精神科

看護師に知っておきたい!ライフサイクルとは

ライフサイクルとは、生物の誕生から死までの過程を円環にして描いた概念です。生物は、誕生すると成長し、成熟し、やがて衰え、死にます。この過程をライフサイクルといいます。ライフサイクルは、すべての生物に共通するプロセスですが、生物の種類によって、その期間や内容は異なります。 人間の場合、ライフサイクルは、誕生から100歳前後までです。誕生すると、乳幼児期、幼少期、児童期、思春期、青年期、 adulthood、老年期という段階を経て、やがて死にます。それぞれの段階には、特有の発達課題や課題があります。
血液・造血

アレルギー検査のRISTとRAST

RISTとは、radioimmunosorbent test(放射性免疫吸着試験)の略語であり、IgEに対する特異抗体を用いて血清中のIgEの総量を測定する検査法です。I型アレルギーを疑う場合に行われる検査で、IgEの総量を測定することで、アレルギー反応を起こしているかどうかを調べることができます。 IgEは、アレルギー反応に関与する抗体の一種であり、ダニや花粉などのアレルゲンに接触すると産生されます。IgEは、肥満細胞や好塩基球などの表面に結合し、アレルゲンが再び接触すると、肥満細胞や好塩基球からヒスタミンなどの化学物質が放出されてアレルギー症状を引き起こします。 RISTは、血清中のIgEの総量を測定することで、アレルギー反応を起こしているかどうかを調べることができます。RISTの結果が陽性の場合、IgEの総量が多いため、何らかのアレルゲンにアレルギー反応を起こしている可能性があります。しかし、RISTの結果が陽性でも、必ずしもアレルギー症状が現れるわけではありません。
脳・神経

看護師に必須の用語!意識障害をわかりやすく徹底解説

意識障害の症状は、その程度によって異なります。軽度の意識障害では、患者さんは混乱したり、注意散漫になったり、物事に集中するのが難しくなったりすることがあります。中程度の意識障害では、患者さんは眠っているように見えたり、呼びかけや刺激に反応しなかったり、会話ができないことがあります。重度の意識障害では、患者さんは昏睡状態になり、完全に意識を失ってしまいます。 意識障害の症状としては、以下のようなものがあります。 * 混雑 * 注意散漫 * 集中力の低下 * 混乱 * 錯乱 * 幻覚 * 痙攣 * 昏睡 意識障害は、頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍、薬物の過剰摂取、低血糖、低酸素症など、さまざまな原因で起こる可能性があります。意識障害の治療法は、その原因によって異なります。 意識障害は、緊急事態である可能性があるため、症状が現れたらすぐに医療機関を受診することが重要です。
検査・診断

看護師に必須の用語『BADL』とは?

BADL(びーえーでぃーえる、Basic Activity of Daily Living)とは、基本的日常生活動作能力のことである。家庭における歩行や移動、食事、更衣、入浴、排泄などの基本的な身体動作を指す。BADLは、患者の自立度を評価するために使用されることが多い。BADLが低下している患者は、日常生活に介助が必要となる。BADLの評価は、Barthel index、Katz Index、DASC-21の一部の質問などで行うことができる。 BADLの評価は、患者の自立度を評価するために重要である。BADLが低下している患者は、日常生活に介助が必要となるため、ケアプランを作成する際に、患者のBADLを考慮することが重要である。また、BADLの低下は、患者の転倒や褥瘡などの合併症のリスクを高めるため、BADLを改善するためのリハビリテーションを行うことが重要である。
その他

医療圏とは?看護師に必須の用語を解説

医療圏とは、医療法によって定められた、都道府県が制定する、病床整備のための単位です。1次医療圏から3次医療圏までが設定されており、それぞれに役割が異なります。 1次医療圏は、一般診療所や小規模病院など、日常的な医療を提供する医療機関が中心の地域です。2次医療圏は、中規模病院や総合病院など、専門的な医療を提供する医療機関が中心の地域です。3次医療圏は、高度な専門医療を提供する医療機関が中心の地域です。 医療圏は、医療機関の配置を計画的に行い、国民が適切な医療を受けられるようにすることを目的としています。また、医療資源の有効活用や医療費の適正化にもつながります。
腎・泌尿器

看護師必須用語『尿道炎』を徹底解説!

