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看護師必見!錐体外路の基礎知識

錐体外路とは、人間の運動機能を制御する神経系のネットワークの一部です。錐体路とは別の経路で、錐体外路中枢、大脳基底核、視床腹部、脳幹が含まれます。錐体外路は、姿勢や運動に対する指令を骨格筋に伝え、筋緊張や筋群の協調運動を反射的かつ不随意的に行う働きをしています。 錐体外路に障害が生じると、錐体外路症候群と呼ばれる症状が現れます。錐体外路症候群の主な症状は、振戦、筋硬直、動作緩慢、歩行障害などです。パーキンソン病は、錐体外路症候群を呈する代表的な疾患です。
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看護師必見!パーキンソン病とは

パーキンソン病は、中脳の黒質細胞が変性することによりドパミン産生が低下し、これによって大脳基底核による運動の制御が障害され、スムーズに体が動かせなくなる神経変性疾患である。 パーキンソン病の主な症状には、震え、筋固縮、動作緩慢、姿勢障害などがある。震えは、安静時に手足やあごが細かく震える症状である。筋固縮は、筋肉が硬くなり、動きがぎこちなくなる症状である。動作緩慢は、動作が遅くなり、動作を開始するのが困難になる症状である。姿勢障害は、姿勢を維持するのが困難になり、前かがみになったり、歩行が不安定になる症状である。 パーキンソン病の原因は、中脳の黒質細胞が変性することである。黒質細胞は、ドパミンという神経伝達物質を産生している細胞である。ドパミンは、運動を制御する脳の領域である大脳基底核に働きかけ、スムーズな動作を可能にしている。黒質細胞が変性すると、ドパミン産生が低下し、大脳基底核による運動の制御が障害される。その結果、パーキンソン病の症状が現れる。 パーキンソン病の原因は、まだ完全に解明されていない。しかし、いくつかの危険因子が特定されている。パーキンソン病の危険因子には、年齢、家族歴、環境要因などがある。年齢は、パーキンソン病の発症リスクを高める最も重要な危険因子である。パーキンソン病の発症率は、年齢とともに上昇する。家族歴も、パーキンソン病の発症リスクを高める。パーキンソン病の家族歴がある人は、パーキンソン病を発症するリスクが高い。環境要因も、パーキンソン病の発症リスクを高める可能性がある。例えば、除草剤や殺虫剤などの特定の化学物質にさらされることは、パーキンソン病の発症リスクを高める可能性がある。
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メラトニンとは?睡眠・覚醒リズムを調節するホルモン

メラトニンは、脳の松果体で合成されるホルモンです。睡眠・覚醒リズムを調節する働きがあり、周囲が薄暗くなることを感知して分泌が亢進され、午後11時〜午前3時頃に血中濃度はピークを迎えます。ヒトにおいては睡眠を促進する効果があるため、これにより、昼行性の日内リズムを作っているとされています。 また、メラトニンの分泌量は季節によっても変動し、夜が長い秋・冬のほうが、春・夏に比べて血中濃度が高くなることが知られています。このため、季節性情動障害の一因と言われています。
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看護師に必須の用語『ドーパミン』

ドーパミンは、脳内で情報を伝達する役割を担う神経伝達物質です。別名ドパミンとも呼ばれています。ドーパミンは、脳の様々な部位に存在しており、運動、気分、報酬、学習、記憶などに関与しています。 ドーパミンは、チロシンというアミノ酸から生成されます。チロシンは、食事から摂取したタンパク質が分解された際に生成されるアミノ酸です。ドーパミンは、チロシンが酵素によって変換されることで生成されます。 ドーパミンは、脳の様々な部位に存在しており、それぞれ異なる働きをしています。例えば、運動に関与するドーパミンは、大脳基底核に存在しています。気分に関与するドーパミンは、辺縁系に存在しています。報酬に関与するドーパミンは、中脳辺縁系に存在しています。学習に関与するドーパミンは、前頭葉に存在しています。記憶に関与するドーパミンは、海馬に存在しています。 ドーパミンは、脳の様々な働きに関与する重要な神経伝達物質です。ドーパミンの異常は、様々な精神疾患や神経疾患の発症に関与すると考えられています。
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看護師が知っておくべき硬膜下血腫に関する知識

