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その他

供血者とは?知っておきたい輸血にまつわる用語

輸血とは、赤血球、白血球、血小板、血漿などの血液成分を、輸血される人(レシピエント)の血管に注入する医療行為です。輸血は、事故や手術などで出血した人、貧血の人、感染症などで血液の成分が不足している人などに行われます。 輸血には、同種輸血と自家輸血の2種類があります。同種輸血とは、他人の血液を輸血するもので、自家輸血とは、自分の血液を輸血するものです。自家輸血は、手術の前に自分の血液を採取しておき、手術中に出血したときにその血液を輸血するものです。 輸血には、感染症のリスクやアレルギー反応のリスクなど、いくつかのリスクがあります。そのため、輸血は、医師の指示のもと、慎重に行われる必要があります。
整形外科

看護師必須用語「筋肉痛」を理解しよう

筋肉痛とは、筋肉に痛みを生じることを言います。こむら返りや肉離れなどの筋肉の炎症や損傷など、痛みを引き起こす原因はさまざまあります。痛みがあれば筋肉痛です。一般的に「筋肉痛」と言われるのは、激しい運動後数時間~数日後に生じる筋肉の痛みである「遅発性筋肉痛」のことです。 遅発性筋肉痛は、エキセントリック収縮による筋肉の損傷によって起こると考えられています。エキセントリック収縮とは、筋肉を伸ばしながら収縮させることで、筋力トレーニングなどでよく行われます。遅発性筋肉痛は、筋肉に微小な損傷が起こり、筋肉が回復する過程で炎症が生じて痛みを引き起こすと考えられています。 筋肉痛は、数日から数週間で自然に治ることがほとんどです。しかし、痛みが強い場合や、なかなか治まらない場合は、医師に相談しましょう。筋肉痛を予防するには、運動前に十分なウォーミングアップを行い、運動後はクールダウンを心がけましょう。また、筋肉の疲労を回復させるために、十分な睡眠をとったり、栄養バランスのとれた食事を心がけることも大切です。
消化器

看護師が知っておくべき虚血性大腸炎の基礎知識

虚血性大腸炎とは、大腸の血流が一時的に遮断されることで、大腸の組織が酸素と栄養素を十分に得られず、障害が起こる病気です。虚血性大腸炎は、大腸のどの部分でも起こりえますが、最も影響を受けやすいのは、大腸の左側です。虚血性大腸炎は、高齢者や心臓病、糖尿病、高血圧などの持病がある人に多くみられます。虚血性大腸炎は、突然激痛が起こったり、下痢や血便などの症状が起こったりします。治療は、腸の血流を回復させるための薬物や手術が行われます。虚血性大腸炎は、重症化すると命に関わることもある病気です。早期発見と早期治療が大切です。
産婦人科

看護師必見!基礎体温とは

基礎体温とは、一定時間(4~5時間)以上の睡眠後の起床時の安静な状態で測定した体温のことです。女性の場合、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類のホルモンの影響を大きく受けており、基礎体温を測定することによりこれらのホルモン分泌が正常に行われているかを予測することが可能です。 基礎体温は、排卵日を特定したり、妊娠の有無を調べたりするために利用されます。排卵日は、基礎体温が上昇する時期であり、妊娠した場合は基礎体温が上昇したままの状態が続きます。また、基礎体温を測定することで、月経周期の異常やホルモンバランスの乱れなども発見することができます。 基礎体温の測定方法は、専用の体温計を使用して、朝一番に舌下で測ります。測定時間は1分程度で、毎日同じ時間に測ることが大切です。また、基礎体温表に記録をつけておくことで、体温の変化を把握しやすくなります。 基礎体温は、女性の健康状態を知るための重要な指標です。基礎体温を定期的に測定することで、月経周期の異常やホルモンバランスの乱れなどを早期に発見することができます。また、排卵日を特定することで、妊娠を希望する女性にとっては妊娠しやすい時期を知ることができます。
整形外科