尿道炎とは、膀胱から尿が排泄されるときに通る管である、尿道の感染症のことです。尿道炎の原因には、性行為感染症(STI)や、大腸菌などの細菌による感染などがあります。症状としては、排尿時の痛みや灼熱感、頻尿、尿が濁るなどがあります。尿道炎は、抗生物質や抗菌剤で治療することができます。 尿道炎は、性行為感染症(STI)によって引き起こされることが多く、クラミジア、淋菌、トリコモナス症、ヘルペスなどが原因となります。また、大腸菌などの細菌が尿道に侵入することによっても起こります。 尿道炎の症状としては、排尿時の痛みや灼熱感、頻尿、尿の濁りなどがあります。また、男性の場合は、亀頭の痛みや分泌物、女性の場合は、膣からの分泌物や外陰部の痛みなどを伴うこともあります。 尿道炎の治療には、抗生物質や抗菌剤が用いられます。クラミジアや淋菌などの性行為感染症が原因の場合は、パートナーにも治療が必要となります。 尿道炎は、早期に治療することで合併症を防ぐことができます。排尿時の痛みや灼熱感、頻尿などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
血液・造血

看護師必須用語『移植合併症』とは?

造血幹細胞移植とは、血液を生成する幹細胞を患者さんの体内に移入する治療法です。血液のがんや白血病などの悪性腫瘍の治療法として行われることが多く、移植前に高用量の抗がん剤や放射線療法を行い、造血機能を破壊してから移植を行います。移植後は、移植された幹細胞が血液を生成するようになり、血液のがんなどの悪性腫瘍を治療することができます。 造血幹細胞移植には、自家移植と他家移植の2種類があります。自家移植とは、患者さん自身の幹細胞を移植する方法で、他家移植とは、ドナーから幹細胞を移植する方法です。自家移植は、患者さんの体に悪影響を与える可能性のある免疫反応が起きにくいというメリットがありますが、ドナーが見つからない場合や、患者さんの幹細胞が十分に採取できない場合などは他家移植が行われます。
その他

看護師の必須用語:易疲労性

易疲労性とは、通常より疲れやすい体質のことである。(easy fatigability)。身体をあまり使っていないのに疲れを感じるもので、少し歩いただけでも疲れたり、いつもの仕事や作業を続けるのが困難になったりする。 易疲労性は、貧血や栄養失調、慢性疲労症候群、うつ病、甲状腺機能低下症など、さまざまな原因で起こり得る。また、加齢に伴って易疲労性が高まることもある。 易疲労性がある場合は、まずは原因を突き止めることが大切である。その上で、原因に応じた治療やケアを行うことで、易疲労性を軽減することができる。 易疲労性の予防としては、バランスのとれた食事を摂り、適度な運動を行い、十分な睡眠をとることが大切である。また、ストレスを上手に解消することも重要である。
その他

供血者とは?知っておきたい輸血にまつわる用語

輸血とは、赤血球、白血球、血小板、血漿などの血液成分を、輸血される人(レシピエント)の血管に注入する医療行為です。輸血は、事故や手術などで出血した人、貧血の人、感染症などで血液の成分が不足している人などに行われます。 輸血には、同種輸血と自家輸血の2種類があります。同種輸血とは、他人の血液を輸血するもので、自家輸血とは、自分の血液を輸血するものです。自家輸血は、手術の前に自分の血液を採取しておき、手術中に出血したときにその血液を輸血するものです。 輸血には、感染症のリスクやアレルギー反応のリスクなど、いくつかのリスクがあります。そのため、輸血は、医師の指示のもと、慎重に行われる必要があります。
脳・神経

看護師が知っておきたい『滑車神経』

滑車神経は、脳神経の中で最も細い神経で、第Ⅳ脳神経とも呼ばれています。脳の背側から走行している唯一の脳神経であり、滑車神経核は中脳の下丘下部にあります。滑車神経は、中脳の背側を交差し、中脳外側面を回って左右の神経が交叉した後、脳外に出て背面から腹側に向かい、前方の上眼窩裂より眼窩に入って、上斜筋を支配しています。 上斜筋は、眼球の内側上方にあり、眼球運動を司る外眼筋の一つです。眼球運動のなかでも眼球を内側に回転させることによって、内側(鼻側)や下向きに動かす働きがあります。
消化器