硬膜下血腫の原因は、頭部外傷、脳腫瘍、血液凝固異常、新生児や小児の虐待、低髄圧などがあります。 頭部外傷は、硬膜下血腫の最も一般的な原因です。頭蓋骨が骨折したり、脳が揺さぶられたりすると、脳表動脈や架橋静脈が損傷したり断裂したりして、出血が起こります。頭部外傷による硬膜下血腫は、軽度のものから重度のものまであります。軽度の場合は、自然に治癒することもありますが、重度の場合は、手術が必要になることもあります。 脳腫瘍も、硬膜下血腫の原因になることがあります。脳腫瘍が大きくなると、脳表動脈や架橋静脈を圧迫して、出血が起こることがあります。脳腫瘍による硬膜下血腫は、脳腫瘍の種類や大きさによって、症状や治療法が異なります。 血液凝固異常も、硬膜下血腫の原因になることがあります。血液凝固異常があると、血液が固まりにくくなり、出血が起こりやすくなります。血液凝固異常による硬膜下血腫は、抗凝固薬を服用している人や、血友病などの出血性疾患がある人に起こることが多いです。 新生児や小児の虐待も、硬膜下血腫の原因になることがあります。新生児や小児が虐待を受けると、頭部に強い衝撃が加わり、脳表動脈や架橋静脈が損傷したり断裂したりして、出血が起こることがあります。新生児や小児の虐待による硬膜下血腫は、非常に重篤な状態になることが多く、死亡することもあります。 低髄圧も、硬膜下血腫の原因になることがあります。髄圧が低くなると、硬膜が脳から離れて、硬膜下腔が拡大します。その結果、硬膜下腔に出血が起こりやすくなります。低髄圧による硬膜下血腫は、髄膜炎や脳脊髄液漏などの原因で、髄圧が低下したときに起こることが多いです。
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看護師必見!日本脳炎の基本知識

日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスに感染することによって引き起こされる感染症です。蚊を介して感染し、高熱、頭痛、嘔吐などの症状が現れます。重症化すると、脳炎や髄膜炎を起こし、死に至ることもあります。日本脳炎は、東南アジア、東アジア、西太平洋地域で多く発生しています。日本でも、毎年数千人の患者が発生しています。 日本脳炎ウイルスは、フラビウイルス科フラビウイルス属に属するウイルスです。直径は約50nmで、エンベロープを有しています。日本脳炎ウイルスのゲノムは、一本鎖RNAで、約10,000塩基から構成されています。日本脳炎ウイルスは、蚊を介して感染します。蚊が日本脳炎ウイルスに感染した鳥や豚を吸血すると、ウイルスが蚊の体内で増殖します。その後、蚊が人間を吸血すると、ウイルスが人間に感染します。 日本脳炎の潜伏期間は、10日から14日です。発症すると、高熱、頭痛、嘔吐などの症状が現れます。重症化すると、脳炎や髄膜炎を起こし、死に至ることもあります。日本脳炎の治療法は、対症療法が中心となります。重症例には、抗ウイルス薬が使用されることもあります。 日本脳炎は、予防接種で予防することができます。日本脳炎ワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンがあります。生ワクチンは、弱毒化した日本脳炎ウイルスを使用しており、不活化ワクチンは、日本脳炎ウイルスの抗原を不活化したものです。日本脳炎ワクチンは、1期から3期に分けて接種されます。1期は1歳から2歳の間、2期は3歳から4歳の間、3期は11歳から12歳の間です。
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看護師に必須の用語『髄膜炎』について

髄膜炎とは何か? 髄膜炎とは、髄膜、すなわち脳と脊髄を覆う3層の膜に炎症が起こる病気です。髄膜には、くも膜、軟膜、そしてその2つに囲まれたくも膜下腔があります。髄膜炎は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、さまざまな感染症によって引き起こされます。また、けがやその他の外傷、薬剤の副作用、自己免疫疾患によっても起こる可能性があります。髄膜炎は、年齢や健康状態にかかわらず、誰にでも起こり得る病気です。しかし、新生児、乳幼児、高齢者、免疫不全者などは、髄膜炎にかかりやすく、重症化するリスクが高いとされています。
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看護師が知っておくべきワゴトニ―とは?

