看護師業界ウォッチャー

循環器

陳旧性心筋梗塞とは?その症状や治療法を解説します

陳旧性心筋梗塞は、心筋の一部が壊死する病気である。冠動脈が閉塞して心臓に十分な血液が供給されなくなり、心筋に酸素や栄養が届かなくなることが原因で起こる。陳旧性心筋梗塞は、発症から30日以上経過した心筋梗塞を指す。 陳旧性心筋梗塞の症状は、胸痛、息切れ、動悸、疲労感などである。胸痛は、心臓の血管が狭窄したり詰まったりすることで起こる。息切れは、心臓が十分に血液を送り出せなくなることで起こる。動悸は、心臓の拍動が速くなったり不規則になったりすることで起こる。疲労感は、心臓が十分に働けなくなることで起こる。 陳旧性心筋梗塞は、心筋梗塞の重症度や発症部位、患者の年齢や基礎疾患などによって、症状の現れ方が異なる。中には、自覚症状がほとんどなく、健康診断などで偶然発見されるケースもある。
小児科

『小児の死亡(しぼう)は、新生児死亡率、乳児死亡率、乳幼児死亡率などで表現される。』

小児の死亡とは、20歳未満の死亡のことを指します。小児の死亡は、新生児死亡率、乳児死亡率、乳幼児死亡率などで表現されます。 新生児死亡率とは、生後4週間未満の新生児の死亡率のことです。乳児死亡率とは、生後1年未満の死亡率のことです。乳幼児死亡率とは、5歳までに死亡する確率のことです。 小児の死亡は、先進国と発展途上国で大きな格差があります。先進国では、小児の死亡率は非常に低く、1000人あたり数人程度です。しかし、発展途上国では、小児の死亡率は非常に高く、1000人あたり数百人にも上ることがあります。 小児の死亡には、様々な原因があります。最も多い死因は、感染症です。肺炎、下痢、マラリアなどが主な感染症です。栄養失調も、小児の死亡の原因の一つです。また、事故や怪我も、小児の死亡につながることがあります。 小児の死亡を減らすためには、様々な対策が必要です。感染症を予防するためには、ワクチン接種が重要です。また、栄養失調を予防するためには、栄養価の高い食事をとることが重要です。事故や怪我を予防するためには、安全な環境を作る必要があります。
検査・診断

看護師に必須の用語『異型性』と異型度

異型性とは、腫瘍細胞に対して用いられる用語で、正常細胞とは形態に違いがみられることを指します。その違いの程度、すなわち正常細胞からどれだけ形が異なっているかの度合いのことを異型度といいます。異型性は、細胞の大きさ、形、核の形や大きさ、細胞質の構造などの変化によって生じます。異型性の程度は、腫瘍の悪性度と相関しており、異型性が高いほど悪性度が高い傾向にあります。 異型性は、細胞の染色体の異常によって生じる場合と、細胞の分化や成熟の過程で正常な形態を獲得できなかった場合に生じる場合があります。染色体の異常による異型性は、遺伝的な要因や環境要因によって引き起こされることが多く、細胞の分化や成熟の過程で正常な形態を獲得できなかった場合の異型性は、老化や炎症などの要因によって引き起こされることが多いです。 異型性は、細胞診や組織検査によって診断されます。細胞診では、細胞をガラススライドに塗布して染色し、顕微鏡で観察します。組織検査では、組織の一部を切除して染色し、顕微鏡で観察します。異型性は、腫瘍の診断や悪性度の判定に重要な情報となります。
その他

看護師に必須の用語「ボディメカニクス」とは?

看護や介護現場では、重たい患者を移動させたり、長時間同じ姿勢で作業をしたりすることが多いため、腰痛や肩こりなどの身体的負担が大きく、重労働になりがちです。そのため、看護師や介護士は、身体への負担を軽減し、安全に作業を行うためにボディメカニクスを身につけることが必要です。 ボディメカニクスを取り入れることで、無駄な力を使わずに効率的に作業を行うことができます。また、身体への負担を軽減することで、腰痛や肩こりなどの身体的トラブルを防ぐことができます。さらに、安全に作業を行うことで、患者や利用者への事故を防ぐことができます。
整形外科

看護師に必須の用語『ヒアルロン酸』について

ヒアルロン酸は、グリコサミノグリカンの一種であり、別名ムコ多糖類とも呼ばれています。その主な働きとしては、水分を保持し、組織に潤いや弾力性を与えることで、皮膚や関節の健康に欠かせない成分です。ヒアルロン酸は、人間の体内のさまざまな組織に存在していますが、特に皮膚、関節、目の角膜、心臓弁などに関与していることがわかっています。また、ヒアルロン酸は、細胞と細胞の間に存在する細胞間マトリックスの構成成分としても重要視されており、細胞の移動や増殖を調節しています。
循環器

