脳・神経

看護師に必須の用語『髄膜炎』について

髄膜炎とは何か? 髄膜炎とは、髄膜、すなわち脳と脊髄を覆う3層の膜に炎症が起こる病気です。髄膜には、くも膜、軟膜、そしてその2つに囲まれたくも膜下腔があります。髄膜炎は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、さまざまな感染症によって引き起こされます。また、けがやその他の外傷、薬剤の副作用、自己免疫疾患によっても起こる可能性があります。髄膜炎は、年齢や健康状態にかかわらず、誰にでも起こり得る病気です。しかし、新生児、乳幼児、高齢者、免疫不全者などは、髄膜炎にかかりやすく、重症化するリスクが高いとされています。
循環器

看護師が知っておきたい肺動脈圧

肺動脈圧には正常値と異常値があります。正常値は、収縮期圧30~15mmHg、拡張期圧8~2mmHg、平均圧18~9mmHgです。 肺動脈圧が高い状態を肺高血圧症といいます。肺高血圧症になると、右心室に負荷がかかり、心臓のポンプ機能が低下します。すると、心拍出量が減少して全身の浮腫が起こります。また、肺動脈圧が低い状態を肺動脈低圧症といいます。肺動脈低圧症は、肺の動脈が狭くなったり、肺に血液が流れにくくなったりすることで起こります。 肺動脈圧の異常は、さまざまな原因で起こります。肺高血圧症の原因としては、慢性閉塞性肺疾患、肺塞栓症、左心不全、妊娠などが挙げられます。肺動脈低圧症の原因としては、肺動脈弁狭窄症、肺動脈血栓塞栓症、肺動脈瘤などが挙げられます。 肺動脈圧の異常は、胸痛、息切れ、浮腫などの症状を引き起こします。また、肺高血圧症が進行すると、心臓肥大や心不全を引き起こすこともあります。肺動脈圧の異常が疑われる場合は、医師の診察を受けてください。
看護技術

看護師のためのスキンケアガイド

-スキントラブルの原因と対策- スキントラブルは、さまざまな原因によって引き起こされます。主な原因には、乾燥、紫外線、ストレス、栄養不足、睡眠不足などがあります。 -乾燥- 乾燥は、スキントラブルの最も一般的な原因です。乾燥は、皮膚の水分が失われることで起こり、皮膚が荒れて、かゆみや痛みなどの症状を引き起こします。乾燥を防ぐためには、保湿剤を塗ったり、加湿器を使用したりすることが大切です。 -紫外線- 紫外線は、皮膚にダメージを与え、シミやしわ、たるみなどの症状を引き起こします。紫外線から皮膚を守るためには、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を使用したりすることが大切です。 -ストレス- ストレスは、皮膚のターンオーバーを乱し、スキントラブルを引き起こします。ストレスを軽減するためには、適度な運動や入浴、音楽鑑賞などを行うことが大切です。 -栄養不足- 栄養不足は、皮膚の健康を維持するために必要な栄養素が不足することで起こり、スキントラブルを引き起こします。栄養不足を防ぐためには、バランスの良い食事をとることが大切です。 -睡眠不足- 睡眠不足は、皮膚のターンオーバーを乱し、スキントラブルを引き起こします。睡眠不足を防ぐためには、質の良い睡眠をとることが大切です。
その他

看護師必須のバギングとは?

バギングの目的は、呼吸困難または呼吸停止状態にある患者の肺に酸素を送り込むことです。これは、患者の呼吸を助け、酸素レベルを維持するために重要です。バギングは、医療従事者によって行われることが多く、緊急時や手術時などに使用されます。 バギングを行うには、バックバルブマスクと酸素源が必要です。バックバルブマスクは、患者の口と鼻を覆うマスクで、酸素源は酸素ボンベまたは酸素濃縮器などです。医療従事者は、バックバルブマスクを患者の口と鼻に密着させ、酸素源から酸素を送り込みます。 バギングは、患者の呼吸を助け、酸素レベルを維持するために重要な処置です。医療従事者によって行われることが多く、緊急時や手術時などに使用されます。
組織・制度

