呼吸器

看護師必見!気胸の基礎知識

気胸とは、なんらかの原因で肺と胸壁の間(胸腔)に空気がたまり、肺が縮んだ状態のことである。胸腔に空気がたまると、肺が膨らむのを阻害し、呼吸困難を引き起こす。気胸は、突然発症することもあれば、徐々に進行することもある。突然発症する気胸は、外傷や胸部への穿刺などによって引き起こされることが多く、徐々に進行する気胸は、肺の疾患や気管支の異常などによって引き起こされることが多い。 気胸になると、胸痛、呼吸困難、咳などの症状が現れる。また、重症化すると、血圧低下や意識障害などの症状が現れることもある。気胸の治療は、原因によって異なるが、一般的には胸腔にたまった空気を抜いたり、肺の穴を塞いだりする治療が行われる。
医療機器・設備・器具

小児集中治療室を知る

PICUとは、小児集中治療室の略で、重症の病気によって生命が危険な状態にある小児重症患者に対して集中治療を行う場です。英表記のPediatric Intensive Care Unitの頭文字をとり、PICUとも呼ばれます。小児専門病院や特定機能病院に設置されていますが、施設数は少なく、全国に約140施設しかありません。 PICUに入院する患児は、呼吸不全、心不全、敗血症、脳腫瘍、白血病など、生命に危険が及ぶ重篤な状態にあります。そのため、PICUには高度な医療機器が備えられ、専門的な知識と技術を持った医師や看護師が24時間体制で患児のケアにあたっています。 PICUでの治療は、患児の病態に応じて、人工呼吸器による呼吸管理、輸血、薬物投与、手術など、さまざまな方法で行われます。また、患児の家族へのサポートも行われます。 PICUでの治療により、多くの患児が救命され、社会復帰を果たしています。しかし、中には、後遺症が残ったり、亡くなってしまう患児もいます。そのため、PICUの医療スタッフは、患児とその家族に寄り添いながら、最善の治療を目指して日々努力しています。
小児科

看護師が理解しておくべき自閉スペクトラム症の基礎知識

自閉スペクトラム症の特徴は、社会的なコミュニケーションと相互作用の障害、パターン化された行動や興味、感覚的な問題などが挙げられます。 社会的なコミュニケーションと相互作用の障害としては、他者と目線を合わせるのが難しい、非言語的なコミュニケーションがうまく理解できない、会話のやり取りが困難、自分の興味のあることばかりを話して相手の話を聞かない、などの症状があります。 パターン化された行動や興味としては、特定の動作を繰り返し行う、特定の物に強く執着する、変化を嫌がるなどの症状があります。 感覚的な問題としては、特定の音や光に過敏に反応する、触られることを嫌がる、味覚や嗅覚が過敏になるなどの症状があります。 自閉スペクトラム症の特徴は、人によって程度や症状の内容が異なります。そのため、一人ひとりの特徴に合わせて、適切な支援を行う必要があります。
精神科

看護師が知っておきたい摂食障害

摂食障害とは、摂食行動に関わることに問題が現れる精神疾患です。中枢性摂食異常症とも呼ばれます。摂食障害には、神経性食欲不振症、神経性過食症、過食性障害、異食症などがあります。 摂食障害は、身体的にも精神的にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。身体的には、栄養失調、脱水症状、電解質異常、骨粗しょう症、貧血、心臓発作、脳卒中などにつながる可能性があります。精神的には、うつ病、不安障害、強迫性障害、パニック障害などにつながる可能性があります。 摂食障害の原因は、まだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因、心理的要因、社会的要因などが関与していると考えられています。摂食障害は、思春期や青年期に発症することが多く、女性に多い傾向があります。 摂食障害の治療は、栄養失調の改善、精神療法、薬物療法などを組み合わせて行われます。摂食障害は、早期に発見して治療を開始することが重要です。
循環器

看護師必携!心筋梗塞の基礎知識

心筋梗塞とは、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)が血栓やプラークなどで閉塞して血流が低下した結果、心筋が虚血に陥り壊死した病態である。虚血性心疾患の一種であり、心疾患の中でも最も重篤な疾患の一つである。 心筋梗塞は、冠動脈の閉塞部位や程度によって、いくつかのタイプに分類される。最も一般的なのは、冠動脈の一部分が完全に閉塞するST上昇型心筋梗塞(STEMI)である。また、冠動脈の一部が部分的に狭窄して血流が低下する非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)もある。 心筋梗塞の症状は、胸の痛み、息切れ、吐き気、嘔吐、冷や汗などである。症状は突然現れることが多く、数分間から数時間続く。心筋梗塞が疑われる場合は、すぐに救急車を呼んで病院に搬送される必要がある。 心筋梗塞の治療には、冠動脈の閉塞を解除する薬物療法や手術療法などがある。また、心筋梗塞後の心臓機能を維持するためには、食事療法や運動療法などの生活習慣の改善も重要である。
検査・診断

