産婦人科

続発性不妊症について

続発性不妊症とは、妊娠したことがあり、その後妊娠しない場合(児の有無は問わない)のことを指す。不妊症の患者の中には、続発性不妊症の人もいる。続発性不妊症の原因は様々で、男性側の原因と女性側の原因がある。男性側の原因としては、精子の減少や運動性の低下、精子の奇形などが挙げられる。女性側の原因としては、卵巣の機能低下や卵管の閉塞、子宮内膜症などが挙げられる。続発性不妊症の治療法は、原因によって異なる。男性側の原因の場合は、精子の採取や体外受精などの治療法がある。女性側の原因の場合は、卵巣の機能を改善する薬や、卵管の閉塞を解除する手術などの治療法がある。
その他

看護師が知っておくべきスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などの検査で採血や採尿された血液や尿を入れる試験管のことです。スピッツの先端は細くなっている形状をしているものが多く、採った血液や尿はそのままスピッツのまま遠心分離機などにかけられて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるためにあらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるために解糖阻止剤が入っているスピッツなどがあります。また、スピッツには常温用・冷蔵用・凍結用などがあり、検査項目ごとに使い分けます。
組織・制度

看護師必須!『デブリーフィング』って知ってる?

デブリーフィングとは、災害や精神的ショックを経験した人々に対して行われる、急性期(体験後2、3日~数週間)の支援方法のことである。心理的デブリーフィング(psychological debriefing、PD)とも言われる。 デブリーフィングは元来、軍隊用語で「状況報告、事実確認」を意味し、前線から帰還した兵に任務や戦況を質問し、報告させることを指していた。転じて、大規模災害や悲惨な死傷事故を目の当たりにした人々が、自身が体験した状況を正しく認識することが、ストレスによって引き起こされている自身の異常反応(不安感、抑うつ感など)が正常な反応なのだと認識することにつながり、ひいては回復へとつながってゆく。これを目指して行われることをデブリーフィング(心理的デブリーフィング)という。 デブリーフィングでは、トラウマとなるような出来事を体験した人がグループで2~3時間話し合い、互いを理解しあう雰囲気のなかで心に溜まったストレスを処理することを目指す。
消化器

看護師の知識を広げる!食道の構造と機能

食道の構造は、食道両端部分、食道、食道壁の3つに分けられます。 食道両端部分には、上部食道括約筋と下部食道括約筋があります。上部食道括約筋は、食物を感知して蠕動運動を起こす働きがあり、下部食道括約筋は、食物を胃に送り込むと同時に胃の内容物の逆流を防いでいます。 食道は、上から頸部食道、胸部食道、腹部食道の3つの部位に分かれ、胸部食道がもっとも長く、腹部食道は胃とつながるわずかな長さの部分をさします。食道の働きである食物を胃に送り込む作業は、食道を覆う筋肉が担っています。頸部食道は横紋筋、下がるにしたがって平滑筋が増え、胸部食道と腹部食道は平滑筋が主になります。 食道壁は、粘膜上皮、粘膜固有層、粘膜筋板、粘膜下層、固有筋層、外膜で構成され、漿膜を欠きます。粘膜上皮は、扁平上皮という平たい細胞が何重にも重なってできています。粘膜固有層は、様々な機能をもつ細胞が存在する緩い結合組織です。粘膜筋板は、消化管を覆う柔軟で強い筋肉の膜です。固有筋層は、筋肉の膜です。外膜は、内臓の1番外側を囲む膜で、粘膜下部にある筋肉層を囲みます。食道には、多くの内臓に存在する漿膜が存在せず、食道にがんができると外に進展しやすいです。
呼吸器

看護師さん必見!エアリークについて徹底解説

エアリークとは、胸腔ドレナージ下で気胸などにより肺の開いた穴から出て胸腔内に溜まった空気がドレナージチューブから漏れている状態を指す。エアリークの有無は、肺に開いた穴の状態を推測する上で重要な情報である。エアリークがあるということは、肺に開いた穴が塞がっていない(気胸が改善していない)ことを示している。逆に、エアリークがないということは、肺に開いた穴が閉じ(気胸が改善している)可能性を示している。これが胸腔ドレーンを抜く指標の一つとなる。なお、ドレーンチューブが閉塞している場合にもエアリークはみられなくなるので注意する。
循環器

