看護師

略語

看護師が知っておくべき難病法

難病法とは、難病の患者に対する医療等に関する法律の略称です。2008年7月1日に施行され、難病の患者やその家族の支援を目的としています。難病法では、難病を「厚生労働省が指定する指定難病と、指定難病に準ずる疾患」と定義しています。指定難病は、発病の機構が明らかでないもの、治療法が確立していないもの、長期にわたって療養を必要とするものなど、一定の基準を満たす病気です。指定難病に準ずる疾患は、指定難病と同様の症状や経過をたどる病気で、指定難病と同様に医療や支援が必要な病気です。難病法では、難病の患者やその家族に対して、以下の支援が行われています。 医療費助成難病の患者に対して、医療費の一部を助成します。助成額は、患者の収入や世帯の状況によって異なります。 福祉手当難病の患者に対して、生活費や介護費の一部を助成する福祉手当が支給されます。福祉手当の支給額は、患者の収入や世帯の状況によって異なります。 就労支援難病の患者が就労を希望する場合、就労支援が行われます。就労支援の内容は、患者の状況に合わせて異なります。 教育支援難病の患者が教育を受けたい場合、教育支援が行われます。教育支援の内容は、患者の状況に合わせて異なります。 難病法は、難病の患者やその家族を支援するための重要な法律です。難病法によって、難病の患者やその家族は、医療費の負担を軽減したり、福祉手当を受けたり、就労や教育の支援を受けることができます。
消化器

看護師に必須!経皮経肝的胆嚢ドレナージ

経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)とは、右肋間の皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として採用される。 PTGBDは、胆嚢の機能が低下して胆汁が排出されなくなった場合に行われる。胆汁が排出されないと、胆汁が胆嚢に溜まって胆嚢炎や閉塞性黄疸を引き起こす。PTGBDは、胆汁を排出することでこれらの症状を改善することができる。 PTGBDは、局所麻酔下で行われる。右肋間に小さな切開を入れ、そこから肝臓を介して胆嚢に細い管を入れる。この管を通して胆汁を体外に排出する。PTGBDは、通常数日から数週間行われる。 PTGBDは、一般的に安全な治療法である。しかし、まれに合併症が起こる可能性がある。合併症としては、出血、感染症、胆管損傷などがある。
アレルギー・膠原病

知っておくべきCXCケモカインとは

CXCケモカインは、ケモカインサブファミリーの1つである。ケモカインは、白血球やその他の免疫系細胞が特定の部位に移動するのを助けるタンパク質の一種である。CXCケモカインは、アミノ酸システインとロイシンが隣り合って位置するプロテオグリカンモチーフによって特徴づけられる。 CXCケモカインには、炎症性疾患、がん、エイズなどの様々な疾患に関与するものがある。例えば、インターロイキン-8(IL-8)は、好中球を感染部位に誘導する役割を持つCXCケモカインである。グロースレギュレーテッドオングコプロテイン(GRO)は、癌細胞の増殖や侵襲に関与するCXCケモカインである。 CXCケモカインは、薬剤の標的として研究されている。例えば、リマチス性関節炎の治療薬としてメトトレキサートが使用されている。メトトレキサートは、CXCケモカインの産生を阻害することで、関節の炎症を軽減する。 CXCケモカインは、免疫系に重要な役割を果たすタンパク質である。CXCケモカインは、炎症性疾患、がん、エイズなどの様々な疾患に関与しており、薬剤の標的として研究されている。
小児科

看護師に知っておいてほしい恐怖の感情とは

恐怖とは、有害な事象や危険な事態に直面した際に生じるネガティブな感情である。それは基本的な情緒の一つであり、その多くは病的な意義は少なく、成長や経験を通して乗り越えられるものもある。一般的には生後6か月頃から出現すると考えられる。恐怖は、身体的な反応、感情的な反応、行動的な反応の3つの反応から構成される。身体的な反応としては、心臓の鼓動が速くなる、呼吸が浅くなる、発汗するなどがある。感情的な反応としては、不安、パニック、恐怖などがある。行動的な反応としては、逃げる、隠れる、助けを求めるなどがある。
感染

看護師必見!中枢性免疫寛容とは?