看護師に必須の用語『血小板数』

血小板数は、止血に作用する血小板の総数のことである。血小板は血球成分の一種であり、通常は円盤状であるが、出血などの際に活性化して凝集塊形成し、血栓を形成することで血液を凝固させる役割を担う。血小板数は、血液検査で測定することができる。正常値は、150,000~400,000/μLである。血小板数が低下すると、止血機能が低下し、出血しやすくなる。血小板数が増加すると、血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる。 血小板数の定義は、止血に作用する血小板の総数のことである。血小板数は、血液検査で測定することができる。正常値は、150,000~400,000/μLである。血小板数は、出血などの際に活性化して凝集塊形成し、血栓を形成することで血液を凝固させる役割を担う。血小板数が低下すると、止血機能が低下し、出血しやすくなる。血小板数が増加すると、血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる。
その他

看護師に必須の用語『看護サマリー』

看護サマリーとは、患者の病歴や治療・看護等の情報を要約した書類のことである。看護要約、退院時サマリー、退院時要約とも呼ばれている。 患者が転院または退院する際や病棟が変わる際に、次の受け入れ先(施設、家庭、別の病棟など)でスムーズなケアと継続的な看護が続けられるようにするため、看護師が作成する。次の受け入れ先で患者の疾患に影響を与える可能性もあるため、患者の看護を引き継ぐにあたり、非常に有効なものである。 特に、高齢者の増加とともに、退院後の介護施設での受け入れについて、看護サマリーは重要な医療情報となっている。
薬

看護師必見!血漿の基本知識

血漿は、血液の細胞以外の成分です。血液の約60%を占め、残り40%が血球(赤血球、白血球、血小板)です。血液を試験管に入れて遠心分離すると上清として得られる黄色い液体成分が血漿です。 血漿は、主に水、タンパク質、脂質、糖質から構成されています。水の割合は90~92%と大部分を占め、タンパク質は6~8%、脂質は1~2%、糖質は0.1~0.2%です。タンパク質は、主にアルブミン、グロブリン、フィブリノーゲンなどで構成され、脂質は、主にコレステロール、トリグリセリド、リン脂質などで構成されています。糖質は、主にブドウ糖です。 血漿には、様々な役割があります。血液の体積を維持し、血流をスムーズにする役割や、栄養素や酸素を細胞に運搬し、老廃物を細胞から回収する役割があります。また、ホルモンや薬物などを全身に運搬する役割や、免疫機能を担う役割もあります。
循環器

看護師が知っておくべきばち状指

ばち状指とは、爪の付け根が肥大し、爪の先が手の平側に曲がって大きくなる状態のことです。ばち指とも呼ばれます。名称の由来は、肥厚した指が太鼓のバチのようであることから名付けられました。この症状自体に痛みなどの目立った症状はありませんが、肺疾患、心疾患、肝硬変、慢性呼吸疾患など重大な疾患の症状として現れることが多いです。 ばち状指は、爪の根元に酸素が十分に行き届かなくなることが原因で起こります。酸素が不足すると、爪の根元にある細胞が正常に働かなくなり、爪が肥厚して変形してしまいます。ばち状指は、肺がん、肺気腫、心臓病、肝硬変、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの病気の症状として現れることがあります。また、薬の副作用として現れることもあります。 ばち状指は、重大な疾患の症状であることが多いため、早期発見と治療が大切です。ばち状指に気づいたら、すぐに医師を受診するようにしましょう。
組織・制度

周産期医療:看護師が知っておくべきこと

周産期医療とは、妊娠22週から生後1週間未満までの期間を対象とした、母体と胎児の健康管理を行う医療体制のことです。「周産期医学」とも呼ばれ、産科、小児科、産婦人科、新生児科など、さまざまな分野の専門家が協力して診療にあたります。周産期医療の目的は、母体の健康を守り、胎児の発育を促し、安全に分娩を迎え、新生児の健康を守ることです。周産期医療では、妊婦の定期健診や分娩前の指導、胎児の超音波検査や心拍モニターによる観察、分娩時の医学的介入、新生児のケアなど、さまざまな医療行為が行われます。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語「ハルン(尿)」の意味と使い方

