看護師業界ウォッチャー

脳・神経

看護師に必須の用語『ニューロ』ってどんな意味?

ニューロとは、神経内科のことである。英語のneurologyより。科目を表す医療現場の用語は他に、ウロ、プシコ、リハなどがある。 神経内科とは、脳と脊髄、神経などの病気やけがを専門に診る診療科のことである。神経内科医は、脳卒中やパーキンソン病、アルツハイマー病などの病気の診断と治療を行う。また、てんかんや頭痛、めまいなどの症状の診療も行う。 神経内科は、脳と脊髄、神経という複雑な臓器を扱う診療科であり、専門的な知識と高い技術が求められる。神経内科医は、常に最新の医学情報を収集し、最新の治療法を患者さんに提供できるよう努めている。
整形外科

看護師に必須の用語『四肢外傷』

四肢外傷とは、上肢・下肢に負った外傷のことである。体幹の外傷(胸部・腹部・骨盤部)や頭部外傷とは区別して用いられる。打撲や捻挫等の軽い外傷も含まれるが、臨床において「四肢外傷」という単語を使うときは、開放骨折をはじめ軟部組織のダメージが強い外傷を指すことが多い。四肢外傷は、鈍的外傷の約85%に合併すると言われ、外見は派手であるが、生命の危機的状況に至ることは少ない。しかし、成人の大腿骨骨幹部骨折では1,000mL~1,500mLほど出血するため、必要に応じて輸液・輸血およびモニター管理が推奨される。
耳鼻咽喉科

急性中耳炎の基礎知識

急性中耳炎とは、主に細菌による中耳の急性感染症である。中耳は鼓膜の奥に見える鼓室、鼓室と上咽頭をつなぐ耳管、鼓室の後方に連続する乳突蜂巣からなる。急性中耳炎は上咽頭の炎症が耳管を逆行して起きるものであり、多くは細菌による感染症である。肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリスが三大起因菌である。多くは上咽頭や副鼻腔の感染に引き続き起こるため、感冒罹患の多い冬によくみられる。また、小児は耳管機能が未完成であることから、小児によくみられる。
その他

看護師が知っておきたいビタミンB2について

ビタミンB2とは、水溶性ビタミンの一種で、リボフラビンとも呼ばれます。ビタミンB2は、細胞のエネルギー産生や、皮膚や粘膜の健康維持に重要な役割を果たしています。また、ビタミンB2は、視力を維持し、赤血球の生成を助ける役割も担っています。ビタミンB2は、レバーや卵、乳製品、野菜などの食品に多く含まれています。ビタミンB2が不足すると、口内炎や口角炎、脂漏性皮膚炎などの症状が現れることがあります。また、ビタミンB2の不足は、成長障害や貧血の原因にもなります。
呼吸器

看護師が知っておきたい肺炎について

肺炎とは、肺の炎症の総称です。細菌、ウイルス、真菌などが原因で、肺の組織に炎症が起こります。肺炎は、軽症から重症までさまざまな程度があり、重症の場合には死に至ることもあります。肺炎は、すべての年齢層で発症しますが、特に乳幼児や高齢者、慢性疾患を有する人はかかりやすい傾向にあります。 肺炎の主な症状は、咳、痰、発熱、息切れなどです。咳は、最初は乾いた咳ですが、次第に痰を伴うようになります。痰の色は、透明、黄色、緑色などさまざまです。発熱は、38℃以上の高熱になることが多いです。息切れは、軽度の場合には階段を上るなどの軽い運動をしたときに起こりますが、重症の場合には安静にしていても起こるようになります。 肺炎の診断は、問診、身体診察、胸部X線検査などで行われます。問診では、症状や既往歴などを詳しく聞きます。身体診察では、肺の音を聴いたり、胸を叩いて異常な音がないかを確認したりします。胸部X線検査では、肺に炎症が起こっている部分が影として映ります。 肺炎の治療は、原因によって異なります。細菌性肺炎の場合は、抗菌薬を投与します。ウイルス性肺炎の場合は、抗ウイルス薬を投与することがあります。真菌性肺炎の場合は、抗真菌薬を投与します。肺炎の重症度によっては、入院して治療を受ける必要があります。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておくべき耳の構造と機能