看護師必須の用語『インシデント』

インシデントとは、医療現場で起こりうる医療事故や医療過誤、または、実施された結果的に患者に傷害や不利益を及ぼさなかった事象のことを指します。医療現場では「ヒヤリ・ハット」とも呼ばれています。 医療現場においては、医療ミスや医療事故が発生する可能性は常に存在しており、その潜在的な危険性を意識し、 prevenir 対策を講じることが重要です。 インシデントの事例を集計し、対策を立てることで、医療ミスや医療事故の発生を防止し、患者の安全を確保することができます。
呼吸器

中咽頭癌とは?症状や検査、治療法を解説

-中咽頭癌とは?- 中咽頭癌は、中咽頭に生じるがんである。中咽頭とは、口を大きく開けた時、口の奥に見える場所で、軟口蓋~喉頭蓋上縁の部分をいう。食物や空気の通路であり、嚥下や構音の重要な働きをしている。また、咽頭の周りには多くのリンパ節があるため、頸部のリンパ節に転移しやすい。 中咽頭癌の主なリスク要因は、喫煙、飲酒、ヒトパピローマウイルス(HPV)である。喫煙は中咽頭癌のリスクを10〜20倍に、飲酒は3〜5倍に高める。HPVは、子宮頸癌や外陰癌の原因として知られるウイルスであるが、中咽頭癌の原因となることもある。 中咽頭癌の初期症状として、飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、吐血、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくいなどがある。進行すると、耳鳴り、難聴、顔面神経麻痺などを引き起こすこともある。 中咽頭癌の検査には、触診、喉頭鏡・間接喉頭鏡、内視鏡、生検、CT、MRI、超音波などがある。 中咽頭癌の治療法は、放射線療法、手術療法、化学療法などがある。放射線療法は、中咽頭癌の標準的な治療法である。手術療法は、進行した中咽頭癌の場合に行われる。化学療法は、放射線療法や手術療法と併用されることが多い。
血液・造血

看護師に必須!血液の知識

血液とは、血漿と血球(赤血球、白血球、血小板)を合わせたものです。血液は、体重の約7%にあたる約4~5リットルであり、成人の平均的な血液量は体重の約13分の1になります。血液は動脈、静脈、毛細血管のネットワークを流れ、体の隅々に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収しています。また、血液には、体を守るための役割があります。白血球は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、血小板は、血管が傷ついたときに血を止めるのを助けます。血液は、体にとって欠かせないものです。血液が不足すると、酸素や栄養素が不足して、さまざまな障害が起こります。
耳鼻咽喉科

看護師にとって欠かせない用語『声』

声は、人から発せられる音であり、意思疎通の手段の一つである。高さ、音質、強さの3要素からなる。声は、人と人とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしている。声のトーンや抑揚によって、感情や意図を伝えることができる。また、声の質によって、その人の性格や印象を判断することもできる。 看護師にとって、声は重要なツールである。看護師は、患者とのコミュニケーションにおいて、声を使って情報を伝えたり、患者の感情を理解したりする。また、他の医療従事者とのコミュニケーションにおいても、声を使って情報を共有したり、協力を求めたりする。 看護師の声は、患者の状態に影響を与えることもある。例えば、優しく穏やかな声かけは、患者の不安や緊張を和らげるのに役立つ。逆に、大きな声や怒鳴るような声は、患者の不安や恐怖感を増大させる可能性がある。そのため、看護師は、患者の状態に合わせて、適切な声かけをすることが大切である。 看護師は、声の重要性を認識し、適切な声かけをすることで、患者の状態を改善し、より良いケアを提供することができる。
組織・制度

看護師に必須!一次救急について解説

一次救急とは、入院や緊急手術を伴わない医療のことを指します。初期救急とも呼ばれます。都道府県ごとに作成される医療計画において、救急医療施設は機能別に初期救急医療・第二次救急医療・第三次救急医療に階層化されています。 一次救急には、外傷や急性疾患などの急な病気やケガの処置、慢性疾患の管理、予防接種などの健康管理などが含まれます。一次救急は、一般的にクリニックや診療所、救急外来などの医療機関で提供されます。 一次救急は、患者の命を救ったり、健康状態を改善したりするためには不可欠な医療サービスです。一次救急の適切な提供によって、患者の早期回復や健康維持を図ることができます。
循環器