ハルン(はるん)とは、尿を意味する医療用語のことである。ドイツ語のHarnより。医療現場で用いられる用語には、他にエント(えんと)、カイザーなどがある。 ハルンという言葉の語源は、古高ドイツ語のharaであり、これは「水」または「液体」を意味する。その後、中世ドイツ語のharnとなり、最終的には現代ドイツ語のHarnとなった。ハルンという言葉は、英語のurineにも関連しており、これは古フランス語のurineから派生したものである。 ハルンという言葉は、医療現場で広く使用されており、尿検査や尿路感染症などの際に頻繁に使用される。また、ハルンという言葉は、尿失禁や尿道カテーテルなどの尿に関する医療機器や治療法にも使用される。
産婦人科

外陰真菌症を徹底解説!症状・治療法・予防法をマスター

外陰真菌症とは、主にカンジダという真菌(カビ)によって女性の外陰部に発生する病気である。掻痒感を伴うことから外陰部掻痒症とも呼ばれる。爪でかいてしまうため、二次的に皮膚炎が起きる場合もある。 カンジダは、健康な人の皮膚や粘膜にも存在する常在菌であるが、何らかの原因で増殖すると外陰真菌症を発症する。原因としては、抗菌薬の長期服用、糖尿病、妊娠、免疫力の低下などが挙げられる。 外陰真菌症の症状は、外陰部の発赤、腫れ、かゆみ、灼熱感などである。排尿時や性行為の際に痛みを伴うこともある。症状が悪化すると、外陰部に白い膜状のものができたり、ひび割れたり、ただれたりする。 外陰真菌症の治療には、抗真菌薬が使用される。抗真菌薬は、外用薬と内服薬のどちらか、または両方を併用して使用する。外用薬は、患部に直接塗布する。内服薬は、経口で服用する。治療期間は、症状の程度によって異なるが、通常は1~2週間である。 外陰真菌症を予防するためには、以下の点に注意することが大切である。 * 抗菌薬は、医師の指示通りに服用する。 * 糖尿病の予防と治療を心がける。 * 妊娠中は、定期的に産婦人科を受診する。 * 免疫力を高めるために、規則正しい生活と食事を心がける。 * 外陰部を清潔に保つ。 * かゆみや痛みなどの症状がある場合は、早めに受診する。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき関節炎の基礎知識

関節炎とは、関節に炎症が起きている病態である。関節は、骨と骨が接する部分であり、身体を動かすために重要な役割を果たしている。関節炎になると、関節が腫れたり、痛んだり、動かしにくくなるなどの症状が現れる。関節炎には、さまざまな種類があり、原因や症状も異なる。主な関節炎の種類には、変形性関節症、リウマチ性関節炎、痛風、感染性関節炎などがある。変形性関節症は、関節の軟骨がすり減って起こる関節炎である。リウマチ性関節炎は、関節の滑膜に炎症が起こる関節炎である。痛風は、血液中の尿酸値が高いことで起こる関節炎である。感染性関節炎は、細菌やウイルスなどが関節に感染することで起こる関節炎である。関節炎の治療法は、種類によって異なるが、一般的には薬物療法、物理療法、運動療法などが行われる。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『交代浴』の基礎知識

交代浴とは、温水と冷水を交互に用いる入浴法で、リハビリテーションなどを目的とした理学療法の一種である水治療法の1つです。温冷浴とも呼ばれます。交代浴は、温水に浸かって血行を促進し、冷水に浸かって血管を収縮させることで、血行を改善し、筋肉をほぐす効果があります。また、自律神経のバランスを整え、ストレスを解消する効果もあります。交代浴は、一般的に40~42℃の温水と15~20℃の冷水を交互に浸かります。1回につき5~10分程度で、温水と冷水をそれぞれ2~3回繰り返します。交代浴を行う際は、温水から冷水に移行するときに、心臓に負担がかかりやすいため、ゆっくりと浸かるように注意しましょう。また、交代浴を行う前には、必ず医師に相談しましょう。
整形外科

看護師が知っておくべき関節リウマチ

関節リウマチとは、免疫機構の異常によって関節の内側にある滑膜と呼ばれる部分に炎症が生じ、関節の腫れや疼痛が引き起こされ、それが持続することで関節の変形を来す疾患である。関節リウマチは、女性に多くみられる疾患であり、30~50歳代に発症することが多い。関節リウマチの原因は、まだ完全には解明されていないが、遺伝的要因や環境要因が関わっていると考えられている。関節リウマチの症状としては、関節の腫れや疼痛、関節の変形、朝のこわばりなどが挙げられる。また、関節リウマチは、関節だけでなく、心臓や肺、腎臓などの他の臓器にも影響を与えることがある。関節リウマチの治療法としては、薬物療法、理学療法、手術療法などがある。
略語

看護師必見!『オト』とは何か?