耳は、聴覚と平衡感覚を司る重要な器官です。耳は、外耳、中耳、内耳の3つの部分から構成されています。 外耳は、耳介と外耳道から構成されています。耳介は、耳の最も目立つ部分であり、音を集めて外耳道に導きます。外耳道は、耳介の先端から鼓膜までの管状の構造です。 中耳は、鼓膜、耳小骨、卵円窓、蝸牛から構成されています。鼓膜は、外耳道と中耳を隔てる薄い膜です。耳小骨は、ハンマー、金床、鐙骨の3つの小さな骨です。耳小骨は、鼓膜の振動を蝸牛に伝えます。卵円窓は、中耳と内耳を隔てる開口部です。蝸牛は、聴覚を担う器官です。 内耳は、半規管、耳石器、聴覚器から構成されています。半規管は、回転運動を感知する器官です。耳石器は、直線運動を感知する器官です。聴覚器は、音の振動を電気信号に変換する器官です。
アレルギー・膠原病

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症とは?

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA))は、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が先行し、その後、末梢血中の好酸球が増加し、壊死性血管炎や肉芽腫性病変が生じる疾患です。ANCA関連血管炎の一種であり、難病に指定されています。アレルギー性肉芽腫性血管炎(AGA)とも呼ばれます。 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は、全身の血管に炎症を起こす疾患であり、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては、発熱、体重減少、関節痛、筋肉痛、皮膚の発疹、咳、息切れ、血痰、鼻血、耳鳴り、視力障害、腎障害などがあります。 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の診断は、問診、身体診察、血液検査、画像検査などによって行われます。血液検査では、好酸球の増加やANCA抗体の陽性などがみられます。画像検査では、肺の浸潤影や副鼻腔炎などの異常が認められる場合があります。 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の治療は、ステロイド薬や免疫抑制薬などの薬物療法が主体となります。重症例では、血漿交換療法や免疫グロブリン大量療法などの治療が行われることもあります。
循環器

看護師に必須の用語『動脈血』

動脈血とは、酸素を多く含んだ鮮紅色の血液のことです。肺から心臓へ入る肺静脈と、心臓から全身へ送り出す大動脈には、動脈血が流れています。動脈血は、肺で酸素を取り込んだ血液であり、全身の細胞に酸素を供給しています。また、動脈血は、全身の細胞から二酸化炭素を受け取り、肺へと運んでいます。二酸化炭素は、肺で排出され、酸素と交換されます。このプロセスは、呼吸と呼ばれています。呼吸は、生命を維持するために不可欠なプロセスです。
その他

看護師に必須の用語『アドヒアランス』を徹底解説

アドヒアランスとは、病気に対する治療方法について、患者が十分に理解し、服用方法や薬の種類に十分に納得した上で実施、継続することを指す。アドヒアランスは、患者の回復や病状の改善に大きな影響を与える重要な要素である。 アドヒアランスが重要である理由は、薬の服用や治療の継続は、患者の回復や病状の改善に直接的な影響を与えるためである。薬を正しく服用しなければ、薬の効果が得られず、病状が改善されにくくなる。また、治療を途中で中断すれば、病気が再発したり、悪化したりするリスクが高くなる。 アドヒアランスが低下する要因としては、薬の副作用、治療費用の負担、治療の煩雑さなどが挙げられる。副作用が強く出ると、薬を服用するのを躊躇したり、中断したりする患者が増える。また、治療費用の負担が大きいと、薬を購入したり、治療を受けたりすることが困難になる患者もいる。さらに、治療が煩雑で、通院や服薬の回数が多すぎると、患者が治療を継続することが難しくなる場合もある。
呼吸器

知っておきたい看護師用語『気管支肺胞洗浄(BAL)’

気管支肺胞洗浄 (BAL) とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL (Bronchoalveolar Lavage) とも呼ばれる。この検査では、細い管 (気管支鏡) を気管から肺に挿入し、生理食塩水を注入して肺胞を洗浄する。洗浄液は回収され、分析のために検査室に送られる。 BAL は、肺の炎症や感染症、肺癌などの診断に使用される。また、肺の細胞の数を測定して、肺の働きを評価するのにも使用される。BAL は、一般的に安全な検査であるが、咳や喉の痛みなどの副作用が起こる可能性がある。
整形外科