看護師必須のスワンガンツカテーテル

スワンガンツカテーテルとは、肺動脈カテーテルのことである。エドワーズライフサイエンス社の商品名から、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多い。カテーテルの先端にバルーンが付いた、バルーンカテーテルの一つで、心機能の測定に使われる医療機器、検査方法である。静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入、先端の圧を測定する。 スワンガンツカテーテルは、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。略してガンツと呼ばれることもある。
血液・造血

看護師必須用語「移植片対腫瘍効果」とは?

移植片対腫瘍効果とは、ドナー由来の免疫担当細胞(主にT細胞)がレシピエント(患者)体内に残存する腫瘍細胞を攻撃し、原病の治癒や制御がもたらす現象のことをいう。同種造血幹細胞移植で期待される、抗腫瘍効果である。移植片対白血病・リンパ腫効果、GVT(graft versus tumor effect)ともいう。 移植片対腫瘍効果は、T細胞が腫瘍細胞を認識して攻撃することで発揮される。T細胞は、腫瘍細胞表面に発現している抗原を認識して活性化され、腫瘍細胞を破壊する。この反応は、移植片対宿主反応(GVHD)の一種である。GVHDとは、ドナー由来の免疫担当細胞がレシピエントの正常細胞を攻撃することで起こる反応である。移植片対腫瘍効果は、GVHDの副作用の一つであるが、同時に、腫瘍を治癒する可能性を秘めた治療法でもある。 移植片対腫瘍効果は、白血病やリンパ腫などの血液のがん患者に対して行われる同種造血幹細胞移植で期待される抗腫瘍効果である。同種造血幹細胞移植とは、患者とHLA(ヒト白血球抗原)が一致したドナーから造血幹細胞を移植する治療法である。造血幹細胞は、骨髄や末梢血に存在する細胞であり、白血球、赤血球、血小板などの血液細胞に分化することができる。同種造血幹細胞移植を行うことで、患者の造血機能を回復させ、がん細胞を排除することができる。
医療機器・設備・器具

現場の看護師が覚えておきたい!注射針の太さを表す「ゲージ」

ゲージとは、注射針の太さを表す単位のことである。Gと記す。数字が大きくなるほど、注射針の太さは細くなる。通常の採血や点滴で使われる注射針は21G~23G、献血で使用される注射針は17G~18G程度である。太い方が、より短時間に多くの液体を吸引することができる。一方、局所麻酔や予防接種など、薬液の皮下注射を行う場合は26G~27Gといった細い針を使う場合もある。 看護師は、患者の状態や治療内容に合わせて適切なゲージの注射針を選択することが重要である。例えば、採血や点滴を行う場合は、21G~23Gの注射針を使用することが多い。一方、局所麻酔や予防接種を行う場合は、26G~27Gの細い注射針を使用することがある。また、患者の血管が細い場合は、より細いゲージの注射針を使用することがある。 看護師は、ゲージと注射針の太さの関係を理解し、患者の状態や治療内容に合わせて適切な注射針を選択することが求められる。
呼吸器

レスピレーターの基礎知識

レスピレーターとは、人工呼吸器のことである。人工呼吸器を意味する英語respiratorに由来する言葉で、レスピと呼ぶ場合もある。正確にはventilator(べんちれーたー)といい、患者の呼吸が止まったり、抑制されたりした場合に、患者に装着して呼吸管理を行う専用の医療機器である。 レスピレーターは、患者の肺に酸素を送り込み、二酸化炭素を取り除く役割を果たしている。気管内挿管や気管切開によって気管にチューブを挿入し、そのチューブをレスピレーターにつないで使用する。レスピレーターは、患者の呼吸状態に合わせて、呼吸数や吸入酸素濃度などを調整することができる。 レスピレーターは、呼吸器疾患や心肺停止などの重篤な疾患の患者に使用される。また、手術中や麻酔下での患者にも使用される。レスピレーターを使用することで、患者の生命を維持し、呼吸状態の改善を図ることができる。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ハプテン』について

ハプテンとは、抗体と結合するが、分子量が小さいために単独では抗体産生を惹起する活性を示さない物質のことです。不完全抗原とも呼ばれます。ハプテンは、タンパク質、炭水化物、脂質など、様々な分子に存在します。ハプテンは、単独では抗体を産生する力が弱いため、キャリアタンパク質に結合して抗原になります。キャリアタンパク質は、抗体を産生する力を強める役割を果たします。ハプテンは、薬物、食品、化粧品など、様々な物質に含まれており、アレルギーや自己免疫疾患などの原因となることがあります。
呼吸器

