内分泌・代謝・栄養

看護師必携!ホルモン基礎知識

ホルモンとは、体内のさまざまな組織や器官の間で情報を伝達する化学物質のことです。ホルモンは、内分泌腺から分泌され、血液を介して全身に運ばれます。ホルモンは、成長発育、生殖、代謝、気分など、さまざまな体の働きを調節する役割を持っています。 ホルモンには、さまざまな種類があります。代表的なホルモンには、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性ホルモン、インスリン、グルカゴン、副腎髄質ホルモンなどがあります。成長ホルモンは、成長発育を促進する働きがあります。甲状腺ホルモンは、代謝を調節する働きがあります。副腎皮質ホルモンは、ストレスに対抗する働きがあります。性ホルモンは、生殖機能を調節する働きがあります。インスリンは、血糖値を下げる働きがあります。グルカゴンは、血糖値を上げる働きがあります。副腎髄質ホルモンは、心拍数と血圧を上昇させる働きがあります。 ホルモンは、体の働きを調節する上で重要な役割を果たしています。ホルモンの分泌が乱れると、さまざまな病気の原因となります。例えば、成長ホルモンの分泌が不足すると、小人症になります。甲状腺ホルモンの分泌が不足すると、甲状腺機能低下症になります。副腎皮質ホルモンの分泌が不足すると、副腎皮質機能低下症になります。性ホルモンの分泌が不足すると、不妊症になります。インスリンの分泌が不足すると、糖尿病になります。グルカゴンの分泌が不足すると、低血糖症になります。副腎髄質ホルモンの分泌が過剰になると、高血圧症になります。 ホルモンは、体の働きを調節する上で重要な役割を果たしています。ホルモンの分泌が乱れると、さまざまな病気の原因となります。ホルモンの働きを理解することで、病気の予防や治療に役立てることができます。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『糖尿病神経障害』

糖尿病神経障害とは、糖尿病を長年患っている人の末梢神経や自律神経に障害が起こる病気です。糖尿病神経障害は、糖尿病網膜症、糖尿病腎症とともに糖尿病の三大合併症の一つです。 糖尿病神経障害は、高血糖が持続すると神経そのものが浮腫や変性に至ること、神経を栄養する細い血管が閉塞してしまうことが原因であると考えられています。 糖尿病神経障害の症状は、多発性神経障害、自律神経障害、単一性神経障害の3つに大別されます。 多発性神経障害は、手足の末梢神経に障害が起こり、しびれ、痛み、感覚異常などの症状が現れます。 自律神経障害は、自律神経に障害が起こり、血圧の調整、発汗、消化器運動などの身体の自動的な機能が障害されます。 単一性神経障害は、特定の末梢神経に障害が起こり、顔面神経麻痺、手根管症候群、大腿神経障害などの症状が現れます。
消化器

看護師に必須の用語『経皮経肝的胆嚢ドレナージ』とは?

経皮経肝的胆嚢ドレナージ(PTGBD)とは、右肋間の皮膚と肝臓を介して胆嚢に細い管を入れ、溜まっている胆汁を体外に排出する治療のことである。急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として採用される。 急性胆嚢炎とは、胆嚢に炎症が起こる病気である。胆石が胆嚢の出口をふさいで胆汁が流れにくくなると、胆汁が胆嚢に溜まって炎症を起こす。閉塞性黄疸とは、胆管がふさがって胆汁が流れにくくなり、黄疸が起こる病気である。胆石や腫瘍などが胆管をふさぐことで閉塞性黄疸が起こる。 PTGBDは、急性胆嚢炎や閉塞性黄疸の治療として行われる。PTGBDを行うことで、胆汁が体外に排出され、炎症や黄疸を改善させることができる。PTGBDは、腹腔鏡手術や開腹手術よりも侵襲が少なく、比較的安全な治療法である。
循環器

