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眼科

看護師に必須の用語『眼圧』とは

眼圧とは、房水の循環によって常に一定に保たれる眼球内の圧力のことです。房水とは、眼球の前面にある角膜と水晶体の間に存在する液体のことです。房水は、毛様体という組織で作られ、角膜と水晶体の間に流れ出します。房水は、眼球内の圧力を一定に保ち、角膜と水晶体の形状を維持しています。眼圧は、通常10~21mmHg(水銀柱ミリメートル)です。眼圧が高くなると、眼球内の圧力が高まり、視神経が圧迫されて視野が狭くなったり、最悪の場合には失明に至ることもあります。眼圧が低くなると、眼球内の圧力が低くなり、眼球が萎縮して視力障害が起こることもあります。眼圧は、眼科医によって定期的に測定されます。眼圧が高い場合は、点眼薬や手術によって治療が行われます。
精神科

看護師に必須の用語『気質』の理解

気質とは、遺伝的・先天的・生物学的に動物(ヒトを含む)に生まれつき備わっている、行動特性(刺激への反応の傾向)のことである。特に感情的な反応の傾向(ex. 怒りやすい、不安が強い)を気質ということが多い。 気質は、性格とは異なり、後天的な経験や環境によって変化することはない。しかし、気質は性格形成に大きな影響を与えると言われている。 気質は、大きく4つのタイプに分類される。 ・胆汁質活動的で衝動的なタイプ ・多血質社交的で楽観的なタイプ ・粘液質冷静で慎重なタイプ ・憂鬱質内向的で悲観的なタイプ この4つの気質は、それぞれに長所と短所がある。例えば、胆汁質の人は、活動的で積極的な性格だが、衝動的で短気な傾向がある。多血質の人は、社交的で明るい性格だが、おしゃべりすぎたり、軽薄な印象を与えてしまうことがある。粘液質の人は、冷静で慎重な性格だが、優柔不断で行動が遅い傾向がある。憂鬱質の人は、内向的で思慮深い性格だが、悲観的で消極的な傾向がある。 気質は、性格形成に大きな影響を与えるが、後天的な経験や環境によって変化することはない。そのため、自分の気質を知り、長所を伸ばし、短所を克服することが大切である。
脳・神経

看護師に必須の用語『灰白質』

灰白質とは、神経細胞の細胞体が集合している領域のことです。脊髄の断面を見ると、脳室につながる中心管が中央に存在し、その周囲を囲んでいる「H」の形をした部分が灰白質です。大脳皮質や小脳皮質、脳幹、脊髄など、中枢神経系のさまざまな部分に存在しています。灰白質は、神経細胞の細胞体や樹状突起、シナプスなどの神経細胞の構造に加えて、毛細血管やグリア細胞など、神経細胞をサポートする細胞も含まれています。灰白質は、脳や脊髄の中で情報を処理する重要な役割を果たしています。
消化器

看護師に必須の用語『肝硬変』

肝硬変とは、肝臓が炎症を繰り返し、線維組織(コラーゲン)が増える病気です。それにより、肝臓の機能が低下し、さまざまな症状や合併症が現れます。 肝硬変は、肝臓の慢性的な炎症が原因で起こります。慢性的な炎症は、肝臓の細胞を損傷し、線維組織が産生されます。線維組織は、肝臓の正常な組織を置き換え、肝臓の機能を低下させます。 肝硬変は、肝臓の機能を低下させるだけでなく、さまざまな合併症を引き起こすことがあります。合併症には、以下のものがあります。 * 黄疸(皮膚や眼の白目が黄色くなる) * 腹水(腹部に水が溜まる) * 肝性脳症(肝臓の機能が低下して、脳に影響が出る) * 門脈圧亢進症(肝臓から心臓に戻る血流が滞る) * 食道静脈瘤(食道に静脈瘤ができる) * 肝臓がん 肝硬変は、重症化すると命に関わる病気です。早期発見・早期治療が大切です。肝硬変の症状や合併症が現れたら、すぐに医師の診察を受けましょう。
整形外科