看護師に必須の用語『フロセミド』について

フロセミドは、強力な利尿薬の一種であり、ループ利尿薬に分類されるお薬です。ループ利尿薬とは、腎臓のヘンレループという部分で尿の再吸収を阻害することで、尿量を増加させるものです。フロセミドは、心不全や高血圧、その他腎不全や肝不全に伴う浮腫の治療によく用いられます。浮腫とは、体内に余分な水分が貯留した状態のことです。フロセミドは、余分な水分を尿として排出することで、浮腫を改善します。フロセミドは、経口薬として服用することが多いですが、注射剤もあります。経口薬は、通常1日1回、朝に服用します。注射剤は、通常1日1回、静脈注射または筋肉注射で投与します。フロセミドの用量は、患者さんの状態や症状に応じて医師が決めます。フロセミドは、一般的に安全な薬ですが、いくつかの副作用を引き起こすことがあります。最も一般的な副作用は、脱水、低カリウム血症、低血圧です。その他の副作用には、めまい、頭痛、吐き気、下痢、腹痛などがあります。フロセミドは、他の薬と相互作用を起こすことがあります。そのため、フロセミドを服用している場合は、医師に他の薬を服用していることを伝えてください。
消化器

看護師に必須の用語『多臓器不全』

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が進行性に変調をきたす状態です。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの変化も含みます。多臓器不全症候群、多臓器障害(multiple organ dysfunction syndrome;MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、敗血症、多発外傷、重度のやけど、心臓発作、脳卒中などの重篤な病気や外傷の結果として起こります。全身の炎症反応の暴走が主要な原因と考えられます。一度臓器が変化すると炎症の悪循環が全身に広がっていきます。 多臓器不全の症状は、臓器の変化によって異なります。一般的な症状としては、呼吸困難、頻脈、低血圧、意識レベルの低下、尿量が減少するなどがあります。重症化すると、死に至る可能性があります。 多臓器不全の診断は、患者の症状、身体検査、血液検査、画像検査などの結果に基づいて行われます。 多臓器不全の治療は、生命維持臓器の機能をサポートし、炎症をコントロールすることに重点を置きます。治療法としては、以下のようなものがあります。 * 抗生物質による感染症の治療 * 輸血 * 酸素療法 * 透析 * 人工呼吸 * 外科手術など 多臓器不全は、重篤な状態ですが、適切な治療を受ければ、回復する可能性があります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『第2世代抗ヒスタミン薬』

第2世代抗ヒスタミン薬は、1990年ごろから登場した非鎮静性の抗ヒスタミン薬です。第1世代抗ヒスタミン薬は、中枢神経作用が強く眠気や認知能力の低下といった副作用があったため、その欠点を補うべく開発されました。 第2世代抗ヒスタミン薬は、第1世代抗ヒスタミン薬よりも中枢神経作用が弱く、眠気や認知能力の低下といった副作用が少ないのが特徴です。また、抗ヒスタミン作用が強く、アレルギー症状を効果的に抑えることができます。 第2世代抗ヒスタミン薬は、花粉症、蕁麻疹、皮膚炎、かゆみなどのアレルギー症状の治療に使用されます。また、風邪やインフルエンザなどの症状を緩和するためにも使用されます。 第2世代抗ヒスタミン薬は、一般的に安全性の高い薬剤ですが、副作用として口の渇き、眠気、疲労感、吐き気、下痢などがあらわれることがあります。また、一部の薬剤は、他の薬剤との相互作用を起こす可能性があります。 第2世代抗ヒスタミン薬を使用する際には、医師や薬剤師の指示に従い、用法・用量を守ることが大切です。
組織・制度

