看護師業界ウォッチャー

その他

看護師が知っておきたいスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などで、採った血液や尿を入れる試験管のことです。管の先が細くなっている形状のものが多いです。採った血液や尿は、スピッツのまま遠心分離器などにかけて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるため、あらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるため、解糖阻止剤の入っているスピッツなどがあります。そのほかにも、常温用・冷蔵用・凍結用など多様なスピッツがあり、検査項目ごとに使い分けられます。
看護技術

看護師に欠かせない用語『血圧』

血圧とは、血液が血管内を移動(血流)する際に、血管壁が受ける血液からの圧力のことである。臨床現場では血圧は動脈血圧を指し、静脈内の圧は静脈圧と呼んで区別している。血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗を用いて計算し測定することができる。 血圧は、体のさまざまな器官や組織に血液を送り、酸素や栄養素を供給するために必要な圧力である。血圧が低すぎると、体の組織に十分な血液が送られず、酸素や栄養素が不足して、さまざまな症状を引き起こす。逆に、血圧が高すぎると、血管壁に負担がかかり、動脈硬化や脳卒中などの疾患を引き起こす。 血圧は、年齢、性別、運動状態、ストレスなどによって変動する。また、薬物や食事などの影響を受けることもある。血圧を適切に管理するためには、定期的に血圧を測定し、必要に応じて医師の指示に従って治療を受けることが大切である。
その他

看護師に必須の用語『慢性期』について

慢性期とは、病状は比較的安定しているが、治癒が困難で病気の進行は穏やかな状態が続いている時期のことである。慢性期には、再発予防や身体機能の維持・改善を目指しながら、長期的な看護、治療を行っていく必要がある。慢性期は、急性期に比べて、病状が安定しているため、患者の生活の質を維持することができる。しかし、慢性期は、長期間にわたって続くため、患者の精神的な負担が大きくなることがある。慢性期には、患者の精神的なケアも重要である。
脳・神経

バレー徴候とは?

バレー徴候とは、手足の軽い麻痺(錐体路障害)を見出す検査の際に、麻痺を起こした上下肢に認める症状のことである。本検査はバレー試験と呼ばれ、脳梗塞、脳出血、その他の錐体路障害を来す疾患を調べる目的で行われる。 バレー徴候は、フランスの神経学者ジャン=アントワーヌ・バレーが1890年に発表した論文で初めて報告された。バレーは、脳卒中を患った患者を診察している際に、麻痺を起こした手足を動かそうとすると、反対側の手足が不随意に動くことに気づいた。この現象は、バレー徴候と呼ばれ、錐体路障害の重要な徴候とされている。 バレー徴候は、錐体路障害を来す疾患の診断に有用である。錐体路は、脳と脊髄を結ぶ神経線維であり、運動や感覚を制御している。錐体路が障害されると、運動麻痺や感覚障害が生じる。バレー徴候は、錐体路障害の程度を評価するために使用されることが多い。 バレー徴候は、脳卒中、脳出血、外傷性脳損傷、脊髄損傷、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症などの疾患でみられる。バレー徴候がみられた場合は、錐体路障害を来す疾患が疑われるため、詳細な検査が必要である。
アレルギー・膠原病

看護師の基礎知識 肉芽腫

肉芽腫は、感染症、外傷、自己免疫疾患など、さまざまな原因で発生する可能性があります。最も一般的な原因は、結核菌、真菌、寄生虫などの感染症です。外傷や手術による組織の損傷によっても、肉芽腫が生じることがあります。また、自己免疫疾患であるクローン病や関節リウマチでも、肉芽腫が形成されることがあります。 肉芽腫は、その部位や原因によって、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。肺に肉芽腫が形成されると、咳、息切れ、胸痛などの症状が現れることがあります。肝臓に肉芽腫が形成されると、黄疸、腹痛、倦怠感などの症状が現れることがあります。皮膚に肉芽腫が形成されると、発赤、腫れ、痛みなどの症状が現れることがあります。
呼吸器

看護師が知っておきたいPAO2とは?

