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看護師が知っておくべき総頚動脈の基礎知識

総頚動脈とは、脳へ血液を送る動脈である左総頚動脈と右総頚動脈の総称である。左総頚動脈は大動脈弓から出ており、右総頚動脈は腕頭動脈から出ている。いずれの総頚動脈も、気管と咽頭の外側を通っている。総頚動脈は、甲状軟骨上縁の高さで内頚動脈と外頚動脈に分岐する。分岐部が閉塞すると、頚動脈狭窄症を引き起こす。 総頚動脈は、首の重要な血管であり、脳への血流を担っている。総頚動脈が閉塞すると、脳卒中を引き起こす可能性がある。総頚動脈の閉塞は、動脈硬化、血栓、外傷などが原因で起こる。総頚動脈の閉塞を防ぐために、健康的な生活習慣を送り、定期的に健康診断を受けることが大切である。
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知っておきたい! 多発性硬化症について

多発性硬化症(MS)とは、脳や脊髄にある神経を覆うミエリンと呼ばれる保護層に損傷を与える病気です。この損傷により、脳と身体の他の部分とのコミュニケーションが妨げられ、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。MSは、最も多くの若い成人を障害にする原因となる中枢神経系の慢性疾患の1つです。中枢神経系には、脳、脊髄、視神経が含まれます。MSは通常、20歳から40歳の間に発症します。女性は男性よりも発症するリスクが高いです。 MSには、4つの主要なタイプがあります。 * 再発寛解型 (RRMS)は、最も一般的なタイプのMSであり、患者の約85%を占めています。RRMSでは、患者は発作に苦しみ、その間に症状が現れます。発作は数週間または数ヶ月続く可能性があり、その間に症状は完全に消失または部分的に回復する可能性があります。 * 二次進行型 (SPMS)は、約50%のRRMS患者が最終的に発症する進行型のMSのタイプです。SPMSでは、患者は症状が徐々に悪化するにつれて障害が増加します。 * 一次進行型 (PPMS)は、患者全体の約15%を占める、進行型のMSのもう1つのタイプです。PPMSでは、患者は症状が徐々に悪化しますが、発作はありません。 * 進行再発型多発性硬化症 (PRMS)は、進行型のMSのまれなタイプで、患者全体の約5%を占めています。PRMSでは、患者は発作を経験しますが、症状は発作の間にも徐々に悪化します。
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看護師に必須の用語『ジスキネジア』

-ジスキネジアの症状- ジスキネジアは、自分の意志に関係なく身体が動いてしまう不随意運動の一種です。ジスキネジーともいいます。疾患の一症状として表れることもあれば、投薬の副作用として表れることもあります。 ジスキネジアの症状は、身体のどの部位に現れるかによって異なります。口周囲・舌(口舌ジスキネジア)、顔、頸部で起きる動きの例としては、舌の突出、捻転、舌打ち、舌なめずり、咀嚼、開口などの反復、口すぼめ、口唇振戦(唇の細かな震え)、歯を食いしばる、顔をしかめる、首が勝手に片側を向くなどがあります。 四肢、体幹で起こる動きの例としては、指を繰り返し曲げ伸ばしする、手をねじるような動きをする、立ったり座ったりなど同じ動きを繰り返さす、足や膝がくねくね動いてじっとしていられないなどがあります。 ジスキネジアの症状は、気にならない程度の動きであれば放置して構いませんが、激しい動きが長時間続くと体は疲労し、動きを抑えようとすればするほど悪化する傾向にあります。痛みを伴ったりと、日常生活にも大きな支障をきたすものは、適切な治療・対処が必要となります。
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看護師に欠かせない用語『ドーパミン』の基礎知識

ドーパミンとは、中枢神経に存在する神経伝達物質である。ドーパミンは、運動、報酬、動機付け、注意力など、さまざまな脳機能に関与している。また、ドーパミンは、気分や感情にも影響を与えると考えられている。ドーパミンが不足すると、パーキンソン病や統合失調症などの精神疾患を引き起こすことがある。逆に、ドーパミンが多すぎると、躁病や統合失調症などの精神疾患を引き起こすことがある。ドーパミンは、脳内の神経細胞から放出され、他の神経細胞に作用する。ドーパミンは、神経細胞の表面にある受容体に結合することで、神経細胞を興奮させたり、抑制したりする。ドーパミンは、中枢神経に存在する重要な神経伝達物質である。ドーパミンは、運動、報酬、動機付け、注意力など、さまざまな脳機能に関与している。また、ドーパミンは、気分や感情にも影響を与えると考えられている。
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レビー小体型認知症を理解する