腹部大動脈瘤(トリプルA)とは?看護師に必須の用語

トリプルAとは、腹部大動脈瘤の略称です。腹部大動脈は、心臓から下半身に血液を運ぶ太い血管であり、動脈瘤とは、動脈の壁が膨らんでしまう病気です。正常な腹部大動脈は約2cmの太さですが、トリプルAになると10cm以上に膨らむこともあります。トリプルAは、次第に大きくなり、破裂すると命に関わる危険があります。そのため、早期発見と治療が大切です。トリプルAの症状は、腹痛、背部痛、下肢の痛みなどがあります。しかし、初期の段階では無症状の場合も多く、定期的な健康診断や人間ドックを受けることが大切です。トリプルAの治療法は、薬物療法、血管内治療、外科手術などがあります。薬物療法は、血圧を下げる薬や脂質異常症の薬を服用して、トリプルAの進行を遅らせることを目的としています。血管内治療は、カテーテルを挿入して、動脈瘤の内側に人工血管を留置して、トリプルAを塞ぐ治療法です。外科手術は、開腹してトリプルAを切除して、人工血管を縫い付ける治療法です。
腎・泌尿器

看護師必須用語『尿道炎』を徹底解説!

尿道炎とは、膀胱から尿が排泄されるときに通る管である、尿道の感染症のことです。尿道炎の原因には、性行為感染症(STI)や、大腸菌などの細菌による感染などがあります。症状としては、排尿時の痛みや灼熱感、頻尿、尿が濁るなどがあります。尿道炎は、抗生物質や抗菌剤で治療することができます。 尿道炎は、性行為感染症(STI)によって引き起こされることが多く、クラミジア、淋菌、トリコモナス症、ヘルペスなどが原因となります。また、大腸菌などの細菌が尿道に侵入することによっても起こります。 尿道炎の症状としては、排尿時の痛みや灼熱感、頻尿、尿の濁りなどがあります。また、男性の場合は、亀頭の痛みや分泌物、女性の場合は、膣からの分泌物や外陰部の痛みなどを伴うこともあります。 尿道炎の治療には、抗生物質や抗菌剤が用いられます。クラミジアや淋菌などの性行為感染症が原因の場合は、パートナーにも治療が必要となります。 尿道炎は、早期に治療することで合併症を防ぐことができます。排尿時の痛みや灼熱感、頻尿などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
職種・資格

専門看護師になるために必要な条件とは?

専門看護師とは、複雑で解決困難な健康問題を持つ個人や家族に対して、水準の高い看護を効率よく提供するための知識と技術を深め、卓越した看護を実践できると認められた看護師のことである。 専門看護分野ごとに認定される資格であり、日本看護協会が行う専門看護師認定審査の合格者に与えられる。英語表記は、CNS(Certified Nurse Specialist)である。 専門看護師は、高度な知識と技術を駆使して、患者や家族のニーズを総合的にアセスメントし、適切な看護ケアを提供することができる。また、他職種と連携して、患者の健康状態の改善を図ることも重要な役割である。 専門看護師は、患者や家族の健康状態を改善し、質の高い看護を提供するために、日々努力している。
産婦人科