看護師のための整形外科基礎知識

整形外科とは、主に身体の運動器系の疾患や外傷を取り扱う医学分野です。運動器系とは、骨、関節、筋肉、腱、靭帯など、体の動きに関与する組織のことです。整形外科医は、これらの組織の疾患や外傷を診断し、治療を行います。整形外科の主な治療法には、薬物療法、理学療法、手術などがあります。整形外科は、体の動きを維持し、生活の質を向上させるために重要な役割を果たしています。 整形外科医は、患者の症状を聞き取り、身体を診察して、疾患や外傷の診断を行います。診断が確定したら、治療計画を立てて、治療を開始します。整形外科の治療法には、薬物療法、理学療法、手術などがあります。薬物療法は、痛みや炎症を軽減したり、感染症を治療したりするために使用されます。理学療法は、運動器系の機能を回復させたり、維持したりするために使用されます。手術は、疾患や外傷を直接治療するために使用されます。整形外科医は、患者の状態に合わせて、適切な治療法を選択します。
腎・泌尿器

ケトン体の基礎知識 – 看護師に知っておいてほしいこと

ケトン体とは、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称です。ケトン体は、飢餓状態や糖尿病などにより、エネルギー源として血糖を利用できないと、中性脂肪は脂肪組織で遊離脂肪酸に分解されます。この分解された脂肪酸から、エネルギー源の代わりとして肝臓で産生され、血中に放出されます。 ケトン体は、体内のエネルギー源として利用されます。脳や心臓などの臓器は、エネルギー源としてケトン体を優先的に利用します。また、筋肉や肝臓などの臓器は、脂肪酸をエネルギー源として利用することができますが、ケトン体をエネルギー源として利用することもできます。 ケトン体は、体内の脂肪を分解して生成されるため、ダイエット中にケトン体を多く産生すると、体内の脂肪が燃焼されて体重が減少します。また、ケトン体は、脳のエネルギー源として利用されるため、ケトン体を多く産生すると、脳の働きが活性化されて集中力や記憶力が向上します。 しかし、ケトン体を多く産生しすぎると、ケトアシドーシスという状態になることがあります。ケトアシドーシスは、血液中のケトン体濃度が高くなりすぎて、血液が酸性に傾く状態です。ケトアシドーシスになると、意識障害や呼吸困難、脱水症状などの症状が現れます。
脳・神経

看護師に必須の用語『灰白質』

灰白質とは、神経細胞の細胞体が集合している領域のことです。脊髄の断面を見ると、脳室につながる中心管が中央に存在し、その周囲を囲んでいる「H」の形をした部分が灰白質です。大脳皮質や小脳皮質、脳幹、脊髄など、中枢神経系のさまざまな部分に存在しています。灰白質は、神経細胞の細胞体や樹状突起、シナプスなどの神経細胞の構造に加えて、毛細血管やグリア細胞など、神経細胞をサポートする細胞も含まれています。灰白質は、脳や脊髄の中で情報を処理する重要な役割を果たしています。
循環器

看護師に必須の用語『生体弁』とは?種類や長所・短所を解説

生体弁は、異種生体弁、同種生体弁、自己生体弁の3種類に分けられる。 -異種生体弁-は、人間以外の動物の生体材料でつくった生体弁である。主にウシの心膜やブタの心臓弁が使用され、ヒトの心臓に使用するため入念に処理される。臨床で最も使用される生体弁である。 -同種生体弁-は、ヒトの死体、または脳死体から摘出した弁を凍結処理したものである。通称ホモグラフト -自己生体弁-は、患者の肺動脈弁を大動脈弁に移植する。オートグラフトとも呼ばれる。
整形外科

外鼠径ヘルニア(外鼠径へるにあ)とは

外鼠径ヘルニアは、鼠径ヘルニアの中で最も多く見られるタイプです。鼠径部の大部分を占めており、男性に多くみられます。内鼠径輪(下腹壁動静脈の外側)をヘルニア門として腸管が脱出し、鼠径管を通り外鼠径輪に通ずることで起こります。 外鼠径ヘルニアの特徴は、鼠径部に膨らみやしこりが見られることです。この膨らみやしこりは、腸管や脂肪組織が鼠径管に脱出したものです。また、外鼠径ヘルニアは、腹圧がかかることで大きくなる傾向があります。例えば、咳をしたり、重いものを持ち上げたりしたときに、膨らみやしこりが大きくなることがあります。 外鼠径ヘルニアは、通常は痛みを伴いませんが、鼠径部に違和感や痛みを感じる人もいます。また、外鼠径ヘルニアは、腸閉塞や嵌頓ヘルニアを引き起こす可能性があります。腸閉塞は、腸管が完全に閉塞してしまい、便やガスが通過できなくなる状態です。嵌頓ヘルニアは、腸管がヘルニア門に挟まれてしまい、血流が遮断されてしまう状態です。腸閉塞や嵌頓ヘルニアは、緊急手術が必要な状態であるため、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい『eGFR』とは?