PAO2(肺胞気酸素分圧)とは、肺胞内の酸素の分圧を表す指標です。単位はTorrまたはmmHgで、日本ではTorrが使用されます。PAO2は、大気圧、飽和水蒸気圧、吸入酸素濃度、動脈血二酸化炭素分圧、呼吸商などから計算されます。 PAO2は、肺胞のガス交換の状態を示すA-aDO2(肺胞気動脈血酸素分圧較差)を計算する際に有用です。A-aDO2は、肺胞に流れ込む酸素の分圧と肺胞内の実際の酸素の分圧の差を示しています。理想の値は0ですが、現実は解離があり、正常値は5~15 Torrです。 A-aDO2が15 Torr未満の場合、肺胞でのガス交換には問題がないことを示します。この場合は、換気が少ないこと(肺胞低換気)による肺胞での酸素不足による低酸素血症を想起します。 A-aDO2が20 Torrを超える場合、肺胞でのガス交換に障害があることを示します。障害は、拡散能低下、シャント、換気-血流(VA/Q)不均衡の3つに分けられます。
検査・診断

ウロフロ検査とは?看護師が知っておきたい基礎知識

ウロフロ検査とは、ウロフロメトリー検査の略であり、尿の流出量と流出速度を測定する検査です。尿失禁や排尿困難などの症状の原因を調べるために実施されます。 検査は、膀胱に尿管を通して専用の器具を挿入し、尿の出方を観察しながら測定します。検査中は、尿意を感じたらすぐに排尿してもらい、その時の尿の量と流出速度を測定します。また、排尿後に残っている尿の量も測定します。 検査結果は、尿失禁や排尿困難の原因を特定するのに役立ちます。また、治療の効果を評価するためにも用いられます。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!クッシング症候群とは

クッシング症候群とは、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されることで起こる症候群であり、副腎過形成、副腎腫瘍、下垂体腺腫などが原因となる。 クッシング症候群は、男性よりも女性に多く、発症年齢は30~50歳代がピークである。症状としては、満月様顔貌、中心性肥満、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、筋肉萎縮、易疲労感、月経異常などが挙げられる。 クッシング症候群の原因として、副腎過形成、副腎腫瘍、下垂体腺腫などが挙げられる。副腎過形成とは、副腎が肥大してコルチゾールの分泌が過剰になる疾患であり、副腎腫瘍とは、副腎に腫瘍が発生してコルチゾールの分泌が過剰になる疾患である。下垂体腺腫とは、下垂体に腫瘍が発生して副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が過剰になる疾患であり、ACTHの過剰分泌によって副腎が刺激されてコルチゾールが過剰に分泌される。 クッシング症候群の診断は、血液検査、尿検査、画像検査などによって行われる。血液検査では、コルチゾール値の上昇、尿検査では、コルチゾール排泄量の増加が認められる。画像検査では、副腎過形成、副腎腫瘍、下垂体腺腫などの病変が認められる。 クッシング症候群の治療は、原因によって異なる。副腎過形成の場合は、副腎を摘出する手術が行われる。副腎腫瘍の場合は、腫瘍を摘出する手術が行われる。下垂体腺腫の場合は、腫瘍を摘出する手術が行われるか、放射線治療が行われる。
略語

看護師に必須の用語『Rx』とその意味

「Rxの使用例」 処方箋にRxが使用されている例を以下に示す。 「患者に薬を処方する際には、処方箋に薬の名前、用量、用法を記載する必要がある。処方箋には、通常、患者氏名、年齢、性別、病名、医師名、日付、薬の名前、用量、用法、薬の形状、用法、回数、服用回数、期間、注意書き(副作用など)、医師の署名などが記載されている。 薬の名前は、薬の一般名または商品名で記載される。一般名は、薬の成分名であり、商品名は、薬のブランド名である。薬の用量は、薬の量であり、用法は、薬の飲み方である。薬の形状は、錠剤、カプセル、シロップ、散剤などである。用法は、1日1回、1日2回、1日3回などである。回数は何錠飲むかであり、期間は薬をどれくらい飲むかである。注意書きには、薬の副作用や飲み合わせの注意などが記載されている。医師の署名は、処方箋を発行した医師の署名である。 処方箋は、薬局に持っていくと、薬剤師が薬を調剤してくれる。薬剤師は、薬の量や用法を間違えないように、注意しながら調剤してくれる。薬剤師は、薬を調剤した後、患者に薬の説明をしてくれる。患者は、薬剤師の説明をよく聞いて、薬を正しく服用するようにする必要がある。」
循環器

