看護師業界ウォッチャー

内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべきアセトンの知識

アセトンとは、ケトン体の一つであり、有機溶媒の一種です。有機溶媒とは、他の物質を溶かす性質を持つ液体のことです。アセトンは揮発性物質であるため、体内でケトン体が上昇すると、血中ではなく肺から呼気中に放出されます。そのため、ケトン体が上昇すると呼気からケトン臭(アセトン臭)と呼ばれる独特の臭いが生じます。 アセトンは、常温常圧では無色透明の液体で、特有の甘いにおいがあります。水と混和しやすく、アルコール、油脂、ワックスなどにも溶けます。アセトンは、酢酸とアセチレンから製造されます。アセトンは、塗料、接着剤、インク、化粧品、医薬品などの製造に使用されます。また、脱脂剤、洗浄剤としても使用されます。 アセトンは、引火性があり、蒸気を吸うと頭痛、吐き気、嘔吐を引き起こすことがあります。また、皮膚に接触すると炎症や火傷を引き起こすことがあります。アセトンを扱う際は、手袋や保護メガネを着用し、換気を十分に行う必要があります。
呼吸器

在宅酸素療法:慢性呼吸不全患者のQOLを向上させる治療法

在宅酸素療法とは、慢性的な呼吸不全があるものの、病状が安定している患者が、自宅などの病院以外の場所で酸素を吸入する治療法です。在宅酸素療法によって、家庭生活や職場への復帰が可能となり、患者のQOLを高めることにつながります。 在宅酸素療法は、酸素濃縮器と呼ばれる機械を使用して、空気中の酸素を濃縮し、患者の鼻や口に送ります。酸素濃縮器は、小型で持ち運びが可能なので、自宅や外出先でも使用できます。 在宅酸素療法を開始する際には、医師の診察を受け、酸素投与量や使用時間などを決めてもらう必要があります。在宅酸素療法中は、定期的に医師の診察を受け、酸素投与量や使用時間などを調整していきます。 在宅酸素療法は、慢性的な呼吸不全のある患者にとって、重要な治療法です。在宅酸素療法によって、患者のQOLを高め、より快適な生活を送ることができるようになります。
その他

看護師が知っておきたいスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などで、採った血液や尿を入れる試験管のことです。管の先が細くなっている形状のものが多いです。採った血液や尿は、スピッツのまま遠心分離器などにかけて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるため、あらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるため、解糖阻止剤の入っているスピッツなどがあります。そのほかにも、常温用・冷蔵用・凍結用など多様なスピッツがあり、検査項目ごとに使い分けられます。
消化器

内視鏡的食道静脈瘤結紮術とは?治療方法や注意点

内視鏡的食道静脈瘤結紮術とは、内視鏡を用いて食道静脈瘤を結紮することで、静脈瘤からの出血を防ぐ治療法です。食道静脈瘤とは、食道にできる静脈瘤のことです。静脈瘤は、血液が逆流して血管が膨らんだ状態であり、破裂すると出血を起こします。食道静脈瘤は、肝硬変などの肝疾患によって肝臓の血流が滞り、食道の静脈に負担がかかることで生じます。食道静脈瘤からの出血は、吐血や下血を引き起こし、命に関わることもあります。内視鏡的食道静脈瘤結紮術は、食道静脈瘤からの出血を防ぐために、静脈瘤を内視鏡を用いて結紮する治療法です。内視鏡は細い管状の医療機器で、先端にカメラとライトが付いており、食道の中を観察することができます。内視鏡的食道静脈瘤結紮術では、内視鏡を食道に挿入し、食道静脈瘤を細い輪ゴムで結紮します。結紮された静脈瘤は、やがて血流が止まって壊死し、消失します。内視鏡的食道静脈瘤結紮術は、食道静脈瘤からの出血を防ぐ有効な治療法ですが、食道静脈瘤の根本的な原因である肝疾患を治療しないと、再発する可能性があります。
脳・神経