eGFRとは、eGFRは、腎機能を評価する際に用いる数値である。腎機能の指標としてよく用いられる。推算糸球体濾過量ともいう。 eGFRは、血液中のクレアチニンの値をもとに算出される。クレアチニンは、筋肉の代謝産物であり、腎臓から尿中に排泄される。クレアチニンの値が高いと、腎機能が低下している可能性がある。 eGFRの正常値は、60mL/分/1.73㎡以上である。eGFRが60mL/分/1.73㎡未満になると、腎機能が低下していると診断される。eGFRが低下すると、老廃物が体内に蓄積され、さまざまな症状を引き起こす。 eGFRは、腎機能を評価する重要な指標である。定期的に検査を行い、腎機能を管理することが大切である。
小児科

看護師に必須の用語『身長』

身長の測定方法は、年齢や測定目的によって異なります。一般的に、身長は頭頂から足の裏までの長さを測定します。新生児や乳児の場合は、仰向けに寝かせて測定します。幼児や学童の場合は、立位で測定します。成人であれば、立った状態で頭頂に定規やメジャーを当てて測定します。身長の測定には、定規やメジャー、 stadiometer(スタディオメータ)などの測定器を使用します。Stadiometerは、身長を正確かつ迅速に測定できる測定器で、病院や学校、保健所などで使用されています。身長は、健康状態や栄養状態を把握するため、また、服や靴のサイズを決定するためなど、さまざまな目的に使用されます。
循環器

チアノーゼとは?症状と原因をわかりやすく解説

チアノーゼとは唇あるいは爪などが青くなる症状で、体の末梢部に十分な酸素が行き渡っていない、低酸素血症や末梢循環不全などが主な原因です。 症状は通常、皮膚の色の変化、息切れ、呼吸困難、頻脈、冷や汗、意識障害などです。 チアノーゼは、肺、心臓、血液、血管の状態など様々な病態が原因となって起こる可能性があります。 チアノーゼの原因として最も多いのは、肺の病気です。 肺の病気によって肺が酸素を十分に取り入れられない場合、血液中の酸素濃度が低下し、チアノーゼが起こります。 心臓の病気でもチアノーゼが起こることがあります。 心臓の病気によって心臓が血液を全身に十分に送り出せない場合、末梢部に酸素が行き渡らず、チアノーゼが起こります。 血液の病気や血管の病気でもチアノーゼが起こることがあります。 血液の病気によって血液の酸素を運ぶ能力が低下した場合、末梢部に酸素が行き渡らず、チアノーゼが起こります。 血管の病気によって血管が狭くなったり、詰まったりした場合、末梢部に酸素が行き渡らず、チアノーゼが起こります。 チアノーゼは、重篤な病態のサインである可能性があるため、注意が必要です。 チアノーゼが見られた場合は、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
腎・泌尿器

看護師必須!クレーデ法とは?

-クレーデ法の目的- クレーデ法とは、患者本人または介助者が、恥骨上から用手的に強く圧迫し、尿を排出させる方法である。別名、手圧排尿や用手排尿、クレーデ排尿とも呼ばれる。クレーデ法の目的は、排尿障害のある患者に排尿を促したり、膀胱の残尿量を少なくしたりすることである。また、膀胱炎や尿道炎などの炎症性疾患において、細菌や膿の排出を促進する目的でも用いられる。クレーデ法は、排尿障害のある患者にとって、排尿を促すための有効な方法である。
精神科

看護師に必須の用語『心療内科』

心療内科とは、身体的な症状だけでなく、患者の精神面や社会的な側面を含めて総合的に診察を行う診療科です。欧米では精神科を中心に発達してきましたが、日本では心理的な要因が関わる身体的な病気を診るという観点から、内科を中心に発達してきたという特徴があります。 心療内科の主な診察対象は、心身症です。心身症とは、身体的な症状を呈するものの、その原因が身体的な疾患ではなく、心理的な要因にあると考えられる疾患のことです。心身症には、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、過敏性大腸炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症などがあります。 心療内科では、心身症の診断と治療を行います。診断には、問診、身体診察、血液検査、画像検査などが行われます。治療には、薬物療法、心理療法、リハビリテーションなどがあります。心療内科は、心身症で苦しむ患者さんのQOL(生活の質)を改善するために重要な役割を果たしています。
呼吸器