TORCH症候群とは~胎児に奇形を引き起こす感染症の総称~

TORCH症候群の原因となる主な感染症は、以下の通りです。 サイトメガロウイルス (CMV) CMVは、ヘルペスウイルス科サイトメガロウイルス属に属するウイルスの名称です。感染しても、無症状で経過することが多いですが、免疫不全者では重症化することがあります。妊婦が初感染すると、胎児や新生児に感染し、奇形や発育遅延を引き起こすことがあります。 トキソプラズマ症 トキソプラズマ症は、原虫であるトキソプラズマ・ゴンディを原因とする感染症です。猫の糞便中に排出されるオーシストを介して感染することが多く、妊婦が感染すると、胎児や新生児に感染して、奇形や発育遅延を引き起こすことがあります。 風疹 風疹は、風疹ウイルスを原因とする感染症です。感染すると、発疹、発熱、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。妊婦が感染すると、胎児や新生児に感染して、先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群は、白内障、緑内障、心臓病、難聴などの重篤な障害を引き起こす可能性があります。 ヘルペスウイルス ヘルペスウイルスは、ヘルペスウイルス科に属するウイルスの総称です。ヘルペスウイルスには、単純ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、サイトメガロウイルスなどがあります。妊婦がヘルペスウイルスに感染すると、胎児や新生児に感染して、奇形や発育遅延を引き起こすことがあります。 梅毒 梅毒は、梅毒トレポネーマを原因とする性感染症です。感染すると、初期には、硬性下疳と呼ばれる潰瘍が陰部や肛門に現れます。その後、皮膚や粘膜に発疹が現れ、全身に広がります。妊婦が感染すると、胎児や新生児に感染して、奇形や発育遅延を引き起こすことがあります。
呼吸器

看護師に必須の用語『禁煙(きんえん)』について

禁煙とは、喫煙者が喫煙習慣をやめることです。禁煙は、健康上の利点が多くあります。例えば、禁煙すると、肺がん、心臓病、脳卒中のリスクが低下します。また、歯周病や糖尿病のリスクも低下します。さらに、禁煙すると、美容にも良い影響があります。肌がきれいになり、髪がつややかになります。禁煙は、健康と美容に良い影響を与えるため、喫煙者は禁煙することを検討すべきです。 禁煙は、簡単ではありません。しかし、禁煙を成功させるための方法はたくさんあります。例えば、禁煙外来に通院したり、禁煙セラピーを受けたりすることが有効です。また、禁煙を成功させるためには、家族や友人のサポートが大切です。家族や友人に禁煙することを宣言し、禁煙を応援してもらいましょう。禁煙は、簡単ではありませんが、健康と美容に良い影響を与えるため、喫煙者は禁煙することを検討すべきです。
呼吸器

看護師に必須!気管カニューレの種類と使い方

気管カニューレは、大きく分けてカフの有無、窓の有無、内筒の有無で分けられます。 カフとは、チューブの先端部分に付いている風船のことです。このカフを適切な圧力で膨らませ、カニューレを通して気道へ換気を行うことで、人工呼吸器などによる換気を効率化できます。 窓とは、カニューレの屈曲部(口側)に開いている穴のことで、そこから空気の出入りができます。窓付きのカニューレを用いると、空気が声帯を通るので、発声ができるようになります。 内筒は、複管タイプの気管カニューレにのみある部分です。通常の気管カニューレ(内筒なし)が1本の管(単管)であるのに対し、内筒がある2重構造の気管カニューレ(複管タイプ)があります。複管タイプは、呼吸状態の改善にあたり発声練習をすることが可能です。人工呼吸器などを接続する場合は内筒を入れた状態で使います。
呼吸器

看護師が知っておくべき犬吠様咳嗽

犬吠様咳嗽とは、犬が吠えたような鳴き声の咳のことです。クループ(咽頭ジフテリア、急性声門下咽頭炎など)が発症した際の症状で、主に小児に見られます。上気道の炎症による浮腫が原因で咽頭狭窄が起こり、生じます。重症化すると呼吸困難に陥る恐れもあります。 犬吠様咳嗽は、クループの代表的な症状の一つです。クループは、上気道の感染症で、主にアデノウイルスやインフルエンザウイルスが原因で起こります。上気道の粘膜が炎症を起こし、腫れと浮腫が生じます。そのため、気道が狭くなり、呼吸が苦しくなります。また、炎症によって分泌される粘液が気道を塞ぐことで、さらに呼吸が困難になります。 犬吠様咳嗽は、クループの症状の中でも、特に特徴的な症状です。犬が吠えたような鳴き声の咳をするため、すぐにクループだとわかります。犬吠様咳嗽は、クループの重症度を示す指標の一つにもなっています。犬吠様咳嗽が強い場合は、クループが重症化している可能性が高くなります。 犬吠様咳嗽が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診してください。クループは、適切な治療を受けなければ、重症化して呼吸困難に陥る恐れがあります。治療は、クループの原因となっているウイルスを殺すための抗ウイルス薬や、炎症を抑えるためのステロイド薬などが行われます。また、呼吸困難が強い場合は、酸素吸入や人工呼吸器による治療が必要になることもあります。
その他