レビー小体型認知症(レビー小体型認知症;DLB)は、パーキンソン症状や幻視を呈する進行性の認知症である。アルツハイマー型認知症や脳血管障害性認知症とともに三大認知症の一つである。 レビー小体型認知症は、1912年にドイツの医師フリードリヒ・レビーが最初に報告した。レビー氏は、パーキンソン病の患者の脳組織を調べ、神経細胞内に異常なタンパク質の蓄積を発見した。このタンパク質は、後にレビー小体と呼ばれるようになった。 レビー小体は、レビー小体型認知症の重要な病理学的特徴である。レビー小体は、神経細胞の細胞質に蓄積する異常なタンパク質の塊である。レビー小体は、パーキンソン病やその他の認知症でもみられるが、レビー小体型認知症では特に多くみられる。 レビー小体型認知症の症状は、大きく分けて3つに分類される。 1つ目は、認知機能の低下である。レビー小体型認知症の患者は、記憶力、注意、判断力の低下がみられる。 2つ目は、パーキンソン症状である。レビー小体型認知症の患者は、筋肉の硬直、動作の緩慢さ、震えなどのパーキンソン症状がみられる。 3つ目は、幻視である。レビー小体型認知症の患者は、幻視を経験することが多い。幻視の内容は、動物、人物、物などさまざまである。
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看護師に必須の用語「観念失行」とは?

観念失行とは、失行の一種で、物の名前や用途は説明できるのに、慣れているはずの物の使用、日常の一連の動作を順序正しく行えないのが特徴です。歯ブラシを見せて「これは何ですか?」と質問すると「歯を磨くものです」と答えるにもかかわらず、「使ってみてください」というと耳に入れようとしたりします。優位半球(多くは左半球)、または頭頂葉に障害が起きると生じる(高次脳機能障害)です。アルツハイマー病でも同様の症状を示すことがあります。 観念失行は、高次脳機能障害の一種で、脳の損傷によって生じます。高次脳機能とは、言語、記憶、注意、実行機能など、複雑な認知機能のことを指します。観念失行の場合、脳の損傷によって、物体の使用方法や動作の順序を理解することが困難になります。そのため、慣れているはずの物を使ったり、動作をしたりすることができなくなります。 観念失行の症状は、人によってさまざまです。軽度の場合、物の使い方を忘れたり、動作の順序を間違えたりすることがあります。重度の場合、全く物を使えなくなったり、動作ができなくなったりすることがあります。また、観念失行は、言語障害や記憶障害を伴うこともあります。 観念失行の治療法は、脳の損傷を回復させることはできません。しかし、リハビリテーションによって、症状を軽減することができる場合があります。リハビリテーションでは、物体の使用方法や動作の順序を再学習したり、代償手段を身につけたりします。
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ALSとは何か?原因と症状、治療法を解説

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、四肢脱力のほかに呼吸筋を含めた全身の筋肉の萎縮・脱力をきたす疾患群の総称です。進行性の神経難病であり、筋肉の機能が悪化し、運動障害や呼吸障害などが現れる病気です。ALSは、運動ニューロンが障害されて起こる病気です。運動ニューロンは、脳や脊髄から筋肉に信号を送る神経細胞で、筋肉の動きを制御しています。ALSでは、運動ニューロンが障害されることで、筋肉に信号が正しく伝わらず、筋肉の動きが悪くなってしまいます。ALSは、発症する年齢や進行の速度、症状の出方に個人差があり、ALSを発症した人の症状もさまざまです。ALSは、どのような病気かがわかっていないため、根本的な治療法はありません。しかし、ALSの進行を遅らせたり、症状を緩和したりするための治療法はあります。ALSは、筋萎縮性側索硬化症の略語です。
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認知症とは?その概要と症状

