させます。瞳孔の大きさが変化することで、眼に入る光の量を調節し、視界を鮮明にしています。虹彩は、眼の重要な構造物であり、視覚に重要な役割を果たしています。
救急・ICU

知っておきたい『緊急室開胸手術』の重要用語

緊急室開胸手術とは、心臓や肺などの胸部の臓器に損傷を受けた患者に対して、緊急に行われる手術のことです。この手術は、手術室まで移動することができない、一刻を争う状態の重篤な患者に対して行われます。緊急室開胸手術は、救急室開胸手術とも呼ばれ、一般的には、救急室や初療室などの医療施設で行われます。この手術は、患者の命を救うために必要な処置であり、高度な外科的技術と経験を必要とするため、専門の外科医が行います。緊急室開胸手術は、患者の状態に応じて、さまざまな方法で行われます。最も一般的な方法は、胸部の正中線を切開して、胸腔を開く方法です。この方法では、心臓や肺、食道などの臓器に直接アクセスすることができます。緊急室開胸手術は、患者の状態が安定するまでは、数時間にわたって行われることもあります。手術後は、患者は集中治療室で経過観察を受け、回復を待ちます。
消化器

知っておきたい!看護師に必須の用語『セロトニン』

セロトニンの働きとは? セロトニンは、別名5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)とも呼ばれる神経伝達物質です。セロトニンは、気分、睡眠、食欲、記憶、学習など、さまざまな機能に関与しています。 セロトニンが不足すると、気分が落ち込んだり、不眠症になったり、食欲が低下したりするなどの症状が現れます。また、セロトニンは、痛みを軽減する働きもあるため、セロトニンが不足すると、痛みを感じやすくなることもあります。 セロトニンの分泌量を増やすためには、規則正しい生活を送ったり、適度な運動をしたり、バランスのとれた食事を摂ったりすることが大切です。また、日光を浴びることで、セロトニンの分泌量を増やすことができます。 セロトニンは、私たちの健康に欠かせない神経伝達物質です。セロトニンの分泌量を増やすことで、気分を改善したり、睡眠の質を高めたり、食欲を正常化したりすることができます。
その他

看護師が知っておきたい!抗Sm抗体について

抗Sm抗体は、抗核抗体群の一種である。全身性エリテマトーデス(SLE)に見られる特異的な自己抗体とされる。抗Sm抗体は、SLEの病態に深く関与していると考えられており、SLEの診断や経過観察に有用なマーカーとして使用されている。抗Sm抗体は、SLE患者の約30~40%に陽性となる。抗Sm抗体が陽性となる疾患は、SLE以外に、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、全身性強皮症などがある。抗Sm抗体は、SLEの診断や経過観察に有用なマーカーとして使用されているが、抗Sm抗体が陽性であっても、必ずしもSLEであるとは限らないことに注意が必要である。抗Sm抗体が陽性の場合には、他の抗核抗体や臨床症状を総合的に判断して、SLEの診断を行うことが重要である。
腎・泌尿器

血清尿酸値の基礎知識

血清尿酸値とは、尿酸が血清中にどのくらいあるかという濃度を示す値です。尿酸は、プリン体を分解することによって生成される老廃物であり、尿酸が体内に蓄積すると痛風や腎障害などの疾患を引き起こすことがあります。そのため、血清尿酸値を測定することで、これらの疾患の発症リスクを評価することができます。血清尿酸値の単位はmg/dLであり、正常値は男性で3.5~7.0mg/dL、女性で2.5~6.0mg/dLです。血清尿酸値が高くなる原因としては、プリン体の多い食事を摂りすぎていること、アルコールを飲みすぎていること、肥満であること、腎機能が低下していることなどが考えられます。血清尿酸値を下げるためには、プリン体の多い食事を控え、適度な運動を心がけ、体重をコントロールすることが大切です。また、利尿薬や尿酸排泄薬などの薬物療法が行われることもあります。
その他