看護師必須用語:胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、胸郭出口を通る神経や血管が圧迫されて起こる症状の総称です。胸郭出口とは、第1肋骨、鎖骨、前斜角筋で構成される部分で、腕神経叢と鎖骨下動脈が通過しています。胸郭出口症候群は、これらの神経や血管が圧迫されることで、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状を引き起こします。 胸郭出口症候群は、腕を繰り返し使用する仕事をしている人や、姿勢が悪い人、首や肩にケガをした人などに多く見られます。また、生まれつき胸郭出口が狭い人も、胸郭出口症候群になりやすいと言われています。 胸郭出口症候群の症状は、神経や血管の圧迫される部位によって異なります。腕神経叢が圧迫されると、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状が現れます。鎖骨下動脈が圧迫されると、腕や手に冷感、チアノーゼ(青紫色に変色)、脈拍低下などの症状が現れます。 胸郭出口症候群と診断するためには、医師による診察と検査が必要です。診察では、腕や手の症状について詳しく聞かれるほか、腕や手の神経や血管の状態を調べるための検査が行われます。検査には、レントゲン検査、神経伝導検査、血管造影検査などがあります。 胸郭出口症候群の治療は、症状の程度や原因によって異なります。薬物療法、理学療法、手術療法などがあります。薬物療法では、痛みや炎症を抑える薬や、神経の働きを改善する薬などが使用されます。理学療法では、腕や肩の筋肉をほぐしたり、姿勢を改善するための運動が行われます。手術療法は、神経や血管の圧迫を解除するために、胸郭出口を広げる手術が行われます。
消化器

知っておきたい!看護師必須の用語『逆流性食道炎』

逆流性食道炎とは、胃食道逆流症(GERD)の一種で、酸性の胃内容物が食道や口腔内に逆流し、胸焼けなどを呈し、内視鏡検査で粘膜障害を認める状態のことです。GERDは、食道と胃の間に位置する下部食道括約筋(LES)が機能不全に陥り、胃の内容物が食道に逆流する状態です。逆流性食道炎は、GERDの中でも、食道の粘膜に炎症やびらんが生じている状態を指します。逆流性食道炎は、胸焼け、呑酸(呑み酸)、胸痛、咳嗽、咽頭痛、嗄声などの症状を引き起こします。また、逆流性食道炎が続くと、食道がんのリスクが高まることも知られています。
眼科

看護師が知っておくべき頬骨の基礎知識

頬骨とは、顔の中央部分にある骨で、眼窩の下前外縁を構成し、顔面の頬の隆起を形成しています。上顎骨、前頭骨、側頭骨、蝶形骨と連結しており、顔の構造を支え、表情筋の付着部となっています。また、頬骨には頬骨洞という空洞があり、この空洞が共鳴することで、声を出すときに響きを与えています。 頬骨は、顔の印象を決める重要な部位のひとつであり、その形や大きさは人によって異なります。頬骨の高い人は、シャープでキリッとした印象になり、頬骨の低い人は、柔和で優しい印象になります。また、頬骨の幅が広い人は、骨格がしっかりしていて健康的な印象になり、頬骨の幅が狭い人は、小顔で華奢な印象になります。 頬骨は、加齢や体重の増減によって形状が変化することがあります。加齢とともに頬骨の骨密度が低下し、頬骨が痩せてくることで、顔がたるんで老けて見えることがあります。また、体重が増加すると、頬骨に脂肪が蓄積されて頬がふっくらとし、丸顔になります。逆に、体重が減少すると、頬骨の脂肪が減少して頬がこけて、やつれた印象になります。
検査・診断

看護師が知っておくべき『キャリア』とは?