認知症とは、一旦正常に発達した「記憶」「学習」「判断」「計画」といった脳の知的機能(認知機能)が、後天的な脳の器質障害によって持続性に低下し、日常や社会生活に支障をきたす状態をいう。かつて痴呆症と言われていたが、2004年に厚生労働省にて認知症への言い換えが決定された。認知症は、高齢化がすすむに従って急増しており、現在は65歳以上の10人に1人、85歳以上では3〜5人に1人が認知症である。 認知症の原因は多様であり、脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などが代表的である。また、認知症と診断されていても、日常生活には支障をきたしていない状態を軽度認知障害(MCI)という。 認知症の症状は、記憶障害、見当識障害、実行機能障害、理解・判断力の低下、失語、失行、失認などがみられる。また、周辺症状として、うつ、不眠、暴言・暴力、徘徊、幻覚、妄想などがみられることもある。 認知症の治療は、進行を遅らせたり、症状を軽減したりすることを目的として行われる。薬物療法、リハビリテーション、生活習慣の改善などが主な治療法である。 認知症は、本人の生活や家族の介護に大きな負担をかける疾患である。しかし、早期発見・早期治療によって、進行を遅らせたり、症状を軽減したりすることは可能である。そのため、認知症の症状が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切である。
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看護師に必須の用語『延髄』とは?

延髄とは、脳幹の一部であり、大脳や小脳と脊髄をつなぐ中継点に位置する重要な器官です。延髄は、呼吸、心拍、血圧などの生命維持に不可欠な機能を制御しています。また、嚥下、しゃべり、咳などの反射も制御しています。 延髄は、脳幹の下部にある小さな器官で、長さは約3センチメートル、幅は約1.5センチメートルです。延髄は、大脳と小脳と脊髄をつなぐ中継点として機能しており、脳から脊髄へ、脊髄から脳へと情報を伝達しています。延髄は、呼吸、心拍、血圧などの生命維持に不可欠な機能を制御しているため、延髄に損傷が生じると、呼吸困難、心停止、血圧低下などの症状が現れます。 延髄は、生命維持に不可欠な機能を制御しているため、延髄に損傷が生じると、死に至る可能性があります。延髄に損傷が生じる原因としては、脳卒中、外傷、感染症などが考えられます。延髄に損傷が生じた場合、呼吸困難、心停止、血圧低下などの症状が現れます。延髄に損傷が生じた場合の治療法は、損傷の原因によって異なりますが、一般的には、輸血、酸素投与、人工呼吸などの対症療法が行われます。
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項部硬直とは?原因や症状、治療法を解説

項部硬直とは、仰臥位の患者の頭部を持ち上げると抵抗がある診察所見を指す。髄膜刺激症状の一つで、髄膜炎などの診断に用いる。 項部硬直は、髄膜が炎症を起こしているときに起こる。髄膜は、脳と脊髄を覆う膜で、脳脊髄液で満たされている。脳脊髄液は、脳と脊髄を保護する役割をしている。 髄膜炎になると、髄膜が炎症を起こして腫脹する。腫脹した髄膜は、脳脊髄液の流れを妨げるため、脳脊髄液が脳や脊髄に貯留する。この状態を髄膜炎と呼ぶ。 髄膜炎の症状には、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、意識障害などがある。項部硬直は、髄膜炎の初期症状の一つで、髄膜炎の診断に用いられる。 項部硬直は、髄膜炎以外にも、脳腫瘍、脳出血、脳梗塞などの疾患でも起こりうる。そのため、項部硬直が認められた場合は、髄膜炎以外の疾患も考慮して診断を行う必要がある。
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看護師に必須の用語「錐体外路」とは?

錐体外路とは、脳から筋肉への運動指令を伝える神経系の経路のことです。錐体路とは別の経路であり、姿勢や運動に対する指令を骨格筋へ伝える役割を担っています。錐体外路は、大脳基底核、視床腹部、脳幹など複数の部位から構成されており、それぞれが微調整しながら運動を制御しています。錐体外路系に障害が生じると、振戦、筋硬直、動作の緩慢化などの症状が現れます。パーキンソン病は、錐体外路系が障害される代表的な疾患です。
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看護師必須の用語「脈絡叢」とは?