看護師に必須!転帰とは

転帰とは、疾患や怪我などの治療における症状の経過や結果のことです。治療の効果などを分析する際に重要な要素となります。主に入院時や外来初診日から、退院時や通院終了日までなど、一定期間で判定されることが多いです。例えば、退院の理由や通院終了の原因などが該当します。一般には、診療報酬請求書等の記載要領等で用いられることが多く、その転帰欄には、受診者が診療を終了する原因が記載され、治癒した場合は「治癒」、死亡した場合は「死亡」、治癒してはいないけれど当面治療を見合わせたり、放置しても大丈夫な場合には「中止」、転院した場合には「転医」などと記載されます。病院によって定義が異なる場合があるので確認が必要です。
呼吸器

看護師に必須の用語『咳喘息』とは

-咳喘息とは何か- 咳喘息は、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴わない慢性(8週間以上)の咳嗽(がいそう)が唯一の症状で、呼吸機能はほぼ正常、気道過敏性は軽度亢進、気管支拡張薬が有効という特徴をもつ喘息の亜型である。咳喘息は、喘息の一種であり、咳が主な症状である。喘息は、気管支が狭くなって呼吸がしづらくなる病気であり、咳、喘鳴、呼吸困難などの症状が現れる。喘息には、アレルギー性喘息と非アレルギー性喘息の2種類があり、咳喘息は、非アレルギー性喘息に分類される。咳喘息は、気管支が過敏になっていて、わずかな刺激でも咳が出やすくなるのが特徴である。咳喘息の症状は、咳が主な症状であるが、痰が絡むこともある。また、胸が締め付けられるような感じがしたり、息苦しさを感じたりすることもある。咳喘息は、気管支拡張薬やステロイド薬などの薬で治療することができる。
その他

看護師必須用語『NPPV』とは?

NPPVの長所と短所 NPPVの長所は、挿管せずに気道に陽圧をかけ換気をさせることができることである。これにより会話なども可能であり、鎮静剤などによる鎮静をかける必要がなくなる。ただし、短所はマスクの圧迫や押される空気による不快感などがある。マスクの圧迫が強すぎると顔面に皮膚潰瘍などを生じることもあるため、注意が必要である。 マスク装着の圧迫により顔面に皮膚潰瘍などを生じることもあるため、注意が必要である。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい過活動膀胱の基礎知識

過活動膀胱とは、尿意切迫感(急に尿がしたくなり我慢が難しいこと)を有し、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などの症状を伴う機能障害です。ただし、膀胱がん、膀胱炎、間質性膀胱炎、子宮内膜症、前立腺がん、前立腺炎、尿道炎、尿閉、多尿、心因性の頻尿などはこれに含めません。 過活動膀胱は、尿を貯める膀胱の機能がうまく働かなくなることで起こります。膀胱に尿が少ししかたまっていないのに、尿意を感じたり、尿漏れを起こしたりします。過活動膀胱は、男性よりも女性に多く、加齢とともにその割合が高くなります。 過活動膀胱の症状は、人によってさまざまですが、頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁などがあります。頻尿とは、1日に8回以上排尿することです。夜間頻尿とは、夜間に2回以上排尿することです。尿意切迫感とは、急に尿がしたくなり我慢が難しいことです。切迫性尿失禁とは、尿意を感じてからトイレに行く間に尿が漏れてしまうことです。 過活動膀胱の原因は、はっきりとはわかっていません。しかし、神経系の異常、膀胱の筋肉の弱さ、加齢、肥満、喫煙、アルコール摂取、カフェイン摂取などが関係していると考えられています。 過活動膀胱の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。軽症の場合は、生活習慣の改善だけで症状が軽くなることもあります。中症から重症の場合は、薬物療法や手術療法が行われます。
検査・診断