【マルファン症候群】看護師が知っておきたい基礎知識

マルファン症候群とは、結合組織の障害により種々の症状を呈する先天性の遺伝疾患である。遺伝子変異によってコラーゲンの異常が生じ、心臓、血管、肺、眼などの臓器に様々な症状が現れる。マルファン症候群の有病率は1万人あたり3~5人とされ、男性と女性で同じ頻度で発症する。この症候群は、1896年にフランスの医師アントナン・マルファンによって初めて報告された。 マルファン症候群の主な症状としては、次のようなものがある。 * 心臓弁膜症(大動脈弁閉鎖不全症、僧帽弁閉鎖不全症など) * 大動脈瘤 * 大動脈解離 * 肺気腫 * 自然気胸 * 水晶体脱臼 * 網膜剥離 * 緑内障 * 脊椎側弯症 * 胸郭変形(鶏胸、漏斗胸など) * 手足の指が長い(クモ指、クモつま先) * 関節の過可動性 * 筋肉の低緊張 * 体格が細く、身長が高い マルファン症候群の治療は、症状に合わせて行われる。心臓弁膜症や大動脈瘤などの合併症がある場合は、手術が必要となることもある。また、肺気腫や自然気胸などの呼吸器系の合併症がある場合は、薬物治療やリハビリテーションが行われる。マルファン症候群は、適切な治療を行うことで、寿命を延ばすことができる。
脳・神経

看護師必須の用語『神経毒』とは?

神経毒とは、摂取すると神経細胞に作用する毒のことである。ヘビやクモなどの生物が防御のために使用する毒に多いほか、植物に含まれるものもある。摂取した場合、しびれや筋肉の麻痺、呼吸困難などの症状が急速に現れる。神経毒にはテトロドトキシンやスロトキシンなどがあり、毒によって作用する部位が異なる。 神経毒は、神経細胞に直接作用したり、神経伝達物質の産生や放出を阻害したり、神経細胞のイオンチャネルを阻害したりすることで神経系を障害する。神経毒には、テトロドトキシン、スロトキシン、ボツリヌストキシン、サキシトキシン、シガトキシンなどがある。 テトロドトキシンは、フグやアンコウなどの魚類に含まれる神経毒である。テトロドトキシンは、ナトリウムチャネルを阻害し、神経細胞の興奮を阻止する。スロトキシンは、サソリに含まれる神経毒である。スロトキシンは、カリウムチャネルを阻害し、神経細胞の興奮を促進する。ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌が産生する神経毒である。ボツリヌストキシンは、アセチルコリン放出を阻害し、筋肉の麻痺を引き起こす。 サキシトキシンは、貝類に含まれる神経毒である。サキシトキシンは、ナトリウムチャネルを阻害し、神経細胞の興奮を阻止する。シガトキシンは、サンゴ礁に住むプランクトンに含まれる神経毒である。シガトキシンは、神経細胞のイオンチャネルを阻害し、神経細胞の死を引き起こす。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ウェゲナー肉芽腫症』とその特徴

ウェゲナー肉芽腫症(WG)とは、複数の臓器に炎症や破壊を起こすまれな自己免疫疾患です。耳、眼、鼻、上気道、肺、腎臓などのさまざまな臓器に影響を与える可能性があります。 WGには、3つの主要な特徴があります。 1. 壊死性肉芽腫肉芽腫とは、免疫細胞が組織に集まって形成される小さな炎症の塊です。壊死性肉芽腫とは、肉芽腫が細胞や組織が死んでしまう壊死を伴っているものです。WGでは、壊死性肉芽腫が肺や腎臓などの臓器にできます。 2. 巣状分節性壊死性または半月体形成性糸球体腎炎これは、腎臓の小さな血管である糸球体の炎症です。巣状分節性壊死性または半月体形成性糸球体腎炎では、糸球体が損傷を受けて尿漏れを起こし、腎機能が低下します。 3. 全身の動脈炎動脈炎とは、動脈の炎症です。WGでは、中・小動脈の炎症が発生することが多く、これは組織や臓器への血流を妨げることができます。 WGの症状は、発症する臓器によって異なります。一般的な症状としては、以下のものがあります。 * 疲労 * 発熱 * 体重減少 * 関節痛 * 筋肉痛 * 発疹 * 鼻づまり * 副鼻腔の痛み * 目の痛みや充血 * 咳 * 息切れ * 血尿 * タンパク尿 WGは、特定の血液検査や生検などの検査によって診断されます。治療法は、症状と病気の重症度によって異なりますが、一般的にはステロイド薬やその他の免疫抑制剤を使用します。
検査・診断

看護師に必須の用語『BMI』

-BMIとは?- BMI(Body Mass Index)とは、肥満の程度を測る尺度であり、体格指数とも呼ばれます。体重を身長の2乗で割って算出され、18.5~24.9が標準体重、25.0~29.9が肥満1度、30.0~34.9が肥満2度、35.0以上が肥満3度とされています。BMIは、肥満に関連する健康上のリスクを評価するために広く使用されています。BMIが高いほど、心臓病、脳卒中、糖尿病などのリスクが高くなります。また、BMIが高い人は、関節炎、睡眠時無呼吸症候群、一部の種類のがんになるリスクも高くなります。
産婦人科