看護師が知っておくべき「鵞足炎」

鵞足炎の原因は主に膝への負担が挙げられます。陸上競技やサッカーなど、膝をよく使う競技を行っていたり、X脚であったりすると鵞足炎になりやすいと言われています。また、長時間立ちっぱなしや歩きすぎ、階段の上り下りなども鵞足炎の原因となる場合があります。 鵞足炎は、膝の使いすぎや、膝への負担が大きい動作を繰り返すことで起こることが多いです。例えば、ランニングやサッカーなどのスポーツをする人や、長時間立ち仕事をする人などに多く見られます。また、膝の関節が緩い人や、X脚やO脚の人も、鵞足炎になりやすい傾向があります。
皮膚科

看護師が知っておくべき肝斑とは?

肝斑とは、主に頬骨に沿って、顔面に左右対称に見られる色素斑(しみ)のことです。生殖機能を持つ女性の10人に1人が悩んでいるとも言われており、特に妊娠中や更年期に増悪することが知られています。肝斑は、メラニンが過剰に生成されることで起こるため、紫外線やホルモンバランスの乱れが主な原因と考えられています。また、肝機能障害が原因で起こると誤解されることがありますが、肝斑と肝機能障害は直接関係ありません。
消化器

駆風浣腸について知ろう!お腹のガス解消に効果的な浣腸法

駆風浣腸とは、腸内ガス(おなら)の排出を起こすことで、排便を促し、腹痛や腹部膨満、悪心を緩和する浣腸である。ガス抜きともいう。自力でガスの排泄ができない患者に対して行い、腹部の膨満を和らげることができる。駆風浣腸は、主に手術前、分娩前、腸閉塞の治療などに用いられる。 駆風浣腸には、様々な種類がある。最も一般的なのは、石鹸水とグリセリンの混合物を使用した浣腸である。また、重炭酸ナトリウムと水、または水酸化マグネシウムと水を使用した浣腸もある。 駆風浣腸は、一般的に安全な処置であるが、まれに副作用を引き起こすことがある。最も一般的な副作用は、腹部の不快感や痛みである。また、駆風浣腸後に下痢を起こす患者もいる。
呼吸器

看護師必見!換気モードの基本知識とその種類

換気モードとは、人工呼吸器の設定を指し、患者の呼吸をどのように補助するかによって分類されます。人工呼吸器は、患者の呼吸を補助したり、完全に代替したりする医療機器です。換気モードは、患者の呼吸状態や病態に合わせて選択されます。換気モードは大きく分けて、強制換気モードと補助換気モードの2種類に分類されます。強制換気モードは、人工呼吸器が患者の呼吸を完全に代替するモードです。補助換気モードは、人工呼吸器が患者の呼吸を補助するモードです。補助換気モードには、持続的陽圧換気(CPAP)、気道内陽圧換気(IPPV)、二相性陽圧換気(BIPAP)などがあります。
皮膚科

看護師に必須の用語『痂皮』とその役割

痂皮とは、皮膚が損傷したとき、その部位の表面から浸出した血漿や炎症細胞、壊死塊などの血液成分が固まったものをさします。いわゆる瘡蓋(かさぶた)のことです。傷口の止血や保護、細菌や異物の進入を防ぐ役割があります。 痂皮は、傷口が治癒するにつれて自然に剥がれ落ちます。しかし、痂皮が厚く硬くなると、傷口の治癒を遅らせてしまうことがあります。そのため、痂皮が厚く硬くなっている場合は、無理に剥がさずに、軟膏やワセリンなどを塗って柔らかくしてから剥がすようにしましょう。 痂皮が剥がれた後は、傷口を清潔に保つことが大切です。傷口を水で洗い流したり、消毒液で消毒したりしましょう。また、傷口を保護するために、絆創膏などを貼っておくとよいでしょう。
救急・ICU

