眼瞼下垂

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脳・神経

重症筋無力症の基礎知識と看護

重症筋無力症とは、骨格筋が容易に疲労し脱力を生じる疾患のことです。運動神経と骨格筋の接合部にある神経伝達物質であるアセチルコリンの受容体に対する自己抗体(抗アセチルコリン受容体抗体)が産生され、この抗体によってアセチルコリン受容体が破壊されてしまうことで、神経伝達に障害が生じて起こります。 重症筋無力症の主な症状は、眼瞼下垂(まぶたが下がってしまう)、複視(ものが二重に見える)、眼球運動障害、嚥下障害(飲み込みにくい)、構音障害(声がかすれる、言葉が不明瞭になる)、呼吸困難などです。これらの症状は、運動をすると悪化し、安静にしていると改善することが多いです。 重症筋無力症は、原因不明の難病ですが、治療法はあります。薬物療法や手術療法など、患者さんの状態に合わせて最適な治療法が選択されます。薬物療法では、抗コリンエステラーゼ薬や免疫抑制剤などが使用されます。手術療法では、胸腺摘除術が行われることがあります。
眼科

看護師に必須の用語『眼瞼下垂』を徹底解説

眼瞼下垂とは、目を開けた時に正常位置よりも瞼縁(けんえんまぶたのふち)が下がる病態のことです。眼瞼下垂は、眼瞼挙上筋または、その支配神経の障害により起こります。眼瞼挙上筋は、まぶたを持ち上げる筋肉です。眼瞼下垂は、片目だけに起こる場合もあれば、両目に起こる場合もあります。また、程度にも差があり、軽度の場合にはほとんど気にならない程度のものから、重度の場合にはまぶたが完全に閉じたままで、目を開けることが困難になるものまであります。 眼瞼下垂は、先天性と後天性に分類されます。先天性眼瞼下垂は、生まれつき眼瞼挙上筋が弱かったり、支配神経に異常があったりして起こります。後天性眼瞼下垂は、加齢、外傷、腫瘍、脳卒中、糖尿病などの病気によって起こります。 眼瞼下垂の症状は、まぶたが下がること以外にも、眼精疲労、頭痛、肩こり、複視(ものが二重に見える)などの症状が現れることがあります。眼瞼下垂は、見た目にも影響を与えるため、コンプレックスを感じてしまう人もいます。また、重度の場合には、視界が狭くなり、日常生活に支障をきたすこともあります。
眼科

カーンズ・セイヤー症候群とは?看護師に必須の知識

カーンズ・セイヤー症候群の原因は、ミトコンドリアの変異によるものです。ミトコンドリアは、細胞のエネルギーを産生する働きをしていますが、このミトコンドリアが正常に機能しなくなると、細胞の活動に支障をきたし、様々な症状を引き起こします。カーンズ・セイヤー症候群の場合、ミトコンドリアの変異により、特に眼球運動や網膜の色素沈着に影響が及びます。このミトコンドリアの変異は、遺伝性ではなく、自然発生的に起こるものと考えられています。その結果、眼球運動をコントロールする筋肉が麻痺し、物を見る際に目が動きづらくなったり、網膜の色素が変性して視力が低下したりします。また、心臓の電気伝導にも異常をきたすことがあり、不整脈や心停止を引き起こす可能性もあります。