看護師必須用語「筋性防御」とは?意味と確認方法

筋性防御とは、腹部を触診した際に、腹壁の筋肉が緊張して硬くなる内臓体性反射のことである。腹壁の筋肉が硬くなることで、腹部臓器を保護しようとする防衛機転であり、壁側腹膜の炎症を示唆する。 筋性防御は、腹膜炎や腹腔内出血などの腹腔内疾患でみられることが多いが、腸閉塞や尿路結石などでもみられることがある。腹膜炎は、腹膜が炎症を起こした状態で、腹痛、発熱、悪心、嘔吐などの症状がみられる。腹腔内出血は、腹腔内に血液が貯留した状態で、外傷や病気などが原因で起こる。腸閉塞は、腸が詰まって内容物が通過できなくなった状態で、腹痛、便秘、嘔吐などの症状がみられる。尿路結石は、尿路に結石ができて、尿の流れが妨げられた状態で、腰痛、腹痛、血尿などの症状がみられる。 筋性防御は、腹腔内疾患の重要な症状のひとつであり、早期発見と治療に役立つ。腹部を触診した際に、腹壁の筋肉が硬くなっている場合は、腹腔内疾患の可能性があるため、すぐに医療機関を受診することが大切である。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『救命救急室』

救命救急室とは、救急患者を受け入れて治療するための設備がある施設・部門のことです。救急治療室、緊急救命室ともいう。ER(Emergency Room)と略す場合もある。救急救急室は、24時間365日体制で患者を受け入れており、救急車の要請を受けて出動したり、患者が直接来院したりして処置を行っている。 救急救急室では、救急患者の初期治療が行われる。初期治療とは、患者の生命を維持するための処置であり、止血、気道確保、心肺蘇生などが含まれる。また、救急救急室では、患者の状態を安定させるための処置も行われる。状態を安定させる処置とは、患者の呼吸や血圧を安定させるための処置であり、酸素投与、輸液、投薬などが含まれる。 救急救急室では、患者の容態に応じて、他の医療機関への搬送も行われる。搬送先としては、総合病院、専門病院、療養病院などがある。救急救急室は、救急患者の命を救うための重要な役割を果たしている。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき用語『膠原病類縁疾患』

膠原病類縁疾患とは、古典的な膠原病以外の、全身の結合組織に炎症が起きる自己免疫疾患のグループのことです。膠原病類縁疾患には、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、ベーチェット病、成人スチル病などが含まれます。これらの疾患は、いずれも膠原組織が侵され、炎症が起こるという共通点があります。その結果、関節の痛みや腫れ、皮膚の異常、内臓の機能障害など、さまざまな症状が現れます。
耳鼻咽喉科

看護師必須の用語『指甲』について

指甲とは、口腔咽頭の触診の際に、開いた口の中に指を入れたときにかまれないようにするための装具のことである。アイスパックという名称で販売されている物でもある。主に、耳鼻咽喉科などで使用される装具である。 指甲は、金属やプラスチックなどで作られた小さな道具で、指の先に装着する。指の先に装着することで、指を保護し、かまれるのを防ぐことができる。指甲は、さまざまな形状や大きさのものがあり、使用者の手指のサイズに合わせて選択することができる。 指甲は、耳鼻咽喉科の診察や治療の際に、医師や看護師が使用する。耳鼻咽喉科の診察や治療では、医師や看護師が患者さんの口の中に指を入れて、喉の奥や耳の奥を診察したり、治療を行ったりすることがある。このとき、患者さんが医師や看護師のかむのを防ぐために、指甲を使用することがある。指甲を使用することで、医師や看護師は安心して診察や治療を行うことができる。 指甲は、耳鼻咽喉科の診察や治療の際に使用する装具である。指甲を使用することで、医師や看護師は安心して診察や治療を行うことができる。
感染

看護師の必須用語「ドレーピング」を徹底解説

ドレーピングとは、手術やその他の清潔処置の際、滅菌済みのドレープを使用して不潔域を覆い、清潔な術野を確保する方法です。ドレーピングを行うことで、清潔域と不潔域を明確に分けることができます。清潔域には、手術を行う部位や、清潔な医療器具や機器が含まれます。不潔域には、患者の皮膚や、手術器械を保持する医療従事者などの非滅菌物体などが含まれます。 ドレーピングを行うことで、清潔域と不潔域を分離することができ、感染を防ぐことができます。感染は、細菌やウイルスなどが清潔域に侵入し、手術部位に感染を起こすことで起こります。ドレーピングを行うことで、細菌やウイルスが清潔域に侵入することを防ぐことができます。 ドレーピングは、手術やその他の清潔処置を行う際に必須の処置です。ドレーピングを行うことで、感染を防ぎ、患者の安全を確保することができます。
呼吸器