看護師に知っておいてほしい!『寛解期』とは

寛解期とは、治療によって完治とはいえないが、一時的に病気による症状や徴候が軽くなり、症状がおさまっている時期のことである。緩解ともいう。病気が完全に治った状態を完治(治癒)というが、寛解は病変の再発の可能性がある。 寛解期の特徴としては、次のようなものがある。 ・症状や徴候が軽くなり、日常生活に支障がなくなる。 ・治療を継続する必要はあるが、治療の頻度や強度は軽減される。 ・精神的にも肉体的にも、患者さんの負担が軽減される。 ・寛解期は、患者さんにとって希望の持てる時期である。
略語

看護師が知っておくべき用語『n.d.E』とは?

n.d.Eはラテン語の「post cibum」に由来する言葉で、これは「食後」という意味です。n.d.Eは、経口薬の処方箋などへの記入の際に使われる略語です。例えば、「3×n.d.E」と記した場合は、「3回の食事の後」ということで「毎食後」を意味します。 n.d.Eは、カルテや処方箋によく使われる略語の1つです。他のよく使われる略語としては、p/o(経口)、sc(皮下注射)、do(1日)などがあります。これらの略語は、医療従事者にとってコミュニケーションを簡潔かつ効率的にするために役立っています。
血液・造血

看護師知っておきたい『多血症』とは

多血症とは、末梢血中の赤血球、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が基準範囲を超えて増加している状態のことを言います。赤血球増加症とも呼ばれます。多血症には、真性多血症と偽性多血症の2種類があります。真性多血症は、骨髄での赤血球の産生が亢進して起こるもので、偽性多血症は、脱水や肺疾患などによって血液が濃縮されることによって起こるものです。多血症の症状としては、頭痛、めまい、息切れ、倦怠感、発赤、毛細血管拡張、静脈怒張などがあります。多血症が重症化すると、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症を起こすことがあります。多血症の治療としては、瀉血や薬物療法などが行われます。
脳・神経

看護師に必須の用語!意識障害をわかりやすく徹底解説

意識障害の症状は、その程度によって異なります。軽度の意識障害では、患者さんは混乱したり、注意散漫になったり、物事に集中するのが難しくなったりすることがあります。中程度の意識障害では、患者さんは眠っているように見えたり、呼びかけや刺激に反応しなかったり、会話ができないことがあります。重度の意識障害では、患者さんは昏睡状態になり、完全に意識を失ってしまいます。 意識障害の症状としては、以下のようなものがあります。 * 混雑 * 注意散漫 * 集中力の低下 * 混乱 * 錯乱 * 幻覚 * 痙攣 * 昏睡 意識障害は、頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍、薬物の過剰摂取、低血糖、低酸素症など、さまざまな原因で起こる可能性があります。意識障害の治療法は、その原因によって異なります。 意識障害は、緊急事態である可能性があるため、症状が現れたらすぐに医療機関を受診することが重要です。
救急・ICU

看護師に欠かせない用語『DNR(でぃーえぬあーる)』とは?

DNRとは、「Do Not Resuscitate」の略語であり、「蘇生措置を行わないでください」という意味です。これは、患者の容態が急変して心停止してしまっても、心肺蘇生を行わないことを意味します。DNRの意思表示は、患者自身または患者の家族などによって決定されます。DNRの意思表示があった場合は、その旨をDNRシートに記載します。DNRは、あくまで心肺蘇生を行うかどうかにのみ関与しているため、その他の治療は、DNRの有無に関係なく続けられます。また、DNRが求められるのは、蘇生する可能性が低くなった状況下ですが、蘇生できる可能性がある患者も対象であるという言い方に聞こえかねないということもあり、DNAR(Do Not Attempt Resucitation)という言い方が主流になっています。
救急・ICU

看護師必見!アンプタとは?