中枢性免疫寛容とは、免疫寛容の一種であり、自己抗原を異物として認識しない能力を獲得するしくみのことです。自己抗原とは、生体内で産生されるタンパク質や糖タンパク質などで、正常な免疫応答の標的となるべきものではありません。しかし、自己抗原が免疫系に提示されると、自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われます。胸腺は、胸部の真ん中に位置する臓器で、T細胞の成熟に関与しています。T細胞は、免疫系の中で重要な役割を果たす白血球の一種であり、自己抗原を認識して排除する働きを持っています。 胸腺では、T細胞が自己抗原にさらされます。自己抗原を認識したT細胞は、アポトーシスと呼ばれる細胞死を起こして排除されます。このアポトーシスによって、自己抗原を認識するT細胞が免疫系から排除され、自己免疫疾患を引き起こすことが防がれます。 中枢性免疫寛容は、自己免疫疾患を防ぐために重要なしくみです。中枢性免疫寛容が破綻すると、自己抗原を認識したT細胞が免疫系から排除されずに残ることがあります。この結果、自己免疫疾患が発症する可能性が高くなります。
呼吸器

看護師に知っておいてほしい『呻吟』とは

呻吟とは、文字通り「苦痛や痛みを表現する呻き声」を意味します。医学的には、声門を閉じた状態で呼気を吐くことで生じる呻き声の呼吸障害を意味する場合もあります。この状態は、気道を塞いでいる腫瘍や分泌物などがある場合に起こることがあります。また、呻吟は、脳卒中や睡眠時無呼吸症候群などの疾患の症状として現れることもあります。 呻吟は、呼吸障害の一種であるため、呼吸困難や酸素不足などの症状を伴うことがあります。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。 呻吟は、さまざまな疾患の症状として現れる可能性があるため、呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を正確に把握し、適切な医療処置を行うことが重要です。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。
呼吸器

看護師必携!舌根沈下を徹底解説

舌根沈下は、重力により舌の根元が咽頭に落ち込んで気道を塞いでしまう(狭窄ないし閉塞)ことです。通常、舌は上気道の中で自然に上方に保持されていますが、筋肉の力が弱まるなどして保持できなくなると、舌根沈下が起こります。舌根沈下は、気道を塞いでしまうため、呼吸困難や窒息の原因となります。また、舌の根元が咽頭の壁に当たって炎症を起こしたり、舌の根元が気道に落ちて、気管支や肺に異物が入り込んだりすることもあります。舌根沈下は、睡眠時だけでなく、覚醒時にも起こることがあります。覚醒時に起こる舌根沈下は、脳卒中や外傷、薬物の影響などによって起こることがあります。睡眠時に起こる舌根沈下は、肥満、アルコールの摂取、睡眠時無呼吸症候群などが原因となります。舌根沈下は、気道を塞いでしまうため、呼吸困難や窒息の原因となります。また、舌の根元が咽頭の壁に当たって炎症を起こしたり、舌の根元が気道に落ちて、気管支や肺に異物が入り込んだりすることもあります。舌根沈下は、睡眠時だけでなく、覚醒時にも起こることがあります。覚醒時に起こる舌根沈下は、脳卒中や外傷、薬物の影響などによって起こることがあります。睡眠時に起こる舌根沈下は、肥満、アルコールの摂取、睡眠時無呼吸症候群などが原因となります。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!バセドウ病の基本知識