プリセプターとは?その役割とメリット

プリセプターとは、新人看護師のマンツーマンで指導・支援を担当する看護師のことです。プリセプターは新人看護師に知識と技術を教え、新人看護師の成長を支える役割を担っています。プリセプターは新人看護師の知識と技術の向上を図り、自身も成長できるというメリットがあります。 プリセプターは、新人看護師にとって知識・技術を教えてくれる人というだけでなく、質問したり相談できたりする人です。プリセプターは、新人看護師が不慣れな環境に慣れるまで、拠り所にもなります。プリセプターは、新人看護師の成長を支える重要な存在です。
職種・資格

診療情報管理士とは?その役割と資格

診療情報管理士とは、電子カルテを始めとする各種診療情報を管理する職種のことである。診療情報管理士の資格は民間資格であり、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が共同で付与する認定資格である。診療情報管理士と1996年に名称変更される前の診療録管理士とで合わせて、33,306人が全国で認定を受けている(2017年5月現在)。 診療情報管理士の主な業務は、カルテや看護記録、検査伝票など診療に関わる記録を収集し、漏れや誤記がないかを確認した上で保存することである。また、上記の診療記録のデータベース化や、データベースを生かした「情報の有効活用」などを行う。特に近年、WHOが定めた国際的な疾病分類基準(ICD)を用いた疾病データ管理が普及していることから、これに沿った疾病の分類作業(コーディング)は診療情報管理士の重要な業務の一つとなっている。
アレルギー・膠原病

自己免疫疾患について知ろう

自己免疫疾患とは、体外から侵入する異物に対して攻撃する機能(免疫)が、異常な自己免疫反応により自己を異物と判断し、攻撃してしまうことで発症する疾患の総称です。通常、免疫は細菌やウイルスなどの外敵から体を守ってくれますが、自己免疫疾患では、免疫が自分の体の一部を誤って攻撃し、炎症を引き起こします。これにより、さまざまな症状が現れます。 自己免疫疾患の原因は、遺伝的要因、感染症、環境要因など、さまざまな要因が考えられていますが、まだ完全には解明されていません。自己免疫疾患には、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎など、さまざまな種類があります。それぞれの疾患によって症状は異なりますが、共通する症状としては、関節の痛みや腫れ、筋肉痛、疲労感、発熱などがあります。 自己免疫疾患の治療法は、疾患の種類や症状に応じて異なります。一般的には、免疫抑制剤やステロイド剤などの薬物治療が行われます。また、疾患によっては、手術や放射線治療が行われることもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の栄養用語『乳酸』

乳酸の産生プロセスは、糖を利用する際に、嫌気性代謝でグルコース(ブドウ糖)が代謝されると産生される物質である。このプロセスは、酸素が存在しない状況下で行われるため、無酸素性代謝とも呼ばれる。乳酸の産生は、筋肉の収縮時に発生するエネルギー源として利用されるが、過剰に産生されると疲労や筋肉痛の原因となる。また、乳酸は、肝臓や腎臓で代謝されて最終的には二酸化炭素と水になる。乳酸の産生プロセスは、以下の3つの段階に分けることができる。 1. グルコースの分解 グルコースは、細胞内のミトコンドリアで分解され、ピルビン酸になる。この反応は、解糖系と呼ばれるプロセスで行われる。 2. ピルビン酸の変換 ピルビン酸は、乳酸デヒドロゲナーゼという酵素によって乳酸に変換される。この反応は、嫌気性代謝で行われる。 3. 乳酸の代謝 乳酸は、肝臓や腎臓で代謝されて最終的には二酸化炭素と水になる。この反応は、クエン酸回路と呼ばれるプロセスで行われる。
組織・制度

看護師に必須の用語『難病法』とは?