看護師に必須の用語『プンク』とは

プンクとは、穿刺を意味する用語である。ドイツ語のPunktion、英語のPunctureに由来する。看護師が行う処置で、皮膚や粘膜を穿刺して針を刺すことを指す。採血、注射、点滴、気管切開などの処置で用いられる。 プンクは、主に以下の手順で行われる。 1. 穿刺部位を決定する。 2. 穿刺部位を消毒する。 3. 針を刺す。 4. 針を固定する。 5. 処置を行う。 6. 針を抜く。 7. 穿刺部位を消毒する。 プンクを行う際は、以下のことに注意する必要がある。 * 穿刺部位に感染症がないかを確認する。 * 針を刺す角度や深さに注意する。 * 針を刺した後は、針を固定して動かないようにする。 * 処置後は、穿刺部位を消毒する。 プンクは、看護師が行う処置の中で、比較的簡単な処置である。しかし、プンクを行う際は、上記のことに注意し、安全に処置を行うことが大切である。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておくべき『Fr』って何?

Frとは、カテーテルやドレーンなどの管のサイズ(太さ)を表す単位のことです。Fとも表記され、会話上では「10Fr=10フレ」というように「フレ」と略すことが多いです。換算すると、3Fr=1mmとなります。 カテーテルの太さは、カテーテルを挿入する目的や挿入する部位によって異なります。例えば、導尿には12Fr~14Fr、冠動脈には5~8Fr前後、脳動脈には2Fr程度のカテーテルが使われます。 カテーテルのサイズは、患者の安全のために非常に重要です。適切なサイズのカテーテルが使用されないと、カテーテル挿入時の痛みや出血、感染症などの合併症のリスクが高まります。 カテーテルのサイズは、医師が患者さんの症状や状態を考慮して決定します。
検査・診断

ブルンベルグ徴候とは?その症状や検査方法について

ブルンベルグ徴候とは、患者の腹壁を手で垂直に圧迫し、その手を急に離すと鋭い痛みを感じる症状である。腹膜に炎症があると起こる腹膜刺激症状の一つで、反跳痛(rebound tenderness)または反動痛とも呼ばれる。ブルンベルグ徴候は、急性虫垂炎、穿孔性腹膜炎、腸閉塞などの腹膜炎を疑う際に用いられる重要な身体所見である。ブルンベルグ徴候陽性の場合、腹膜に炎症がある可能性が高く、さらなる検査や治療が必要となる。ブルンベルグ徴候は、腹膜炎の診断に有用な身体所見であるが、特異性が高くないことに注意が必要である。他の疾患でもブルンベルグ徴候陽性となることがあり、腹膜炎以外の疾患も鑑別する必要がある。
循環器

看護師に必須!心音『クリック』について

クリックとは、収縮期中期から後期に聴取されるパチンとう高音の過剰心音のことです。僧帽弁の逸脱に伴って生じることが多い心音であり、正常な心音と区別するために「クリック」と呼ばれています。僧帽弁の逸脱とは、僧帽弁が正しく閉じずに隙間ができることで、血液が逆流する可能性があります。クリックは、僧帽弁の逸脱以外にも、僧帽弁狭窄や僧帽弁閉鎖不全など、さまざまな心疾患によって引き起こされることがあります。 クリックは、心電図や心エコー検査によって診断されます。心電図では、クリックはクリック音が発生するタイミングでQRS波に異常が現れます。心エコー検査では、クリック音が発生するタイミングで僧帽弁の逸脱やその他の心疾患が確認できます。 クリックは、多くの場合、無症状ですが、まれに胸痛や息切れ、動悸などの症状を引き起こすことがあります。クリックは、僧帽弁の逸脱やその他の心疾患のサインとなる可能性があるため、クリックが疑われる場合は、医師の診察を受けることが大切です。