看護師業界ウォッチャー

その他

看護師に知っておいてほしい『リビングウィル』

リビングウィルとは、不治の病気にかかったり傷害を受けたりした場合に、生命維持装置などによる延命治療に対して自分はどのようにして欲しいかを予め「要望書」として生前に意思表明しておくことです。尊厳死宣言や事前宣言書などとも呼ばれ、延命治療に関するものだけでなく、葬儀の方法や、臓器提供の可否などもリビングウィルのひとつと考えられています。 リビングウィルは、尊厳死と密接な関係があります。尊厳死とは、回復の見込みのない患者が、延命治療を拒否したり中止したりすることによって、死を迎えることです。リビングウィルは、尊厳死の意思を明確にするために作成されることが多く、尊厳死を希望する人が作成する場合もあります。
看護技術

看護師のための「半側臥位」の豆知識

半側臥位とは、仰臥位から左右どちらかに体幹を45度程度ひねった体位のことです。仰臥位と側臥位の中間の姿勢であり、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。半側臥位は、さまざまな状況で使用されます。例えば、手術後や怪我をした後の患者さんのケア、妊娠中の女性のケア、呼吸器疾患のある患者のケアなどです。また、半側臥位は、長時間同じ姿勢でいることで起こる圧迫性褥瘡の予防にも役立ちます。 半側臥位には、いくつかの種類があります。最も一般的なのは、患者の顔を上にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。もう一つの種類は、患者の顔を下にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。どちらの姿勢も、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。 半側臥位にする際には、患者の安全と快適性に注意することが重要です。患者さんの頭は、水平またはわずかに低く保つ必要があります。また、患者の膝は曲げて、足は床またはベッドの縁に置いておく必要があります。患者の体には、柔らかい枕やブランケットを置いて、快適性を高めることができます。 半側臥位は、患者のケアに欠かせない体位です。看護師は、半側臥位の種類や使用方法を理解し、患者の安全と快適性に注意しながら、適切な半側臥位にする必要があります。
組織・制度

看護師必携!『米国生殖医学会』とは?

米国生殖医学会(ASRM)は、生殖医療に関連する国際的な二大学会のひとつである。1944年に設立され、生殖医療に関する研究、教育、診療を行い、その分野の発展に貢献している。会員数は1万人を超え、世界各国から医師、看護師、研究者らが参加している。 ASRMは、生殖医療に関する最新の情報を発信しており、学会誌「Fertility and Sterility」を発行している。また、毎年、学会を開催し、生殖医療に関する最新の研究成果を発表している。 ASRMは、生殖医療の倫理にも取り組んでおり、生殖医療に関するガイドラインを策定している。また、生殖医療に関する政策提言も行っている。
呼吸器

看護師の必須用語『捻髪音』

捻髪音は、肺を聴診したときに聞こえる異常な呼吸音のうち、高音で細かな断続音を指します。吸気の後半に出現し、「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」と表現されることが多いです。主に肺疾患の患者で多く聞かれ、気道内の貯留物と無関係なため、咳をしても、この音は消失しません。髪をこすり合わせる音に似ていることが、名前の由来とされています。 捻髪音は、肺の病変が進むにつれて、より強く聞こえるようになります。これは、肺の組織が硬くなり、空気の通り道が狭くなることで、音が発生しやすくなるためです。捻髪音は、肺炎、肺結核、肺水腫などの肺疾患で多く聞かれます。 捻髪音は、病態を判断する上で重要な手がかりとなります。捻髪音の強さや音の性質を注意深く観察することで、肺の病変の程度や進行状況を推測することができます。また、捻髪音は、治療の効果を判断する上でも役立ちます。治療によって肺の病変が改善されれば、捻髪音も弱くなったり、消失したりすることがあります。
整形外科

看護師が知っておきたい『介達痛』とは?

