看護師業界ウォッチャー

小児科

看護師に知っておいてほしい!脳性麻痺の基礎知識

脳性麻痺(のうせいまひ、cerebral palsy;CP)とは、妊娠期間から新生児期に、脳の運動野が受けた損傷が原因で起こる姿勢・運動障害の総称である。遺伝性疾患、進行性疾患は除外される。1000人に1~2人の割合で起こるとされている。脳性麻痺は、軽度なものから重度なものまで、その程度はさまざまだ。軽度の場合、歩行や日常生活に支障がないこともある。重度の場合、歩行が困難になったり、車いすが必要になったりする。脳性麻痺の原因は、脳の運動野が損傷を受けることだが、その原因はさまざまだ。早産、低出生体重児、多胎妊娠、分娩時の酸素不足、脳出血、脳梗塞、髄膜炎、脳腫瘍など、さまざまな原因が考えられる。脳性麻痺の治療法は、脳の損傷を回復させる方法はないが、リハビリテーションによって、姿勢や運動機能を改善することはできる。リハビリテーションには、理学療法、作業療法、言語療法などがある。脳性麻痺は、障害を持った子どもの成長や発達に大きな影響を与えるが、適切なリハビリテーションとサポートによって、社会生活に適応することができる。
組織・制度

リエゾンナースとは?

リエゾンナースとは、精神看護専門看護師のことです。「リエゾン(liaison)」とは、橋渡しをする・連携する・つなげるという意味であり、リエゾンナースは精神科看護の卓越した知識や技術を持ち、障害や疾患をもつ患者とその家族に精神的ケアを行う看護師です。 リエゾンナースは、他診療科の看護師などと連携し、質の高い看護ケアを提供する役割を果たしています。また、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動も行なっています。 リエゾンナースは、精神保健分野のスペシャリストであり、患者とその家族に寄り添い、心のケアを提供しています。
呼吸器

看護師必須の用語『ゴロ音』とは

ゴロ音とは、貯痰音が発生することによって生じる音のことである。貯痰音とは、呼吸によって気管に入ってきた異物や粘膜から分泌される粘液が排出されずに留まることによって生じるものである。ゴロ音は、咽頭ゴロ音やガラガラ音とも呼ばれる。 ゴロ音は、気道に異物や粘液が貯留することで、気流が乱れて発生する。ゴロ音は、その音によって、気管支炎、肺炎、肺水腫などの呼吸器疾患の診断に役立てることができる。また、ゴロ音が聴取される部位によって、気道のどの部位に異物や粘液が貯留しているのかを推測することができる。 ゴロ音を聴取する際には、聴診器を患者の胸壁に当てて、呼吸音や心音などの他の音を聞き分けることが重要である。ゴロ音は、呼吸音や心音よりも低い音であることが多いため、注意深く聴く必要がある。 ゴロ音が聴取された場合は、気道の異物や粘液を除去するために、去痰薬や気管支拡張薬などの薬剤を投与することがある。また、ゴロ音が重症の場合は、気管支鏡検査や気管切開術などの外科的治療が必要となる場合もある。
医療機器・設備・器具

尿道カテーテルとは?使い方と種類を解説

尿道カテーテルは、その目的や構造によってさまざまな種類があります。代表的なものには、ネラトンカテーテルとフォーリーカテーテルがあります。 ネラトンカテーテルは、導尿目的に使用されるもので、使い捨てのタイプが一般的です。先端が曲がっており、尿道を傷つけないように工夫されています。 フォーリーカテーテルは、留置目的に使用されるもので、バルーン付きのタイプが一般的です。先端がバルーンになっており、尿道内で膨らませることでカテーテルを固定します。 どちらのカテーテルも、さまざまな素材で作られています。一般的には、ラテックス、シリコン、ポリウレタンなどが使用されています。ラテックスは、弾力性があり、使い捨てタイプが多いです。シリコンは、柔らかく、金属アレルギーのある人にも使用できます。ポリウレタンは、強度があり、長期留置に使用されることが多いです。 尿道カテーテルの選択は、患者の状態や目的によって異なります。医師や看護師が、患者さんに合ったカテーテルを選択し、挿入します。
感染