看護師が知っておきたい動悸の基礎知識

動悸とは、自身の心臓の鼓動を、不快感を伴って自覚する症状のことです。正常よりも鼓動を大きく感じる、脈が飛ぶ、脈が速い、などと感じるものはすべて動悸に含まれます。動悸は、不整脈や生理的な心拍数の増加など、さまざまな原因で起こります。不整脈とは、心臓の鼓動のリズムが乱れることで、脈が飛んだり、速くなったり、遅くなったりすることがあります。生理的な心拍数の増加は、運動や緊張、ストレスなどによって起こります。動悸は、健康な人でも起こることがありますが、心臓疾患や他の病気が原因で起こることもあります。動悸が続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておくべき慢性穿孔性中耳炎の基礎知識

慢性穿孔性中耳炎は、中耳炎後に鼓膜が穿孔したままの状態が続く病気です。鼓膜の穿孔のみであれば難聴を認めるも生命を脅かす危険性は少ないですが、炎症が遷延すると耳漏が持続し、さらに顔面神経麻痺、めまいや頭蓋内合併症(髄膜炎、脳膿瘍)を来すこともあります。また穿孔部位から真珠腫性中耳炎を併発することがあり注意が必要です。 慢性穿孔性中耳炎の病態と所見について説明します。急性中耳炎や外傷など鼓膜に穿孔が生じた場合、自然治癒により鼓膜は閉鎖されます。しかし穿孔が大きかったり、細菌感染を併発したりした場合は治癒が障害され、鼓膜は穿孔したままの状態となり、常に外部と交通し細菌が入りやすい状態となります。また耳管機能が悪い患者では鼓室のガス換気や貯留液の排出が悪いため、中耳炎症が遷延して本症をきたしやすいです。
循環器

クロピドグレルについて知っておきたいポイント

クロピドグレルは、プラークと呼ばれる血小板の塊が血管を塞いでしまうのを防ぐ薬です。心臓発作や脳卒中の発生率を低減するために使用されます。 クロピドグレルは、持続性血小板阻害剤またはP2Y12阻害剤として知られるタイプの薬です。血小板が凝固するのを防ぐことで作用します。クロピドグレルは、アスピリンと一緒に服用されることがよくあります。アスピリンは、血小板が凝固するのを防ぐ別の種類の薬です。クロピドグレルとアスピリンを一緒に服用することで、心臓発作や脳卒中のリスクをさらに低減することができます。 クロピドグレルは、通常、1日1回、食事に関係なく服用されます。この薬を服用している間は、多量のアルコールを摂取しないようにする必要があります。クロピドグレルは、出血のリスクを高める可能性があります。 クロピドグレルには、出血、あざ、鼻血、おなら、下痢などの副作用があります。これらの副作用は通常は軽度であり、数週間以内に消失します。ただし、重度の出血を経験した場合は、直ちに医師に相談する必要があります。 クロピドグレルは、一般に安全で効果的な薬ですが、一部の人には向いていない場合があります。クロピドグレルを服用する前に、医師に他の服用している薬、持っている病状、アレルギーについて知らせてください。
その他

看護師のための非侵襲的用語集

非侵襲的とは、生体を傷つけないような手技のことを指す。身体に負担を与えないことを意味し、皮膚や身体の開口部に器具の挿入を必要としない手技に対して用いられる。看護師は、患者の状態や病態を把握し、適切な看護ケアを提供するために、様々な非侵襲的な手技を用いる。例えば、患者の体温を測る際には、非侵襲的に測定できる体温計を用いる。また、患者の血圧を測る際には、非侵襲的に測定できる血圧計を用いる。さらに、患者の心拍数を測る際には、非侵襲的に測定できる心拍数計を用いる。これらの非侵襲的な手技を用いることで、患者の状態や病態を正確に把握し、適切な看護ケアを提供することができる。
その他