介達痛とは、骨折の患部から離れた場所を刺激した際、患部に生じる痛みのことです。軸圧痛とも呼ばれます。介達痛は、骨折の患部と離れた場所に存在する神経が、骨折の患部からの刺激を伝達することで起こります。この神経は、痛みを脳に伝える役割を果たしています。介達痛は、骨折の患部を直接刺激したときよりも、骨折の患部から離れた場所を刺激したときに強く起こることが多いです。介達痛は、骨折の患部が治癒するにつれて、徐々に消失していきます。
整形外科

看護師必見!近位指節間関節について詳しく解説

近位指節間関節とは、指の途中にある関節のうち指の根元に近いほうの関節であり、指の根元の骨(基節骨)と指の真中部分の骨(中節骨)をつないでいる。一般的には指の第二関節と呼ばれる。PIP関節(proximal interphalangeal joint)ともいう。 近位指節間関節は、指の曲げ伸ばしを担う重要な関節である。この関節を損傷すると、指の曲げ伸ばしが困難になり、日常生活に支障をきたすことがある。近位指節間関節の損傷は、スポーツや事故、加齢などによって起こることがある。 近位指節間関節の損傷を予防するためには、指を過度に曲げ伸ばししないようにすることが大切である。また、スポーツを行う際には、指を保護するテーピングやサポーターを使用することが有効である。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき膀胱瘻とは?

膀胱瘻(ぼうこうろう、bladder fistula)とは、下腹部から経皮的に膀胱にカテーテルを入れ、尿道を介さず排尿(膀胱内のドレナージ)を可能にする外科的処置の一つである。膀胱瘻は、尿路閉塞や尿失禁など、さまざまな理由で行われる。 膀胱瘻は、通常、局所麻酔下で行われる。まず、下腹部に切開を入れ、膀胱を露出させる。次に、膀胱の壁に小さな穴を開けて、カテーテルを挿入する。カテーテルは、尿を膀胱から排出するために使用される。膀胱瘻は、通常、数週間後に除去される。
組織・制度

看護師に必須の用語『Off-JT』とは?

-Off-JTとは何か?その種類と実施方法は?- Off-JTとは、Off the Job Trainingの略で、職務外の場所や時間に行われる教育・研修のことを指します。集合研修や講習会など、さまざまな種類があり、実施方法もさまざまです。 Off-JTには、大きく分けて3つの種類があります。 * 集合研修職場を離れて、一定期間、研修施設等で集中して行われる研修です。 * 講習会職場で、短期間、特定のテーマについて行われる研修です。 * 通信教育自宅や職場等で、自分のペースで学習を進めることができる研修です。 Off-JTの実施方法は、研修の種類や目的に応じてさまざまです。一般的な実施方法としては、以下のものがあります。 * 講義講師が一方的に講義を行う方法です。 * ディスカッション研修参加者がグループに分かれて、テーマについて議論する方法です。 * ロールプレイング研修参加者が、特定の状況を想定して、その場面を演じる方法です。 * シミュレーション研修参加者が、特定の状況を想定して、その場面を再現する方法です。 Off-JTは、看護師に必要な知識や技術を身につけるための重要な手段です。Off-JTの種類や実施方法を理解し、効果的に活用することで、看護師としての能力向上を図ることができます。
耳鼻咽喉科

看護師必須の用語『指甲』について

指甲とは、口腔咽頭の触診の際に、開いた口の中に指を入れたときにかまれないようにするための装具のことである。アイスパックという名称で販売されている物でもある。主に、耳鼻咽喉科などで使用される装具である。 指甲は、金属やプラスチックなどで作られた小さな道具で、指の先に装着する。指の先に装着することで、指を保護し、かまれるのを防ぐことができる。指甲は、さまざまな形状や大きさのものがあり、使用者の手指のサイズに合わせて選択することができる。 指甲は、耳鼻咽喉科の診察や治療の際に、医師や看護師が使用する。耳鼻咽喉科の診察や治療では、医師や看護師が患者さんの口の中に指を入れて、喉の奥や耳の奥を診察したり、治療を行ったりすることがある。このとき、患者さんが医師や看護師のかむのを防ぐために、指甲を使用することがある。指甲を使用することで、医師や看護師は安心して診察や治療を行うことができる。 指甲は、耳鼻咽喉科の診察や治療の際に使用する装具である。指甲を使用することで、医師や看護師は安心して診察や治療を行うことができる。
アレルギー・膠原病