看護師必須!抗生物質について知ろう

抗生物質は、微生物(細菌、真菌、寄生虫など)によって産生される化学物質であり、他の微生物の増殖を阻害したり、死滅させたりする働きを有しています。抗生物質は、微生物の感染症を治療するために使用される薬剤として知られており、細菌による感染症の治療に広く使用されています。 抗生物質は、細菌の細胞壁の生成を阻害したり、細菌が分裂するのを防いだり、細菌のタンパク質の合成を阻害したりするなど、さまざまなメカニズムで細菌の増殖を阻害します。抗生物質は、細菌感染症の治療に非常に有効であり、多くの感染症の死亡率を大幅に低下させました。 しかし、抗生物質は、細菌に対してのみ有効であり、ウイルス感染症には効果がありません。また、抗生物質を誤用したり、長期間使用したりすると、細菌が抗生物質に対して耐性を獲得することがあります。抗生物質の耐性化は、抗生物質が効かなくなることを意味し、感染症の治療を困難にします。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておくべき『Fr』って何?

Frとは、カテーテルやドレーンなどの管のサイズ(太さ)を表す単位のことです。Fとも表記され、会話上では「10Fr=10フレ」というように「フレ」と略すことが多いです。換算すると、3Fr=1mmとなります。 カテーテルの太さは、カテーテルを挿入する目的や挿入する部位によって異なります。例えば、導尿には12Fr~14Fr、冠動脈には5~8Fr前後、脳動脈には2Fr程度のカテーテルが使われます。 カテーテルのサイズは、患者の安全のために非常に重要です。適切なサイズのカテーテルが使用されないと、カテーテル挿入時の痛みや出血、感染症などの合併症のリスクが高まります。 カテーテルのサイズは、医師が患者さんの症状や状態を考慮して決定します。
看護技術

看護師必須!コンタミネーションとは?

コンタミネーションとは、汚染や混入を意味する専門用語です。化学や医療などの分野で使われます。英語の contamination に由来し、略してコンタミと呼ばれることもあります。単なる混入ではなく、意図しない混入・汚染という意味合いが強く、マイナスのイメージが伴う言葉です。 医療の現場では、感染予防のためにコンタミネーションを避けることが重要です。例えば、医療従事者は、患者に触れる前に手を洗ったり、手袋をしたりすることで、コンタミネーションを防いでいます。また、医療機器や医薬品も、清潔に保つことでコンタミネーションを防いでいます。 食品の分野でも、コンタミネーションは問題となります。食品が細菌やウイルスに汚染されていると、食中毒を引き起こすおそれがあります。そのため、食品の製造や流通の過程では、コンタミネーションを避けるための対策が講じられています。 環境の分野でも、コンタミネーションは問題となります。大気や水、土壌が汚染されると、人体や生態系に悪影響を及ぼすおそれがあります。そのため、環境汚染を防ぐための対策が講じられています。

中心静脈栄養法の基礎知識

中心静脈栄養法(Total Parenteral Nutrition;TPN)は、消化管からの栄養摂取が困難な場合に、中心静脈に栄養製剤を直接投与する治療法です。栄養製剤には、タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。中心静脈栄養法は、消化管からの栄養摂取が困難な場合に、栄養状態を改善し、合併症を防ぐために使用されます。 中心静脈栄養法は、鎖骨下静脈や内頚静脈から専用の穿刺針を刺し、中心静脈(上大静脈)までカテーテルを挿入して行われます。カテーテルは、中心静脈に留置され、栄養製剤を投与するために使用されます。中心静脈栄養法は、入院中に行われることが多く、数週間から数カ月間継続されます。
その他

看護師に必須!カルテ用語『f/u』とは?