看護師必見!『情動失禁』について理解しよう。

情動失禁とは、わずかな刺激で過剰に泣いたり、笑ったり、怒ったりして、感情の抑制がきかない状態のことです。脳血管性認知症患者によく見られる症状であり、感情失禁とも呼ばれます。 情動失禁の原因は、脳の損傷や病気などによって、感情をコントロールする脳の領域が障害されることです。そのため、小さな刺激でも過剰に反応してしまい、感情をコントロールすることができなくなります。 情動失禁の症状は、人によって異なりますが、以下のようなものがあります。 * 些細なことで大泣きする * 笑いが止まらない * 怒りっぽくなる * イライラする * 落ち着きがない * 集中力が低下する * 記憶力が低下する 情動失禁は、患者さんにとっても家族にとっても大きな負担となります。患者さんは、自分の感情をコントロールできずに苦しみ、家族は、そんな患者さんを支えるために苦労することになります。 情動失禁の治療法は、根本的な原因を治療することが基本ですが、難しい場合もあります。そのため、症状を緩和するための対症療法が行われます。対症療法としては、薬物療法や心理療法などが有効とされています。
整形外科

看護師に必須の用語『坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは?’

坐骨神経痛は、腰から足に伸びる坐骨神経が何らかの原因で刺激されることによって生じる痛みやしびれのことである。坐骨神経は、腰椎の5番目と仙椎の1番目、2番目、3番目の神経根からなる神経であり、腰から臀部、太もも、ふくらはぎ、足先まで伸びている。坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることによって起こることが多く、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、梨状筋症候群などが原因となることが多い。また、妊娠や出産、糖尿病、肥満なども坐骨神経痛のリスクを高める因子である。 坐骨神経痛の症状は、腰や臀部、太もも、ふくらはぎ、足先に痛みやしびれ、灼熱感、ピリピリ感などを感じる。また、歩行や座位などの動作によって症状が悪化することが多い。坐骨神経痛は、日常生活に支障をきたすほどの痛みやしびれを伴うため、早めに治療を受けることが大切である。
耳鼻咽喉科

【看護師向け】急性副鼻腔炎とは?

急性副鼻腔炎とは、副鼻腔に発症する急性の感染症である。副鼻腔とは、鼻の周囲にある空洞で、鼻腔とつながっている。急性副鼻腔炎は、細菌やウイルスが副鼻腔に感染することによって引き起こされる。 急性副鼻腔炎の症状は、鼻閉、鼻漏、後鼻漏、咳嗽などの呼吸器症状や頭痛、顔面の圧迫感などである。鼻閉は、鼻の通りが悪くなることで、息苦しさや鼻水が出にくいなどの症状が現れる。鼻漏は、鼻水が出ることで、透明だったり、黄色や緑色だったりする。後鼻漏は、鼻水が喉の奥に流れることで、咳の原因となる。咳嗽は、咳が出ることで、痰が絡む場合もある。頭痛は、頭が痛くなることで、ズキズキしたり、締め付けられるような痛みがある。顔面の圧迫感は、顔面が圧迫されるような痛みで、頬や額などに起こる。
呼吸器

看護師必須!湿性咳嗽について

湿性咳嗽とは、喀痰を伴う湿った咳のことである。喀痰とは、気管や気管支、肺から分泌される粘液や異物のことである。湿性咳嗽は、風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症、気管支炎などの呼吸器疾患、喫煙、大気汚染などによって引き起こされる。 湿性咳嗽は、乾性咳嗽とは異なり、喀痰が出るため、咳をすることで喀痰を排出することができる。そのため、乾性咳嗽よりも呼吸器の負担が少なく、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引くと、喀痰が粘りけを帯びて排出されにくくなり、気管や気管支に炎症を引き起こすことがある。また、喀痰が細菌やウイルスを含んでいる場合は、他の感染症を引き起こすこともある。 湿性咳嗽の治療は、原因となっている疾患の治療を行うことが基本である。風邪やインフルエンザなどの感染症の場合は、抗ウイルス薬や抗菌薬を服用する。気管支炎などの呼吸器疾患の場合は、気管支を広げる薬や炎症を抑える薬を服用する。喫煙や大気汚染の場合は、喫煙をやめたり、大気汚染を避けるようにする。 湿性咳嗽は、適切な治療を行うことで、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引いたり、悪化したりする場合は、医師の診察を受ける必要がある。
呼吸器