看護師必見!膠原病の基礎知識

膠原病とは、真皮・靱帯・腱・骨・軟骨などを構成するタンパク質である膠原線維に全身的に炎症・障害を生じるさまざまな疾患の総称である。膠原病という概念は、病理学者ポール・クレンペラーが1942年に提唱した新しい病気の考え方に始まる。 何世紀もの間、病気は特定の臓器が障害されて起こるとする「臓器病理学」の考えが支配的であり、病気の診断は臓器の病変に基づいて行われてきた。クレンペラーは、全身性エリテマトーデスのように多数の臓器が同時に障害され、どの臓器が病変の中心であるのかを特定することができない病気があると考えた。綿密な病理組織学的検索によって全身の「結合組織」と「血管壁」に炎症性病変がみられ、しかも「フィブリノイド変性」という病理組織学的変化が共通してみられることを示し、このような疾患群を「膠原病」(Collagen Disease)と命名した。
循環器

チアノーゼとは?症状と原因をわかりやすく解説

チアノーゼとは唇あるいは爪などが青くなる症状で、体の末梢部に十分な酸素が行き渡っていない、低酸素血症や末梢循環不全などが主な原因です。 症状は通常、皮膚の色の変化、息切れ、呼吸困難、頻脈、冷や汗、意識障害などです。 チアノーゼは、肺、心臓、血液、血管の状態など様々な病態が原因となって起こる可能性があります。 チアノーゼの原因として最も多いのは、肺の病気です。 肺の病気によって肺が酸素を十分に取り入れられない場合、血液中の酸素濃度が低下し、チアノーゼが起こります。 心臓の病気でもチアノーゼが起こることがあります。 心臓の病気によって心臓が血液を全身に十分に送り出せない場合、末梢部に酸素が行き渡らず、チアノーゼが起こります。 血液の病気や血管の病気でもチアノーゼが起こることがあります。 血液の病気によって血液の酸素を運ぶ能力が低下した場合、末梢部に酸素が行き渡らず、チアノーゼが起こります。 血管の病気によって血管が狭くなったり、詰まったりした場合、末梢部に酸素が行き渡らず、チアノーゼが起こります。 チアノーゼは、重篤な病態のサインである可能性があるため、注意が必要です。 チアノーゼが見られた場合は、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
検査・診断

看護師に必須の移植に関する知識

移植とは、医療の領域では、臓器や組織を移し替えることを意味します。主には健康な臓器や組織を、機能不全に陥った臓器や組織と取り替えることです。移植は、臓器や組織の機能を回復させるための治療法であり、多くの場合、患者の命を救うことができます。 移植には、自己移植と他家移植の2種類があります。自己移植とは、自分の臓器や組織を別の部位に移し替えることです。他家移植とは、他人の臓器や組織を移植することです。自己移植は、他家移植よりも拒絶反応のリスクが低いですが、移植できる臓器や組織の種類は限られます。他家移植は、自己移植よりも拒絶反応のリスクが高いですが、移植できる臓器や組織の種類は豊富です。 臓器の移植としては、最もよく知られているのは心臓移植、肺移植、腎臓移植、肝臓移植などでしょうか。しかし、心臓、肺、腎臓、肝臓よりも多くの臓器が移植されています。 組織の移植とは、例えば、心臓弁の移植、角膜の移植、骨髄の移植などがあります。皮膚の移植、筋肉の移植、靭帯の移植などもあります。 移植の成功率は、移植される臓器や組織の種類、患者の状態、移植手術の技術などによって異なります。しかし、近年では移植手術の技術が進歩しており、移植の成功率は向上しています。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき関節炎の基礎知識