バセドウ病の原因は、自己免疫疾患によるものであることが判明しています。自己免疫疾患とは、本来であれば体を守るべき免疫機能が、自分の正常な細胞を攻撃してしまう病気です。バセドウ病の場合は、B細胞が甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体という抗体を産生してしまい、甲状腺を刺激してしまうことで、甲状腺の機能が亢進してしまいます。 甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体が産生される原因はまだ十分には解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。遺伝的要因としては、HLA-DR3やHLA-B8などの特定のHLA抗原を持つ人がバセドウ病を発症しやすいことが知られています。環境要因としては、ストレスや感染症などがトリガーとなって発症するケースがあるとされています。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき関節炎の基礎知識

関節炎とは、関節に炎症が起きている病態である。関節は、骨と骨が接する部分であり、身体を動かすために重要な役割を果たしている。関節炎になると、関節が腫れたり、痛んだり、動かしにくくなるなどの症状が現れる。関節炎には、さまざまな種類があり、原因や症状も異なる。主な関節炎の種類には、変形性関節症、リウマチ性関節炎、痛風、感染性関節炎などがある。変形性関節症は、関節の軟骨がすり減って起こる関節炎である。リウマチ性関節炎は、関節の滑膜に炎症が起こる関節炎である。痛風は、血液中の尿酸値が高いことで起こる関節炎である。感染性関節炎は、細菌やウイルスなどが関節に感染することで起こる関節炎である。関節炎の治療法は、種類によって異なるが、一般的には薬物療法、物理療法、運動療法などが行われる。
その他

b.i.d.の正しい使い方

b.i.d.とは、1日2回、の意味である。カルテや処方箋に記入される用語である。ラテン語の"bis in die"に由来し、その言葉通りの意味である。例えば、医師が患者に対して「薬はb.i.d.服用してください」と指示した場合、患者は1日2回薬を服用しなければならないことを意味する。b.i.d.は、医師と患者のコミュニケーションを簡潔にするために使用される用語である。また、カルテや処方箋をより読みやすくし、間違いを防ぐためにも使用される。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたいテストステロンの基礎知識

テストステロンとは、精巣から分泌されるホルモンの一種です。男性ホルモンとして知られ、男性の性徴の発達や維持に重要な役割を果たしています。また、筋肉量や骨量を増やし、赤血球の生成を促進する作用もあります。テストステロンは、男性の健康維持に欠かせないホルモンです。 テストステロンは、視床下部から分泌されたゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が、下垂体の黄体形成ホルモン(LH)の産生を刺激することによって分泌されます。そして、黄体形成ホルモンが、精巣でのテストステロンの分泌を促します。
その他

看護師に必須の用語「ボディメカニクス」とは?

看護や介護現場では、重たい患者を移動させたり、長時間同じ姿勢で作業をしたりすることが多いため、腰痛や肩こりなどの身体的負担が大きく、重労働になりがちです。そのため、看護師や介護士は、身体への負担を軽減し、安全に作業を行うためにボディメカニクスを身につけることが必要です。 ボディメカニクスを取り入れることで、無駄な力を使わずに効率的に作業を行うことができます。また、身体への負担を軽減することで、腰痛や肩こりなどの身体的トラブルを防ぐことができます。さらに、安全に作業を行うことで、患者や利用者への事故を防ぐことができます。
その他

看護師の必須用語『リストン』とは?

リストンとは、爪切り鉗子の一種であり、医療、看護現場で使用される器具である。リストンの名称は、この器具を考案したスコットランドの外科医ジョセフ・リストンに由来している。リストンは、主に外科手術で使用される鉗子として考案したが、現在では、医療、看護現場で広く使用されている。 リストンの特徴は、先端が鋭利で、爪切りのように切り取ることができる形をしていることである。このため、ガーゼや包帯、テープなどの医療材料を切ったり、組織を切除したりするのに適している。また、リストンは先端が細く、繊細な作業にも適している。例えば、創傷の縫合や、動脈や静脈の切除などにも使用することができる。 リストンは、医療、看護現場で必須の器具である。しかし、使用の際には、十分な注意が必要である。先端が鋭利なため、誤って自分の手を切ったり、患者の組織を損傷したりすることがある。また、リストンは使い捨ての器具ではないため、使用後は必ず洗浄して消毒する必要がある。
呼吸器