難病法とは、難病の患者に対する医療等に関する法律の略称である。難病とは、長期にわたって療養を必要とし、高度かつ専門的な医療を必要とする、特定の疾病のことである。難病法は、難病の患者が、適切な医療を受けることができるようにするため、国による支援制度を定めた法律である。 難病法の対象となる疾病は、厚生労働省が指定した「指定難病」である。指定難病は、約300種類あり、がん、心臓病、脳卒中、リウマチ、糖尿病、精神疾患など、幅広い疾病が含まれている。難病法は、指定難病の患者に対して、以下の支援制度を提供している。 1. 医療費助成 2. 医療費控除 3. 障害年金 4. 障害福祉サービス 5. 介護保険 6. 雇用対策 これらの支援制度により、難病の患者は、経済的な負担を軽減し、日常生活を送ることが容易になる。また、難病法は、難病の研究開発を促進し、新しい治療法や薬剤の開発を支援している。
脳・神経

群発頭痛とは?その原因と症状、治療法

群発頭痛は、頭痛を引き起こす原因が不明である一次性頭痛の一種です。群発頭痛は、非常に激しい頭痛で、通常は片方の目またはこめかみに起こります。頭痛は、数分から数時間続き、1日に数回起こることもあります。群発頭痛は、数週間から数か月続くこともあります。群発頭痛の原因は不明ですが、遺伝的要素があると考えられています。群発頭痛は、男性の方が女性よりも多く発症します。 群発頭痛の症状は、突然始まり、非常に激しい頭痛です。頭痛は、通常は片方の目またはこめかみに起こります。頭痛は、数分から数時間続き、1日に数回起こることもあります。群発頭痛は、数週間から数か月続くこともあります。頭痛に加えて、群発頭痛の患者には、以下のような症状が現れることもあります。 * 目の充血 * 涙目 * 鼻水 * 鼻づまり * 顔面蒼白 * 発汗 * 吐き気 * 嘔吐
検査・診断

看護師が知っておくべき『関節造影法』について

関節造影法とは、関節の中に造影剤や空気を注入して関節内の異常を調べる検査方法です。関節造影検査、アルトログラフィーとも呼ばれます。膝や肩のほか、手や指の関節を見るために用いられます。関節造影法では、通常のレントゲン撮影では写らない関節腔の形状、広がりを明らかにすることで、滑膜の増殖や関節面の不整、相対する関節面の適合性、靭帯損傷などによる造影剤の漏出などを調べます。関節造影法は、関節の痛みや腫れ、可動域制限などの症状がある場合に行われます。また、関節の変形や損傷の程度を評価するためにも行われます。関節造影法は、局所麻酔下で行われるため、痛みはほとんどありません。しかし、造影剤を注入した後は、関節が腫れたり、痛みが出たりすることがあります。これらの症状は、通常数日で消失します。関節造影法は、関節の異常を診断するための有用な検査方法です。
看護技術

看護師必須用語『ドレーピング』を解説

ドレーピングとは、手術や腹水・胸水穿刺、中心静脈穿刺など、清潔な処置が必要な医療行為を行う際に、不潔な部位を滅菌済みのドレープで覆い、清潔な領域を確保することです。ドレーピングは清潔域と不潔域を明確化することによって、感染を予防することができます。 ドレーピングに使用するドレープは、滅菌された布、不織布、使い捨てのプラスチック製のシートなどがあります。ドレープのサイズは処置を行う部位によって異なります。例えば、腹部の処置を行う場合は、腹部全体を覆うことができる大きなドレープを使用します。また、手術を行う場合は、術野を完全に覆うことができるように、複数のドレープを組み合わせることもあります。 ドレーピングを行う手順は、以下の通りです。 1. 処置を行う部位を洗浄し、消毒します。 2. 滅菌した手袋をはめます。 3. ドレープの包装を開封し、広げます。 4. ドレープを不潔な部位に覆います。 5. ドレープの四隅を医療用粘着テープで固定します。 ドレーピングを行う際には、ドレープが清潔域と不潔域を完全に覆っていることを確認することが重要です。ドレープに小さな破れや穴があいていると、そこから細菌が侵入し、感染を引き起こす可能性があります。 ドレーピングは、医療現場における感染予防の重要な対策の一つです。ドレーピングを正しく行うことで、感染の予防に努めることができます。
内分泌・代謝・栄養