関節炎とは、関節に炎症が起きている病態である。関節は、骨と骨が接する部分であり、身体を動かすために重要な役割を果たしている。関節炎になると、関節が腫れたり、痛んだり、動かしにくくなるなどの症状が現れる。関節炎には、さまざまな種類があり、原因や症状も異なる。主な関節炎の種類には、変形性関節症、リウマチ性関節炎、痛風、感染性関節炎などがある。変形性関節症は、関節の軟骨がすり減って起こる関節炎である。リウマチ性関節炎は、関節の滑膜に炎症が起こる関節炎である。痛風は、血液中の尿酸値が高いことで起こる関節炎である。感染性関節炎は、細菌やウイルスなどが関節に感染することで起こる関節炎である。関節炎の治療法は、種類によって異なるが、一般的には薬物療法、物理療法、運動療法などが行われる。
脳・神経

看護師に必須の用語『髄膜炎』について

髄膜炎とは何か? 髄膜炎とは、髄膜、すなわち脳と脊髄を覆う3層の膜に炎症が起こる病気です。髄膜には、くも膜、軟膜、そしてその2つに囲まれたくも膜下腔があります。髄膜炎は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、さまざまな感染症によって引き起こされます。また、けがやその他の外傷、薬剤の副作用、自己免疫疾患によっても起こる可能性があります。髄膜炎は、年齢や健康状態にかかわらず、誰にでも起こり得る病気です。しかし、新生児、乳幼児、高齢者、免疫不全者などは、髄膜炎にかかりやすく、重症化するリスクが高いとされています。
消化器

ナースに必須の用語 腸炎とは?

腸炎とは、腸に発生する炎症の総称です。さまざまな原因で起こり、症状は下痢、腹痛、血便、発熱、嘔吐などです。病変の部位、程度、びらん・潰瘍の有無、通過障害の有無などにより症状は異なります。 腸炎の原因には、細菌やウイルスなどの感染症、薬剤や放射線の影響、自己免疫疾患、遺伝性疾患などがあります。感染症による腸炎は、食中毒、旅行者下痢、ウイルス性腸炎などがあります。薬剤や放射線の影響による腸炎は、抗生物質や抗がん剤、放射線治療などがあります。自己免疫疾患による腸炎は、潰瘍性大腸炎やクローン病などがあります。遺伝性疾患による腸炎は、先天性巨腸症や家族性大腸ポリポーシスなどがあります。 腸炎の症状は、下痢、腹痛、血便、発熱、嘔吐などです。下痢は、水様便や粘血便、血便などがあります。腹痛は、下腹部や右下腹部などに起こります。血便は、鮮血便や暗赤色便などがあります。発熱は、38℃以上になることがあります。嘔吐は、嘔気や吐き気を伴うことがあります。 腸炎の治療は、原因によって異なります。感染症による腸炎は、抗菌薬や抗ウイルス薬で治療します。薬剤や放射線の影響による腸炎は、薬剤や放射線の投与を中止します。自己免疫疾患による腸炎は、ステロイド薬や免疫抑制剤で治療します。遺伝性疾患による腸炎は、外科手術で治療します。 腸炎は、適切な治療を受ければ、ほとんどの場合治癒します。しかし、重症化すると、脱水症や電解質異常、腸穿孔などの合併症を起こすことがあります。そのため、早期に受診することが大切です。
その他

看護師に不可欠なプロトコールとは?

プロトコールとは、医療現場において、患者に対して実施される検査や治療、薬剤の投与など、あらかじめ定められた手順や計画のことです。これは、医療機関や医療従事者によって作成され、患者の状態や症状に合わせて変更されることもあります。プロトコールは、医療の質を向上させ、医療従事者の負担を軽減し、患者の安全性を確保するために使用されます。 プロトコルには、患者の状態や症状、検査や治療、薬剤の投与など、さまざまな情報が含まれます。また、プロトコルは、医師や看護師など、医療従事者によって作成され、患者の状態や症状に合わせて変更されることもあります。プロトコルは、医療の質を向上させ、医療従事者の負担を軽減し、患者の安全性を確保するために使用されます。
産婦人科