キャリアとは、病原性のあるウイルスに感染しながら、その後発症することなく、持続的に感染している状態にある人のことを指します。キャリアは、病原体を保有しており、その病原体を他の健康な人に感染させる可能性があるため、公衆衛生上の問題となります。キャリアは、病原体保有期間が短期間である場合と、長期間にわたって病原体を保有する場合があります。短期間のキャリアは、通常、感染後数週間から数カ月の間に病原体を排出しますが、長期間のキャリアは、数年、場合によっては数十年間にわたって病原体を排出します。 キャリアは、感染源となり、他の健康な人に病原体を感染させる可能性があるため、公衆衛生上の問題となります。キャリアは、感染後、症状が現れず、健康な状態を維持しているように見えるため、感染源となっていることに気づかないことが多くあります。また、キャリアは、感染源となっていることを知っていても、病原体を排出していることを隠したり、感染予防対策を怠ったりすることがあるため、感染拡大を防ぐことが困難となります。 キャリアは、公衆衛生上の問題となるため、キャリアの早期発見と感染予防対策が重要となります。キャリアの早期発見には、定期的な健康診断や感染症の検査などが有効です。また、感染予防対策としては、手洗い、マスクの着用、ワクチンの接種などが有効です。
検査・診断

看護師が知っておきたい基礎体温の基礎知識

基礎体温とは、一定時間以上の睡眠後の起床時の安静な状態で測定した体温です。女性の場合、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類のホルモンの影響を大きく受けており、基礎体温を測定することにより、これらのホルモン分泌が正常に行われているかを予測することができます。 基礎体温は、排卵日を予測したり、妊娠の有無を判断したりすることができます。また、月経周期の異常や、更年期の症状などを判断するのにも役立ちます。 基礎体温を測定するには、毎朝決まった時間に、体温計を舌の下に5分ほど入れて測定します。測定した体温は、グラフに記録しておくと、変化がわかりやすくなります。
呼吸器

看護師に欠かせない!禁煙外来を徹底解説

禁煙外来とは、日本において、禁煙を支援するための専門外来科目です。主な介入は、禁煙指導と薬剤処方です。平成18年度診療報酬の改定により、一定の基準を満たす患者に対する禁煙治療が保険適用となり、それによりニコチン依存症管理料の算定や薬剤の保険適用が認められました。 禁煙外来では、まず、患者さんのニコチン依存症の程度を評価し、それに応じた禁煙治療計画を立てます。禁煙治療計画には、禁煙指導、禁煙補助薬の処方、フォローアップなどが含まれます。 禁煙指導では、禁煙のメリットや禁煙方法について説明し、患者さんが禁煙を成功させるためのサポートを行います。禁煙補助薬には、ニコチンガムやニコチンパッチ、バレニクリン、チャンピックスなどがあります。これらは、ニコチンの渇望や離脱症状を軽減する効果があり、禁煙を成功させるための助けになります。 フォローアップでは、禁煙外来に通院している患者さんの禁煙状況を確認し、必要に応じて禁煙指導や禁煙補助薬の処方を調整します。禁煙外来は、禁煙を成功させたい人にとって、頼りになる施設です。
循環器

看護師に必須の用語『緊急室開胸手術とは』

手術室まで移動できない患者に対する救命措置 緊急室開胸手術は、手術室まで移動できない、一刻をあらそう状態の重篤患者に対して行われる開胸手術のことである。救急室開胸手術とも呼ばれる。 手術室まで移動できない患者に対する救命措置として、緊急室開胸手術が行われる。緊急室開胸手術は、胸部を切開して心臓や肺に直接アプローチすることで、患者の生命を救うことを目的とした手術である。 緊急室開胸手術は、非常に緊急性が高い手術であるため、迅速かつ正確な処置が必要となる。そのため、緊急室開胸手術を行う医師や看護師は、高度な技術と経験を有している必要がある。 緊急室開胸手術は、患者の生命を救うための重要な手術である。しかし、緊急室開胸手術は、非常に侵襲的な手術であるため、合併症のリスクも高い。そのため、緊急室開胸手術を行う際には、患者の状態を十分に評価し、合併症のリスクを考慮した上で、手術を行うかどうかを判断することが重要である。
呼吸器