看護士必見! 乾性咳嗽とは? 原因と対策

乾性咳嗽とは、喀痰を伴わない乾いた咳のことです。咳は、喉の奥や気管支を刺激する物質が排出されるために起こる反射です。乾性咳嗽は、風邪、インフルエンザ、アレルギー、気管支炎、肺炎などの様々な原因で起こることがあります。 乾性咳嗽の症状は、乾いた咳、喉の痛み、声枯れなどです。また、胸の痛み、息切れ、喘鳴を伴うこともあります。乾性咳嗽は、通常は数日から数週間で治りますが、数ヶ月続くこともあります。 乾性咳嗽が続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。医師は、乾性咳嗽の原因を特定し、適切な治療法を処方します。乾性咳嗽の治療法は、原因によって異なりますが、一般的には、鎮咳薬や抗ヒスタミン薬、気管支拡張薬などが使用されます。
小児科

看護師に必須の用語『コミュニケーション』

コミュニケーションとは、2人以上の人々がお互いの考えや感情を共有するために情報を交換するプロセスであり、看護においては、患者の回復に欠かせない重要な要素です。看護師は、患者やその家族と効果的にコミュニケーションをとることで、患者が自分の状態を理解し、治療に協力できるようにすることができます。また、看護師は、他のチームメンバーとコミュニケーションをとることで、患者のケアを協調して行うことができ、効果的なコミュニケーションは、患者の安全と満足度を高めることにもつながります。 看護師と患者とのコミュニケーションは、患者の病状や治療について情報を交換することが主な目的です。看護師は、患者の状態を正確に把握し、適切な治療を提供するためには、患者から情報を収集する必要があります。また、患者は、自分の状態や治療について情報を提供することで、自分のケアに参加し、治療に協力することができます。 看護師と他のチームメンバーとのコミュニケーションは、患者のケアを協調して行うことが主な目的です。看護師は、他のチームメンバーと情報を共有することで、患者のケアにおける役割を明確にし、重複やミスを防ぐことができます。また、他のチームメンバーと協力することで、患者のケアをより効果的かつ効率的に行うことができます。 コミュニケーションは、看護において重要な要素であり、看護師は、患者やその家族、他のチームメンバーと効果的にコミュニケーションをとることで、患者の回復に貢献することができます。
循環器

クロピドグレルについて知っておきたいポイント

クロピドグレルは、プラークと呼ばれる血小板の塊が血管を塞いでしまうのを防ぐ薬です。心臓発作や脳卒中の発生率を低減するために使用されます。 クロピドグレルは、持続性血小板阻害剤またはP2Y12阻害剤として知られるタイプの薬です。血小板が凝固するのを防ぐことで作用します。クロピドグレルは、アスピリンと一緒に服用されることがよくあります。アスピリンは、血小板が凝固するのを防ぐ別の種類の薬です。クロピドグレルとアスピリンを一緒に服用することで、心臓発作や脳卒中のリスクをさらに低減することができます。 クロピドグレルは、通常、1日1回、食事に関係なく服用されます。この薬を服用している間は、多量のアルコールを摂取しないようにする必要があります。クロピドグレルは、出血のリスクを高める可能性があります。 クロピドグレルには、出血、あざ、鼻血、おなら、下痢などの副作用があります。これらの副作用は通常は軽度であり、数週間以内に消失します。ただし、重度の出血を経験した場合は、直ちに医師に相談する必要があります。 クロピドグレルは、一般に安全で効果的な薬ですが、一部の人には向いていない場合があります。クロピドグレルを服用する前に、医師に他の服用している薬、持っている病状、アレルギーについて知らせてください。
脳・神経