看護師に必須の用語『乳腺』の意味と病気

乳腺とは、乳房の中で乳汁を産生する組織のことです。乳腺は、乳頭から広がる乳管と、乳管の末端にある乳腺小葉から構成されています。乳腺小葉は、乳汁を産生する細胞である乳腺上皮細胞と、乳汁を乳頭まで運ぶ乳汁排出管から構成されています。乳腺は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンによって調節されており、月経周期に応じて変化します。排卵期には、エストロゲンの影響で乳腺が成長し、乳管が拡張します。黄体期には、プロゲステロンの影響で乳腺がさらに成長し、乳汁を産生する準備を整えます。妊娠中は、プロラクチンの影響で乳腺がさらに成長し、乳汁を産生します。出産後は、プロラクチンの分泌が減少し、乳腺が萎縮します。
職種・資格

きゅう師について知ろう!資格取得方法や勤務先

きゅう師とは、鍼灸(しんきゅう)マッサージ師、または三療師(さんりょうし)とも呼ばれ、あん摩マッサージ指圧師とはり師の国家資格を3つとも取得した有資格者のことです。きゅう師は、もぐさを特定の部位の上で燃焼させ、痛みや凝りなどの不調を改善する施術を行います。きゅうの効果についてはまだ解明されていない点も多いですが、皮膚に近い筋肉だけでなく内臓などの皮膚から遠い部分にも作用し、不調を緩和させる効果が知られています。
眼科

眼球偏位:その原因と対処法

眼球偏位の原因は、外傷、斜視、斜位、頭蓋内疾患、外眼筋異常(肥大、萎縮)、眼窩炎症、動眼神経麻痺、外転神経麻痺など多岐にわたります。外傷の場合、眼窩底骨折や眼窩内出血などが原因で眼球が押し出されて偏位することがあります。斜視は、生まれつきの目の位置異常で、片方の目が内側または外側に寄っている状態です。斜位は、目の位置が上下にずれている状態です。頭蓋内疾患では、脳腫瘍や脳卒中などが原因で眼球を動かす神経が麻痺して、眼球が偏位することがあります。外眼筋異常では、外眼筋が肥大したり萎縮したりすることで、眼球が偏位することがあります。眼窩炎症では、眼窩内の炎症によって眼球が押し出されて偏位することがあります。動眼神経麻痺では、動眼神経が麻痺して、眼球を内側に動かすことができなくなります。外転神経麻痺では、外転神経が麻痺して、眼球を外側に動かすことができなくなります。
消化器

知っておきたい!看護師必須の用語『逆流性食道炎』

逆流性食道炎とは、胃食道逆流症(GERD)の一種で、酸性の胃内容物が食道や口腔内に逆流し、胸焼けなどを呈し、内視鏡検査で粘膜障害を認める状態のことです。GERDは、食道と胃の間に位置する下部食道括約筋(LES)が機能不全に陥り、胃の内容物が食道に逆流する状態です。逆流性食道炎は、GERDの中でも、食道の粘膜に炎症やびらんが生じている状態を指します。逆流性食道炎は、胸焼け、呑酸(呑み酸)、胸痛、咳嗽、咽頭痛、嗄声などの症状を引き起こします。また、逆流性食道炎が続くと、食道がんのリスクが高まることも知られています。
その他

看護師必須用語『NPPV』とは?

NPPVの長所と短所 NPPVの長所は、挿管せずに気道に陽圧をかけ換気をさせることができることである。これにより会話なども可能であり、鎮静剤などによる鎮静をかける必要がなくなる。ただし、短所はマスクの圧迫や押される空気による不快感などがある。マスクの圧迫が強すぎると顔面に皮膚潰瘍などを生じることもあるため、注意が必要である。 マスク装着の圧迫により顔面に皮膚潰瘍などを生じることもあるため、注意が必要である。
組織・制度

小児慢性特定疾患治療研究事業とは?