f/uとはfollow-up(フォローアップ)の略で、カルテでは「経過観察」の意味で用いられるのが一般的です。f/uには、患者さんに定期的に通院してもらい、病状の変化がないかを確認する目的があります。また、患者さんに必要な医療処置や服薬指導を行うこともあります。 f/uは、主に慢性疾患の患者さんに適用されます。慢性疾患とは、長期にわたって経過する病気のことを指し、高血圧、糖尿病、心臓病などがこれに当たります。慢性疾患の患者さんは、定期的なf/uを受けることで、病状が悪化することや合併症が起こることを防ぐことができます。 f/uは、患者さんにとっても医師にとっても重要なものです。患者さんは、定期的にf/uを受けることで、病状の変化に早く気付き、適切な治療を受けることができます。医師は、f/uを行うことで、患者さんの病状を把握し、必要な医療処置を施すことができます。 f/uは、医療現場では欠かせないものです。f/uを行うことで、患者さんの病状を適切に管理し、病状が悪化することを防ぐことができます。
小児科

看護師に必須の用語『コミュニケーション』

コミュニケーションとは、2人以上の人々がお互いの考えや感情を共有するために情報を交換するプロセスであり、看護においては、患者の回復に欠かせない重要な要素です。看護師は、患者やその家族と効果的にコミュニケーションをとることで、患者が自分の状態を理解し、治療に協力できるようにすることができます。また、看護師は、他のチームメンバーとコミュニケーションをとることで、患者のケアを協調して行うことができ、効果的なコミュニケーションは、患者の安全と満足度を高めることにもつながります。 看護師と患者とのコミュニケーションは、患者の病状や治療について情報を交換することが主な目的です。看護師は、患者の状態を正確に把握し、適切な治療を提供するためには、患者から情報を収集する必要があります。また、患者は、自分の状態や治療について情報を提供することで、自分のケアに参加し、治療に協力することができます。 看護師と他のチームメンバーとのコミュニケーションは、患者のケアを協調して行うことが主な目的です。看護師は、他のチームメンバーと情報を共有することで、患者のケアにおける役割を明確にし、重複やミスを防ぐことができます。また、他のチームメンバーと協力することで、患者のケアをより効果的かつ効率的に行うことができます。 コミュニケーションは、看護において重要な要素であり、看護師は、患者やその家族、他のチームメンバーと効果的にコミュニケーションをとることで、患者の回復に貢献することができます。
整形外科

看護師が知っておくべき「鵞足炎」

鵞足炎の原因は主に膝への負担が挙げられます。陸上競技やサッカーなど、膝をよく使う競技を行っていたり、X脚であったりすると鵞足炎になりやすいと言われています。また、長時間立ちっぱなしや歩きすぎ、階段の上り下りなども鵞足炎の原因となる場合があります。 鵞足炎は、膝の使いすぎや、膝への負担が大きい動作を繰り返すことで起こることが多いです。例えば、ランニングやサッカーなどのスポーツをする人や、長時間立ち仕事をする人などに多く見られます。また、膝の関節が緩い人や、X脚やO脚の人も、鵞足炎になりやすい傾向があります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ヒスタミン』

-ヒスタミンの概要- ヒスタミンとは、生体内で炎症、アレルギー反応、胃酸分泌、神経伝達に関与している生理活性物質です。ヒスタミンは、肥満細胞、白血球、胃腸の細胞、脳の神経細胞などに存在する酵素により生合成され、そこで作用もしくは貯蔵されます。 ヒスタミンは細胞の表面にある受容体を介して作用を発現させます。生体には4種類の受容体(H1~H4)があり、それぞれ異なる作用を示します。 -ヒスタミンの受容体- * -H1受容体-炎症およびⅠ型アレルギー反応に関与する受容体です。気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹やアナフィラキシーの症状を引き起こします。そのため、H1受容体へのヒスタミンの結合を阻害する薬が、これらの疾患の治療に用いられます。 * -H2受容体-胃酸分泌に関与する受容体です。このH2受容体の阻害薬が、胃潰瘍および十二指腸潰瘍の治療に用いられます。 * -H3受容体-脳の神経系細胞に存在し、神経伝達物質の量を調整することにより、神経伝達に関与しています。 * -H4受容体-脾臓や胸腺といった免疫組織および免疫系細胞に存在し、免疫調節に関与しています。
その他