ストライダーを理解する:看護師のためのガイド

ストライダーとは、喉頭や中枢側の気管支の狭窄や閉塞により生じる、連続性ラ音の一つである。吸気相に「グーグー」や「ゼーゼー」など低調な音が聞こえるのが特徴である。乳幼児では、喉頭軟骨の発育不全や気管支軟化症、扁桃肥大、アデノイド肥大、クループなどが原因となることが多い。成人では、喉頭癌、気管癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などが原因となることが多い。 ストライダーは、気道の狭窄や閉塞の程度によって、その重症度が異なる。軽度であれば、呼吸困難やチアノーゼなどの症状はみられないが、重度になると、呼吸困難やチアノーゼ、意識障害などの症状がみられる。ストライダーがみられる場合は、早急に医療機関を受診する必要がある。
循環器

看護師の心房性期外収縮入門

心房性期外収縮とは、心房での異所性興奮が本来の洞結節からの電気的興奮よりも早いタイミングで出現する不整脈である。上室性期外収縮のうち心房から異所性興奮が出現するものが心房性期外収縮で、房室接合部から異所性興奮が出現するものを房室接合部期外収縮という。心房性期外収縮は、若い健康な人にもよくみられる不整脈で、通常は心配する必要はない。しかし、心房性期外収縮が頻繁に起こったり、心臓に基礎疾患がある場合は、心房細動などのより重篤な不整脈に進行する可能性がある。心房性期外収縮の症状には、動悸、胸の痛み、息切れなどがある。また、めまい、失神、疲労感などの症状が現れることもある。心房性期外収縮の診断は、心電図検査によって行われる。心電図検査で、心房性期外収縮が頻繁に起こっていることが確認されれば、心房性期外収縮と診断される。心房性期外収縮の治療は、症状の有無や心臓の基礎疾患の有無によって異なる。症状がなく、心臓に基礎疾患のない場合は、治療は必要ない。しかし、症状がある場合や心臓に基礎疾患がある場合は、薬物療法やカテーテルアブレーションなどの治療が行われる。
呼吸器

看護師に必須の用語『呼吸’,

呼吸とは、肺胞および細胞内にて体内に酸素を取り込み、不要な二酸化炭素を排出するガス交換を指す。ガス交換に必要な酸素は、呼吸運動によって体内に取り込まれる。呼吸とは、文字通り「息を吐いたり吸ったりすること」である。私たちは、空気中の酸素を吸い込んで、二酸化炭素を吐き出すことで生きている。呼吸は、人間が生きていくために必要な一番の基本的な動作です。呼吸は、肺の働きによって行われる。肺は、胸の中にある左右一対の臓器で、無数の小さな肺胞で構成されている。肺胞は、とても薄い膜でできており、酸素と二酸化炭素が簡単に通過することができる。呼吸をすることで、空気中の酸素が肺胞に取り込まれ、血液中に溶け込む。血液は、酸素を全身の細胞に運ぶ。細胞は、酸素を使ってエネルギーを作り出す。エネルギーを作り出す過程で、二酸化炭素が排出される。二酸化炭素は、血液によって肺胞に運ばれ、呼気とともに体外に排出される。呼吸は、人間が生きていくために必要な一番の基本的な動作です。呼吸が止まると、人間は生きていくことはできない。
皮膚科

看護師に必須!口唇ヘルペスについて学ぼう

口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の感染、もしくは再活性化によって口唇やその周囲に水疱ができる疾患である。口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症である。単純ヘルペスウイルスは、2つのタイプ、HSV-1とHSV-2がある。HSV-1は、口唇ヘルペスを引き起こし、HSV-2は、性器ヘルペスを引き起こす。口唇ヘルペスは、感染した人とのキス、食器やタオルの共有、さらには空気感染によっても広がる。口唇ヘルペスは、痛みやかゆみ、灼熱感などの症状を引き起こす。通常、口唇ヘルペスは数週間で治癒するが、再発を繰り返す場合もある。口唇ヘルペスの再発は、ストレス、疲労、日光への曝露、月経などによって引き起こされる。口唇ヘルペスの治療法は、抗ウイルス薬である。抗ウイルス薬は、口唇ヘルペスの症状を軽減し、再発を防ぐのに役立つ。
消化器