肝機能障害とは?看護師が知っておきたい病態と原因

肝機能障害とは、さまざまな原因により肝臓の機能に異常が起きた状態である。肝臓は、体内で解毒、代謝、タンパク質の合成、胆汁の生成など、さまざまな重要な働きをしている。肝機能障害が起こると、これらの働きが低下し、さまざまな症状が現れる。 肝機能障害の原因には、ウイルス感染、アルコール性肝障害、脂肪肝、自己免疫性肝疾患、遺伝性肝疾患などがある。ウイルス感染による肝機能障害には、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎などがある。アルコール性肝障害は、長期間にわたって大量のアルコールを摂取することで起こる肝機能障害である。脂肪肝は、肝臓に脂肪が蓄積することで起こる肝機能障害である。自己免疫性肝疾患は、免疫システムが肝臓を攻撃することで起こる肝機能障害である。遺伝性肝疾患は、遺伝子の異常によって起こる肝機能障害である。 肝機能障害の症状には、黄疸、倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛、下痢、尿の色の変化、便の色の変化などがある。黄疸は、肝臓で産生されるビリルビンの血中濃度が上昇することで起こる症状で、皮膚や粘膜が黄色くなる。倦怠感は、疲れやすさやだるさのことである。食欲不振は、食欲が低下することである。悪心・嘔吐は、吐き気や嘔吐のことである。腹痛は、腹部の痛みである。下痢は、便がゆるくなることである。尿の色の変化は、尿の色が濃くなることである。便の色の変化は、便の色が淡くなることである。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいて欲しい過敏症の知識

過敏症とは、薬剤や食品などによって、通常では示さない有害な症状を来すことである。アレルギー疾患と同義である。過敏症は、Ⅰ型からⅣ型までの4種類に分類される。 Ⅰ型過敏症は、即時型過敏症とも呼ばれ、アレルゲンが体内に侵入するとすぐに症状が現れる。症状としては、鼻汁、鼻づまり、くしゃみ、結膜炎、目の掻痒感などがある。 Ⅱ型過敏症は、細胞傷害型過敏症とも呼ばれ、アレルゲンが細胞に結合すると、細胞が破壊されて症状が現れる。症状としては、貧血、血小板減少症、顆粒球減少症などがある。 Ⅲ型過敏症は、免疫複合体型過敏症とも呼ばれ、アレルゲンと抗体が結合して免疫複合体を形成すると、免疫複合体が血管壁に沈着して炎症を起こす。症状としては、関節炎、腎炎、血管炎などがある。 Ⅳ型過敏症は、遅延型過敏症とも呼ばれ、アレルゲンが体内に侵入してから数日後に症状が現れる。症状としては、接触性皮膚炎、薬疹、結核反応などがある。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい過活動膀胱の基礎知識

過活動膀胱とは、尿意切迫感(急に尿がしたくなり我慢が難しいこと)を有し、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などの症状を伴う機能障害です。ただし、膀胱がん、膀胱炎、間質性膀胱炎、子宮内膜症、前立腺がん、前立腺炎、尿道炎、尿閉、多尿、心因性の頻尿などはこれに含めません。 過活動膀胱は、尿を貯める膀胱の機能がうまく働かなくなることで起こります。膀胱に尿が少ししかたまっていないのに、尿意を感じたり、尿漏れを起こしたりします。過活動膀胱は、男性よりも女性に多く、加齢とともにその割合が高くなります。 過活動膀胱の症状は、人によってさまざまですが、頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁などがあります。頻尿とは、1日に8回以上排尿することです。夜間頻尿とは、夜間に2回以上排尿することです。尿意切迫感とは、急に尿がしたくなり我慢が難しいことです。切迫性尿失禁とは、尿意を感じてからトイレに行く間に尿が漏れてしまうことです。 過活動膀胱の原因は、はっきりとはわかっていません。しかし、神経系の異常、膀胱の筋肉の弱さ、加齢、肥満、喫煙、アルコール摂取、カフェイン摂取などが関係していると考えられています。 過活動膀胱の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。軽症の場合は、生活習慣の改善だけで症状が軽くなることもあります。中症から重症の場合は、薬物療法や手術療法が行われます。
小児科

看護師必須用語「カウプ指数」とは?