オト(おと)とは、耳鼻咽喉科のことである。英語のoto-rhinolaryngologyより。"oto-"は「耳の」を意味する接頭語。科目を表す医療業界の用語には他に、ウロ、ギネ、プシコなどがある。 オトの対象となる疾患は、耳の疾患、鼻の疾患、咽頭の疾患、喉頭の疾患であり、その対象は小児から高齢者まで幅広く、症状も耳鳴りや難聴、鼻水や鼻づまり、咽頭炎や扁桃炎、声帯ポリープや喉頭癌など多岐にわたる。 オトでの診察は、問診、視診、触診、聴診、画像検査などが行われる。問診では、患者の症状や病歴について詳しく聞き取り、視診では、患者の耳、鼻、咽頭、喉頭を直接見て異常がないかを確認する。触診では、患者の耳、鼻、咽頭、喉頭を触って異常がないかを確認し、聴診では、患者の胸や背中に聴診器をあてて異常な音が聞こえないかを確認する。画像検査では、患者の耳、鼻、咽頭、喉頭の状態を詳しく調べるため、X線撮影やCT検査が行われる。 オトでの治療は、薬物療法、手術療法、リハビリテーションなどがある。薬物療法では、患者の症状に合わせて、抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬、ステロイド薬、抗アレルギー薬などが処方される。手術療法では、患者の症状に合わせて、中耳炎の手術、副鼻腔炎の手術、扁桃炎の手術、声帯ポリープの手術、喉頭癌の手術などが行われる。リハビリテーションでは、患者の症状に合わせて、言語聴覚療法、嚥下訓練、耳鳴り治療などが行われる。
職種・資格

自衛隊看護師とは?その役割と養成機関について

自衛隊看護師を養成する機関は、防衛医科大学校看護学科です。同校では、保健師、看護師である幹部自衛官の候補生を養成しています。4年間の教育を受け、国家資格を取得した後には、陸海空の幹部候補生学校に入校し、幹部自衛官として必要な知識や技能を身につけることができます。なお、学生は入学すると同時に自衛官の肩書が与えられます。4年間の教育課程では、看護学の基礎から臨床実習まで幅広く学びます。国家資格の取得に加え、自衛官としての基礎知識や技能も身につけることができます。また、学生は入学と同時に自衛官の身分となり、給与や福利厚生を受けることができます。
脳・神経

ベーチェット病:看護師が知っておくべきこと

ベーチェット病とは、炎症反応の反復により全身の臓器が障害され、さまざまな臨床症状を示す難治性の疾患です。ベーチェット病は、1937年にトルコの医師であるベーチェット氏によって最初に報告され、その後、世界中の多くの国々で報告されるようになりました。 ベーチェット病の好発年齢は20~40歳代で、男性にやや多くみられます。ベーチェット病の原因は不明ですが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。ベーチェット病の症状は、口腔粘膜の潰瘍、眼の炎症、皮膚の炎症、関節炎、消化器症状、中枢神経症状など、さまざまな症状が現れます。 ベーチェット病の診断は、臨床症状と血液検査、画像検査などによって行われます。ベーチェット病の治療法は、症状を軽減させるための対症療法が中心となります。ベーチェット病は難治性の疾患ですが、適切な治療を受ければ、症状をコントロールし、日常生活を送ることが可能です。
看護技術

看護師必須の用語:NOC

NOC(のっく、NursingOutcomes Classification)とは、看護成果分類のことである。看護において期待される結果(目標)と、それを評価する指標のこと。NANDA看護診断の看護診断名(旧・診断ラベル)と同じく、あらかじめ決められているものから選択する。NANDA、NICと合わせてNANDA-NOC-NIC(NNN)と呼ばれる。 NOCは、看護師が患者の状態をより適切に評価し、効果的な看護ケアを提供するために開発された分類である。NOCには、患者の身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな状態など、さまざまな側面に関する項目が収録されている。看護師は、患者の状態を評価し、その結果に合わせてNOCの項目を選択する。そして、選択した項目を評価し、患者の状態の変化を把握する。 NOCは、看護師が患者の状態をより適切に評価し、効果的な看護ケアを提供するために役立つツールである。NOCを使用することで、看護師は患者の状態をより客観的に評価することができ、患者の状態の変化をより早期に把握することができる。また、NOCを使用することで、看護師は患者の状態に合わせて看護ケアを計画することができ、患者の状態をより改善することができる。
精神科