小児慢性特定疾患治療研究事業は、指定された小児慢性疾患の治療方法の研究や、患者の医療費負担の軽減などを目的とした事業です。この事業は、都道府県や指定都市、中核市が運営しており、対象となる疾患は、指定された疾患のリストに掲載されているものに限られています。 この事業の対象となる疾患は、長期にわたって治療が必要なものや、治療費が高額なものなど、患者の負担が大きいものが多いです。対象となる疾患のリストは、厚生労働省によって随時更新されており、現在では、約100の疾患が指定されています。 対象疾患の治療を受けるためには、あらかじめ医療費負担軽減のための申請を行う必要があります。申請が受理されると、医療費の自己負担額が一定額に軽減されます。軽減される自己負担額は、疾患によって異なります。 小児慢性特定疾患治療研究事業は、小児慢性疾患の治療費負担を軽減し、患者の生活をサポートするために重要な役割を果たしています。
呼吸器

肺がんとは?その定義と部位別死亡率

肺がんとは、気管支や肺胞の細胞ががん化した病気です。肺がんは、部位別で見ると、最も死亡率が高いがんです。大部分が上皮性の腫瘍であり、そのほとんどが気道粘膜上皮より発生します。肺がんには、大きく分けて、小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2つがあります。小細胞肺がんは、がん細胞が小さく、増殖が速いのが特徴です。非小細胞肺がんは、がん細胞が大きく、増殖が遅いのが特徴です。肺がんの症状としては、せき、痰、胸痛、呼吸困難、体重減少などがあります。肺がんの治療法としては、手術、化学療法、放射線療法などがあります。肺がんは早期発見、早期治療が重要です。肺がんの疑いがある場合は、すぐに医師を受診してください。
職種・資格

看護職にも知っておきたい『柔道整復師』

柔道整復師と医師は、どちらもケガや病気の治療に携わる専門家ですが、その役割や業務には違いがあります。柔道整復師は、骨や関節、筋肉などの損傷に対して、手技による整復や固定を行うことで治療を行います。一方、医師は、薬物や手術による治療を行うことができます。柔道整復師は、医師の同意のもと、保険請求が可能ですが、慢性的な肩こりや内臓疾患による腰痛や体の痛みの場合は、保険適用外となります。また、柔道整復師は、接骨院や整骨院を開業することができますが、医師は、病院やクリニックで勤務することが一般的です。柔道整復師と医師は、それぞれ異なる専門知識と技能を持っており、協力して患者さんの治療にあたることがあります。
救急・ICU

看護師に必須の用語『緊急室開胸手術』について

緊急室開胸手術とは、初療室等で実施される開胸手術のことである。救急室開胸手術ともいう。手術室まで移動出来ない、一刻をあらそう状態の重篤患者に対して行われる。 緊急室開胸手術は、心臓や肺、食道などの胸部の臓器が損傷した患者に対して行われる。交通事故、転落事故、刺傷、銃撃などの外傷によって胸部を損傷した場合や、心臓発作、肺塞栓症、大動脈解離などの病気によって胸部の臓器が損傷した場合に緊急室開胸手術が行われる。 緊急室開胸手術は、救急医や外科医によって行われる。救急医は、患者の状態を評価し、緊急室開胸手術の必要性を判断する。外科医は、緊急室開胸手術を実施し、損傷した臓器を修復する。 緊急室開胸手術は、救命率の低い手術である。しかし、緊急室開胸手術を受けることで、患者の救命率が高まる場合がある。
組織・制度

総合周産期母子医療センターを徹底理解

総合周産期母子医療センターとは、周産期(妊娠22週~生後1週間未満の期間)の母子を対象とした医療施設であり、周産期医療を充実し、高度な医療を適切に供給する体制を整備するため、厚生労働省によって整備が進められている施設である。 総合周産期母子医療センターには、周産期医療に特化した産婦人科、小児科、新生児科などの診療科があり、また、母子保健に関する相談や指導も行っている。また、周産期医療に特化した設備や機器を備えており、安心して出産や子育てができる環境が整っている。 総合周産期母子医療センターは、周産期医療の中核的な医療施設であり、地域の周産期医療を支えている。また、周産期医療に関する研究や教育も行っている。
整形外科

看護師が知っておきたい『二分脊椎』

潜在性二分脊椎とは、外観上は異常を認めず、気づかないまま成人になることが多い二分脊椎の一種です。レントゲンで椎弓の正中部に裂け目を確認できることがありますが、MRIで髄膜瘤を認めません。髄膜や神経組織の脱出を伴わないため、治療の対象となることはまずありません。 潜在性二分脊椎は、二分脊椎の中でも最も軽症型とされており、症状を伴わないことがほとんどです。しかし、まれに、腰痛や下肢痛、排尿障害などの症状が現れることがあります。また、水頭症や奇形を合併することがあります。 潜在性二分脊椎の治療は、症状に応じて行われます。症状のない場合は、定期的な経過観察が行われます。症状がある場合は、理学療法や装具療法、手術などが行われます。