カウプ指数とは、生後3か月から5歳までの乳幼児に対して、肥満や、やせなど発育の程度を表す指数である。成人で使用されるBMIと同じ計算法であるが、判定基準が異なる。カウプ指数は、体重と身長から算出される。計算式は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)である。カウプ指数の判定基準は、以下の通りである。 ・15.5以上肥満 ・13.5~15.4過体重 ・11.0~13.4普通体重 ・8.5~10.9やせ ・8.4以下低体重 カウプ指数は、乳幼児の栄養状態を評価するのに有用な指標である。肥満や、やせなど発育の異常を早期に発見することで、適切な栄養指導や治療を行うことができる。
血液・造血

看護師必見!顆粒球とは何か?

顆粒球とは、白血球のうち骨髄系の細胞の一つであり、細胞質内に豊富な顆粒(殺菌作用のある成分)を有することを特徴とする。顆粒球は好中球、好酸球、好塩基球の3種類に分類される。 顆粒球は、骨髄で産生され、血液中を循環して全身の組織や臓器に分布する。顆粒球の主な役割は、細菌やウイルスなどの感染症の原因となる異物を貪食して殺菌することである。また、顆粒球は炎症反応にも関与しており、炎症部位に集まって炎症物質を放出する。 顆粒球の3種類である好中球、好酸球、好塩基球は、それぞれ異なる機能を持っている。好中球は、顆粒球の中で最も数多く存在しており、細菌やウイルスなどの感染症の原因となる異物を貪食して殺菌する役割を担っている。好酸球は、寄生虫やアレルギー反応に関与しており、寄生虫を殺したり、アレルギー反応を抑えたりする役割を担っている。好塩基球は、アレルギー反応や炎症反応に関与しており、ヒスタミンやヘパリンなどの炎症性物質を放出する役割を担っている。
消化器

看護師に知っておきたい下腹部痛の基礎知識

下腹部痛の定義とは 下腹部痛とは、下腹部の痛みを指します。下腹部とは、お腹の最も下にある部分で、骨盤腔内に位置しています。下腹部には、膀胱、直腸、生殖器など、さまざまな臓器が詰まっています。下腹部痛の原因は、これらの臓器のいずれかに問題がある場合が多いです。 下腹部痛の症状は、痛み以外にも、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、排尿痛、排便痛などがあります。また、女性の場合、月経痛や子宮内膜症などの婦人科系の疾患が原因で、下腹部痛が起こることもあります。 下腹部痛の原因を特定するためには、医師による診察が必要です。医師は、患者の症状や病歴を聞き取り、身体検査を行います。また、必要に応じて、血液検査や尿検査、画像検査などの検査を行います。 下腹部痛の原因が特定できれば、それに応じた治療が行われます。例えば、膀胱炎の場合は抗菌薬を服用し、子宮内膜症の場合はホルモン療法を行います。また、痛みを緩和するために、鎮痛剤を服用することもあります。
小児科

カンガルーケアの重要性

カンガルーケアとは、出産後すぐに、新生児を母親の素肌(裸の乳房)に抱き、対面・保育する方法です。早産児に対するカンガルーケアが、医療行為として考えられているのに対し、正期産後のカンガルーケアは、分娩後のよりよい母子の愛着関係を進めるためのケアとして推奨されます。ただし、必須のものではなく、目的が母子関係の強化や確立であるため、児にとっての安全が何よりも求められます。 カンガルーケアは、母親の胸に直接新生児を乗せることにより、新生児が母親の体温を維持し、呼吸を安定させ、体重を増やすのに役立ちます。また、母乳分泌が増加し、母乳保育の期間が長くなることが知られています。さらに、カンガルーケアは、母親と新生児の愛着を深めるのに役立ち、母親の未熟児出産による喪失感の克服にも役立ちます。
感染