看護師が知っておくべき用語『SpO2』

SpO2とは、経皮的動脈血酸素飽和度(saturation of percutaneous oxygen)の略で、動脈血中の赤血球に含まれるヘモグロビンのうち、酸素と結合したヘモグロビンの割合を経皮的に測定した値である。サチュレーション(saturation)とも呼ばれる。 SpO2は、動脈血酸素飽和度(SaO2)を非侵襲的に測定する方法として広く使用されており、患者の呼吸状態や酸素化状態を評価するために重要である。SpO2の正常値は95%以上であり、90%未満になると低酸素血症とみなされる。 SpO2を測定するには、パルスオキシメーターという装置を使用する。パルスオキシメーターは、患者の指先にクリップを装着して、光を当てて酸素と結合したヘモグロビンと酸素と結合していないヘモグロビンの量を測定する。測定結果は、患者の呼吸状態や酸素化状態を評価するために使用される。 SpO2は、看護師が患者の呼吸状態や酸素化状態を評価するために重要な指標である。SpO2の値が低下している場合は、低酸素血症の疑いがあり、医師の診察を受ける必要がある。
整形外科

知っていますか?看護師に必須の用語『ハムストリング』

ハムストリングは、大腿後面を形成する筋肉の総称です。大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋からなり、大腿前面を形成している大腿四頭筋と対になる筋群です。ハムストリングは、膝を曲げたり、股関節を伸ばしたりする際に重要な役割を果たしています。また、歩行やランニングなどの動作にも関与しています。 ハムストリングは、スポーツ選手によく見られる怪我です。これは、ハムストリングは急激な動きやオーバーユースによって損傷を受けやすいからです。ハムストリングを怪我すると、痛み、腫れ、内出血などの症状が現れます。また、膝を曲げたり、股関節を伸ばしたりすることが困難になることもあります。 ハムストリングの怪我を予防するためには、以下のことに注意することが重要です。 * ウォーミングアップとクールダウンを十分に行う。 * 急激な動きやオーバーユースを避ける。 * ハムストリングを鍛えるためのエクササイズを行う。 ハムストリングを怪我してしまった場合は、安静にしてアイシングを行い、必要に応じて医師を受診してください。
眼科

看護師が知っておくべき「リドカイン塩酸塩」の基礎知識

リドカイン塩酸塩は、局所麻酔薬として使用される薬剤です。麻酔科医、歯科医、耳鼻咽喉科医、産婦人科医などの医療従事者によって、さまざまな医療処置で使用されています。リドカイン塩酸塩は、神経の感覚を一時的に遮断し、痛みや不快感を軽減する働きがあります。 リドカイン塩酸塩は、注射、軟膏、クリーム、スプレーなどのさまざまな形態で利用できます。注射は、局所麻酔として使用され、手術やその他の医療処置の際に痛みを軽減するために使用されます。軟膏やクリームは、皮膚の表面に塗布され、切り傷、やけど、虫刺されなどの痛みや不快感を軽減するために使用されます。スプレーは、のどの痛みや咳を軽減するために使用されます。 リドカイン塩酸塩は、一般的に安全に使用できますが、いくつかの副作用がある可能性があります。最も一般的な副作用は、注射部位の痛みや腫れです。その他の副作用としては、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、発疹などが挙げられます。リドカイン塩酸塩にアレルギーがある場合は、使用を避ける必要があります。
呼吸器

肺拡散能検査とは?

肺拡散能検査の目的は、肺のガス交換能を調べることです。肺のガス交換能とは、肺胞から血液中に酸素を取り込み、血液中から二酸化炭素を排出する能力のことです。肺拡散能検査は、間質性肺炎や肺気腫などの肺疾患を診断するために使用されます。 肺拡散能検査は、身体に害がない程度の一酸化炭素を吸い込み、10秒程度、呼吸を止めてから、吐き出すことで行われます。呼気を分析することにより、一酸化炭素がどのくらい吸収されたかを調べます。一酸化炭素が多く残っている場合は、肺拡散能が低下しており、間質性肺炎や肺気腫が疑われます。 肺拡散能検査は、肺疾患の診断に有用な検査ですが、放射線被ばくなどのリスクを伴うため、医師の指示のもとで慎重に行われる必要があります。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ME機器』

ME機器とは、Medical Engineering(医用工学)の頭文字を取った略称で、工学技術を応用して開発された医療機器のことです。特に患者の診断や治療、監視に使用する医療機器をいうことが多いです。 近年では、日々進歩する医療技術にともない、医療機器安全管理責任者の設置、保守計画の策定と実施、保守点検記録の保存が義務化されました。そのため、多くの病院では院内にME機器管理室を設置し、医師の指示のもと臨床工学技士が高度な医療機器の操作や保守点検、管理業務などを行っています。 ME機器の例としては、血液浄化装置や人工呼吸器などの生命維持管理装置、患者監視モニター、手術室やICUなどで心臓のポンプ機能の補助に利用する補助循環装置などが挙げられます。
その他

看護師が知っておくべき社会的入院とは?