看護師の自己効力感とその活用法

-自己効力感の概要- 自己効力感とは、カナダ人心理学者のアルバート・バンデューラによって提唱された概念で、何らかの課題に直面した際や特定の状況において、「自分ならこれくらいできるのではないか」といった可能性を認知することである。自己効力感は、個人が自分の能力やスキルをどれだけ認識しているかを示すものであり、その人の行動や達成目標に大きな影響を与えることが知られている。自己効力感が高い人は、困難な課題にも挑戦しやすく、最後までやり遂げる可能性が高い。また、自己効力感が低い人は、簡単な課題でも失敗を恐れて挑戦することを避け、結果として目標を達成することが難しくなる。看護師は、患者のケアや健康教育を行う上で、自己効力感の高い患者と低い患者で異なるアプローチが必要となる。自己効力感の高い患者は、看護師の指示を理解しやすく、治療方針にも協力しやすい。一方、自己効力感の低い患者は、看護師の指示を理解するのに時間がかかり、治療方針にも抵抗を示すことがある。そのため、看護師は患者の自己効力感を見極め、それに応じたケアや健康教育を行うことが重要である。
医療機器・設備・器具

看護師必須の用語『鑷子』とは?

鑷子には、さまざまな種類があります。その中でよく使用される鑷子には、有鉤鑷子と無鉤鑷子があります。有鉤鑷子は、先端に鉤がついている鑷子です。皮膚切開や閉創時に使用されます。無鉤鑷子は、先端に鉤がついていない鑷子です。柔らかい組織に対して使用されます。有鉤鑷子は、組織への接着面積が小さく組織を挫滅しない利点がありますが、鉤によって脆弱な組織を損傷する恐れがあるため、注意が必要です。 また、鑷子は、使用目的に応じて、さまざまな素材で作られています。ステンレス鋼、チタン、プラスチックなどがあります。ステンレス鋼の鑷子は、耐久性があり、錆びにくいのが特徴です。チタンの鑷子は、軽量で、金属アレルギーを起こしにくいのが特徴です。プラスチックの鑷子は、使い捨てができて、感染のリスクを軽減できます。 鑷子は、看護師にとって欠かせない道具です。看護師は、鑷子を使って、傷口の処置、薬の投与、採血などを行います。鑷子は、正しく使用することで、患者の安全と健康を守ることができます。
その他

看護師に必須の用語『急性期』について

急性期とは、症状が急激に現れる時期のことである。病気になり始めの時期、と言うこともできる。急性期は、通常数日から数週間続く。急性期には、様々な症状が現れる可能性がある。例えば、発熱、咳、喉の痛み、下痢、嘔吐などである。急性期は、重症になる可能性があるため、早期に治療を開始することが重要である。急性期には、安静にして十分な栄養と水分を摂ることが大切である。また、医師の指示に従って薬を服用することも重要である。急性期を乗り越えれば、症状は徐々に改善していく。しかし、急性期を乗り越えた後も、しばらくは体調が優れないことがある。このような場合は、無理をせずにゆっくりと休養をとることが大切である。
略語

看護師に必須の用語『pH』

pHとは、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す水素イオン濃度の指標です。pHの値は、0から14までの範囲で表され、7が中性、7未満が酸性、7より大きいのがアルカリ性です。血液中のpHは、肺の機能を反映する動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)と腎臓の機能を反映する重炭酸イオン(HCO3⁻)によって影響を受けます。 pHの値が7より低いと、酸性度が高くなります。酸性度は、組織や細胞を損傷させ、生命を脅かす可能性があるため、身体は血液のpHを正常な範囲に保つために様々な仕組みを持っています。 これらの仕組みには、肺による二酸化炭素の排出、腎臓による重炭酸イオンの排出、肝臓による代謝産物の処理などがあります。これらの仕組みが正常に機能している限り、血液のpHは正常な範囲に保たれます。
整形外科

看護師必見!腱鞘炎について知ろう

腱鞘炎とは、腱鞘と呼ばれる腱を覆う組織に炎症が起こる状態です。腱は、筋肉と骨をつなぐ組織で、腱鞘は腱を保護し、スムーズに動くのを助けます。腱鞘炎は、手首、手、肘、足首、足など、体のさまざまな部位で発生する可能性があります。最も一般的なのは、手首と手です。 腱鞘炎の原因は、腱を繰り返し使ったり、使いすぎたりすることです。これは、仕事、スポーツ、家事など、さまざまな活動によって引き起こされる可能性があります。腱鞘炎のリスクは、年齢とともに高まります。これは、腱と腱鞘が加齢とともに弱くなるためです。また、女性は男性よりも腱鞘炎のリスクが高いです。これは、女性の腱が男性よりも細く、腱鞘炎を発症しやすいことが原因と考えられます。