パンデミック-看護師が知っておくべき用語

パンデミックとは、感染症の世界的な大流行である。世界保健機関(WHO)は、パンデミックを「新しいインフルエンザウイルスが、世界でも地域でも、流行の準備ができていない人々に感染する場合」と定義している。パンデミックは、感染症の種類、蔓延の速度、重大度などによって、その影響が大きく異なる。 パンデミックは、歴史上何度も発生している。最も有名なパンデミックの一つは、1918年に発生したスペイン風邪である。スペイン風邪は、世界中で推定5000万人から1億人の命を奪った。また、1990年代に流行したHIV/エイズは、世界中で推定3600万人の命を奪っている。 パンデミックは、世界経済や社会に大きな影響を与える。パンデミックが発生すると、多くの企業が操業を停止し、経済が停滞する。また、人々が外出を控え、社会活動が制限される。パンデミックは、世界の人々の健康と生活に大きな影響を与えるのである。
その他

看護師に必須!続発性とは何か?

続発性とは、ある事柄の結果として起こることを説明する用語です。医学分野では、続発性は、別の原因によって生じた疾患、障害、症状を指すために使用されます。続発性疾患は、二次性疾患とも呼ばれ、原発性疾患とは対比されます。原発性疾患は、それ自体が原因不明の疾患であり、続発性疾患は、原発性疾患によって引き起こされる疾患です。 続発性疾患の例としては、高血圧、糖尿病、心臓病などが挙げられます。高血圧は、肥満、過食、運動不足などの生活習慣が原因となって起こることが多く、糖尿病は、遺伝的要因や食生活が原因となって起こることが多く、心臓病は、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などの危険因子によって起こることが多いです。 続発性疾患は、原発性疾患を治療することによって予防したり、進行を遅らせたりすることができる場合があります。また、続発性疾患そのものの治療法が開発されている場合もあります。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『防音室』について

防音室とは、音が漏れたり、外からの音が聞こえないように設計された部屋のことです。 防音室は、病院、学校、図書館、音楽スタジオ、放送局など、さまざまな場所で利用されています。 防音室の目的は、騒音を遮断して音の正確性を確保することです。防音室を使用することで、聴力検査、試験、会議、演奏、放送などの際に、周囲の騒音に邪魔されることなく、正確な音響環境を得ることができます。 防音室の遮音性能は、壁の厚さ、窓の構造、床材の種類などによって決まります。また、防音室の大きさや形も、遮音性能に影響を与えます。防音室を設置する際には、目的や用途に合わせて、適切な防音性能を持つ部屋を選ぶことが重要です。
その他

12誘導心電図のV3とは?

V3の役割は、心臓の電気活動を捉えることです。心臓は、筋肉で構成された器官であり、電気によって収縮しています。この電気活動は、心電図によって測定することができます。心電図は、心臓の電気活動を記録したもので、心臓の健康状態を判断する上で重要な検査です。 V3は、12誘導心電図のうちの1つであり、緑色の電極を使用します。この電極は、V2(第4肋間胸骨左縁)とV4(第5肋間と左鎖骨中線の交点)の中点に配置されます。V3は、心臓の電気活動を正面から捉えることができ、心筋梗塞や不整脈などの心臓疾患の診断に役立ちます。 また、V3は、心臓の肥大や肥厚を診断するのにも役立ちます。心臓が肥大したり肥厚したりすると、V3の波形が変化します。この変化によって、心臓の肥大や肥厚を診断することができます。 V3は、心臓の電気活動を捉える重要な誘導です。心筋梗塞や不整脈、心臓の肥大や肥厚などの心臓疾患の診断に役立ちます。
その他

看護師が知っておきたい『TD』

TD(てぃーでぃー)とは、処方された薬を服薬する日数のことである。処方箋に入力する際に使われる略語。TDはドイツ語tage Dosenの略。「~TD」が「~日分投与」を意味する略語なので、「3TD」の場合は「3日分の薬を処方」という意味になる。 TDは、薬を処方する際に、処方箋に記載される。処方箋には、薬の名前、用法、用量、回数、期間などが記載される。TDは、期間の欄に記載される。TDは、患者が薬を服薬する日数を表す。TDは、薬を適切に服用するためには重要な情報である。TDを守らないと、薬の効果が十分に発揮されない可能性がある。また、TDを守らないと、薬の副作用が現れる可能性もある。
血液・造血