看護師必携!高血糖の基礎知識

高血糖とは、血糖値が生理的範囲(体が正常に機能できる状態)を超えて上昇した状態を指します。通常、食事を摂取すると、血糖値は上昇しますが、高カロリー食、高脂肪食、運動不足などの要因によって、インスリンの分泌量や作用が低下すると、高血糖を引き起こす可能性があります。 高血糖は、さまざまな健康問題のリスクを高める可能性があります。例えば、高血糖が続く状態が続くと、血管が損傷し、心臓病や脳卒中などの疾患のリスクを高める可能性があります。また、高血糖は、神経を損傷し、しびれや痛みなどの症状を引き起こす可能性もあります。さらに、高血糖は、免疫機能を低下させ、感染症のリスクを高める可能性があります。 高血糖を予防するためには、健康的な食生活を心がけ、適度な運動を行うことが重要です。また、肥満の方は、体重を減らすことで、高血糖のリスクを下げることができます。高血糖の症状が現れた場合は、医師の診察を受けることが大切です。
職種・資格

産業保健師とは?役割や業務内容を解説

産業保健師とは、労働の場において、労働者を対象として活躍する保健師のことである。労働者が安全かつ健康的に働けるために支援する役割を担っており、産業医や衛生管理者とともに、労働者の健康増進に貢献している。 産業保健師の勤務場所は、企業の健康保険組合や医務室、健診センターなどである。業務内容は、企業における保健指導、健康相談、衛生施策への提言、感染症予防活動、教育活動などである。 近年、うつ病などのメンタルヘルスを原因とする労働災害が増加している。厚生労働省は、従業員数50人以上の企業を対象に、従業員のストレスチェックを義務化する制度を創設した。この制度は、2015年12月に施行され、ストレスチェックの実施者は、医師や保健師である。これによって、産業保健師が労働者のメンタルヘルスにより深くかかわることが期待されている。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『橋本病』

橋本病は、甲状腺を慢性的に破壊する自己免疫疾患です。甲状腺は、首の前部にある小さな器官で、新陳代謝、成長、発達を調節するホルモンを分泌しています。橋本病になると、甲状腺は徐々に破壊され、ホルモン分泌が低下していきます。橋本病は、女性に多くみられ、30〜50歳の年齢層で発症することが多いです。橋本病の原因は、まだ十分に解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因が関与していると考えられています。橋本病の症状は、甲状腺機能低下症の症状と似ています。主な症状としては、疲労感、倦怠感、体重増加、便秘、皮膚の乾燥、冷え性などが挙げられます。橋本病は、血液検査や甲状腺エコー検査によって診断されます。橋本病の治療は、甲状腺機能低下症の治療と同様に行われます。甲状腺ホルモン剤を服用することで、甲状腺ホルモンの不足を補い、症状を改善していきます。橋本病は、早期に発見して治療を始めることが大切です。
医療機器・設備・器具

酸素テント(さんそてんと)とは?

酸素テントとは、高流量の酸素を流す酸素吸入のことです。長期にわたり酸素療法を行う場合に適しており、未熟児や乳幼児に使用されることが多いです。酸素テントは、鼻から酸素を吸入する酸素マスクや、口と鼻の両方を覆う酸素マスクなど、さまざまな形状があります。酸素テントは、患者の呼吸状態に合わせて、酸素の流量や濃度を調整することができます。 酸素テントを使用すると、患者は高濃度の酸素を吸入することができ、血液中の酸素濃度を上昇させることができます。これにより、患者の呼吸状態を改善し、酸素欠乏による合併症を予防することができます。酸素テントは、肺炎や気管支喘息、肺水腫などの呼吸器疾患の治療に使用されます。また、心臓病や脳卒中などの循環器疾患、貧血などの血液疾患、中毒などの緊急時の治療にも使用されます。
略語