内視鏡的経鼻胆道ドレナージとは?その必要性と留意点

内視鏡的経鼻胆道ドレナージとは、鼻から胆道にかけてドレナージチューブを挿入し、胆汁を体外に排出させる方法です。胆管炎の治療として行われることが多く、胆汁の排出が困難になっている場合や、胆管に結石が詰まっている場合などに用いられます。また、胆管炎の予防や、胆管の手術後の経過観察にも用いられることがあります。 内視鏡的経鼻胆道ドレナージは、内視鏡を用いて行われます。内視鏡は、細い管状のカメラで、先端に照明装置と鉗子(かんし)が付いており、体の内部を映像で観察することができます。内視鏡を鼻から挿入し、胆管まで到達させます。その後、胆管にドレナージチューブを挿入し、胆汁を体外に排出させます。
血液・造血

急性前骨髄球性白血病とは?症状や治療法を解説

急性前骨髄球性白血病(APL)とは、急性骨髄性白血病(AML)の一種で、AMLの約10%を占める病気です。APLは、血液細胞ががん化して増殖し、正常な血液細胞を置き換えてしまうことで起こります。APLは、他のAMLとは異なり、特定の染色体異常(t(15;17))によって引き起こされます。APLは、他のAMLよりも治癒率が高いことが特徴です。 APLの症状は、他のAMLと同様、発熱、貧血、出血、骨痛などです。APLでは、DIC(播種性血管内凝固症候群)や、APL特有の症状であるプロミエロサイト白血病新症候群(APL-SBS)が起こることがあります。APL-SBSは、肺に血液が漏れて呼吸困難を起こす症状です。APLの治療は、化学療法が中心となります。APLには、白血病プロミエロサイトレチノイン酸レセプターアルファ(PML-RARα)を標的とした分子標的薬が有効です。APLは、他のAMLよりも治癒率が高いことが特徴です。
小児科

看護師の必修用語「承認欲求」を徹底解説

承認欲求とは、他者によって認められたいという感情のことである。社会的な生き物である人間は、他者から承認されることで自己の存在価値を確認し、安心感や喜びを得ることができる。承認欲求は、人間が社会の中で生きていくために必要な感情であり、適度な承認欲求を持つことは、自己肯定感や社会性を育む上で重要である。 しかし、承認欲求が強すぎると、他者の評価を過度に気にするようになり、自分らしさを失ったり、他者と比較して落ち込んだりすることがある。また、承認欲求を満たすために、本来の自分とは違う姿を見せたり、他者に迎合したりするようになり、人間関係がうまくいかなくなったり、生きづらさを感じるようになったりする。
内分泌・代謝・栄養

抗セントロメア抗体とは?

抗セントロメア抗体は、染色体の中心部のセントロメア部位に存在する抗原に対して産生される自己抗体です。全身性強皮症(こうぜんせいきょうひしょう、systemic sclerosis、SSc)に特異的な自己抗体として知られており、SScの診断において重要な役割を果たしています。SScは、皮膚、肺、腎臓、心臓など全身の様々な臓器が硬化して機能障害をきたす膠原病の一種です。 抗セントロメア抗体は、SScの患者さんの約30~50%に陽性となります。SScの臨床症状は、皮膚の硬化、レイノー現象、肺線維症、腎障害などが主なものですが、抗セントロメア抗体が陽性の場合、皮膚の硬化やレイノー現象などの皮膚症状が強く現れることが多いとされています。また、抗セントロメア抗体が陽性の患者さんは、SScの中でも経過が比較的良好な傾向があることが報告されています。
その他