看護師に欠かせない用語『バランススコアカード』

バランススコアカードとは、病院のミッション(理念、行動規範)やビジョン(長期計画)を達成するための戦略プランを、より具体的な業務スケジュールに落とし込むためのツールです。BSC(Balanced scorecard)。バランストスコアカードともいう。 バランススコアカードは、1990年代初頭にハーバード・ビジネス・スクールのロバート・S・キャプランとデビッド・P・ノートンによって開発されました。バランススコアカードは、病院の財務的パフォーマンスだけでなく、顧客満足度、プロセス改善、イノベーションなどの非財務的なパフォーマンスも測定する包括的なパフォーマンス測定システムです。 バランススコアカードは、病院が以下のことを行うのに役立ちます。 * ミッションとビジョンの明確化 * 戦略プランの策定 * 戦略プランの実施とモニタリング * パフォーマンスの評価と改善 バランススコアカードは、病院がパフォーマンスを改善し、長期的な成功を達成するための貴重なツールです。
脳・神経

看護師に必須の用語『灰白質』

灰白質とは、神経細胞の細胞体が集合している領域のことです。脊髄の断面を見ると、脳室につながる中心管が中央に存在し、その周囲を囲んでいる「H」の形をした部分が灰白質です。大脳皮質や小脳皮質、脳幹、脊髄など、中枢神経系のさまざまな部分に存在しています。灰白質は、神経細胞の細胞体や樹状突起、シナプスなどの神経細胞の構造に加えて、毛細血管やグリア細胞など、神経細胞をサポートする細胞も含まれています。灰白質は、脳や脊髄の中で情報を処理する重要な役割を果たしています。
その他

看護師に必須の用語『インフォームド・コンセント』

インフォームド・コンセントとは、患者と医師との間のコミュニケーションプロセスです。医師は、患者に病状、治療の選択肢、リスクとベネフィットを説明し、患者の質問に答える責任があります。患者は、提供された情報を理解し、治療を受けるかどうかという決定を下す責任があります。 インフォームド・コンセントは、患者の自律権を尊重するために行われます。患者は、自分の体に何が起こるかについて情報を得た上で、治療を受けるかどうかを決める権利があります。インフォームド・コンセントはまた、患者の治療への満足度と治療への協力度を高めるためにも重要です。 インフォームド・コンセントは、医療において重要な役割を果たしています。患者の自律権を尊重し、患者の治療への満足度と治療への協力度を高めるために行われます。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい補聴器の基礎知識

補聴器とは、音を増幅させ、聴力に合わせて大きすぎる音を制御し、聞こえにくさを改善する装置である。聴覚障害者の日常生活のコミュニケーションを補助するために用いられる。補聴器は、耳に装着して使用する小型の電子機器で、マイクロホン、アンプ、レシーバーの3つの主要な部品で構成されている。マイクロホンは音を集め、アンプは音を増幅し、レシーバーは増幅された音を耳に伝える。補聴器には、さまざまな種類があり、それぞれの人の聴力に合わせて調整することができる。補聴器は、聴覚障害者の生活を大きく改善することができる重要な福祉機器である。
血液・造血

看護師必須の用語「血小板」

血小板とは、止血の役割をもつ血球である。骨髄中の巨核球により産生される核を持たない微小な細胞で、血管が損傷した部位で凝集することにより血栓を形成する。通常約10日間血液中を循環したあとに主に脾臓で処理される。 血小板の産生はトロンボポエチン(TPO)により促進される。巨核球の産生が低下する急性白血病やトロンボポエチン産生が低下する肝硬変では血小板数が低下する。 血小板は、止血の役割を担う重要な血球である。血管が損傷した際に、血小板が凝集して血栓を形成し、出血を止める。血小板の数が低下すると、止血機能が低下して出血傾向が生じる。
循環器