看護師が知っておくべき失語症の基礎知識

失語症とは、脳の後天的な病変により、話すこと、読むこと、書くこと、聞くことなどの言語機能が損なわれた病的状態です。失語症は、脳の言語中枢が損傷を受けることで発症し、症状には、言語の理解・表現・読み書き障害、計算障害、時間や空間の認知障害などがあります。失語症は、脳卒中、頭部外傷、脳腫瘍、感染症などの原因で発症する可能性があり、年齢や性別にかかわらず、誰にでも発症する可能性があります。失語症は、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早期に診断と治療を行うことが重要です。失語症の治療には、言語療法、作業療法、理学療法などがあり、失語症の症状や程度に応じて、適切な治療が行われます。
脳・神経

看護師が知っておくべきワゴトニ―とは?

ワゴトニ―とは、迷走神経反射のことである。迷走神経は、脳幹から心臓、肺、胃、腸などの内臓まで伸びる神経で、消化器系の働きや心拍数、血圧をコントロールしている。ワゴトニ―が起こると、迷走神経の働きが過剰になり、心拍数が遅くなったり、血圧が低下したり、消化器系の働きが低下したりする。 ワゴトニ―は、様々な原因で起こりうる。例えば、長時間同じ姿勢でいる、強いストレスを受ける、過度の飲酒をする、などの原因があげられる。また、ワゴトニ―は、糖尿病や甲状腺機能低下症などの病気によっても引き起こされることがある。 ワゴトニ―の症状は、人によって様々である。主な症状としては、めまい、立ちくらみ、失神、心拍数低下、血圧低下、消化器系の不調(腹痛、下痢、便秘など)があげられる。 ワゴトニ―の治療法は、原因によって異なる。原因がストレスであれば、ストレスを取り除く治療を行う。原因が病気であれば、その病気の治療を行う。ワゴトニ―の症状が強い場合は、薬物療法やペースメーカーの埋め込みなどの治療が行われることもある。
呼吸器

息切れとは?その原因と看護師が知っておくべきこと

-息切れとは?- 息切れは、呼吸が乱れて苦しくなったり、息をすることが難しくなったりする状態のことである。息切れは、肺や心臓の病気をはじめ、貧血や甲状腺機能低下症など、さまざまな原因で起こり得る。また、不安やストレスなどの精神的な要因でも息切れが起こることがある。 息切れの症状は、息苦しさ、呼吸困難、呼吸数の増加、胸の痛みや圧迫感、咳、痰などである。息切れがひどくなると、意識がもうろうとしたり、失神したりすることもある。 息切れの原因が分からない場合は、医師の診察を受けることが大切である。医師は、問診や身体検査、胸部X線検査、心電図検査、血液検査などを行い、息切れの原因を診断する。 息切れの原因が特定できれば、その原因に応じた治療を行う。肺や心臓の病気が原因の場合は、その病気を治療する。貧血や甲状腺機能低下症などの全身疾患が原因の場合は、その疾患を治療する。不安やストレスなどの精神的な要因が原因の場合は、カウンセリングや薬物療法などを行う。 息切れは、放置すると命に関わることもあるため、早めの診断と治療が大切である。
呼吸器

気管支肺胞洗浄の基礎知識

気管支肺胞洗浄とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL(Bronchoalveolar Lavage)とも呼ばれる。気管支鏡を肺の奥まで挿入して洗浄液を注入し、肺胞内の細胞や物質を回収する。回収された細胞や物質は、顕微鏡で観察したり、培養したりして検査を行う。気管支肺胞洗浄は、肺がん、肺炎、結核などの診断に有用な検査である。また、肺の炎症やアレルギー反応の程度を評価するためにも使用される。気管支肺胞洗浄は、比較的安全な検査だが、まれに気管支鏡の挿入による気道損傷や出血などの合併症が起こることもある。
小児科