看護師にとってのマスト用語『モヒ』

モヒの使用方法 モヒは、さまざまな方法で使用することができます。最も一般的な方法は、筋肉内または静脈内に注射することです。筋肉内注射は、大腿部や上腕部など、大きな筋肉に針を刺して行われます。静脈内注射は、腕の血管に針を刺して行われます。モヒは、経口投与することも可能です。錠剤や液体の製剤で入手できます。 モヒの投与量は、患者の年齢、体重、症状の重症度に応じて異なります。一般的に、成人では1〜10mgの範囲で投与されます。小児では、0.5〜5mgの範囲で投与されます。モヒの投与回数は、1日1回から4回までとさまざまです。 モヒは、鎮痛剤として使用されることが多く、癌、外傷、手術後の痛みなどに使用されます。また、咳、息切れ、嘔吐、下痢などの症状を緩和するためにも使用されます。モヒは、麻酔剤としても使用することができます。 モヒには、眠気、めまい、吐き気、嘔吐などの副作用があります。また、便秘、かゆみ、尿閉などの副作用も起こることがあります。モヒは、呼吸抑制を引き起こす可能性があるため、呼吸器疾患のある患者には注意が必要です。また、モヒは、依存性や耐性を引き起こす可能性があるため、長期の使用は避けるべきです。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『フォーリーカテーテル』

フォーリーカテーテルとは、膀胱留置用カテーテルの呼称です。尿道を介して膀胱内に留置され、尿を排出するための医療機器です。尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、フランスの外科医であるフレデリック・フォーリーが開発したことに由来しています。フォーリーカテーテルは、尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、さまざまな素材で作られており、それぞれにメリットとデメリットがあります。一般的には、ラテックス、シリコン、ポリウレタンなどの素材がよく使用されています。ラテックス製のカテーテルは、柔軟性があり、挿入しやすいという特徴がありますが、アレルギー反応を起こしやすいというデメリットもあります。シリコン製のカテーテルは、柔軟性があり、アレルギー反応を起こしにくいという特徴がありますが、ラテックス製のカテーテルよりも高価です。ポリウレタン製のカテーテルは、耐久性があり、感染症を起こしにくいという特徴がありますが、挿入しにくいというデメリットもあります。
脳・神経

看護師に必須!海馬の役割としくみ

海馬とは、側頭葉内側にあり、記憶の形成に重要な役割を果たしている大脳辺縁系の一部です。海馬、歯状回、海馬台を合わせて海馬体といわれます。ローマ神話に登場するヒポカンパス(馬の上半身に魚の尾がついた想像上の動物)に形が似ていることから名付けられました。海馬はアンモン角とも呼ばれます。 海馬は、エピソード記憶と空間記憶の形成に関与していると考えられています。エピソード記憶とは、個人の経験に関する記憶のことです。空間記憶とは、場所や道順に関する記憶のことです。海馬は、記憶の長期保存にも重要な役割を果たしています。 海馬は、脳の中でも比較的脆弱な部位です。脳卒中や外傷、アルツハイマー病などの疾患によって損傷を受けることがあります。海馬が損傷を受けると、記憶障害を引き起こす可能性があります。 海馬は、記憶と学習に関わる重要な脳の構造です。海馬が損傷すると、記憶障害や学習障害を引き起こす可能性があります。海馬の健康を維持することは、健全な精神と生活を送るために重要です。
検査・診断

看護師必須の用語「超音波検査」について

超音波検査とは、画像検査法の一種で、超音波を対象物に当てて、跳ね返った音波を拾い集めて映像化する検査のことです。 超音波とは、人間の可聴域を超えた周波数の音波のことです。超音波は、人間の耳には聞こえませんが、物体に当たると跳ね返ります。この性質を利用して、超音波を対象物に当てて、跳ね返った音波を拾い集めることで、対象物の内部の様子を映像化することができます。超音波は、安全かつ無害な検査方法であり、幅広い分野で使用されています。 超音波検査は、主に以下の目的で使用されています。 * 臓器の大きさや形を測定する * 臓器の内部の様子を調べる * 血液の流れを調べる * 腫瘍や炎症などの異常を発見する * 治療の効果を評価する 超音波検査は、比較的安価で、簡便な検査方法であり、幅広い医療機関で実施されています。
産婦人科

カンガルーケアとは?