看護師に必須の用語『ピギー』の意味と使い方

ピギーとは、点滴、点滴バックの呼称である。また、ピギー内に充填する生理食塩水を指すこともある。点滴とは、静脈や筋肉に薬剤や輸液を投与する医療行為である。点滴バックとは、点滴に使用する薬剤や輸液を貯蔵する容器である。ピギーという名称は、点滴バックの形状がブタに似ていることから名付けられた。ピギーは、医療現場で広く使用されており、看護師が点滴を行う際には欠かせない用具である。 ピギーは、主にプラスチック製の容器でできており、さまざまな容量のものがある。ピギーには、輸液や薬剤を注入するためのポートが設けられており、輸液や薬剤を投与する際は、このポートに点滴針を接続する。ピギーには、輸液や薬剤の残量を確認するための目盛りが付いている。医療現場では、ピギーを点滴スタンドに吊るして使用することが多い。ピギーは、点滴を行う際に欠かせない用具であるが、使用後は適切に廃棄することが重要である。
その他

看護師に必須の用語『ケモ』

ケモとは、化学療法の略であり、悪性腫瘍(がん)の治療法の一種です。がん細胞を殺すために薬物を用いる治療法で、手術、放射線療法と並ぶ三大がん治療法の一つです。一般的に、投薬や点滴などの方法で薬物を体内に投与し、がん細胞の増殖を抑えたり、死滅させたりします。化学療法には、さまざまな薬剤が使われ、がんの種類、進行度、患者の状態などによって、最適な薬剤や投与方法が決定されます。化学療法は、単独で行われることもあれば、他の治療法と併用されることもあります。化学療法には、さまざまな副作用が現れる可能性があり、その程度は薬剤や投与量、患者の状態などによって異なります。副作用としては、吐き気、嘔吐、食欲不振、脱毛、疲労、感染症、貧血、白血球減少症、血小板減少症などが挙げられます。化学療法は、がんの治療に有効な方法ですが、副作用のリスクがあるため、医師と患者が相談の上で治療方針を決定することが大切です。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい『eGFR』とは?

eGFRとは、eGFRは、腎機能を評価する際に用いる数値である。腎機能の指標としてよく用いられる。推算糸球体濾過量ともいう。 eGFRは、血液中のクレアチニンの値をもとに算出される。クレアチニンは、筋肉の代謝産物であり、腎臓から尿中に排泄される。クレアチニンの値が高いと、腎機能が低下している可能性がある。 eGFRの正常値は、60mL/分/1.73㎡以上である。eGFRが60mL/分/1.73㎡未満になると、腎機能が低下していると診断される。eGFRが低下すると、老廃物が体内に蓄積され、さまざまな症状を引き起こす。 eGFRは、腎機能を評価する重要な指標である。定期的に検査を行い、腎機能を管理することが大切である。
その他

医療機関に来院直後, 心臓/肺機能が停止→ 来院直後心肺停止

来院直後心肺停止とは、医療機関に来院直後、心臓または肺機能のいずれか、もしくは両方が停止している状態をさす。この状態のことを「cardiopulmonary arrest immediately after arrival(CPAAA)」ともいう。 患者が来院時にすでに心肺停止の状態にあるか、あるいは来院直後に心肺停止となる場合がある。また、患者が来院時に心肺停止状態ではなくても、例えば、医療行為中に何らかの原因で心肺停止状態になってしまう場合もある。 来院直後心肺停止の原因としては、心臓病、呼吸器疾患、脳卒中、外傷、中毒、薬物の副作用、心停止やショック状態などがあげられる。また、医療行為中に起こる来院直後心肺停止の原因としては、麻酔薬の投与、気管挿管、心臓カテーテル検査、冠動脈バイパス術、透析、電気ショックなどがあげられる。 来院直後心肺停止の症状としては、意識消失、呼吸停止、脈拍停止、瞳孔散大などがあげられる。しかし、来院直後心肺停止の場合、症状がすぐに現れないこともあるので、注意が必要である。 来院直後心肺停止の治療としては、心肺蘇生法や除細動、薬物投与などがあげられる。また、患者が来院時に心肺停止状態ではないが、何らかの原因で心肺停止状態になってしまう場合もある。
消化器

看護師に必須の用語「腹腔」とは?