ワゴトニ―とは、迷走神経反射のことである。迷走神経は、脳幹から心臓、肺、胃、腸などの内臓まで伸びる神経で、消化器系の働きや心拍数、血圧をコントロールしている。ワゴトニ―が起こると、迷走神経の働きが過剰になり、心拍数が遅くなったり、血圧が低下したり、消化器系の働きが低下したりする。 ワゴトニ―は、様々な原因で起こりうる。例えば、長時間同じ姿勢でいる、強いストレスを受ける、過度の飲酒をする、などの原因があげられる。また、ワゴトニ―は、糖尿病や甲状腺機能低下症などの病気によっても引き起こされることがある。 ワゴトニ―の症状は、人によって様々である。主な症状としては、めまい、立ちくらみ、失神、心拍数低下、血圧低下、消化器系の不調(腹痛、下痢、便秘など)があげられる。 ワゴトニ―の治療法は、原因によって異なる。原因がストレスであれば、ストレスを取り除く治療を行う。原因が病気であれば、その病気の治療を行う。ワゴトニ―の症状が強い場合は、薬物療法やペースメーカーの埋め込みなどの治療が行われることもある。
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看護師に必須の用語『多臓器不全』の基本知識

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が同時に機能障害を起こす状態をいいます。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。多臓器不全症候群、多臓器障害(MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全の原因は多様ですが、重篤な感染症、外傷、手術、大出血、敗血症、薬物中毒などが挙げられます。また、慢性疾患の悪化や、加齢に伴う臓器機能の低下も、多臓器不全のリスクを高める要因となります。 多臓器不全の症状は、臓器障害の種類や程度によって異なりますが、一般的には、意識障害、呼吸困難、尿量減少、浮腫、黄疸、出血傾向などがみられます。また、多臓器不全が進行すると、全身の臓器の機能が低下し、死に至ることもあります。 多臓器不全の治療は、臓器障害の原因となっている病気を治療するとともに、臓器機能をサポートする治療を行います。臓器機能をサポートする治療としては、人工呼吸器による呼吸管理、血液透析による腎機能の補助、輸血による貧血の治療などが挙げられます。また、抗菌薬や抗真菌薬などの薬剤を使用し、感染症の治療を行うこともあります。
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ベーチェット病:看護師が知っておくべきこと

ベーチェット病とは、炎症反応の反復により全身の臓器が障害され、さまざまな臨床症状を示す難治性の疾患です。ベーチェット病は、1937年にトルコの医師であるベーチェット氏によって最初に報告され、その後、世界中の多くの国々で報告されるようになりました。 ベーチェット病の好発年齢は20~40歳代で、男性にやや多くみられます。ベーチェット病の原因は不明ですが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。ベーチェット病の症状は、口腔粘膜の潰瘍、眼の炎症、皮膚の炎症、関節炎、消化器症状、中枢神経症状など、さまざまな症状が現れます。 ベーチェット病の診断は、臨床症状と血液検査、画像検査などによって行われます。ベーチェット病の治療法は、症状を軽減させるための対症療法が中心となります。ベーチェット病は難治性の疾患ですが、適切な治療を受ければ、症状をコントロールし、日常生活を送ることが可能です。
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看護師に必須の用語『ニューロ』ってどんな意味?

ニューロとは、神経内科のことである。英語のneurologyより。科目を表す医療現場の用語は他に、ウロ、プシコ、リハなどがある。 神経内科とは、脳と脊髄、神経などの病気やけがを専門に診る診療科のことである。神経内科医は、脳卒中やパーキンソン病、アルツハイマー病などの病気の診断と治療を行う。また、てんかんや頭痛、めまいなどの症状の診療も行う。 神経内科は、脳と脊髄、神経という複雑な臓器を扱う診療科であり、専門的な知識と高い技術が求められる。神経内科医は、常に最新の医学情報を収集し、最新の治療法を患者さんに提供できるよう努めている。
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脊髄空洞症〜看護師が知るべき疾患〜

脊髄空洞症とは何か? 脊髄空洞症とは、脊髄の中に脳脊髄液が異常に多く溜まることで、脊髄が空洞状となる疾患のこと。脊髄とは脳からの命令を全身に伝える神経の束のこと。脳脊髄液は脳と脊髄を保護する液体である。脊髄空洞症は、頚髄や上側の胸髄に多い。 脊髄空洞症は、生まれつき(先天性)のものと、後に発症するもの(後天性)がある。先天性の脊髄空洞症は、胎児の時期に脊髄が正常に発育しなかったことが原因で起こる。後天性の脊髄空洞症は、外傷や感染症、腫瘍などによって脊髄が損傷したことが原因で起こる。 脊髄空洞症の症状は、空洞の場所や大きさによって異なる。代表的な症状は、手足のしびれや痛み、脱力、排尿障害などである。また、重症例では呼吸障害や心障害を引き起こすこともある。 脊髄空洞症の診断は、MRI検査で行う。MRI検査で脊髄に空洞があれば、脊髄空洞症と診断される。 脊髄空洞症の治療法は、空洞の大きさや症状によって異なる。軽症例では、保存療法が行われる。保存療法とは、薬物療法やリハビリテーションなどによって症状をコントロールする方法である。重症例では、手術が行われる。手術では、空洞を小さくしたり、空洞をドレナージしたりする。
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看護師に必須!高次脳機能障害とは