看護師が知っておくべき玩具の重要性

玩具とは、遊びに使用される道具のことを指します。子どもにとって遊びは、健全な心と体の成熟を促進させる重要な活動です。中でも、玩具で遊ぶことは、運動能力、知的機能、情緒・社会性の発達を助けるため、子どもの成長に重要な役割を果たしています。 玩具には、様々な種類や形があり、それぞれに異なる発達を促す役割があります。例えば、ブロックやパズルは、空間認識能力や創造性を養うのに適しています。積み木や乗り物は、運動能力や手先の器用さを養うのに役立ちます。人形やぬいぐるみは、情緒の発達や社会性を育むのに適しています。 また、玩具は、子どもの興味や発達段階に合わせて選ぶことが大切です。発達段階に合った玩具で遊ぶことで、子どもは楽しく遊びながら様々な能力を身につけることができます。 留意点として、子どもは玩具を舐めたりかんだりして、口の中に入れてしまうことが多いため、誤飲や誤嚥などのリスクを考慮する必要があります。そのため、玩具を選ぶ際には、安全性を確認することが重要です。
小児科

看護師必須用語「カウプ指数」とは?

カウプ指数とは、生後3か月から5歳までの乳幼児に対して、肥満や、やせなど発育の程度を表す指数である。成人で使用されるBMIと同じ計算法であるが、判定基準が異なる。カウプ指数は、体重と身長から算出される。計算式は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)である。カウプ指数の判定基準は、以下の通りである。 ・15.5以上肥満 ・13.5~15.4過体重 ・11.0~13.4普通体重 ・8.5~10.9やせ ・8.4以下低体重 カウプ指数は、乳幼児の栄養状態を評価するのに有用な指標である。肥満や、やせなど発育の異常を早期に発見することで、適切な栄養指導や治療を行うことができる。
消化器

看護師が理解しておくべき門脈圧亢進症とは

門脈圧亢進症は、肝臓に血液を供給する門脈の血圧が上昇する病気です。門脈圧亢進症の原因には、肝硬変、血栓、腫瘍などがあります。肝硬変とは、肝臓の細胞が破壊され、線維化が進んだ状態です。血栓は、血管内に血の塊ができて血流が阻害される状態です。腫瘍は、組織や器官にできる異常な組織の塊です。 門脈圧亢進症の症状としては、腹水、下肢浮腫、脾腫、食道静脈瘤などが挙げられます。腹水とは、腹腔内に水が貯まる状態です。下肢浮腫とは、下肢がむくむ状態です。脾腫とは、脾臓が腫大した状態です。食道静脈瘤とは、食道の静脈が拡張した状態です。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ステロイド』とは?

ステロイドとは、広義では性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどのステロイド骨格を有する化合物の総称である。狭義では副腎で合成されるステロイドホルモンを配合した副腎皮質ステロイド薬(ステロイド薬)を意味し、ステロイドとよぶ際には後者を指すことが多い。 ステロイド骨格とは、炭素17個からなる4つの環状炭化水素構造を持つ分子のことで、コレステロールやステロイドホルモン、ビタミンDなどがこの構造を持っている。ステロイドホルモンは、副腎皮質から分泌されるコルチコステロイド(副腎皮質ホルモン)と、生殖腺から分泌される性ホルモンに大別される。コルチコステロイドは、抗炎症作用、免疫抑制作用、糖質代謝調節作用などを持つ。性ホルモンは、男性ホルモンと女性ホルモンに分けられ、生殖機能や第二性徴の発達を調節する。 副腎皮質ステロイド薬は、コルチコステロイドを合成した薬剤で、抗炎症作用、免疫抑制作用、抗アレルギー作用などを持つ。主に、リウマチ、喘息、アトピー性皮膚炎などの疾患の治療に使用される。ステロイド薬は、副作用として、体重増加、浮腫、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症などを引き起こすことがある。そのため、医師の指示に従って適切に使用することが重要である。