社会的入院とは、治療の必要がない患者が長期間、入院し続けることを指す。大別して、高齢者の介護施設代わりとして利用されるケースと、精神科領域における社会的入院の2つのケースがある。 高齢者の介護施設代わりとして利用されるケースは、高齢者が自宅で生活することが困難になり、介護施設に入所するまでの間、一時的に病院に入院するケースである。しかし、介護施設の不足や、経済的な理由などから、長期間入院し続けるケースが増えている。 精神科領域における社会的入院とは、精神疾患のために社会復帰が困難な患者が、長期間入院し続けるケースである。精神疾患は完治が難しく、社会復帰には長い時間がかかるケースが多い。しかし、精神科病院のベッド数が不足していることや、経済的な理由などから、長期間入院し続けるケースが増えている。 社会的入院は、患者の健康状態の悪化や、医療費の増加など、さまざまな問題を引き起こす。また、病院のベッド数が不足し、他の患者が入院できなくなるという問題も発生している。社会的入院の問題を解決するためには、介護施設の増設や、精神科病院のベッド数の増加など、さまざまな対策が必要である。
小児科

新生児の原始反射『非対称性緊張性頸反射』

非対称性緊張性頸反射(ATNR)とは、新生児にみられる原始姿勢反射(原始反射)の1つである。乳児を仰向けに寝かせ、首を一方に向けると顔面側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反応である(例首を右に向けると、右の手足は伸び、左の手足は曲がる)。大脳の発達に伴い、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなる反応である。 ATNRは、乳児が首を動かすことで、身体の姿勢を調整する反射である。ATNRが正常に働いていると、乳児は頭を動かすことで、身体のバランスを保つことができる。また、ATNRは、乳児が物を掴んだり、移動したりする動作の発達にも関与している。 ATNRが正常に働かないと、乳児は身体の姿勢を調整することが困難になり、物を掴んだり、移動したりすることが難しくなる。また、ATNRが正常に働かないと、乳児は頭の形が変形したり、脊椎が曲がったりするリスクが高くなる。
その他

看護師必須用語『サマリ』とは?

サマリとは、医療・診療記録の一つであり、病歴等の要約を記したものである。要約を意味する英語のsummaryに由来する。 医療機関において、患者の病歴や診療経過、検査結果などをまとめたものを診療録という。診療録には、患者の主訴、現病歴、既往歴、家族歴、身体診察所見、検査結果、診断、治療経過、予後など、患者の健康状態に関するさまざまな情報が記載されている。 サマリは、診療録の一部であり、患者の病歴や診療経過を要約したものである。サマリは、患者の病状を把握し、治療方針を決定する際に重要となる。また、サマリは、患者の健康状態を他の医療機関に引き継ぐ際にも利用される。 サマリは、医療機関によって形式が異なるが、一般的には、患者の氏名、年齢、性別、主訴、現病歴、既往歴、家族歴、身体診察所見、検査結果、診断、治療経過、予後などが記載されている。サマリは、患者の病状を簡潔にまとめたものであり、医療従事者であれば、すぐに患者の病状を把握できるように書かれている。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい用語『ブドウ糖(glucose)』とは?

ブドウ糖とは、グルコースと同義であり、血中から全身の細胞に取り込まれ、生体のエネルギー源となる。多くのホルモンによって調整され、低血糖発作時にも摂取される糖質のことである。 ブドウ糖は、炭水化物の一種で、単糖類に分類される。単糖類とは、最も単純な形の糖質であり、ブドウ糖、果糖、ガラクトースの3種類がある。ブドウ糖は、これらの中で最も重要な単糖類であり、生体のエネルギー源として利用される。 ブドウ糖は、主に炭水化物から分解されて得られる。炭水化物は、でんぷん、砂糖、食物繊維などの成分から構成されている。でんぷんは、ブドウ糖が重合した多糖類であり、砂糖は、ブドウ糖と果糖が結合した二糖類である。食物繊維は、消化されない炭水化物であるが、腸内環境を整える役割を果たす。 ブドウ糖は、血液中を流れて全身の細胞に運ばれる。細胞は、ブドウ糖を取り込んでエネルギーを産生する。エネルギー産生には、酸素が必要であり、酸素がない状態でブドウ糖を分解すると、乳酸が産生される。乳酸が蓄積すると、筋肉痛や疲労感などの症状が現れる。 ブドウ糖は、生体のエネルギー源として重要な役割を果たしている。ブドウ糖が不足すると、低血糖発作を起こす。低血糖発作は、意識障害や昏睡などの症状が現れる重篤な状態である。低血糖発作を起こさないためにも、炭水化物をバランスよく摂取することが大切である。
循環器