看護師が知っておくべき後陣痛

後陣痛とは、分娩後、子宮が急速に元の大きさに戻ろうと収縮する時の痛みのことです。通常は、分娩当日から翌日から2~3日間続き、痛みが強いと日常生活にも支障をきたします。後陣痛は、経産婦や授乳などで乳頭が刺激される(オキシトシンの分泌亢進)こと、子宮収縮薬の投与などが原因となって起こります。後陣痛の治療としては、子宮収縮薬が投与されている場合には、子宮収縮を確認して投与の中止を医師に相談します。さらに後陣痛が続く場合には、鎮痛薬の使用を褥婦に説明したうえで、医師の処方を受けます。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい!腎盂造影検査とは?

腎盂造影検査とは、造影剤を上肢の静脈に注射し、X線撮影によって、腎盂、尿管、膀胱などの異常を調べ、病気の有無を診断する検査のことである。経静脈性腎盂造影ともいう。 腎盂造影検査は、尿路の病気の診断に広く用いられている。尿路の病気には、腎盂炎、膀胱炎、尿管結石、尿路感染症などがある。腎盂造影検査では、これらの病気の有無や程度を調べることができる。 腎盂造影検査は、通常、外来で行われる。検査時間は、約1時間である。検査中は、造影剤の注射による痛みや熱感、吐き気などの副作用が出ることがある。しかし、これらの副作用は、一時的なものである。
眼科

知っておきたい看護師必須用語『前房』

前房とは、角膜と虹彩の間にある部分を指します。別名「前眼房」とも呼ばれています。この部分には、房水と呼ばれる液体が満たされており、水晶体や角膜に栄養を与えています。房水は、毛様体で作られ、後房から瞳孔を通って前房に流れます。前房の深さは、角膜側から約3.5mm、虹彩側から約4.5mmです。前房には、様々な構造物が含まれています。角膜、虹彩、瞳孔、水晶体、毛様体などが含まれています。また、前房には、房水と呼ばれる液体が満たされており、水晶体や角膜の栄養供給や、眼圧を維持する役割を果たしています。
その他

看護師に必須の用語『観血的』とは?

観血的処置とは、処置中に出血の原因となる操作を伴うことである。一般的には、皮膚や粘膜を切開する外科的手術がこれにあたる。観血的処置には、より侵襲的なものからより侵襲性の低いものまで、さまざまなものがある。もっとも侵襲的な観血的処置には、臓器の切除や組織の移植が含まれる。より侵襲性の低い観血的処置には、小さな切開を行うものや、針を皮膚に刺すものなどがある。 観血的処置は、患者の状態に応じて行われる。例えば、外傷を負った患者には、出血を止めるために観血的処置を施す。感染症を起こしている患者には、感染した組織を切除するために観血的処置を施す。また、がんの患者には、がん組織を切除するために観血的処置を施す。 観血的処置は、出血のリスクを伴うため、慎重に行われる必要がある。医師は、観血的処置を行う前に、患者の状態を慎重に評価し、処置のメリットとリスクを比較検討した上で、処置を行うかどうかを判断する。また、観血的処置を行う際には、感染症のリスクを減らすために、適切な滅菌手順がとられる。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『基礎代謝』

基礎代謝とは、人体の生命維持に必要な1日分の最低限のエネルギー量のことです。安静時に横になった状態で、筋肉を動かさずに体温を維持するために消費されるエネルギーを測定します。基礎代謝は、人体の体格によって決まります。男性は女性よりも筋肉量が多いため、基礎代謝が高くなります。また、年齢とともに筋肉量が減少するため、基礎代謝は低下します。基礎代謝は、体重を維持するためにも重要な役割を果たしています。基礎代謝が高ければ、同じ量の食事を摂っても太りにくくなります。逆に、基礎代謝が低ければ、同じ量の食事を摂ると太りやすくなります。 基礎代謝を測定することで、個々人の適切な摂取カロリーを知ることができます。ダイエットを成功させるためには、基礎代謝を測定して、適切な摂取カロリーを把握することが大切です。基礎代謝を測定する方法としては、病院やクリニックで測定する方法と、家庭で測定する方法があります。病院やクリニックで測定する方法は、より正確ですが、家庭で測定する方法も、ある程度の目安にはなります。
検査・診断

看護師に必須の用語『血液検査』とは?