カンガルーケアとは、出産後すぐに、新生児を母親の素肌(裸の乳房)に抱き、対面・保育する方法である。この用語は、カンガルーがその子の世話をするために皮膚接触を用いることに由来する。カンガルーケアは、早産児や正期産児など、すべての新生児に対して行うことができる。 カンガルーケアの定義は、その目的や手法によって大きく2つに分類される。医療行為として考えられている早産児に対するカンガルーケアと、分娩後のよりよい母子の愛着関係を進めるためのケアとして推奨される正期産後のカンガルーケアである。 早産児に対するカンガルーケアは、医療行為として行われる。これは、早産児がまだ外部環境に適応することができないため、体温を維持したり、呼吸を安定させたりするために皮膚接触が必要であるためである。また、カンガルーケアは、早産児の体重増加を促進し、母乳分泌を増加させる効果があると言われている。 正期産後のカンガルーケアは、分娩後のよりよい母子の愛着関係を進めるためのケアとして行われる。このケアは、母親が新生児と皮膚接触することで、母子の愛着が深まり、母親の未熟児出産による喪失感の克服にもつながると言われている。
その他

看護師が理解すべきアカウンタビリティ

アカウンタビリティとは、説明責任のことである。医療現場では、患者に対して行われる治療や処置に関する内容を、患者や家族へ説明する責任を意味する。アカウンタビリティを明確にすることは、医療の質と安全性を向上させるために重要である。 アカウンタビリティが明確になっていないと、患者は自分が受ける治療について十分な情報を得ることができず、治療への同意を十分に行うことができない。また、医療従事者は自分の行為について責任を負う必要がないため、医療の質が低下したり、医療事故が起こる可能性が高くなる。 アカウンタビリティを明確にするために、医療従事者は患者に対して治療の内容やリスクについて十分な説明を行う必要がある。また、医療従事者は自分の行為について責任を負う必要がある。医療従事者のアカウンタビリティを明確にすることで、医療の質と安全性を向上させることができる。
組織・制度

プリセプターシップとは?新人看護師のための支援制度を解説

プリセプターシップとは、新人看護師が、職場に適応し、職業人として自立できるよう支援する制度である。新人看護師一人に対して、一定期間、教育・指導をマンツーマンで先輩看護師が行うことで、深刻なリアリティーショックやカルチャーショックを防ぐことを目的として運用される。 プリセプターシップは、新人看護師の教育・指導を目的とした制度であるため、先輩看護師は、新人の指導に当たるための教育・訓練を事前に受ける必要がある。また、プリセプターシップを実施する期間は、新人看護師のニーズや、先輩看護師のスケジュールなどに応じて、施設ごとに設定されるのが一般的である。 プリセプターシップは、新人看護師にとって、職場に適応し、職業人として自立するための貴重な機会である。先輩看護師から、看護師として必要な知識や技能を学ぶことができるだけでなく、先輩看護師の経験談を聞くことで、看護師として働く上での心構えを学ぶことができる。また、プリセプターシップを通じて、先輩看護師と良好な関係を築くことができ、新人看護師にとって、職場での居場所を見つける助けになる。
耳鼻咽喉科

急性中耳炎の基礎知識

急性中耳炎とは、主に細菌による中耳の急性感染症である。中耳は鼓膜の奥に見える鼓室、鼓室と上咽頭をつなぐ耳管、鼓室の後方に連続する乳突蜂巣からなる。急性中耳炎は上咽頭の炎症が耳管を逆行して起きるものであり、多くは細菌による感染症である。肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリスが三大起因菌である。多くは上咽頭や副鼻腔の感染に引き続き起こるため、感冒罹患の多い冬によくみられる。また、小児は耳管機能が未完成であることから、小児によくみられる。
循環器

看護師が知っておくべき『V6』とは

V6とは、12誘導心電図において、紫の電極を使い、V4と同じ高さの水平線と前腋窩線上の交点から心臓の電気活動を捉える、胸部誘導の1つです。V6は、心筋虚血や心筋梗塞の診断に役立つ心電図検査です。 心電図検査は、心臓の電気活動を記録する検査です。心電図検査は、心臓の病気の診断や治療に役立ちます。心電図検査では、12個の電極を体に貼り付けます。これらの電極は、心臓の電気活動を捉えます。捉えた電気活動は、心電計で記録されます。心電図検査は、痛みを伴わない検査です。検査時間は、約10分です。 V6は、12誘導心電図の1つです。12誘導心電図は、心臓の電気活動を12方向から記録する検査です。12誘導心電図は、心筋虚血や心筋梗塞の診断に役立つ検査です。V6は、心筋虚血や心筋梗塞の診断に役立つ心電図検査です。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『基礎代謝』