腹腔は、横隔膜より下部の腹壁で囲まれた部分である。腹腔は、前壁、後壁、側壁、底部の4つの壁で構成されている。前壁は腹直筋、腹斜筋、腹横筋で構成されており、後壁は脊椎、腰方形筋、仙腸関節筋で構成されている。側壁は腹斜筋、腹横筋、腰方形筋で構成されており、底部は骨盤底筋群で構成されている。腹腔内には、消化器系の臓器や婦人科、泌尿器系の臓器が収容されている。消化器系の臓器には、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などがあり、婦人科の臓器には、子宮、卵巣、卵管などがあり、泌尿器系の臓器には、膀胱、尿管、腎臓などがある。
略語

看護師に必須の用語『v.d.E』とは?

-v.d.Eとは?- v.d.Eとは、食前を意味する略語である。カルテや処方箋に記す際に使われる。ドイツ語のvor dem Essenに由来し、vdEとも書かれる。ちなみに食後はn.d.Eである。 v.d.Eは、医師や薬剤師が患者に薬をいつ服用するかを指示するために使用する。例えば、医師が患者に「朝はv.d.Eに1錠、夜はn.d.Eに1錠服用してください」と言えば、患者は朝は朝食の前に1錠、夜は夕食の後で1錠薬を服用する必要があることを理解できる。 v.d.Eは、医療従事者と患者とのコミュニケーションを円滑にするために重要な用語である。
循環器

看護師に必須の用語『フロセミド』について

フロセミドは、強力な利尿薬の一種であり、ループ利尿薬に分類されるお薬です。ループ利尿薬とは、腎臓のヘンレループという部分で尿の再吸収を阻害することで、尿量を増加させるものです。フロセミドは、心不全や高血圧、その他腎不全や肝不全に伴う浮腫の治療によく用いられます。浮腫とは、体内に余分な水分が貯留した状態のことです。フロセミドは、余分な水分を尿として排出することで、浮腫を改善します。フロセミドは、経口薬として服用することが多いですが、注射剤もあります。経口薬は、通常1日1回、朝に服用します。注射剤は、通常1日1回、静脈注射または筋肉注射で投与します。フロセミドの用量は、患者さんの状態や症状に応じて医師が決めます。フロセミドは、一般的に安全な薬ですが、いくつかの副作用を引き起こすことがあります。最も一般的な副作用は、脱水、低カリウム血症、低血圧です。その他の副作用には、めまい、頭痛、吐き気、下痢、腹痛などがあります。フロセミドは、他の薬と相互作用を起こすことがあります。そのため、フロセミドを服用している場合は、医師に他の薬を服用していることを伝えてください。
脳・神経

バレー徴候とは?

バレー徴候とは、手足の軽い麻痺(錐体路障害)を見出す検査の際に、麻痺を起こした上下肢に認める症状のことである。本検査はバレー試験と呼ばれ、脳梗塞、脳出血、その他の錐体路障害を来す疾患を調べる目的で行われる。 バレー徴候は、フランスの神経学者ジャン=アントワーヌ・バレーが1890年に発表した論文で初めて報告された。バレーは、脳卒中を患った患者を診察している際に、麻痺を起こした手足を動かそうとすると、反対側の手足が不随意に動くことに気づいた。この現象は、バレー徴候と呼ばれ、錐体路障害の重要な徴候とされている。 バレー徴候は、錐体路障害を来す疾患の診断に有用である。錐体路は、脳と脊髄を結ぶ神経線維であり、運動や感覚を制御している。錐体路が障害されると、運動麻痺や感覚障害が生じる。バレー徴候は、錐体路障害の程度を評価するために使用されることが多い。 バレー徴候は、脳卒中、脳出血、外傷性脳損傷、脊髄損傷、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症などの疾患でみられる。バレー徴候がみられた場合は、錐体路障害を来す疾患が疑われるため、詳細な検査が必要である。