血液検査とは、血液に含まれる成分を調べることで体の異常を検出する方法の一つである。血液検査は、採血によって採取された血液を検査室に送り、そこで様々な検査が行われる。血液検査で調べられる項目は、赤血球数、白血球数、血小板数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値、血清クレアチニン値、血清尿素窒素値、血清グルコース値、アミノトランスフェラーゼ値、アルカリフォスファターゼ値など多岐にわたる。血液検査の結果は、体の異常の有無や、異常の程度を判断するのに役立つ。例えば、赤血球数が少ないと貧血の可能性があり、白血球数が多いと感染症の可能性がある。また、血清クレアチニン値が高いと腎機能障害の可能性があり、血清尿素窒素値が高いと肝機能障害の可能性がある。血液検査は、体の異常を早期に発見し、適切な治療につなげるために重要な検査である。
検査・診断

SCC抗原とは?子宮頚部扁平上皮がんの診断や治療効果の判断に用いられる腫瘍マーカー

SCC抗原とは、子宮頚部扁平上皮がんで発見されたタンパク質です。扁平上皮がんで高値を示すがん関連抗原であり、そのため、扁平上皮がんの診断や治療効果の判断、経過観察のための腫瘍マーカーとして用いられます。別名、扁平上皮がん関連抗原ともいいます。SCC抗原は、子宮頸部の細胞ががん化すると産生されるタンパク質です。SCC抗原は、血液や尿中に分泌されるため、血液検査や尿検査で測定することができます。SCC抗原は、子宮頚部扁平上皮がんの早期発見に役立ちます。また、治療効果の判断や経過観察にも用いられます。SCC抗原は、子宮頚部扁平上皮がんの患者さんの約80%で上昇します。SCC抗原が上昇している場合は、子宮頚部扁平上皮がんの疑いがあります。SCC抗原が上昇している場合は、子宮頚部扁平上皮がんの疑いがあるため、精密検査が必要です。精密検査では、子宮頸部の細胞を採取して、がん細胞の有無を調べます。SCC抗原は、子宮頚部扁平上皮がんの治療効果の判断にも用いられます。治療後、SCC抗原が低下している場合は、治療が効果的である可能性が高いです。また、治療後、SCC抗原が上昇している場合は、がんが再発している可能性があります。SCC抗原は、子宮頚部扁平上皮がんの経過観察にも用いられます。経過観察では、SCC抗原を定期的に測定して、がんの再発を早期発見します。
呼吸器

看護師が知っておくべき肺挫傷について

肺挫傷とは、胸部打撲や強い圧迫などで肺に歪みやずれ、圧の変化などの傷害が生じる状態のことである。肺挫傷は、交通事故、転落、暴行、スポーツ外傷など、さまざまな原因で起こり得る。肺挫傷の重症度は、損傷の程度によって異なる。軽度の肺挫傷では、肺の組織がわずかに損傷し、症状がほとんど現れないこともある。中程度の肺挫傷では、肺の組織がより広範囲に損傷し、咳、呼吸困難、胸痛などの症状が現れる。重度の肺挫傷では、肺の組織が大きく損傷し、呼吸困難、低酸素血症、ショックなどの症状が現れる。肺挫傷の治療は、重症度によって異なる。軽度の肺挫傷では、安静と鎮痛剤による治療が行われる。中程度の肺挫傷では、酸素吸入や呼吸器による治療が行われる。重度の肺挫傷では、人工呼吸器による治療が行われる。肺挫傷は、重症度によっては命に関わることもあるため、早期発見と適切な治療が重要である。