看護師必見!サードスペースとは

サードスペースとは、体内のうち、細胞内でも血管内でもない場所である。この用語は、1960年代にアメリカの医師、ジョセフ・アルドリーが提唱した。アルドリーは、体内の水分を細胞内液、血管内液、間質液の3つに分類し、間質液をサードスペースと呼んだ。サードスペースは、全身の組織や臓器の間に存在する液体のことで、体全体の重量の約20%を占めている。サードスペースは、血管内の水分と細胞内の水分のバランスを保ち、組織や臓器の機能を維持する役割を果たしている。 サードスペースに水分が貯留すると、浮腫やむくみなどの症状が現れる。浮腫とは、皮下に水分が貯留して皮膚が腫れる状態のことである。むくみとは、手足や顔などが腫れる状態のことである。浮腫やむくみが起こると、身体が重く感じたり、痛みが出たり、動きにくくなったりするなどの症状が現れる。
消化器

膵炎ってどんな病気?

膵炎とは、膵臓が炎症を起こす病気です。膵臓は、胃と小腸の間にある臓器で、消化液とインスリンを産生しています。膵炎は、急性と慢性に分けられます。急性膵炎は、突然発症する膵臓の炎症で、重症化すると死に至ることもあります。慢性膵炎は、長期にわたって膵臓が炎症を起こす病気で、膵臓の機能が徐々に低下していきます。膵炎の主な症状は、腹痛、悪心、嘔吐、下痢などです。膵炎の原因には、胆石、アルコールの過剰摂取、薬剤の副作用などがあります。膵炎の治療は、原因となるものを取り除くことから始めます。急性膵炎の場合は、絶食や輸液などの治療が行われます。慢性膵炎の場合は、膵臓の機能をサポートする薬剤や、痛みを和らげる薬剤などが使用されます。
皮膚科

看護師必携!乾癬について学ぼう

乾癬(かんせん/psoriaris)とは、皮膚の炎症性角化症であり、尋常性乾癬、滴状乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、関節症性乾癬の5病型に分類されます。世界人口の約2~3%が乾癬に罹患しており、日本では約200万人が乾癬を患っていると推定されています。乾癬の原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因や免疫異常、環境要因などが関与していると考えられています。乾癬は、皮膚に赤い斑点や丘疹が生じ、鱗屑(りんせつ)を伴うのが特徴です。症状は軽度なものから重度なものまで様々で、患部の大きさや数、形状なども患者によって異なります。乾癬は、皮膚の炎症や痛み、かゆみを引き起こし、患者さんのQOL(生活の質)を低下させる可能性があります。
看護技術

看護師に必須!体位変換の基礎知識と実践方法

体位変換の目的は、患者の快適性や健康状態を改善することです。体位を変えることで、患者の圧迫や痛みを軽減し、循環を改善し、肺炎を防ぐことができます。また、体位変換は、褥瘡や深部静脈血栓症などの合併症を予防するためにも重要です。さらに、患者の診断や治療、検査を行うためにも体位変換が行われます。例えば、患者の背中を調べるため、患者の上半身を起こしたり、レントゲンを撮るために患者の仰向けを維持したりする場合があります。
腎・泌尿器

性器ヘルペスとは?原因・症状・治療法を解説

性器ヘルペスの原因は単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染です。HSVには、主に性器に感染するHSV-2と、主に口やのどに感染するHSV-1の2種類があります。性器ヘルペスの感染経路は、主に性行為です。HSV-2は、性器の接触による感染がほとんどですが、HSV-1は、性行為以外にも、口唇ヘルペスなどのHSV-1感染者とのキスや食器などの共有による感染もあります。性器ヘルペスの感染は、ウイルスが皮膚や粘膜の損傷部から侵入して起こります。感染後は、主に感覚神経節に潜伏感染します。潜伏感染してから症状が出るまでの期間は、個人差があり、数週間から数年とさまざまです。