看護師に必須の用語『感冒』

感冒とは、自然に寛解するウイルス感染症であり、その多くは咳・鼻汁・咽頭痛といった多くの症状を呈するウイルス性上気道炎のことを指しています。感冒は、風邪や鼻かぜとも呼ばれ、毎年冬季に流行する疾患です。感冒の原因となるウイルスには、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、ライノウイルスなどがあります。これらのウイルスは、空気感染や接触感染によって人から人へと感染します。感冒の潜伏期間は2~3日で、症状は通常1週間前後続きます。感冒の症状は、咳、鼻汁、咽頭痛、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などです。感冒の治療法は、対症療法が中心です。解熱剤や鎮痛剤、咳止め薬、鼻水止め薬などが使用されます。感冒を予防するためには、手洗いを励行し、マスクを着用し、十分な休息をとることが大切です。
脳・神経

看護師が知っておくべき観念運動失行

観念運動失行とは、自発的な運動であれば可能であるが、口頭指示や模倣による習慣的な運動や簡単な動作(身振りなど)が再現できないことを指す。すでに習得されている動作が障害される「失行」の一つである。具体的には、「さようならと手を振ってください」「歯を磨くまねをして下さい」といった指示に対して、頭では理解しているのに実行できないことが挙げられる。左縁上回の障害によって起こる(高次脳機能障害)。観念失行と合わせて検査が必要である。
組織・制度

介護老人保健施設とは?その機能と役割

介護老人保健施設の目的は、在宅療養が困難な高齢者に対し、看護、リハビリテーション、介護などのサービスを提供し、在宅復帰を目指すことです。介護老人保健施設では、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士などの専門スタッフがチームを組んで、利用者の状態に合わせて個別ケアプランを作成し、提供しています。 介護老人保健施設のサービス内容は、大きく分けて以下のようなものがあります。 * 看護 * リハビリテーション * 介護 * 食事 * 入浴 * 排泄介助 * 日常生活支援 * レクリエーション 介護老人保健施設は、在宅療養が困難な高齢者にとって、必要なサービスを受けられる場所です。利用者は、介護老人保健施設でリハビリテーションを受けながら、在宅復帰を目指しています。
その他

看護師に必須の用語『カルチ』について

カルチという言葉は、カルシノーマの略語であり、上皮細胞由来の悪性腫瘍を指す医学用語です。上皮細胞とは、体の表面や内腔を覆う細胞であり、皮膚、粘膜、臓器の表面などに存在します。カルチは、上皮細胞ががん化し、増殖して腫瘍を形成した状態です。 カルチは、がんの中でも最も頻度の高いタイプであり、世界中で毎年数百万人が発症しています。カルチには、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がん、子宮がん、卵巣がん、腎臓がん、膀胱がん、メラノーマなど、さまざまな種類があります。 カルチの症状は、腫瘍の部位や大きさによって異なりますが、腫瘍が大きくなったり、転移したりすると、痛み、出血、体重減少、疲労感、食欲不振、悪心、嘔吐などの症状が現れることがあります。カルチの診断は、問診、身体検査、画像検査、組織検査などによって行われます。カルチの治療法は、腫瘍の部位、大きさ、転移の有無、患者の年齢や全身状態などによって異なりますが、手術、放射線療法、化学療法、分子標的薬、免疫療法などが行われます。
眼科