基礎代謝とは、人体の生命維持に必要な1日分の最低限のエネルギー量のことです。安静時に横になった状態で、筋肉を動かさずに体温を維持するために消費されるエネルギーを測定します。基礎代謝は、人体の体格によって決まります。男性は女性よりも筋肉量が多いため、基礎代謝が高くなります。また、年齢とともに筋肉量が減少するため、基礎代謝は低下します。基礎代謝は、体重を維持するためにも重要な役割を果たしています。基礎代謝が高ければ、同じ量の食事を摂っても太りにくくなります。逆に、基礎代謝が低ければ、同じ量の食事を摂ると太りやすくなります。 基礎代謝を測定することで、個々人の適切な摂取カロリーを知ることができます。ダイエットを成功させるためには、基礎代謝を測定して、適切な摂取カロリーを把握することが大切です。基礎代謝を測定する方法としては、病院やクリニックで測定する方法と、家庭で測定する方法があります。病院やクリニックで測定する方法は、より正確ですが、家庭で測定する方法も、ある程度の目安にはなります。
眼科

看護に必要な知識の一つ『立体視』について

立体視とは、両眼視の一つで、物体を立体的に見る機能のことである。人間は、左右の目で異なる視点を捉え、脳がその視点を合成することで、物体の立体的な像を認識している。立体視は、距離感や奥行きを認識するのに重要な役割を果たしており、スポーツや運転などの日常生活においても重要な機能である。 立体視は、主に以下の2つの要素によって構成されている。 * -両眼視差- 左右の目で見える像の差のこと。この差が大きいほど、立体視の効果は大きくなる。 * -融合- 左右の目の像を合成して、一つの像を脳が認識すること。この融合がうまく行われていないと、立体視はできない。 立体視障害とは、立体的に物を見る機能が低下している状態のことである。立体視障害には、先天性と後天性がある。先天性の立体視障害は、生まれつき両眼視差が大きかったり、融合がうまく行われていないために起こる。後天性の立体視障害は、事故や病気などによって片方の眼が失われたり、視力が低下したりするために起こる。 立体視障害があると、距離感や奥行きを認識するのが難しくなる。そのため、スポーツや運転などの日常生活において支障をきたすことがある。立体視障害の治療法は、原因によって異なる。先天性の立体視障害は、手術や眼鏡で治療できる場合がある。後天性の立体視障害は、視力回復のための治療やリハビリテーションによって改善できる場合がある。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい滲出性中耳炎

滲出性中耳炎とは、中耳鼓室に浸出液が貯留して起こる病気です。この病気は、3~6歳の小児によくみられます。副鼻腔炎やアデノイド増殖症などが原因で起こることが多く、急性中耳炎の合併症として起こることもあります。滲出性中耳炎の症状としては、耳の痛みや耳閉感、難聴などがあります。検査では、鼓膜の所見や聴力検査、ティンパノグラムなどが行われます。治療としては、副鼻腔炎や上咽頭炎などの原疾患の治療、耳管通気法、鼓膜切開・鼓膜換気チューブ留置術などが行われます。
検査・診断

看護師の基礎知識『基準値』とは?

基準値とは、検査において基準となる値のことである。基準範囲とも言われている。基準値は、検査項目によって異なるが、一般的には健康な人の平均値を基準としている。検査結果が基準値から外れている場合、何らかの異常がある可能性がある。 基準値は、検査結果を評価する際に重要な指標となる。検査結果が基準値から外れている場合、その原因を特定するために、医師は追加の検査や診察を行う。基準値から外れた検査結果が、病気の早期発見につながることも少なくない。 基準値は、検査項目によって異なるため、検査を受ける前に、検査項目の基準値を確認しておくことが大切である。基準値を確認しておくことで、検査結果をより正確に理解することができる。
呼吸器

看護師に必須の用語『努力性呼気曲線’