脈絡叢とは、脳室に存在する、血管に富んだ組織のことです。左右の側脳室、第三脳室、第四脳室にそれぞれ存在し、脳脊髄液を産生、分泌しています。脳脊髄液は、脳や脊髄を保護し、栄養を供給する重要な役割を果たしています。脈絡叢は、脳脊髄液の量を調節し、脳への栄養と酸素の供給を維持する役割も担っています。脈絡叢は、脳の血管と密接に関連しており、脳の血流の変化に敏感に反応します。そのため、脈絡叢の異常は、脳の疾患の早期発見や治療に役立つ可能性があります。
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看護師に必要な『不随意運動』の知識

不随意運動とは、意志と無関係に起こるさまざまな体の運動のことです。臨床的には意志による抑制が困難であることが特徴です。代表的なものとしては、大脳基底核病変による錐体外路障害があります。錐体外路障害とは、大脳基底核から脳幹、脊髄に至る神経の経路に障害が起こることで生じる運動障害のことです。錐体外路障害の症状としては、振戦、バリズム、舞踏運動、ミオクローヌス、ジストニア、アテトーゼ様運動などがあります。 振戦とは、手足や頭などが細かく震える運動のことです。バリズムとは、手足や体が不規則に振り回される運動のことです。舞踏運動とは、手足や体が不規則に踊るように動く運動のことです。ミオクローヌスとは、手足や体が突然ピクッと動く運動のことです。ジストニアとは、手足や体が不自然にねじれたり、固まったりする運動のことです。アテトーゼ様運動とは、手足や体がゆっくりと、かつ不規則に動く運動のことです。 不随意運動の多くは睡眠時に止まり、不安や精神的緊張、ストレスで悪化します。不随意運動の原因は、脳血管障害、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、薬剤の副作用などさまざまです。不随意運動の治療法は、原因疾患の治療、薬物療法、理学療法、作業療法などがあります。
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看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。脊髄は、脳から仙骨まで伸びる神経の束であり、身体の感覚や運動を制御している。硬膜外腔は、脊髄を保護し、栄養を供給している。また、硬膜外腔には、神経根や血管が通っている。 硬膜外腔は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気によって圧迫されることがある。硬膜外腔が圧迫されると、脊髄や神経根が損傷し、痛みや麻痺などの症状が出現する。 硬膜外腔は、麻酔の際に薬を注入する場所としても使用される。硬膜外腔に麻酔薬を注入すると、脊髄や神経根に作用して、痛みをブロックすることができる。硬膜外麻酔は、帝王切開や下半身の手術などの際に、よく使用される。
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看護師に必須の用語『ケルニッヒ徴候』

ケルニッヒ徴候とは、髄膜刺激症状のひとつであり、髄膜炎や脳膜炎などの中枢神経系の炎症によって起こります。髄膜は脳と脊髄を覆っている膜であり、炎症が起こると刺激を受けて痛みや硬直が生じます。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気を診断するための重要な徴候のひとつであり、医師によって検査されます。 ケルニッヒ徴候は、患者を仰向けの姿勢にして、片方の足を引き上げ、反対側の膝を曲げます。このとき、痛みや抵抗感があれば、ケルニッヒ徴候が陽性となります。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気の重症度を判断するためにも使用されます。
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看護師に必須の用語『アーガイル=ロバートソン瞳孔』について

アーガイル=ロバートソン瞳孔とは、瞳孔異常の一種で、対光反応がない状態のことです。対光反応とは、光を当てたときに瞳孔が縮小する反応のことです。アーガイル=ロバートソン瞳孔では、光を当てても瞳孔が縮小しません。この症状は、主に神経梅毒で起こります。神経梅毒とは、梅毒菌が脳や脊髄に感染した状態のことです。梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる感染症です。梅毒は、主に性行為によって感染します。梅毒に感染すると、皮膚や粘膜に発疹や潰瘍などの症状が現れます。梅毒を治療せずに放置すると、神経梅毒を発症することがあります。神経梅毒は、脳や脊髄を損傷し、様々な症状を引き起こす可能性があります。アーガイル=ロバートソン瞳孔は、神経梅毒の症状の一つです。
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看護師に必須の用語『血液脳脊髄液関門』とは