高次脳機能障害とは、脳の損傷によって生じる、言語や記憶、注意、情緒といった認知機能に起こる障害のことです。脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍、認知症などが原因で発症することがあります。高次脳機能障害の症状は、障害される認知機能によって異なります。言語障害の場合、言葉の理解や発話が困難になることがあります。記憶障害の場合、最近の出来事を忘れたり、新しいことを覚えることが困難になることがあります。注意障害の場合、集中力が続かなくなったり、物忘れが多くなったりすることがあります。情緒障害の場合、抑うつや不安、易怒性などがみられることがあります。高次脳機能障害は、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。仕事や家事など、これまでできていたことができなくなったり、対人関係に問題が生じたりすることがあります。また、高次脳機能障害は、認知症を併発するリスクが高まることも知られています。高次脳機能障害の治療には、リハビリテーションが有効です。リハビリテーションでは、言語障害や記憶障害、注意障害、情緒障害などの症状を改善するための訓練を行います。リハビリテーションは、早期に開始することが重要です。早期にリハビリテーションを開始することで、症状の改善が期待できます。
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看護師に欠かせない脊髄とは?

脊髄とは、脳から延長した円柱状の神経の束であり、中枢神経の一部分である。脊髄は、脳から身体の各部分へと神経信号を伝達する役割を担っている。また、身体から脳へと感覚情報を伝達する役割も担っている。脊髄は、脊椎によって保護されており、31対の脊髄神経が脊髄から分岐している。 脊髄は、頸髄、胸髄、腰髄、仙髄の4つの部分に分かれている。頸髄は、首の部分にある脊髄で、8対の脊髄神経が分岐している。胸髄は、胸の部分にある脊髄で、12対の脊髄神経が分岐している。腰髄は、腰の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。仙髄は、お尻の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。 脊髄は、身体の各部分の筋肉や臓器を支配している。例えば、頸髄は、首の筋肉や腕の筋肉を支配している。胸髄は、胸の筋肉やお腹の筋肉を支配している。腰髄は、腰の筋肉や足の筋肉を支配している。仙髄は、お尻の筋肉や膀胱や直腸を支配している。
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看護師に必須の用語『血液脳脊髄液関門』とは

血液脳脊髄液関門の構造 血液脳脊髄液関門は、脈絡叢上皮細胞によって構成される。脈絡叢とは、脳室内の壁にある毛細血管ネットワークであり、脳脊髄液を産生する。脈絡叢上皮細胞は、脳脊髄液と血液の間にタイトジャンクションと呼ばれる密接な結合を形成しており、この結合が物質の通過を制限している。また、脈絡叢上皮細胞は、物質を能動輸送するポンプタンパク質を多く含んでおり、これらのタンパク質が血液から脳脊髄液への物質の移行を制御している。 血液脳脊髄液関門は、脳を有害な物質から守る重要な役割を果たしている。血液中に存在する細菌やウイルス、毒素などは、血液脳脊髄液関門によって脳脊髄液に侵入することを防がれている。また、血液脳脊髄液関門は、脳に必要な栄養素や酸素を脳脊髄液に供給する役割も果たしている。 血液脳脊髄液関門は、まだ解明されていない部分も多く、現在も研究が進められている。血液脳脊髄液関門の研究は、脳の病気を治療するための新しい薬剤の開発や、脳の機能をより深く理解することにつながると期待されている。
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看護師が知っておくべき総頚動脈の基礎知識