看護師に必須の用語『禁煙(きんえん)』について

禁煙とは、喫煙者が喫煙習慣をやめることです。禁煙は、健康上の利点が多くあります。例えば、禁煙すると、肺がん、心臓病、脳卒中のリスクが低下します。また、歯周病や糖尿病のリスクも低下します。さらに、禁煙すると、美容にも良い影響があります。肌がきれいになり、髪がつややかになります。禁煙は、健康と美容に良い影響を与えるため、喫煙者は禁煙することを検討すべきです。 禁煙は、簡単ではありません。しかし、禁煙を成功させるための方法はたくさんあります。例えば、禁煙外来に通院したり、禁煙セラピーを受けたりすることが有効です。また、禁煙を成功させるためには、家族や友人のサポートが大切です。家族や友人に禁煙することを宣言し、禁煙を応援してもらいましょう。禁煙は、簡単ではありませんが、健康と美容に良い影響を与えるため、喫煙者は禁煙することを検討すべきです。
消化器

看護師が知っておきたい!急性胃粘膜病変の基礎知識

急性胃粘膜病変(AGML)とは、突然の上腹部痛や吐血あるいは下血を発症する、急性潰瘍、びらん、急性胃炎など、胃や十二指腸の出血性の病気を総称したものである。AGMLは、ストレス、薬物、感染症、アルコール摂取、喫煙など、さまざまな要因によって引き起こされる可能性がある。また、重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、早期診断と治療が重要である。 AGMLの症状は、突然の上腹部痛、吐血、下血、下痢、嘔吐、食欲不振などである。また、発熱や悪寒を伴う場合もある。AGMLは、胃カメラや内視鏡検査で診断される。また、血液検査や尿検査、便検査などで、他の病気を除外することが重要である。 AGMLの治療は、原因によって異なる。ストレスや薬物の服用が原因の場合は、それらを中止することが重要である。感染症が原因の場合は、抗生物質が処方される。また、胃酸を抑える薬や粘膜保護薬が処方される場合もある。AGMLは、重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、早期診断と治療が重要である。
精神科

看護師必須用語『急性リチウム中毒』

急性リチウム中毒とは、炭酸リチウムを大量に摂取することによって起こる中毒のことです。炭酸リチウムは、躁うつ病の治療薬として使用されている薬剤で、リチウムイオン製剤のひとつです。リチウムイオンは、細胞内のイオン濃度を変化させることで、神経伝達物質のバランスを整える作用があります。急性リチウム中毒は、炭酸リチウムを大量に摂取することによって、このリチウムイオンの濃度が急激に上昇し、中枢神経系や消化器系、循環器系に様々な症状を引き起こす状態です。急性リチウム中毒の症状としては、嘔吐、下痢、脱水症状、手足の震え、けいれん、意識障害などがみられます。重症例では、昏睡状態に陥ったり、死に至ることもあります。
皮膚科

看護師必須用語『偽膜』について

偽膜とは、びらんが生じている粘膜表面に血漿が滲み出し、凝固壊死した結果、形成される膜状物のことです。構成物質は痂皮と同じですが、痂皮に比べて病変部が広く浅いのが特徴です。偽膜を形成する代表的な原因としては、カンジダ、ジフテリア、細菌性赤痢、クロストリディオイデス・ディフィシルなどがあります。偽膜は様々な部位に生じることがあります。例えば、口腔、咽頭、食道、胃、腸、膣などです。偽膜が形成されると、その部位の粘膜が損傷し、出血や痛みを伴うこともあります。また、偽膜が剥がれ落ちると、二次感染を起こすこともあります。偽膜の治療は、原因となっている疾患を治療することが基本です。例えば、カンジダが原因であれば抗真菌薬を投与し、ジフテリアが原因であれば抗菌薬を投与します。また、偽膜による症状を緩和するために、痛み止めや抗炎症薬を投与することもあります。
消化器

看護師が知っておきたい「急性胆管炎」とは?