血液脳脊髄液関門の構造 血液脳脊髄液関門は、脈絡叢上皮細胞によって構成される。脈絡叢とは、脳室内の壁にある毛細血管ネットワークであり、脳脊髄液を産生する。脈絡叢上皮細胞は、脳脊髄液と血液の間にタイトジャンクションと呼ばれる密接な結合を形成しており、この結合が物質の通過を制限している。また、脈絡叢上皮細胞は、物質を能動輸送するポンプタンパク質を多く含んでおり、これらのタンパク質が血液から脳脊髄液への物質の移行を制御している。 血液脳脊髄液関門は、脳を有害な物質から守る重要な役割を果たしている。血液中に存在する細菌やウイルス、毒素などは、血液脳脊髄液関門によって脳脊髄液に侵入することを防がれている。また、血液脳脊髄液関門は、脳に必要な栄養素や酸素を脳脊髄液に供給する役割も果たしている。 血液脳脊髄液関門は、まだ解明されていない部分も多く、現在も研究が進められている。血液脳脊髄液関門の研究は、脳の病気を治療するための新しい薬剤の開発や、脳の機能をより深く理解することにつながると期待されている。
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看護師に必須の用語『ドーパミン』

ドーパミンは、脳内で情報を伝達する役割を担う神経伝達物質です。別名ドパミンとも呼ばれています。ドーパミンは、脳の様々な部位に存在しており、運動、気分、報酬、学習、記憶などに関与しています。 ドーパミンは、チロシンというアミノ酸から生成されます。チロシンは、食事から摂取したタンパク質が分解された際に生成されるアミノ酸です。ドーパミンは、チロシンが酵素によって変換されることで生成されます。 ドーパミンは、脳の様々な部位に存在しており、それぞれ異なる働きをしています。例えば、運動に関与するドーパミンは、大脳基底核に存在しています。気分に関与するドーパミンは、辺縁系に存在しています。報酬に関与するドーパミンは、中脳辺縁系に存在しています。学習に関与するドーパミンは、前頭葉に存在しています。記憶に関与するドーパミンは、海馬に存在しています。 ドーパミンは、脳の様々な働きに関与する重要な神経伝達物質です。ドーパミンの異常は、様々な精神疾患や神経疾患の発症に関与すると考えられています。
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看護師に必須の用語『輻輳反射』

輻輳反射とは、瞳孔反射の一つであり、近くの物を見るときに焦点を合わせるために起こる一連の反応です。輻輳反射は、両側の内直筋が収縮し、両眼が内側へ向くように内転する(輻輳運動)ことから始まり、この内直筋への刺激によって瞳孔が小さくなります。輻輳反射は、目の調節や協調を維持するために重要な役割を果たしています。 輻輳反射は、主に内直筋によって制御されています。内直筋は、目の内側にある筋肉で、眼球を内側に回転させます。輻輳反射が起こると、内直筋が収縮し、両眼が内側へ向くように内転します。 輻輳反射は、瞳孔を小さくすることによっても視覚を調節しています。瞳孔が小さくなると、目のに入る光の量を減らすことができます。これにより、目の調節が容易になり、近くの物に焦点を合わせやすくなります。 輻輳反射は、目の調節や協調を維持するために重要な役割を果たしています。輻輳反射が正常に働かないと、近くの物に焦点を合わせることが難しくなり、視覚に問題が生じることがあります。
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看護師が知っておきたいてんかんの基礎知識

てんかんとは、大脳皮質神経細胞の過剰興奮によって起こる慢性疾患である。てんかんの症状はさまざまであり、痙攣、意識障害、感覚障害、運動麻痺などがあげられる。てんかん発作は、1回のみ起こる場合や、繰り返し起こる場合がある。てんかんの発作は、脳波異常と関連していることが多く、脳波検査によっててんかんの診断が行われる。てんかんは、薬物療法、外科手術、食事療法などによって治療される。てんかんは、適切な治療を受ければ、発作をコントロールし、社会生活を送ることが可能である。
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看護師が知っておきたい『三叉神経痛』について