努力性呼気曲線とは、努力呼吸(強制呼気)時の呼気時間と呼出量の関係を描いた曲線です。これは呼吸機能評価の基本的な指標とされ、自覚症状との相関、再現性に優れています。この曲線から分析できる代表例としては、1秒率が挙げられます。また、努力性呼気曲線を時間で微分し、呼気フローと呼出量を座標で示すと、フローボリューム曲線が得られます。 努力性呼気曲線は、肺活量、最大吸気量、最大呼気量などの静的肺機能検査とは異なり、気道抵抗や肺コンプライアンスなどの動的肺機能を評価することができます。そのため、喘息やCOPDなどの気道疾患の診断や重症度評価に有用です。 努力性呼気曲線は、スパイロメーターという機器を使用して測定されます。スパイロメーターは、呼吸する際に患者が口を銜えるマウスピースと、呼気量を測定するセンサーで構成されています。患者はマウスピースを銜えて最大限に息を吸い込み、その後、できるだけ強く、早く息を吐き出します。スパイロメーターは、呼気量と呼気時間を測定し、努力性呼気曲線を作成します。 努力性呼気曲線は、呼吸機能を評価する上で重要な検査です。この曲線から、気道抵抗や肺コンプライアンスなどの動的肺機能を評価することができます。そのため、喘息やCOPDなどの気道疾患の診断や重症度評価に有用です。
組織・制度

介護老人保健施設とは?その機能と役割

介護老人保健施設の目的は、在宅療養が困難な高齢者に対し、看護、リハビリテーション、介護などのサービスを提供し、在宅復帰を目指すことです。介護老人保健施設では、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士などの専門スタッフがチームを組んで、利用者の状態に合わせて個別ケアプランを作成し、提供しています。 介護老人保健施設のサービス内容は、大きく分けて以下のようなものがあります。 * 看護 * リハビリテーション * 介護 * 食事 * 入浴 * 排泄介助 * 日常生活支援 * レクリエーション 介護老人保健施設は、在宅療養が困難な高齢者にとって、必要なサービスを受けられる場所です。利用者は、介護老人保健施設でリハビリテーションを受けながら、在宅復帰を目指しています。
整形外科

看護師必携の用語『手根管症候群』

手根管症候群とは、正中神経が手根管と呼ばれる手首のトンネル部で圧迫されることで起こる疾患です。正中神経は、手首と手のひらを通って親指、人差し指、中指、薬指を支配しています。手根管症候群になると、これらの指にしびれや痛み、感覚の低下が起こります。また、親指の付け根の筋肉が弱くなり、ものを握ったりひねったりすることが難しくなることもあります。 手根管症候群は、手首を繰り返し曲げたり伸ばしたりするような動作を長時間続けることによって起こることが多いです。例えば、パソコンのキーボードを打つ、楽器を演奏する、掃除機をかける、などの動作が挙げられます。また、妊娠、肥満、糖尿病、関節リウマチなどの病気を持っている人も手根管症候群を発症するリスクが高くなります。 手根管症候群の症状が軽い場合は、手首を安静にしたり、冷やしたり、湿布を貼ったりすることで改善することがあります。しかし、症状が重い場合は、手根管を切開して圧迫を解除する手術が必要になることもあります。
産婦人科

性ステロイドホルモンとは

性ステロイドホルモンは、卵巣や精巣などの生殖腺から分泌されるステロイドホルモンの総称であり、性ホルモンとも呼ばれています。性ステロイドホルモンは、男性と女性の性特徴の発達と維持、生殖機能のコントロール、およびその他の重要な身体機能に重要な役割を果たしています。 最も重要な性ステロイドホルモンには、以下のものがあります。 * エストロゲン女性らしさの二次性徴の発達と維持、月経周期の調節、妊娠と授乳に関与しています。 * プロゲステロン妊娠の維持、乳腺の発達と維持に関与しています。 * テストステロン男性らしさの二次性徴の発達と維持、筋肉量の増加、精子の産生に関与しています。 性ステロイドホルモンは、胎盤や副腎からも分泌されます。胎盤から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンは、妊娠の維持に重要です。副腎から分泌されるテストステロンは、男性と女性の両方の体内で重要な役割を果たしています。 性ステロイドホルモンは、健康的な身体機能に不可欠なホルモンです。しかし、性ステロイドホルモンの過剰や不足は、様々な健康問題を引き起こすことがあります。