トレッドミルとは?知っておきたい看護師の用語

トレッドミル運動負荷試験は、心臓の健康状態を評価するために使用される検査です。この試験では、患者さんはトレッドミルの上を歩き、その間、心拍数、血圧、心電図が測定されます。検査中は徐々に行う速度と傾斜度を上げていきます。トレッドミル運動負荷試験は、心臓発作のリスクが高いかどうかを判断するために使用されたり、冠動脈疾患の診断や治療の経過をモニターするためにも使用されます。 トレッドミル運動負荷試験では、患者さんはトレッドミルの上を歩くように指示されます。検査中は、心拍数、血圧、心電図が測定されます。トレッドミル運動負荷試験は、通常、最大12分間続きます。検査中は、徐々に行う速度と傾斜度を上げていきます。 トレッドミル運動負荷試験は、心臓発作のリスクが高いかどうかを判断するために使用されたり、冠動脈疾患の診断や治療の経過をモニターするためにも使用されます。この検査は、心臓の健康状態を評価するために使用される安全で効果的な方法です。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『成長ホルモン』

成長ホルモンとは、下垂体前葉から分泌されるホルモンで、文字通り成長を促進する作用や代謝作用を有する。具体的な作用としては、骨細胞の合成やタンパク質の合成促進、脂肪分解による血糖値の維持などがある。 成長ホルモンは、子供の発育に欠かせないホルモンであり、成長期には大量に分泌される。しかし、思春期以降は分泌量が減少し、成人になるとほぼ分泌されなくなる。成長ホルモンが不足すると、小人症や思春期遅れなどの症状が現れる。また、成人になってから成長ホルモンが不足すると、肥満や糖尿病などの症状が現れることがある。 成長ホルモンは、下垂体前葉から分泌されるホルモンである。下垂体前葉は、脳の下にある小さな臓器で、様々なホルモンを分泌している。成長ホルモンは、下垂体前葉から分泌されると、血液中を流れて全身の細胞に作用する。成長ホルモンは、細胞の成長や分裂を促進し、筋肉や骨を強くする働きがある。また、成長ホルモンは、脂肪の分解を促進し、血糖値を維持する働きもある。
感染

看護師に必須の用語『緑膿菌』

緑膿菌とは、土壌やヒトの皮膚、粘膜、消化管にも存在するグラム陰性桿菌です。栄養が乏しい環境でも増殖、生存可能で、水回りを好むが乾燥には弱く、数時間で死滅します。緑膿菌は、病院や老人ホームなどの医療施設でよく見られる細菌であり、尿路感染症、肺炎、敗血症などのさまざまな感染症を引き起こす可能性があります。緑膿菌は、抗生物質への耐性が強く、治療が困難な場合があります。また、緑膿菌は、バイオフィルムを形成する能力があり、バイオフィルムは、細菌を抗生物質から保護し、感染症をより治療困難にします。緑膿菌は、医療従事者にとって重要な病原体であり、感染予防と治療について十分な知識を持つことが重要です。
眼科

看護師に必須の用語『虹彩』

虹彩とは、水晶体の前面にある薄くて色のついた膜であり、瞳孔の中央にあります。虹彩は、眼に色を与え、瞳孔を調節して光が眼に入る量を制御しています。虹彩の色は、メラニン色素の量によって決まり、茶色、青色、緑色などがあります。虹彩には、毛様体筋と括約筋の2つの筋肉があり、瞳孔の大きさを調節しています。毛様体筋は、瞳孔を拡張させ、括約筋は、瞳孔を収縮させます。瞳孔の大きさが変化することで、眼に入る光の量を調節し、視界を鮮明にしています。虹彩は、眼の重要な構造物であり、視覚に重要な役割を果たしています。
検査・診断