三叉神経痛は、片側の顔面に、電撃痛のような激しい痛みが生じる疾患です。第Ⅴ脳神経である三叉神経の領内に、疼痛が生じます。 三叉神経は、顔面の知覚をつかさどる神経です。三叉神経には、眼窩神経、上顎神経、下顎神経の3つの枝があり、それぞれ、顔面の異なる部分の知覚を伝えています。 三叉神経痛は、三叉神経のいずれかの枝が圧迫されることによって生じます。圧迫の原因としては、脳腫瘍、脳血管障害、動脈瘤、多発性硬化症などが挙げられます。また、原因不明の三叉神経痛もあります。 三叉神経痛の症状は、片側の顔面に、電撃痛のような激しい痛みが生じることです。痛みは、数秒から数分間続き、1日に数回から数十回起こります。また、痛みは、会話、食事、歯磨きなどの日常生活の動作によって誘発されることがあります。 三叉神経痛の特徴として、以下の点が挙げられます。 * 片側の顔面にのみ痛みがある。 * 痛みは、電撃痛のような激しい痛みである。 * 痛みは、数秒から数分間続き、1日に数回から数十回起こる。 * 痛みは、会話、食事、歯磨きなどの日常生活の動作によって誘発されることがある。 * 痛みは、薬物療法や外科的治療によって改善することがある。
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脳梗塞とは?|看護師に必須の用語

脳梗塞は、脳動脈の狭窄や閉塞により灌流域の虚血が起こり、脳組織が壊死に陥る疾患である。脳梗塞には、脳血栓症、脳塞栓症、脳出血、脳静脈血栓症などの種類があり、それぞれ原因や症状が異なる。 脳血栓症は、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が原因で脳動脈が狭窄し、血栓が形成されて脳梗塞が起こる。脳塞栓症は、心臓や大動脈から脳動脈に血栓が飛んできて脳梗塞が起こる。脳出血は、脳動脈が破れて脳内に血液が流れ出し、脳組織が圧迫されて脳梗塞が起こる。脳静脈血栓症は、脳の静脈が血栓で閉塞して脳梗塞が起こる。 脳梗塞の症状は、障害部位によりさまざまである。片麻痺や感覚障害、構音障害、失語、失認などの皮質症状や意識障害が見られる。脳梗塞は、早期に治療を開始することで後遺症を軽減することができるため、発症したらすぐに病院を受診することが大切である。
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脊髄空洞症〜看護師が知るべき疾患〜

脊髄空洞症とは何か? 脊髄空洞症とは、脊髄の中に脳脊髄液が異常に多く溜まることで、脊髄が空洞状となる疾患のこと。脊髄とは脳からの命令を全身に伝える神経の束のこと。脳脊髄液は脳と脊髄を保護する液体である。脊髄空洞症は、頚髄や上側の胸髄に多い。 脊髄空洞症は、生まれつき(先天性)のものと、後に発症するもの(後天性)がある。先天性の脊髄空洞症は、胎児の時期に脊髄が正常に発育しなかったことが原因で起こる。後天性の脊髄空洞症は、外傷や感染症、腫瘍などによって脊髄が損傷したことが原因で起こる。 脊髄空洞症の症状は、空洞の場所や大きさによって異なる。代表的な症状は、手足のしびれや痛み、脱力、排尿障害などである。また、重症例では呼吸障害や心障害を引き起こすこともある。 脊髄空洞症の診断は、MRI検査で行う。MRI検査で脊髄に空洞があれば、脊髄空洞症と診断される。 脊髄空洞症の治療法は、空洞の大きさや症状によって異なる。軽症例では、保存療法が行われる。保存療法とは、薬物療法やリハビリテーションなどによって症状をコントロールする方法である。重症例では、手術が行われる。手術では、空洞を小さくしたり、空洞をドレナージしたりする。
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看護師が知っておくべき血栓について

血栓とは、血管の中で形成される血の塊のことです。血栓は、血小板やフィブリンなどの血液成分が集まって形成されます。血栓が血管を塞いでしまうと、その先の組織に血液が流れなくなり、組織が壊死してしまいます。血栓は、脳卒中、心筋梗塞、肺塞栓症などの原因となります。 血栓は、血液が固まりやすくなったり、血管壁が傷ついたりすると形成されやすくなります。血液が固まりやすくなる原因としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、飲酒、運動不足などがあります。血管壁が傷つく原因としては、動脈硬化、血管炎、外傷などがあります。 血栓が形成されるのを防ぐためには、血液が固まりにくくする薬を服用したり、血管を傷つけないようにしたりすることが大切です。血液が固まりにくくする薬には、抗凝固薬や抗血小板薬があります。血管を傷つけないようにするためには、高血圧や糖尿病などの基礎疾患をしっかりコントロールしたり、禁煙したり、適度な運動をしたりすることが大切です。