看護師が知っておくべき多発性骨髄腫について

多発性骨髄腫とは、骨髄にある形質細胞と呼ばれる白血球の一種ががん化して増殖する病気です。形質細胞は、通常、細菌やウイルスなどの異物を攻撃する抗体を作る役割をしていますが、多発性骨髄腫では、形質細胞ががん化して増殖してMタンパクと呼ばれる異常な抗体を産生します。Mタンパクは、血液や尿中に分泌され、さまざまな合併症を引き起こします。 多発性骨髄腫は、造血器腫瘍の一種であり、年間4000人程度が死亡する病気です。発症率、死亡率ともに増加しており、日本では10万人当たり2~4人が発症します。好発年齢は60代ですが、どの年代でも発症する可能性があります。
呼吸器

中咽頭癌とは?症状や検査、治療法を解説

-中咽頭癌とは?- 中咽頭癌は、中咽頭に生じるがんである。中咽頭とは、口を大きく開けた時、口の奥に見える場所で、軟口蓋~喉頭蓋上縁の部分をいう。食物や空気の通路であり、嚥下や構音の重要な働きをしている。また、咽頭の周りには多くのリンパ節があるため、頸部のリンパ節に転移しやすい。 中咽頭癌の主なリスク要因は、喫煙、飲酒、ヒトパピローマウイルス(HPV)である。喫煙は中咽頭癌のリスクを10〜20倍に、飲酒は3〜5倍に高める。HPVは、子宮頸癌や外陰癌の原因として知られるウイルスであるが、中咽頭癌の原因となることもある。 中咽頭癌の初期症状として、飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、吐血、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくいなどがある。進行すると、耳鳴り、難聴、顔面神経麻痺などを引き起こすこともある。 中咽頭癌の検査には、触診、喉頭鏡・間接喉頭鏡、内視鏡、生検、CT、MRI、超音波などがある。 中咽頭癌の治療法は、放射線療法、手術療法、化学療法などがある。放射線療法は、中咽頭癌の標準的な治療法である。手術療法は、進行した中咽頭癌の場合に行われる。化学療法は、放射線療法や手術療法と併用されることが多い。
消化器

ブルンベルグ徴候とは?原因と症状について

ブルンベルグ徴候とは、腹膜炎などの際に腹膜が炎症を起こしているときに、腹壁を手で垂直に押して急に離すと鋭い痛みを感じる症状のことです。これは、反跳痛とも呼ばれ、腹膜刺激症状の1つです。腹膜刺激症状とは、腹膜に炎症が起こったときに現れる症状のことで、他の症状には、腹痛、腹部の圧痛、筋緊張、腸蠕動音の亢進などがあります。 ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に重要な手がかりとなります。腹膜炎は、腹膜に細菌やウイルスが感染して炎症を起こす病気であり、腹痛、発熱、嘔吐、下痢などの症状が現れます。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の早期診断に役立つため、腹痛などの症状がある場合は、医師に相談することが大切です。 ブルンベルグ徴候は、腹膜炎以外にも、腸閉塞、憩室炎、腹腔内出血などの病気でも起こることがあります。そのため、ブルンベルグ徴候が現れた場合は、医師の診察を受けて、正確な診断を受けることが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師必須用語『糖質』を理解しよう

糖質とは、糖を主成分とする物質の総称であり、別名「炭水化物」とも呼ばれる物質です。三大栄養素のひとつとして、身体活動のエネルギー源として重要な役割を果たしています。糖質は、多糖類、二糖類、単糖類の3つに大きく分類されます。 多糖類は、ブドウ糖がたくさん結合したもので、デンプン、グリコーゲン、セルロースなどがあります。デンプンは、米、小麦、ジャガイモなどの主食に多く含まれ、グリコーゲンは筋肉や肝臓に蓄えられているエネルギー源です。セルロースは植物の細胞壁の主成分であり、人間は消化できません。 二糖類は、ブドウ糖と果糖が結合したもので、ショ糖(砂糖)、ラクトース(乳糖)、マルトース(麦芽糖)などがあります。ショ糖は砂糖やはちみつに多く含まれ、ラクトースは牛乳に含まれています。マルトースは大麦や小麦を発芽させて作られる麦芽糖です。 単糖類は、ブドウ糖、果糖、ガラクトースなどがあり、最も基本的な糖質です。ブドウ糖は、果物や砂糖に多く含まれ、果糖は果物やハチミツに多く含まれています。ガラクトースは牛乳に含まれる糖質です。 糖質は、エネルギー源としてだけでなく、内臓や筋肉などの組織の構成成分としても重要な役割を果たしています。また、糖質はビタミンやミネラルの吸収を助ける働きもあります。