内視鏡検査

記事内に広告が含まれています。
消化器

知っておきたい!看護師必須の用語『逆流性食道炎』

逆流性食道炎とは、胃食道逆流症(GERD)の一種で、酸性の胃内容物が食道や口腔内に逆流し、胸焼けなどを呈し、内視鏡検査で粘膜障害を認める状態のことです。GERDは、食道と胃の間に位置する下部食道括約筋(LES)が機能不全に陥り、胃の内容物が食道に逆流する状態です。逆流性食道炎は、GERDの中でも、食道の粘膜に炎症やびらんが生じている状態を指します。逆流性食道炎は、胸焼け、呑酸(呑み酸)、胸痛、咳嗽、咽頭痛、嗄声などの症状を引き起こします。また、逆流性食道炎が続くと、食道がんのリスクが高まることも知られています。
消化器

大腸ポリープとは?原因や症状、治療法を解説

大腸ポリープとは、大腸の表面に発生する小さな隆起です。良性と悪性のものがあり、良性のポリープは、大腸の内側から突出している小さな組織の塊です。ほとんどの場合、良性のポリープは、症状を引き起こしません。しかし、大きくなったり、数が増加したりすると、出血、下痢、便秘、腹痛などの症状を引き起こすことがあります。悪性のポリープは、大腸がんになる可能性があります。悪性のポリープは、良性のポリープよりもまれですが、早期に発見して治療すれば、大腸がんになるのを防ぐことができます。大腸ポリープは、大腸の内視鏡検査によって発見されます。大腸の内視鏡検査は、細いカメラを大腸に挿入して、大腸の内側を観察する検査です。大腸ポリープが発見されたら、その大きさ、形、位置などを考慮して、切除するか経過観察するかを判断します。良性のポリープは、切除することがほとんどです。悪性のポリープは、切除して病理検査を行い、大腸がんのステージを判断します。大腸がんのステージは、がんの広がりの程度によって分類され、I期からIV期まであります。I期は、がんが大腸の内側に限局している状態です。IV期は、がんが遠隔の臓器に転移している状態です。大腸がんのステージによって、治療法が決定されます。
消化器

アインラーフとは?

アインラーフとは、注腸造影検査を表す医療用語です。注腸造影検査は、造影剤を使ってX線透視下で行われます。内視鏡検査と比較すると、内視鏡では盲点となる腸の走行による屈曲の内側や、がんの粘膜下組織への浸潤による腸管壁の変形・狭窄の程度や長さなどを検索することができるという利点があります。 アインラーフは、大腸の形態異常や疾患の有無を調べる検査です。下痢や便秘、血便などの症状がある場合、また大腸ポリープや大腸がんの疑いがある場合に行われます。 検査は、まず肛門から造影剤を注入します。その後、患者はX線撮影台の上で、さまざまな姿勢をとって撮影を行います。造影剤が腸内を移動する様子を観察することで、大腸の形態異常や疾患の有無を調べます。 アインラーフは、比較的安全な検査ですが、まれに造影剤によるアレルギー反応や、腸の穿孔などの合併症が起こる場合があります。
検査・診断

看護師に知っておきたい『アインラーフ』

アインラーフ(注腸造影検査)とは、造影剤を使ってX線透視下で行われる検査のことです。内視鏡検査と比較すると、内視鏡では盲点となる腸の走行による屈曲の内側や、がんの粘膜下組織への浸潤による腸管壁の変形・狭窄の程度や長さなどを検索することができます。 アインラーフの適応症としては、下部消化管出血の出血部位の検索、下部消化管の腫瘤性疾患の診断、下部消化管の機能性疾患の診断などがあります。 アインラーフの検査は、まず下部消化管を洗浄するために下剤を服用します。その後、造影剤を肛門から注入し、X線透視下で造影剤の動きを観察します。造影剤は、腸管の粘膜に付着して、腸管の走行や形態を鮮明に映し出します。 アインラーフは、基本的に安全な検査ですが、まれに造影剤によるアレルギー反応や腸穿孔などの合併症が起こる場合があります。また、アインラーフはX線を使用するため、被ばくのリスクがあります。しかし、被ばく線量は低く、健康被害が懸念されるほどではありません。
検査・診断

看護師に必須の用語『内視鏡検査』とは

内視鏡検査とは、直接目で見ることができない人体内部を観察することを目的とした医療機器である内視鏡を用いた検査のことです。内視鏡には、消化管内を観察する胃カメラや大腸カメラ、気管支内を観察する気管支鏡、尿路内を観察する膀胱鏡、関節内を観察する関節鏡など、さまざまな種類があります。内視鏡検査は、主に消化器系の疾患や呼吸器系の疾患、泌尿器系の疾患、関節の疾患などを診断するために使用されます。 内視鏡検査は、一般的に以下の手順で行われます。 1. 検査前日の夜から絶食を行います。 2. 検査当日は、朝食を食べずに来院します。 3. 口腔内を洗浄し、鎮静剤を投与します。 4. 内視鏡を挿入します。 5. 内視鏡を操作して、観察したい部位を撮影します。 6. 検査終了後、内視鏡を挿入します。 内視鏡検査は、体に負担をかけることなく、人体内部を詳細に観察することができる検査です。そのため、疾患の早期発見や治療に役立てることができます。
消化器

看護師が知っておくべきクローン病の基礎知識

クローン病とは、消化管のどの部位にも起こりうる炎症性腸疾患の一種で、特に回盲部に好発し、非連続性の病巣形成(skip lesion)および全層性炎症となることが特徴的です。10歳代後半から20歳代の若年者に好発して、やや男性に多いとされています。 クローン病は、腹痛(特に右下腹部痛)、下痢、発熱、体重減少などの主症状が認められます。また、肛門部病変(肛門周囲膿瘍、痔瘻)を合併することが多く、ほかに関節炎、虹彩炎、結節性紅斑などの腸管外合併症も起こることがあります。血液検査では貧血、CRP上昇、赤沈上昇などが認められます。 クローン病の診断は、臨床像に合わせて画像、特に内視鏡検査での特徴的所見を認めることが有用とされています。内視鏡所見としては、縦走潰瘍(長軸方向に4~5cm以上の長さを有する潰瘍)や敷石像(cobblestone appearance)、アフタ・不整型潰瘍などが重要です。また、内視鏡で病変部の生検を行い、病理学的に非乾酪性肉芽腫の形成を認めることも診断に有用となります。 クローン病の治療は、栄養療法と薬物療法を組み合わせて寛解導入とその維持を行うことが基本となります。栄養療法としては一般的に低脂肪・低残渣食が薦められていますが、症例に応じた栄養療法を行います。薬物療法としては5-ASA製剤(メサラジン)、副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬などの内服薬が用いられます。また、これらの治療に反応しない場合は抗TNFα製剤が使用されます。高度狭窄、消化管穿孔、膿瘍などの合併が起きた際には外科的加療の適応となります。