-急性胆管炎の概要- 急性胆管炎とは、胆管の感染によって引き起こされる急性の炎症性疾患です。細菌が胆管に侵入することで発症することが多く、胆石、胆管狭窄、すい臓がん、胆管がん、十二指腸乳頭部がん、総胆管嚢胞などによって胆管が閉塞している場合に起こりやすいです。胆管炎は、軽症のものから重症のものまであり、重症の場合には敗血症や死に至ることもあります。 急性胆管炎の症状としては、右上腹部の痛み、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、黄疸などがあります。胆管炎が重症化すると、敗血症や肝不全、腎不全などの合併症を引き起こすことがあります。 急性胆管炎の治療は、主に抗菌薬の内服や点滴による薬物療法が行われます。胆石が原因の場合は、胆石の除去が必要になることもあります。胆管が閉塞している場合は、内視鏡や外科手術によって胆管の閉塞を解除する必要があります。
略語

看護師に必須の用語『ギネ』について

ギネ(産婦人科)とは、女性特有の疾病とその治療を専門とする医学の分野です。産婦人科医は、思春期から老年期まで、すべての年齢の女性を対象に、月経異常、不妊症、性感染症、妊娠、分娩、更年期障害などの様々な疾患を扱います。また、産婦人科医は、女性特有のがん、例えば子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、乳がんの診断と治療も行います。 ギネ(産婦人科)は、女性の健康を守るために非常に重要な分野です。産婦人科医は、女性の健康状態を総合的に把握し、適切な治療を提供することで、女性の健康を守ります。また、産婦人科医は、女性に正しい知識と情報を提供することで、女性の健康意識を高め、女性の健康を守ることに貢献しています。
整形外科

看護師が知っておきたい義足の基礎知識

-義足の定義と種類- 義足とは、欠損した箇所につなげて装着する人工の足のことです。義足の材料や構造は、欠損の程度や患者のライフスタイルに合わせて選択されます。義足には主に以下の4種類があります。 * 硬性義足足首が固定されており、膝を曲げることはできません。最も単純な構造であり、安価で軽量なため、一時的な使用や歩行能力が低い患者に適しています。 * 関節義足足首が可動式になっており、膝を曲げることができます。硬性義足よりも歩行が自然になり、活動範囲が広がりますが、高価であり、メンテナンスが必要になります。 * マイクロプロセッサ制御義足コンピュータ制御の義足で、歩行速度や路面状況に合わせて自動的に調整されます。高価であり、メンテナンスが必要になりますが、最も自然な歩行が可能になります。 * ハイブリット義足硬性義足と関節義足の両方の特徴を備えた義足です。足首は可動式ですが、膝を曲げることはできません。硬性義足よりも歩行が自然になり、メンテナンスも容易ですが、関節義足ほど高価ではありません。 義足の選択は、患者のライフスタイルや活動レベル、経済状況などによって異なります。医師や義肢装具師と相談して、最適な義足を選択することが大切です。
消化器

看護師に必須の用語『肝中心静脈閉塞症(SOS)』

肝中心静脈閉塞症とは、肝臓の毛細血管である類洞に血栓が生じることで周囲の肝細胞が障害される、造血幹細胞移植後の合併症の一つです。肝類洞閉塞症候群(veno-occlusive disease;VOD)とも呼ばれます。肝中心静脈閉塞症は、造血幹細胞移植後によくみられる合併症であり、その発症率は20%程度です。肝中心静脈閉塞症は、肝臓の毛細血管である類洞に血栓が生じることで、肝臓の血流が悪くなり、肝機能が障害される病気です。肝中心静脈閉塞症は、重症化すると、肝不全に至る可能性もあります。肝中心静脈閉塞症は、造血幹細胞移植後に起こることが多く、その原因は、造血幹細胞移植時に使用する薬剤や、移植された造血幹細胞が肝臓にダメージを与えることなどが考えられています。肝中心静脈閉塞症は、肝機能検査や画像検査によって診断されます。肝中心静脈閉塞症の治療は、主に薬物療法が行われます。肝中心静脈閉塞症は、重症化すると、肝不全に至る可能性もあるため、早期発見と早期治療が重要です。
呼吸器

看護師必見!『胸膜癒着術』とは?