アンプタとは、四肢の切断、切除術を意味する医療界の用語である。切断を意味する英語、Amputationに由来する。アンプタは、外傷、感染症、腫瘍など、さまざまな原因で四肢を失った患者に対して行われる。アンプタを行うことで、感染症の拡散を防ぐ、痛みを軽減する、機能を改善するなどの目的を達成することができる。 アンプタには、さまざまな種類がある。代表的なアンプタとしては、以下のものがある。 ・大腿切断大腿部を切断する方法である。 ・膝下切断膝関節の下で切断する方法である。 ・足関節切断足首関節で切断する方法である。 ・指趾切断指または趾を切断する方法である。 アンプタを行う際には、患者さんの年齢、健康状態、四肢を失った原因、残存する四肢の機能などを考慮して、最適な切断方法を選択する必要がある。アンプタ後のリハビリテーションも重要であり、患者さんが日常生活に復帰できるように、理学療法士や作業療法士によるリハビリテーションが行われる。
循環器

起立性低血圧について知ろう

起立性低血圧とは、臥位から立位に体位変換をしたときに、重力の影響で下半身に循環血液が偏在した結果、収縮期血圧が20mmHgもしくは拡張期血圧が10mmHg以上低下することである。この血圧の低下は、脳への血流を減少させ、めまい、ふらつき、失神を引き起こす可能性がある。 起立性低血圧は、加齢、脱水、貧血、糖尿病、心臓病、パーキンソン病など、さまざまな原因によって引き起こされる可能性がある。また、特定の薬剤、アルコール、カフェインの摂取によっても引き起こされることがある。 起立性低血圧の症状は、めまい、ふらつき、失神、疲労、息切れ、吐き気、頭痛などである。症状は通常、立っているときに悪化し、横になると改善する。 起立性低血圧は、通常は深刻な状態ではないが、めまい、ふらつき、失神を引き起こして転倒や怪我のリスクを高める可能性がある。起立性低血圧の症状がある場合は、医師に相談することが大切である。
皮膚科

看護師必須用語『粉瘤とは』

粉瘤とは、皮膚の下に発生する良性の腫瘍の一種です。ドーム状に隆起した形をしていて、大きさは1~2cm程度のものが多いですが、中には10cm以上になるものもあります。粉瘤は、表皮の下にできる袋状の構造物(嚢腫)に角質と皮脂が貯留してできるもので、別名「表皮嚢腫」とも呼ばれます。 粉瘤の原因は、表皮または毛包漏斗部の細胞が真皮内に入り込んで増殖し、角質物質が詰まった嚢腫を形成することです。粉瘤は、頭や首、背中、臀部など、皮脂腺が発達している部位にできやすいとされています。 粉瘤は、通常は痛みや不快感はありませんが、大きくなったり感染したりすると、腫れや痛み、化膿などの症状が現れることがあります。また、粉瘤が破裂すると、悪臭を伴う膿や角質物質が排出されることもあります。 粉瘤の治療は、通常は外科的に切除されます。切除方法は、粉瘤の大きさや部位によって異なりますが、一般的には局所麻酔をして、粉瘤を切開して内容物を除去します。粉瘤が大きい場合や、深部にできている場合は、入院して手術が行われることもあります。 粉瘤は、良性の腫瘍であるため、放置していても命に関わることはありません。しかし、大きくなったり感染したりすると、痛みが強くなったり、合併症を引き起こしたりする可能性があります。そのため、粉瘤が気になる場合は、早めに皮膚科を受診して治療を受けることが大切です。
組織・制度

リンクナースの役割と必要性

リンクナースは、医療施設内の専門チームや委員会と病棟看護師をつなぐ役割を持つ看護師です。各病棟から1名ないし複数名がリンクナースとして、専門チームや委員会と連携します。また、看護師と他職種をつなぐ役割も持ちます。 リンクナースの主な役割は、専門チームや委員会の活動内容を病棟看護師に周知し、病棟看護師からの意見や要望を専門チームや委員会に伝えることです。また、専門チームや委員会が行う教育や研修に参加し、病棟看護師にその内容を伝達することも重要な役割です。 リンクナースは、病棟看護師と専門チームや委員会をつなぐ重要な役割を果たしています。リンクナースが機能することで、医療施設内の連携が強化され、医療の質の向上が図られます。