看護師が知っておきたい!虚血とは

虚血とは、臓器や組織に必要量の血液が流入しない状態を指す。虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性がある。虚血は、動脈血栓症、静脈血栓症、外傷などのさまざまな原因で起こり得る。 虚血は、心臓、脳、腎臓など、体に不可欠な臓器に起こり得る。心臓の虚血は、心筋梗塞(心臓の筋肉への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性があり、脳の虚血は、脳卒中(脳の組織への血流が遮断された状態)を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、腎不全(腎臓が老廃物を体から排出できなくなる状態)を引き起こす可能性がある。 虚血は、さまざまな症状を引き起こす可能性がある。心臓の虚血は、胸痛、圧迫感、息切れ、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす可能性がある。脳の虚血は、片側麻痺、言語障害、視野欠損などの症状を引き起こす可能性がある。腎臓の虚血は、尿量減少、むくみ、高血圧などの症状を引き起こす可能性がある。 虚血の治療は、虚血の原因によって異なる。動脈血栓症が原因の場合、血栓を溶かす薬剤や手術が行われる。静脈血栓症が原因の場合、血液をサラサラにする薬剤や弾性ストッキングが使用される。外傷が原因の場合、手術や輸血が行われる。 虚血は、臓器や組織の機能不全や死をもたらす可能性があるため、早期発見と治療が重要である。虚血の症状が現れた場合は、すぐに医師を受診することが大切である。
眼科

看護師に必須!白内障とは何か?

白内障とは、水晶体の一部または全体がさまざまな原因で混濁する疾患です。水晶体は、瞳孔の後ろにある豆のような大きさの透明な組織で、光を網膜に焦点を当てて、物を見ることを可能にしています。白内障になると、水晶体が混濁して光が網膜に届きにくくなり、視力が低下します。 白内障は、主に加齢によって起こる病気ですが、生まれつき白内障がある場合(先天性白内障)や、外傷や病気によって白内障になる場合(後天性白内障)もあります。また、糖尿病やアトピー性皮膚炎などの全身疾患が原因で白内障になることもあります。 白内障の症状は、視力が低下する、ものが見える範囲が狭くなる、光がまぶしく感じる、ものが二重に見える、ものがかすんで見える、色あせて見えるなどの症状があります。白内障は、初期段階では自覚症状が少ないことが多く、進行するにつれて視力の低下などの症状が顕著になってきます。 白内障の治療法は、主に手術です。手術では、混濁した水晶体を取り除き、人工の水晶体を挿入します。白内障の手術は、日帰りで行うことが多く、手術後の回復も比較的早いです。白内障の手術は、視力を回復させる効果が高く、多くの患者さんが手術後に視力が向上しています。
循環器

看護師に必須の用語:不整脈を理解する

不整脈とは、何らかの原因によって心拍が不規則になるなど、心臓の電気興奮のリズム(調律)が異常になった状態をいう。不整脈は、心臓の電気信号が正しく伝達されなくなった結果、心拍数が早くなったり遅くなったり、不規則になったりすることがある。 不整脈は病名ではなく、病態の総称である。さまざまな病気が不整脈を引き起こす可能性があり、また健康な人でも一時的に不整脈を起こすことがある。不整脈は多くの場合無害であるが、生命を脅かす可能性のある重篤な不整脈もある。 不整脈は、心電図検査によって診断される。心電図検査では、心臓の電気信号を記録し、そのリズムを分析する。不整脈にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる症状を引き起こす。 不整脈の症状としては、動悸、息切れ、胸痛、めまい、失神などがある。不整脈が重篤な場合は、心臓発作や脳卒中を引き起こす可能性がある。 不整脈の治療は、その原因と重症度によって異なる。無害な不整脈は治療を必要としないが、重篤な不整脈は薬物治療やペースメーカーの植え込みなどの治療が必要になる。