眼球偏位:その原因と対処法

眼球偏位の原因は、外傷、斜視、斜位、頭蓋内疾患、外眼筋異常(肥大、萎縮)、眼窩炎症、動眼神経麻痺、外転神経麻痺など多岐にわたります。外傷の場合、眼窩底骨折や眼窩内出血などが原因で眼球が押し出されて偏位することがあります。斜視は、生まれつきの目の位置異常で、片方の目が内側または外側に寄っている状態です。斜位は、目の位置が上下にずれている状態です。頭蓋内疾患では、脳腫瘍や脳卒中などが原因で眼球を動かす神経が麻痺して、眼球が偏位することがあります。外眼筋異常では、外眼筋が肥大したり萎縮したりすることで、眼球が偏位することがあります。眼窩炎症では、眼窩内の炎症によって眼球が押し出されて偏位することがあります。動眼神経麻痺では、動眼神経が麻痺して、眼球を内側に動かすことができなくなります。外転神経麻痺では、外転神経が麻痺して、眼球を外側に動かすことができなくなります。
呼吸器

看護師に必須の用語『過換気症候群』とは

過換気症候群とは、呼吸が速くなりすぎてしまう病気です。呼吸が速くなりすぎると、体内の二酸化炭素濃度が下がり、さまざまな症状が現れます。過換気症候群の主な症状は、息切れ、動悸、めまい、胸痛、手足のしびれ、脱力感などです。過換気症候群は、ストレス、不安、疲労、睡眠不足、カフェインの過剰摂取などが原因で起こることが多いです。過換気症候群は、命に関わる病気ではありませんが、症状が強い場合は、医療機関を受診することが大切です。過換気症候群の治療は、原因となっているものを取り除くことが大切です。また、呼吸法を身につけたり、リラックス法を身につけたりすることも有効です。
組織・制度

看護師に必須の用語『感染リンクナース』

感染リンクナースは、感染対策の専門知識を持った看護師です。患者と家族、および医療従事者を医療関連感染から守るために、各部署に配置されます。感染制御チーム(ICT;Infection Control Team)や、専従あるいは専任の感染管理認定看護師らの指導のもと病棟などに配置され、以下の仕事を行います。 ・専従あるいは専任の感染管理認定看護師らとの協働・連携 ・病棟での情報収集、上部組織との情報共有 ・病棟での教育・啓蒙・改善活動を行う ・サーベイランスへの参加 感染リンクナースは、感染対策のスペシャリストとして、医療機関の感染対策の向上に大きく貢献しています。
脳・神経

看護師に必須の用語「観念失行」とは?

観念失行とは、失行の一種で、物の名前や用途は説明できるのに、慣れているはずの物の使用、日常の一連の動作を順序正しく行えないのが特徴です。歯ブラシを見せて「これは何ですか?」と質問すると「歯を磨くものです」と答えるにもかかわらず、「使ってみてください」というと耳に入れようとしたりします。優位半球(多くは左半球)、または頭頂葉に障害が起きると生じる(高次脳機能障害)です。アルツハイマー病でも同様の症状を示すことがあります。 観念失行は、高次脳機能障害の一種で、脳の損傷によって生じます。高次脳機能とは、言語、記憶、注意、実行機能など、複雑な認知機能のことを指します。観念失行の場合、脳の損傷によって、物体の使用方法や動作の順序を理解することが困難になります。そのため、慣れているはずの物を使ったり、動作をしたりすることができなくなります。 観念失行の症状は、人によってさまざまです。軽度の場合、物の使い方を忘れたり、動作の順序を間違えたりすることがあります。重度の場合、全く物を使えなくなったり、動作ができなくなったりすることがあります。また、観念失行は、言語障害や記憶障害を伴うこともあります。 観念失行の治療法は、脳の損傷を回復させることはできません。しかし、リハビリテーションによって、症状を軽減することができる場合があります。リハビリテーションでは、物体の使用方法や動作の順序を再学習したり、代償手段を身につけたりします。