総頚動脈とは、脳へ血液を送る動脈である左総頚動脈と右総頚動脈の総称である。左総頚動脈は大動脈弓から出ており、右総頚動脈は腕頭動脈から出ている。いずれの総頚動脈も、気管と咽頭の外側を通っている。総頚動脈は、甲状軟骨上縁の高さで内頚動脈と外頚動脈に分岐する。分岐部が閉塞すると、頚動脈狭窄症を引き起こす。 総頚動脈は、首の重要な血管であり、脳への血流を担っている。総頚動脈が閉塞すると、脳卒中を引き起こす可能性がある。総頚動脈の閉塞は、動脈硬化、血栓、外傷などが原因で起こる。総頚動脈の閉塞を防ぐために、健康的な生活習慣を送り、定期的に健康診断を受けることが大切である。
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看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。硬膜外腔には、脊髄液、脂肪組織、血管、リンパ管などが含まれている。硬膜外腔は、脊髄を保護し、脊髄液の循環を助ける役割を果たしている。 硬膜外腔は、脊椎の椎体の間にある小さな穴、椎間孔を通って、脊柱管とつながっている。硬膜外腔には、硬膜外カテーテルを挿入することができる。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減するために使用される。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減するために使用される一般的な麻酔方法である。硬膜外腔ブロックを行なう場合、医師は脊椎の腰部にある椎間孔に硬膜外針を挿入する。硬膜外針は、硬膜外腔に到達すると、硬膜外カテーテルを挿入する。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減する。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減する安全で効果的な方法である。ただし、硬膜外腔ブロックには、頭痛、吐き気、嘔吐などの副作用が起こる可能性がある。
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看護師のためのシャント機能不全の解説

シャント機能不全とは、シャント術後、患者の血管や体液を流すチューブがつまったり漏れたりして、適切に機能しなくなった状態を指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者など、何らかの理由で必要な治療を受けるために、手術で人工的な血流路を確保する処置のことである。シャント機能不全は、シャント術を受けた患者の10~20%に起こると言われている。 シャント機能不全には、閉塞性シャント機能不全と漏出性シャント機能不全の2種類がある。閉塞性シャント機能不全は、シャントのチューブが狭くなったり、完全に閉塞したりして、血液や体液の流れが滞ってしまう状態である。漏出性シャント機能不全は、シャントのチューブの接続部分から血液や体液が漏れてしまう状態である。 シャント機能不全になると、以下の症状が現れることがある。 ・シャントの周囲の痛みや腫れ ・シャントから血液や体液が漏れる ・むくみ ・息切れ ・疲労感 ・吐き気や嘔吐 シャント機能不全が疑われる場合は、医師の診察を受ける必要がある。医師は、患者の症状や病歴を問診し、身体診察や血液検査、画像検査などを行う。シャント機能不全が確認された場合は、シャントの再建や除去などの治療が行われる。
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看護師必須の用語『神経毒』とは?

神経毒とは、摂取すると神経細胞に作用する毒のことである。ヘビやクモなどの生物が防御のために使用する毒に多いほか、植物に含まれるものもある。摂取した場合、しびれや筋肉の麻痺、呼吸困難などの症状が急速に現れる。神経毒にはテトロドトキシンやスロトキシンなどがあり、毒によって作用する部位が異なる。 神経毒は、神経細胞に直接作用したり、神経伝達物質の産生や放出を阻害したり、神経細胞のイオンチャネルを阻害したりすることで神経系を障害する。神経毒には、テトロドトキシン、スロトキシン、ボツリヌストキシン、サキシトキシン、シガトキシンなどがある。 テトロドトキシンは、フグやアンコウなどの魚類に含まれる神経毒である。テトロドトキシンは、ナトリウムチャネルを阻害し、神経細胞の興奮を阻止する。スロトキシンは、サソリに含まれる神経毒である。スロトキシンは、カリウムチャネルを阻害し、神経細胞の興奮を促進する。ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌が産生する神経毒である。ボツリヌストキシンは、アセチルコリン放出を阻害し、筋肉の麻痺を引き起こす。 サキシトキシンは、貝類に含まれる神経毒である。サキシトキシンは、ナトリウムチャネルを阻害し、神経細胞の興奮を阻止する。シガトキシンは、サンゴ礁に住むプランクトンに含まれる神経毒である。シガトキシンは、神経細胞のイオンチャネルを阻害し、神経細胞の死を引き起こす。
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看護師に必須の用語『輻輳反射』