看護師の必須用語『Sx』について

Sxとは、症状を意味する医療業界の略語である。英語symptomsに由来するとされる。患者が主観的に感じる異常な感覚や障害のことである。医療従事者は、患者のSxを聴取して、病気を診断する。 Sxは、患者が主観的に感じる異常な感覚や障害のことである。Sxには、痛み、発熱、咳、下痢、嘔吐、発疹、かゆみ、疲れ、息切れ、胸痛、腹痛、頭痛、めまい、意識障害などがある。Sxは、病気の初期症状であることが多く、早期に発見することで、早期に治療を開始することができる。 医療従事者は、患者のSxを聴取して、病気を診断する。Sxを聴取する際には、患者の年齢、性別、既往歴、生活習慣、服用薬剤などを考慮しながら、Sxを詳しく聴取する。また、患者のSxを身体診察や検査結果と照らし合わせて、病気を診断する。
血液・造血

看護師が知っておくべき移植片対宿主病の基礎知識

移植片対宿主病(GVHD)とは、造血幹細胞移植後の合併症の一つで、ドナー由来の免疫担当細胞が患者の組織を攻撃することで起こる免疫反応です。GVHDは、急性GVHDと慢性GVHDの2つに分類されます。急性GVHDは、移植後100日以内に発症し、皮膚、消化管、肝臓、肺などの臓器を攻撃します。慢性GVHDは、移植後100日以降に発症し、皮膚、粘膜、関節、肺、肝臓などの臓器を攻撃します。 GVHDの症状は、攻撃される臓器によって異なります。急性GVHDの症状には、皮膚の発疹、下痢、吐き気、嘔吐、黄疸、呼吸困難などがあります。慢性GVHDの症状には、皮膚の硬化、口腔粘膜のびらん、関節の痛み、肺の線維化、肝硬変などがあります。 GVHDの治療法は、GVHDの重症度や攻撃される臓器によって異なります。急性GVHDの治療には、ステロイド薬、免疫抑制剤、抗体療法などが用いられます。慢性GVHDの治療には、ステロイド薬、免疫抑制剤、抗体療法、光線療法などが用いられます。 GVHDは、造血幹細胞移植後の合併症の一つであり、重症化すると死に至ることもあります。GVHDの早期発見と適切な治療が重要です。
検査・診断

看護師に必須の用語『樹状細胞』

樹状細胞は免疫系において極めて重要な役割を果たす細胞です。それは、異物の特徴をT細胞に提示し、免疫応答を引き起こします。樹状細胞は、血液や組織中に存在し、異物を貪食してその断片を細胞表面に表示します。T細胞はこれらの断片を認識し、それに基づいて免疫応答を開始します。樹状細胞はまた、免疫寛容を維持する役割も担っています。免疫寛容とは、自己の成分に対して免疫応答が起こらないようにする仕組みです。樹状細胞は、自己の成分をT細胞に提示する際に、その成分が自己であることを示すシグナルを発信します。これにより、T細胞は自己の成分を攻撃しないように抑制されます。
医療機器・設備・器具

看護師必見!『持続的関節他動訓練器』とは?

持続的関節他動訓練器とは、関節の動きを継続的に行うためのリハビリ機器です。CPM(Continuous Passive Motion)とも呼ばれ、手術後や怪我後の関節の可動域を回復させるために使用されます。CPMは、関節を曲げたり伸ばしたりする角度、速度、時間を設定して、関節の屈伸運動を自動的に行うことができます。 CPMは、主に人工膝関節置換術、人工股関節置換術、膝靭帯再建術、膝関節授動術、大腿骨骨折術などの手術後に行われます。手術後、関節は腫れや痛みがあるため、自分で動かすことが難しくなります。CPMを使用することで、関節を動かすことができ、可動域を回復させることができます。 CPMは、最初は可動域を小さくして、速度はゆっくりに行います。回復の状況に合わせて、可動域と速度を変えていきます。手術後1~3日間程度、CPMを使用した関節の訓練を行い、段階的に筋肉、歩行のリハビリへと移っていきます。