胸膜癒着術とは、胸腔を閉じることで胸水が溜まらないようにする処置のことです。胸水とは、胸腔内に溜まる液体のことで、気胸やがん性胸膜炎によって反復して生じる場合があります。このような場合、胸膜癒着術が考慮されることがあります。 胸膜癒着術は、胸腔鏡下に行うことが多く、胸腔内に小さな切開を加えて、カメラと器具を挿入して行います。胸腔内を洗浄した後、胸膜を焼灼したり、薬剤を注入したりして、胸膜を癒着させます。胸膜癒着術は、一般的に安全で効果的な処置ですが、まれに合併症が起こる可能性もあります。
呼吸器

看護師必須『気管支炎』とは?

気管支炎とは、気管や気管支の炎症であり、ウイルスや細菌の感染、またはその他の刺激物質への反応として発生します。気管は、肺につながる気道です。気管支は、気管から肺の内部に向かって分岐する気道の細い管です。気管支炎になると、気管や気管支が炎症を起こして腫れ、粘液の分泌が増加します。粘液は、気道の壁に付着し、呼吸を困難にします。 気管支炎は、急性気管支炎と慢性気管支炎の2種類に分類されます。急性気管支炎は、通常ウイルス感染によって引き起こされる短期的な病気です。慢性気管支炎は、通常喫煙やその他の慢性刺激への曝露によって引き起こされる長期的な病気です。 急性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、胸の痛みなどがあります。慢性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、疲労、体重減少などがあります。
血液・造血

巨赤芽球性貧血とは?原因や症状、治療法を解説

-巨赤芽球とは?- 巨赤芽球とは、通常の赤血球よりはるかに大きく、成熟していない赤血球のことです。骨髄で赤血球が作られる過程で、核が放出されずに細胞質に残り、巨大な細胞になります。巨赤芽球は、末梢血に放出される前に破壊されることが多く、貧血の原因となります。 巨赤芽球性貧血は、ビタミンB12欠乏症または葉酸欠乏症が原因で起こります。ビタミンB12は、赤血球の産生に必要なビタミンです。葉酸は、赤血球と白血球の産生に必要なビタミンです。どちらかのビタミンが欠乏すると、巨赤芽球性貧血が起こります。 巨赤芽球性貧血の症状は、貧血の症状である疲労、息切れ、動悸などです。また、舌が赤く腫れたり、爪がもろくなったりすることもあります。巨赤芽球性貧血が疑われる場合は、血液検査を行い、ビタミンB12と葉酸のレベルを測定します。 巨赤芽球性貧血の治療は、原因となっているビタミンの欠乏を補うことです。ビタミンB12欠乏症の場合は、ビタミンB12注射または経口摂取を行います。葉酸欠乏症の場合は、葉酸サプリメントを摂取します。治療により、巨赤芽球性貧血の症状は改善します。
循環器

機械弁を深掘り!種類から合併症まで徹底解説

機械弁とは、心臓弁膜症、先天性心疾患、感染性心内膜炎などの疾患により心臓弁の機能が低下した場合に、弁を人工物に置き換える心臓弁置換術で使用される弁のことです。機械弁は、主に炭素繊維やチタンなどの耐久性に優れた人工材料で作られています。機械弁は、生体由来の組織で作られた生体弁と異なり、耐久性に優れているという長所がありますが、血栓が生じやすく、抗凝固剤(ワーファリン)の服用が必要になるという短所があります。
その他

看護師に必須の用語『急性期』について

急性期とは、症状が急激に現れる時期のことである。病気になり始めの時期、と言うこともできる。急性期は、通常数日から数週間続く。急性期には、様々な症状が現れる可能性がある。例えば、発熱、咳、喉の痛み、下痢、嘔吐などである。急性期は、重症になる可能性があるため、早期に治療を開始することが重要である。急性期には、安静にして十分な栄養と水分を摂ることが大切である。また、医師の指示に従って薬を服用することも重要である。急性期を乗り越えれば、症状は徐々に改善していく。しかし、急性期を乗り越えた後も、しばらくは体調が優れないことがある。このような場合は、無理をせずにゆっくりと休養をとることが大切である。