輻輳反射とは、瞳孔反射の一つであり、近くの物を見るときに焦点を合わせるために起こる一連の反応です。輻輳反射は、両側の内直筋が収縮し、両眼が内側へ向くように内転する(輻輳運動)ことから始まり、この内直筋への刺激によって瞳孔が小さくなります。輻輳反射は、目の調節や協調を維持するために重要な役割を果たしています。 輻輳反射は、主に内直筋によって制御されています。内直筋は、目の内側にある筋肉で、眼球を内側に回転させます。輻輳反射が起こると、内直筋が収縮し、両眼が内側へ向くように内転します。 輻輳反射は、瞳孔を小さくすることによっても視覚を調節しています。瞳孔が小さくなると、目のに入る光の量を減らすことができます。これにより、目の調節が容易になり、近くの物に焦点を合わせやすくなります。 輻輳反射は、目の調節や協調を維持するために重要な役割を果たしています。輻輳反射が正常に働かないと、近くの物に焦点を合わせることが難しくなり、視覚に問題が生じることがあります。
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看護師必須用語『脊椎麻酔』とは

脊椎麻酔とは、局所麻酔のひとつで、局所麻酔薬を脊椎くも膜下腔に注入し、脊髄が支配する神経を麻痺させる方法である。正式には「脊髄くも膜下麻酔」という。下半身の手術の際に行われることが多いが、帝王切開や下半身の整容術などにも用いられる。脊椎麻酔は、全身麻酔に比べて、合併症が少なく、術後の回復が早いというメリットがある。しかし、下半身の感覚がなくなるため、排尿や排便が困難になることがある。また、頭痛や吐き気などの副作用が起こることもある。
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認知症とは?その概要と症状

認知症とは、一旦正常に発達した「記憶」「学習」「判断」「計画」といった脳の知的機能(認知機能)が、後天的な脳の器質障害によって持続性に低下し、日常や社会生活に支障をきたす状態をいう。かつて痴呆症と言われていたが、2004年に厚生労働省にて認知症への言い換えが決定された。認知症は、高齢化がすすむに従って急増しており、現在は65歳以上の10人に1人、85歳以上では3〜5人に1人が認知症である。 認知症の原因は多様であり、脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などが代表的である。また、認知症と診断されていても、日常生活には支障をきたしていない状態を軽度認知障害(MCI)という。 認知症の症状は、記憶障害、見当識障害、実行機能障害、理解・判断力の低下、失語、失行、失認などがみられる。また、周辺症状として、うつ、不眠、暴言・暴力、徘徊、幻覚、妄想などがみられることもある。 認知症の治療は、進行を遅らせたり、症状を軽減したりすることを目的として行われる。薬物療法、リハビリテーション、生活習慣の改善などが主な治療法である。 認知症は、本人の生活や家族の介護に大きな負担をかける疾患である。しかし、早期発見・早期治療によって、進行を遅らせたり、症状を軽減したりすることは可能である。そのため、認知症の症状が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切である。
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看護師が知っておくべき失語症の基礎知識

失語症とは、脳の後天的な病変により、話すこと、読むこと、書くこと、聞くことなどの言語機能が損なわれた病的状態です。失語症は、脳の言語中枢が損傷を受けることで発症し、症状には、言語の理解・表現・読み書き障害、計算障害、時間や空間の認知障害などがあります。失語症は、脳卒中、頭部外傷、脳腫瘍、感染症などの原因で発症する可能性があり、年齢や性別にかかわらず、誰にでも発症する可能性があります。失語症は、日常生活に支障をきたす可能性があるため、早期に診断と治療を行うことが重要です。失語症の治療には、言語療法、作業療法、理学療法などがあり、失語症の症状や程度に応じて、適切な治療が行われます。
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看護師が知っておきたい松果体について

松果体とは、脳のほぼ中央に位置する、松かさのような形状をした小さな器官です。大きさは約5~8mm、重さは0.1~0.2g程度です。松果体は、上丘の後ろ、脳幹の上部に位置しており、第3脳室の後上壁から突き出すようにして存在します。 松果体は、内分泌腺としての機能を有しており、メラトニンというホルモンを分泌しています。メラトニンは、睡眠と覚醒のリズムを調節する働きがあり、体内時計を調整する役割を果たしています。また、メラトニンには、抗酸化作用や抗炎症作用もあることがわかっています。 松果体は、古代ギリシャの医師であるガレノスによって初めて記載されました。ガレノスは、松果体を「霊魂の座」であると考えました。また、松果体は、東洋医学においても重要な器官とされており、不老不死の薬である「仙丹」の原料とされていました。 現代医学では、松果体は、睡眠と覚醒のリズムを調節する働きを担う内分泌腺であることがわかっています。しかし、松果体の機能については、まだ多くの謎が残されており、今後の研究が期待されています。