ブリンクマン指数とは~がんとの関係を知ろう~

ブリンクマン指数とは、健康と喫煙の関係を示す指数である。喫煙が人体に与える影響は今までに吸った煙草の量に関係しており、目安としてブリンクマン指数が用いられる。この指数が大きいほどがんの発病率が高いことが知られている。 ブリンクマン指数は、1982年にドイツの疫学者であるディーター・ブリンクマンによって考案された。ブリンクマン指数は、1日に吸うタバコの量と喫煙歴を掛け合わせて計算される。具体的には、1日に吸うタバコの数を喫煙歴の年数で掛け合わせた値である。例えば、1日に20本吸っていて、喫煙歴が10年であれば、ブリンクマン指数は200となる。 ブリンクマン指数は、喫煙がもたらす健康被害の程度を評価するのに役立つ。ブリンクマン指数が高いほど、肺がん、心臓病、脳卒中などの発症リスクが高くなる。また、ブリンクマン指数が高いほど、喫煙による早死のリスクも高くなる。 ブリンクマン指数は、喫煙の健康被害を認識し、禁煙を促すために広く用いられている。禁煙を検討している人は、ブリンクマン指数を計算して、喫煙が自分にもたらす健康被害の程度を認識することが重要である。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『生物学的製剤』

生物学的製剤とは、化学的に合成された物質ではなく、生物由来のタンパク質などを利用して生成された薬剤のことです。広義には、予防接種に使用されるワクチン、インスリンなどのホルモン製剤、凝固因子製剤や免疫グロブリンなども含まれます。膠原病領域においては、主にサイトカインを対象にしたモノクローナル抗体が用いられています。 生物学的製剤は、従来の医薬品とは異なり、生物学的プロセスを用いて製造されるため、製造工程が複雑でコストがかかります。そのため、一般的に従来の医薬品よりも高価になります。また、生物学的製剤は、タンパク質であるため、体内で分解されやすいため、投与方法や投与量に注意が必要です。 生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、近年、その使用が拡大しています。例えば、生物学的製剤は、関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬など、様々な疾患の治療に使用されています。 生物学的製剤は、新しいタイプの薬剤であり、その安全性や有効性については、まだ研究が続けられています。しかし、生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、今後もその使用は拡大すると考えられます。
その他

【看護師必須】キャリアラダーを理解してスキルアップを目指そう!

キャリアラダーとは、自らが主体的にキャリアアップを目指せるよう能力開発を支援する仕組みのことです。キャリアは「経歴」、ラダーは「梯子(はしご)」のことです。身近な一例として、看護師としての専門的な実践能力や管理的能力を段階的に身につけ発揮されるよう計画された、キャリア開発プランが挙げられます。 キャリアラダーは、看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力していくための指針となります。キャリアラダーを意識することで、看護師は自分のスキルや知識を伸ばすための具体的な行動をとることができ、キャリアアップの可能性を広げることができます。 また、キャリアラダーは、看護師のモチベーションを高める効果もあります。看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力している実感を持つことで、仕事への意欲ややりがいが向上します。
その他

マトリックスメタロプロテアーゼとは?看護師必須の用語解説

マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)とは、細胞外基質を分解するメタロプロテアーゼのことである。MMPは、組織のリモデリング、炎症、創傷治癒、腫瘍の侵襲・転移などのさまざまな生理学的および病理学的プロセスに関与している。 MMPは、ゼラチン分解酵素、コラーゲナーゼ、ストロメリシンなどのサブグループに分類される。ゼラチン分解酵素は、ゼラチンを分解する酵素で、コラーゲナーゼは、コラーゲンを分解する酵素である。ストロメリシンは、他のMMPを活性化する酵素である。 MMPは、細胞外基質を分解することで、組織のリモデリング、炎症、創傷治癒、腫瘍の侵襲・転移などのさまざまな生理学的および病理学的プロセスに関与している。組織のリモデリングは、組織の形態や機能を変化させるプロセスであり、炎症は、組織の損傷や感染に対する反応である。創傷治癒は、損傷した組織を修復するプロセスであり、腫瘍の侵襲・転移は、腫瘍細胞が周囲の組織に浸潤して転移するプロセスである。 MMPは、さまざまな細胞によって産生される。MMPを産生する細胞には、マクロファージ、好中球、線維芽細胞、上皮細胞などがある。MMPの産生は、さまざまな因子によって制御される。MMPの産生を制御する因子には、サイトカイン、成長因子、ホルモンなどがある。 MMPは、組織のリモデリング、炎症、創傷治癒、腫瘍の侵襲・転移などのさまざまな生理学的および病理学的プロセスに重要な役割を果たしている。MMPの産生を制御することで、これらのプロセスを制御することができる。